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6章
9話 イケオジに出会う
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リカルダにパパと呼ばれるようになって三日。
ようやく、神聖樹跡地を後にできた。
出発が遅れた理由は神聖樹。全部、神聖樹が悪い。
あれは、イルムヒルデとリカルダを連れて森を散策した翌日だったか。
燃え尽きない神聖樹に業を煮やしたユリアーナが、神聖樹の分子結合を解く、という荒業をやってしまった。
さすがの【創造神】様も、あの体積を一気に分子レベルにまで分解するのは大仕事だったらしく、翌日を休養に当てなければならなくなってしまった。というか、妊婦が無理すんな。
というわけで、休養明けの翌日に出発が延期となったんだ。
飛翼族の方は、傭兵団に入団するのが二十二人。全員、神聖樹の下層に住んでいた人たちだ。
男女比は丁度半分。成人前の十四歳未満は五人。
成人済みは、翼部隊に編入しといた。残りは見習いとして御影さんに預ける。
妊婦のロクサーヌに押し付けてしまったけど、新人たちも実力の差をわかっているようだし、僕の成長チートの有用性も理解しているだろうから、時間をかければ彼らも傭兵団に馴染めるだろう。
神聖樹跡地に残る人たちもいる。大体二十人弱。
彼らは上層に住んでいた特権階級の人たち。
これからは、神聖樹の周りの森で暮らすようだけど、彼らがどう生活するにしても、二十人で部族を維持するのは大変だろうな。
最後まで恨み言を聞かされてウンザリした。
南へ飛び立った人たちもいる。こちらは二百人以上の大所帯。
飛翼族の故郷である、大陸南域を目指すらしい。
今はどうなってるのか知らないけど、彼らが移住できる状態であってほしいね。
……というか、食料とかどうするんだろう?
*
で、出発から四日目になんたら侯爵領の候都に到着。
国土が広い帝国では、伯爵以上の諸侯の位にある家が、正式な入国手続きなどを、帝都の役人の代わりにやってくれる。なので、ここで正式な入国手続きをする。
ここでは特に語るべきものがなかった。
手続きも問題なく終わったし、変な連中に絡まれたりもしなかった。いや、トラブルはあったけど、語るほどのものでもなかった。
全体的に可もなく不可もない都市。
強いて言うなら、城が綺麗だった。白亜の城で、維持費にかなりのお金がかかっていそうだった。汚れ一つなかったよ。
まあ、ベンケン王国との交易路にある町なので、税収も多いのだろう。
城に不法侵入したロジーネ姉さんが言うには、珍しいアイテムはなかったけど、お金は引くほどあったらしい。
*
そんな候都を出た翌日。
東西に伸びる交易路と、南からの交易路がぶつかる交差点で、盗賊に襲われている箱馬車に遭遇した。
間違いなく厄介事だ。
でも、アクシデントがなかった候都に退屈していた妻たちは、競うように盗賊を捕縛し、ついでに連中の拠点を聞き出して強襲した。というか、半数ほどが襲撃中だ。狼と人馬は全員だから、オーバーキルだろう。
その拠点、というか村だったけど、候都のお城でロジーネ姉さんが仕入れた周辺の地図にも載っていなかったから、街道から外れた森の中のその村は、盗賊が造ったのだと思う。
で、強襲部隊は置いといて、救出した箱馬車には、ナイスミドルなおじ様が乗っていた。
「助けていただき感謝します」
ベアケル商会会長のローベルト・ベアケルと名乗ったおじ様は、優雅に頭を下げる。
貴族でも通じる礼儀作法だ。ひょっとしたら、商爵持ちかもしれない。
こちらも自己紹介をすると、僕たちのことを知っていたのか、笑顔のままだったけど少しだけ眉がピクリと動いた。
彼は、帝国南部の町で重要な商談をした帰りで、帝都の北西にある歓楽都市、ブリュックナー伯爵領の伯都の本店に戻る途中だったらしい。
帰りのルートが公国内を北上するルートだったから、僕たちのことを知っていたのだろう。
アジトを壊滅させた部隊の報告を、「失礼」と一言断りを入れてから仮面を被って斜め読みする。
「どうやら、あの盗賊は、商売敵が雇ったようですね」
「やはりそうでしたか。心当たりが三つほどありますが、どれも商売敵ですね。こうなるのは予想できていたので、護衛を多めに雇ったのですが、現地で雇った護衛が連中の仕込みだったようで、いや、参りましたな」
ペチンと額を叩く様は、コミカルなのに、どこか上品に見える。
「よろしければ、我々の護衛をしていただきたいのですが……」
「ええ。構いませんよ。今……」
お金の話ならイルムヒルデを呼ばなければ、と思って探そうとしたら、隣にいた。
「会計担当のイルムヒルデ・ヒラガと申します。中域に名高いベアケル商会の会長にお会いできて光栄です」
イルムヒルデの名前を聞いて、イケオジの眉がまたピクリと動いた。
僕たちのことを知っていても、いきなり隣国の元王女が出てくるとは思わなかったのだろう。
「報酬の交渉は彼女にお願いします。ああ、そうだ。帝都にしばらく滞在するつもりなので、護衛できるのは帝都までです。帝都から伯都までは、他の護衛をお願いします」
帝都のダンジョン攻略で、三日くらいは滞在することになるはず。商人にとって三日の足止めは大きいだろうから、他の護衛を雇った方がいいと思う。
イケオジとの交渉をイルムヒルデに丸投げというのもイケオジに失礼なので、仮面を被ったまま交渉を聞いている振りをしながら、アジトを壊滅させた部隊からの報告を改めて読む。
連中が貯め込んだお宝はなにかなぁ、っとワクワクしながらリストを見ると、そこそこのお金と馬が三頭だけだった。
ガッカリだ。
とはいえ、百人に満たない程度の規模では、この程度が普通なのかもしれない。
襲撃して得たお宝は、換金して食糧に変えなければ、すぐに飢えてしまう。
実際、食糧を買いに行く前だったのか、アジトに食糧は僅かしか残っていなかった。
おや? 戦利品リストに次のページがある。
……なるほど。盗賊に拉致された女性か。
盗賊に拐われ連中に凌辱されていた所に救いの手が、と思ったら、盗賊よりもお行儀が悪いことが多い傭兵団がやって来て絶望している、らしい。そこにいる傭兵は全員女性なんだけどね。
ともかく、囚われていた女性を五人ほど保護した。内一人は心が壊れているけど、全員を家族の下に返してあげよう。
まあ、絶望のドン底にいるのだから、今は話を聞けないだろう。
詳しくは、後程、御影さん辺りに聞き取りをお願いしようか。
襲撃班への指示を終えた頃にはイケオジとの交渉も終わり、正式に『他力本願』がイケオジの護衛に雇われることになった。
「出発まで、団長殿とお話をしたいのだが、いいかな?」
イケオジの笑顔とイケボのコンボにときめきそうになった。
あぶねぇ。そっち側に踏み込む気はないからね。
だから、腐女子どもはワクテカすんな。散れ!
「ええ。構いませんよ」
これはイケオジに堕とされたわけじゃない。
顧客との円滑なコミュニケーションのための会話だ。
「よかった。若い人と話す機会があまりないので、退屈な話にならないよう、気をつけますね」
あぶねぇ。トゥンクしかけた。
イケオジの恥ずかしそうな苦笑に腐女子どもから黄色い、いや、腐臭のする悲鳴? 奇声? 「ヌヘヘェ」が聞こえ、冷静になれた。誰か知らんけど、ありがとう。
「いえいえ。商人の情報ネットワークは、我々も興味がありますから」
そう言いながら、契約書類を持って去ろうとするイルムヒルデの腕を捕まえる。
振り返ったイルムヒルデを、「二人っきりにしないで」「イケオジに惚れちゃう」という想いを込めて見つめたら、彼女にしては珍しい面倒くさそうな顔でため息をついた。
ようやく、神聖樹跡地を後にできた。
出発が遅れた理由は神聖樹。全部、神聖樹が悪い。
あれは、イルムヒルデとリカルダを連れて森を散策した翌日だったか。
燃え尽きない神聖樹に業を煮やしたユリアーナが、神聖樹の分子結合を解く、という荒業をやってしまった。
さすがの【創造神】様も、あの体積を一気に分子レベルにまで分解するのは大仕事だったらしく、翌日を休養に当てなければならなくなってしまった。というか、妊婦が無理すんな。
というわけで、休養明けの翌日に出発が延期となったんだ。
飛翼族の方は、傭兵団に入団するのが二十二人。全員、神聖樹の下層に住んでいた人たちだ。
男女比は丁度半分。成人前の十四歳未満は五人。
成人済みは、翼部隊に編入しといた。残りは見習いとして御影さんに預ける。
妊婦のロクサーヌに押し付けてしまったけど、新人たちも実力の差をわかっているようだし、僕の成長チートの有用性も理解しているだろうから、時間をかければ彼らも傭兵団に馴染めるだろう。
神聖樹跡地に残る人たちもいる。大体二十人弱。
彼らは上層に住んでいた特権階級の人たち。
これからは、神聖樹の周りの森で暮らすようだけど、彼らがどう生活するにしても、二十人で部族を維持するのは大変だろうな。
最後まで恨み言を聞かされてウンザリした。
南へ飛び立った人たちもいる。こちらは二百人以上の大所帯。
飛翼族の故郷である、大陸南域を目指すらしい。
今はどうなってるのか知らないけど、彼らが移住できる状態であってほしいね。
……というか、食料とかどうするんだろう?
*
で、出発から四日目になんたら侯爵領の候都に到着。
国土が広い帝国では、伯爵以上の諸侯の位にある家が、正式な入国手続きなどを、帝都の役人の代わりにやってくれる。なので、ここで正式な入国手続きをする。
ここでは特に語るべきものがなかった。
手続きも問題なく終わったし、変な連中に絡まれたりもしなかった。いや、トラブルはあったけど、語るほどのものでもなかった。
全体的に可もなく不可もない都市。
強いて言うなら、城が綺麗だった。白亜の城で、維持費にかなりのお金がかかっていそうだった。汚れ一つなかったよ。
まあ、ベンケン王国との交易路にある町なので、税収も多いのだろう。
城に不法侵入したロジーネ姉さんが言うには、珍しいアイテムはなかったけど、お金は引くほどあったらしい。
*
そんな候都を出た翌日。
東西に伸びる交易路と、南からの交易路がぶつかる交差点で、盗賊に襲われている箱馬車に遭遇した。
間違いなく厄介事だ。
でも、アクシデントがなかった候都に退屈していた妻たちは、競うように盗賊を捕縛し、ついでに連中の拠点を聞き出して強襲した。というか、半数ほどが襲撃中だ。狼と人馬は全員だから、オーバーキルだろう。
その拠点、というか村だったけど、候都のお城でロジーネ姉さんが仕入れた周辺の地図にも載っていなかったから、街道から外れた森の中のその村は、盗賊が造ったのだと思う。
で、強襲部隊は置いといて、救出した箱馬車には、ナイスミドルなおじ様が乗っていた。
「助けていただき感謝します」
ベアケル商会会長のローベルト・ベアケルと名乗ったおじ様は、優雅に頭を下げる。
貴族でも通じる礼儀作法だ。ひょっとしたら、商爵持ちかもしれない。
こちらも自己紹介をすると、僕たちのことを知っていたのか、笑顔のままだったけど少しだけ眉がピクリと動いた。
彼は、帝国南部の町で重要な商談をした帰りで、帝都の北西にある歓楽都市、ブリュックナー伯爵領の伯都の本店に戻る途中だったらしい。
帰りのルートが公国内を北上するルートだったから、僕たちのことを知っていたのだろう。
アジトを壊滅させた部隊の報告を、「失礼」と一言断りを入れてから仮面を被って斜め読みする。
「どうやら、あの盗賊は、商売敵が雇ったようですね」
「やはりそうでしたか。心当たりが三つほどありますが、どれも商売敵ですね。こうなるのは予想できていたので、護衛を多めに雇ったのですが、現地で雇った護衛が連中の仕込みだったようで、いや、参りましたな」
ペチンと額を叩く様は、コミカルなのに、どこか上品に見える。
「よろしければ、我々の護衛をしていただきたいのですが……」
「ええ。構いませんよ。今……」
お金の話ならイルムヒルデを呼ばなければ、と思って探そうとしたら、隣にいた。
「会計担当のイルムヒルデ・ヒラガと申します。中域に名高いベアケル商会の会長にお会いできて光栄です」
イルムヒルデの名前を聞いて、イケオジの眉がまたピクリと動いた。
僕たちのことを知っていても、いきなり隣国の元王女が出てくるとは思わなかったのだろう。
「報酬の交渉は彼女にお願いします。ああ、そうだ。帝都にしばらく滞在するつもりなので、護衛できるのは帝都までです。帝都から伯都までは、他の護衛をお願いします」
帝都のダンジョン攻略で、三日くらいは滞在することになるはず。商人にとって三日の足止めは大きいだろうから、他の護衛を雇った方がいいと思う。
イケオジとの交渉をイルムヒルデに丸投げというのもイケオジに失礼なので、仮面を被ったまま交渉を聞いている振りをしながら、アジトを壊滅させた部隊からの報告を改めて読む。
連中が貯め込んだお宝はなにかなぁ、っとワクワクしながらリストを見ると、そこそこのお金と馬が三頭だけだった。
ガッカリだ。
とはいえ、百人に満たない程度の規模では、この程度が普通なのかもしれない。
襲撃して得たお宝は、換金して食糧に変えなければ、すぐに飢えてしまう。
実際、食糧を買いに行く前だったのか、アジトに食糧は僅かしか残っていなかった。
おや? 戦利品リストに次のページがある。
……なるほど。盗賊に拉致された女性か。
盗賊に拐われ連中に凌辱されていた所に救いの手が、と思ったら、盗賊よりもお行儀が悪いことが多い傭兵団がやって来て絶望している、らしい。そこにいる傭兵は全員女性なんだけどね。
ともかく、囚われていた女性を五人ほど保護した。内一人は心が壊れているけど、全員を家族の下に返してあげよう。
まあ、絶望のドン底にいるのだから、今は話を聞けないだろう。
詳しくは、後程、御影さん辺りに聞き取りをお願いしようか。
襲撃班への指示を終えた頃にはイケオジとの交渉も終わり、正式に『他力本願』がイケオジの護衛に雇われることになった。
「出発まで、団長殿とお話をしたいのだが、いいかな?」
イケオジの笑顔とイケボのコンボにときめきそうになった。
あぶねぇ。そっち側に踏み込む気はないからね。
だから、腐女子どもはワクテカすんな。散れ!
「ええ。構いませんよ」
これはイケオジに堕とされたわけじゃない。
顧客との円滑なコミュニケーションのための会話だ。
「よかった。若い人と話す機会があまりないので、退屈な話にならないよう、気をつけますね」
あぶねぇ。トゥンクしかけた。
イケオジの恥ずかしそうな苦笑に腐女子どもから黄色い、いや、腐臭のする悲鳴? 奇声? 「ヌヘヘェ」が聞こえ、冷静になれた。誰か知らんけど、ありがとう。
「いえいえ。商人の情報ネットワークは、我々も興味がありますから」
そう言いながら、契約書類を持って去ろうとするイルムヒルデの腕を捕まえる。
振り返ったイルムヒルデを、「二人っきりにしないで」「イケオジに惚れちゃう」という想いを込めて見つめたら、彼女にしては珍しい面倒くさそうな顔でため息をついた。
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