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9章
7話 四回目の結婚式
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ベナール村周辺を唆してから二ヶ月弱が経った。
早いもので、こちらに召喚されてから一年だ。
こちらの一年は四百日なので、こちらの世界の暦とあちらの世界の暦とではズレがある。
そのズレを計算するのが面倒で、僕たちの誕生日はこちらの流儀に倣って、一月一日にした。
そんなわけで、僕は十八歳になったんだ。
今日は一月四日。
僕たちは今、大森林の北端付近にいる。
大森林南東から入って、時計回りに大森林の最外周を回り、半周とちょっと。予想より時間がかかった。
ダンジョンを勝手に討伐して、ベナール村方式で村民を唆し、ダンジョンコアを預ける。それだけだから、そんなに時間はかからないと思っていたんだけど、こちらの実力を教えるのに幼女を派遣してみたら、【土の勇者】の同類が増殖してしまい、入団希望者も増殖してしまった。
最終的に、面倒になったユリアーナが、彼らの記憶から幼女との楽しい? 記憶を削除したので、実際に入団したのはベナール村出身の五人の女性だけだ。
入団当初は問題ばかり起こしていた五人だが、ユリアーナに「わからせてあげなさい」と言われたのでベッドでわからせてあげたら大人しくなった。まあ、アレなエロフになっただけだけど。
しかし、僕は悪くない。ユリアーナに言われた通りにしただけだ。僕は悪くない。
ちなみに、巨乳エルフは未だ発見できていない。
「マゴイチ、いつまで現実逃避してるの?」
「ああ、巨乳エルフっていないのかなぁ、って」
ユリアーナのジト目を背中に感じる。
「結婚式の朝に考えること?」
そう。今日は結婚式。
大森林に入る前に三回目の結婚式を挙げたのに、もう四回目だ。
「マヒロとアサギリが、発情したマルレーンさんみたいな目をしてたわよ」
それはヤベェな。
「あーちゃんはともかく、真弘も?」
あーちゃんは何度も僕の寝室に突撃しているから、十八歳になるのを待ち侘びていただろう。けど、真弘はもう少し恋人気分を楽しんでいたいと考えていたんじゃないかと、勝手に思っていた。
「マヒロはムッツリだから」
ヘェ、そうなんだ。……って、思い起こしてみると、たしかにそんな感じだったな。
「そういえば、寝室を覗き見してるの、真弘は皆勤賞だったね」
「あの子、毎日覗いてんの?」
「あーちゃんは、ベッドの上で見学してるけどね」
見学どころか誘惑してくる。
「アサギリは、ストーカーと狂信者の中間くらいだからね」
それをなんと呼べばいいか、僕たちは知らない。
「氷雨さんは、どうしてる?」
「んー、表向きは普段通り」
それはそれで怖い。
「今回の結婚式は、九人だっけ?」
「そ。マヒロ、ヒサメ、ウミカ、アサギリと、ベナール村で拾ってわからせた五人」
「あ、そういえば、真弘って、いつの間にか料理班に転属してたのな」
僕の前では仮面を被っていなかったので、気づいたのは、つい先日だ。
てか、転属の書類に判子を押したはずなんだけど、覚えていない。
「ウミカも転属したわよ」
「教育班だよね。相談された」
教えられるのは水泳と歌だけなんだけど、子供たちと歌うのが楽しいから転属したい。でも、もっといろんなことを教えられるようになった方がいいのか、相談された。
海歌の転属願いにも玉璽をポンってしたはずなんだけど、覚えていない。
流れ作業のようにポンポンしてるからなぁ。
「ベナール村の五人は樹部隊でいいの?」
「ええ。とりあえず、緊縛エロフは一纏めにしておこうかと」
「……俺のせいじゃないからね」
「わからせてあげなさい」と言ったのはユリアーナだ。僕は言われた通りにわからせただけ。
「いや、マゴイチのせいでしょ」
「違いますぅ。俺はわからせただけですぅ。ユリアーナだって、ゾフィーアにマゾロリコンを量産させてんじゃん」
「違いますぅ。あいつらが変態なだけですぅ」
「あ、じゃあ、森人族は潜在的に変態だった、ってことで」
「それだ。全て森人族のせい」
なんだかんだで僕の現実逃避に付き合ってくれるユリアーナが好きだ。
「「……」」
居心地のいい空気に二人向き合って笑う。
「そんじゃあ、そろそろ戻りますか」
いつまでもこうしていたいけど、ウェディングドレスを着た花嫁が遠くで手を振っているので、無視し続けるわけにはいかない。
あれは……真弘? なんか目が怖いよ。
*
結婚式の会場は、普段は子供たちが遊んでいる広場だ。
見上げると、縁が謎技術で造った人工太陽がまばゆい光を放っている。
今回の結婚式の花嫁は九人。
ヴァージンロードの先導は、四回目もシンデルマイサー夫妻だ。
続く新婦の先頭は、薄いピンクのドレスを着た本田真弘。鼻息が荒い。
え? なに? ……ああ、初夜への期待でああなってるのか。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
真弘の後ろに続くのは白いドレスの雪白氷雨。てか、あのドレス、氷でできてんの? よくよく見ると、うっすら透けてるな。
それより、今日はいつも以上に目付きが悪い。どこかで町一つ虐殺してきた?
ん? ……えー、氷雨さんも初夜を待ち焦がれてたの?
でも、氷雨さんは、寝室を覗き見してたっけ? 一回か二回くらい見かけたけど……。
え? 抑えがきかなくなるから覗いてないだけ? 実際は、姉以上にエロに興味がある?
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
続いて、青いドレスの川端海歌が笑顔で手を振りながら入場する。
なんだか機嫌が良さそうだ。
海歌は寝室を一度も覗き見してないって言ってたから、前二人みたいにはなっていない。
なに? ……自分は経験豊富だから他の子みたいにはならないだろう、と高を括っている、と。ん? ……ほう。生意気言ってるから、やっちゃっていい、と? ほうほう。そう正妻様が仰るんだ。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
同級生ラストは、ほぼ下着みたいなドレスの小田原朝霧。
エッロいなぁ。ロクサーヌがデザインした新作? エッロいなぁ。
あーちゃんは性癖が歪んでしまったから、初夜に気が急いているんだろう。
なんせ、本人から「寝取られ最高」と言われてしまったから。
なんでも、僕が他の子を抱いてるのを見ながらする自慰に嵌まってしまったそうで、今晩も最後についでのように抱いてほしいのだとか。
なかなかの業を抱え込んでしまったらしい。主に僕のせいで。
こればかりは紛れもなく僕のせいだ。だからこそ、僕はこう言おう。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
んで、最後は、ベナール村で拾って僕がわからせたと言うか調教したと言うか、要するに妻にした森人族のヴァレリー、アリアーヌ、ヴァランティーヌ、ジャニーヌ、ノエミの五人だ。
最早、森人族の花嫁衣装となったドレスの上から綱で縛った緊縛ドレス姿で歩いて入場だ。
歩いて入場したことにホッとする僕は、末期なんだろう。
ん? ああ、そうなんだ。天幕の天井が高いから吊るすのが面倒だっただけで、彼女たちが自重したわけではないのか。なるほど。それで、五人とも少し残念そうなのか。
そのガッカリ感は、ベッドの上で覆してあげないとな。
やはり最後の締めとしてこう言わせてもらおう。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
早いもので、こちらに召喚されてから一年だ。
こちらの一年は四百日なので、こちらの世界の暦とあちらの世界の暦とではズレがある。
そのズレを計算するのが面倒で、僕たちの誕生日はこちらの流儀に倣って、一月一日にした。
そんなわけで、僕は十八歳になったんだ。
今日は一月四日。
僕たちは今、大森林の北端付近にいる。
大森林南東から入って、時計回りに大森林の最外周を回り、半周とちょっと。予想より時間がかかった。
ダンジョンを勝手に討伐して、ベナール村方式で村民を唆し、ダンジョンコアを預ける。それだけだから、そんなに時間はかからないと思っていたんだけど、こちらの実力を教えるのに幼女を派遣してみたら、【土の勇者】の同類が増殖してしまい、入団希望者も増殖してしまった。
最終的に、面倒になったユリアーナが、彼らの記憶から幼女との楽しい? 記憶を削除したので、実際に入団したのはベナール村出身の五人の女性だけだ。
入団当初は問題ばかり起こしていた五人だが、ユリアーナに「わからせてあげなさい」と言われたのでベッドでわからせてあげたら大人しくなった。まあ、アレなエロフになっただけだけど。
しかし、僕は悪くない。ユリアーナに言われた通りにしただけだ。僕は悪くない。
ちなみに、巨乳エルフは未だ発見できていない。
「マゴイチ、いつまで現実逃避してるの?」
「ああ、巨乳エルフっていないのかなぁ、って」
ユリアーナのジト目を背中に感じる。
「結婚式の朝に考えること?」
そう。今日は結婚式。
大森林に入る前に三回目の結婚式を挙げたのに、もう四回目だ。
「マヒロとアサギリが、発情したマルレーンさんみたいな目をしてたわよ」
それはヤベェな。
「あーちゃんはともかく、真弘も?」
あーちゃんは何度も僕の寝室に突撃しているから、十八歳になるのを待ち侘びていただろう。けど、真弘はもう少し恋人気分を楽しんでいたいと考えていたんじゃないかと、勝手に思っていた。
「マヒロはムッツリだから」
ヘェ、そうなんだ。……って、思い起こしてみると、たしかにそんな感じだったな。
「そういえば、寝室を覗き見してるの、真弘は皆勤賞だったね」
「あの子、毎日覗いてんの?」
「あーちゃんは、ベッドの上で見学してるけどね」
見学どころか誘惑してくる。
「アサギリは、ストーカーと狂信者の中間くらいだからね」
それをなんと呼べばいいか、僕たちは知らない。
「氷雨さんは、どうしてる?」
「んー、表向きは普段通り」
それはそれで怖い。
「今回の結婚式は、九人だっけ?」
「そ。マヒロ、ヒサメ、ウミカ、アサギリと、ベナール村で拾ってわからせた五人」
「あ、そういえば、真弘って、いつの間にか料理班に転属してたのな」
僕の前では仮面を被っていなかったので、気づいたのは、つい先日だ。
てか、転属の書類に判子を押したはずなんだけど、覚えていない。
「ウミカも転属したわよ」
「教育班だよね。相談された」
教えられるのは水泳と歌だけなんだけど、子供たちと歌うのが楽しいから転属したい。でも、もっといろんなことを教えられるようになった方がいいのか、相談された。
海歌の転属願いにも玉璽をポンってしたはずなんだけど、覚えていない。
流れ作業のようにポンポンしてるからなぁ。
「ベナール村の五人は樹部隊でいいの?」
「ええ。とりあえず、緊縛エロフは一纏めにしておこうかと」
「……俺のせいじゃないからね」
「わからせてあげなさい」と言ったのはユリアーナだ。僕は言われた通りにわからせただけ。
「いや、マゴイチのせいでしょ」
「違いますぅ。俺はわからせただけですぅ。ユリアーナだって、ゾフィーアにマゾロリコンを量産させてんじゃん」
「違いますぅ。あいつらが変態なだけですぅ」
「あ、じゃあ、森人族は潜在的に変態だった、ってことで」
「それだ。全て森人族のせい」
なんだかんだで僕の現実逃避に付き合ってくれるユリアーナが好きだ。
「「……」」
居心地のいい空気に二人向き合って笑う。
「そんじゃあ、そろそろ戻りますか」
いつまでもこうしていたいけど、ウェディングドレスを着た花嫁が遠くで手を振っているので、無視し続けるわけにはいかない。
あれは……真弘? なんか目が怖いよ。
*
結婚式の会場は、普段は子供たちが遊んでいる広場だ。
見上げると、縁が謎技術で造った人工太陽がまばゆい光を放っている。
今回の結婚式の花嫁は九人。
ヴァージンロードの先導は、四回目もシンデルマイサー夫妻だ。
続く新婦の先頭は、薄いピンクのドレスを着た本田真弘。鼻息が荒い。
え? なに? ……ああ、初夜への期待でああなってるのか。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
真弘の後ろに続くのは白いドレスの雪白氷雨。てか、あのドレス、氷でできてんの? よくよく見ると、うっすら透けてるな。
それより、今日はいつも以上に目付きが悪い。どこかで町一つ虐殺してきた?
ん? ……えー、氷雨さんも初夜を待ち焦がれてたの?
でも、氷雨さんは、寝室を覗き見してたっけ? 一回か二回くらい見かけたけど……。
え? 抑えがきかなくなるから覗いてないだけ? 実際は、姉以上にエロに興味がある?
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
続いて、青いドレスの川端海歌が笑顔で手を振りながら入場する。
なんだか機嫌が良さそうだ。
海歌は寝室を一度も覗き見してないって言ってたから、前二人みたいにはなっていない。
なに? ……自分は経験豊富だから他の子みたいにはならないだろう、と高を括っている、と。ん? ……ほう。生意気言ってるから、やっちゃっていい、と? ほうほう。そう正妻様が仰るんだ。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
同級生ラストは、ほぼ下着みたいなドレスの小田原朝霧。
エッロいなぁ。ロクサーヌがデザインした新作? エッロいなぁ。
あーちゃんは性癖が歪んでしまったから、初夜に気が急いているんだろう。
なんせ、本人から「寝取られ最高」と言われてしまったから。
なんでも、僕が他の子を抱いてるのを見ながらする自慰に嵌まってしまったそうで、今晩も最後についでのように抱いてほしいのだとか。
なかなかの業を抱え込んでしまったらしい。主に僕のせいで。
こればかりは紛れもなく僕のせいだ。だからこそ、僕はこう言おう。
ならば、期待に応えてあげよう。全力で!
んで、最後は、ベナール村で拾って僕がわからせたと言うか調教したと言うか、要するに妻にした森人族のヴァレリー、アリアーヌ、ヴァランティーヌ、ジャニーヌ、ノエミの五人だ。
最早、森人族の花嫁衣装となったドレスの上から綱で縛った緊縛ドレス姿で歩いて入場だ。
歩いて入場したことにホッとする僕は、末期なんだろう。
ん? ああ、そうなんだ。天幕の天井が高いから吊るすのが面倒だっただけで、彼女たちが自重したわけではないのか。なるほど。それで、五人とも少し残念そうなのか。
そのガッカリ感は、ベッドの上で覆してあげないとな。
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