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四章 ミネルヴァ
第三話 副官のお仕事
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女神の大声で意識を飛ばした兄を見ながら、紅茶を一口。
『ミネルヴァがー、ウザいことになってるよー』
「どんな感じ?」
『あわあわ言って走ってったー』
いい大人がやると痛々しい。
「これだから万年処女は」
『その言葉はブーメランだよー』
言ってから気づいたけど、吐いた言葉は戻らない。
『二十七にもなってお兄ちゃん大好きっ子の万年処女さーん』
誤魔化すために紅茶を飲もうとしたら空だった。
舌打ちをして、部屋の隅にある胸と身長が小さい裸婦像を睨む。
『んー? ミネルヴァへのお仕置き用のヤツだねー』
兄であるウーゴが神降しをすると、なぜか手近にある人型の物にミネルヴァの魂が降臨する。それを利用したミネルヴァのお仕置きとして、この石像というか等身大フィギュアを部屋に置いてあるのだが、部屋を掃除する女性下士官がこれに話しかけているウーゴを見て、自分の上官には特殊な性癖があると誤解しているのは余談だ。幸いにして、その下士官は口が堅いのか、艦隊に誤解が広まることはなかった。
兄の執務机からペンを取って、裸婦像の顔に落書きをする。
『おー。美少女処女神がバロン閣下になったー』
ほんの少しだけスッキリした。
スッキリしたら、片付けなければいけない仕事を思い出して、部屋に戻ることにする。
司令官私室である兄の部屋を出る時、床に突っ伏している兄に毛布でも掛けるべきか悩んだが、空調の行き届いた部屋で風邪をひくことはないだろうと思い、そのままにして部屋を出た。
出てすぐ隣の副官私室である自室に戻る。
机の端末を立ち上げると、機関長から「主機関について相談したいから、機関室に来てくれ」とメールが来ていた。
「いやいや。この艦のことは艦長に言えよ。てか、ここから機関室までのルートは、重力ブロックと無重力ブロックが入り組んでて、行くのメンドイ」
そもそも、機関長の仕事場は艦橋だ。艦橋から部下がいる機関室に指示を出すのが仕事のはず。そして、その指示の正当性を判断するのは、司令官の副官であるエーベではなく、艦長だ。
『口説くつもりかなー?』
「口説くもなにも、あの……機関長とはあんまり話したことないわよ」
名前を思い出せなくて役職で呼ぶ。そんな程度の相手だし、自分より階級の低い相手に口説かれても、困る。
『顔はー? 好みじゃないー?』
「好みじゃないなー。男なら、ウーゴみたいな女顔がいい。可愛い系?」
『30手前の可愛い系はキツいかなー』
言われてみると、確かにそうだ。ウーゴは、二十九歳とは思えないほど綺麗な肌をしているし顔立ちも幼く見える。しかし、言動はおっさんだ。
一人納得して、機関長へ「艦のことは艦長へ」と返信しておく。
『素っ気なさすぎー。もうちょっとアイゼンっぽく気を持たせたらー?』
「アイゼン家だからって、誰でも彼でも口説くわけじゃないわよ」
『ウーゴ君は誰でも口説くよー』
「アレは天然。意識してるわけじゃない。脊髄反射で口説いてるだけ」
意識して口説く女好きより、意識せず口説く天然の方が性質が悪い。
『神託の巫覡になった時もそうだったねー』
「八歳で女性司祭を口説くって、アイゼン家でもあまりいないわよ」
本人は「口説いていない」と言っている。しかし、口説かれた司祭が、それ以来、ずっとウーゴと付き合いがある。そして、その司祭により、本来は十四歳以上を対象に行う職業適性検査をウーゴに行ったため、ウーゴは普通の巫より早い、八歳で神託の巫覡になった。
「あのおばさん司祭ってば、首都星に帰るたびにウーゴと会ってるみたいだし、っと、返信早いな」
このまま捨てようかほんの一瞬だけ逡巡して、「今度は本当に重要な案件だったら」と思いとどまり、機関長からの返信を開く。
『そんな嫌そうな顔しないであげなよー』
返信を読み終わったら、女神にそんなことを言われた。
「私の視界でしか見れないんだから、私の表情は見れないでしょうが」
と、思ったら、視界の隅に、今朝急いでメイクしてほったらかしになっていた鏡があった。
機関長の返信にある、鋭い目がそこにあった。
『”その鋭い目が好きです”かー』
「同性に言われてもね」
そう。機関長は女性だ。いつもボサボサの頭で化粧っ気もないが、間違いなく女性だ。
『相変わらず同性からモテるわねー』
「これもアイゼン、かー」
アイゼン家の中に、ごく稀にではあるが同性からモテる子供が生まれる。
それが、エーベ・マテラッツィ・アイゼンだ。
『神の子の直系ってー、変なのが多いからねー』
「私は普通に異性と恋をしたかった」
幼少期から、この妙な才能のせいでまともな恋愛ができなかった。
『いやいやいや。昔からお兄ちゃんに恋しちゃってる子がー、普通の恋愛を語るなー』
「私は普通にウーゴと恋したかった」
女神の指摘はもっともなので、言い直す。
『エーベちゃんの方からアプローチしてもねー』
必ずエーベの周りの女の子が邪魔をする。そして。
「私のことを好きな女の子がウーゴに文句を言いに行って、そのままウーゴに口説かれて、お持ち帰り」
結果、ウーゴの周囲の女性が増える。
互いの神の子直系としての才能が、悪い方へ悪い方へと働きかける。まあ、人並みに女好きのウーゴにとっては、良い方へ、だ。良くも悪くも相乗効果だ。
「私に寝取られ属性はないんだけどな」
『寝取られたのは女の子かしらー?』
「そうね。どちらかといえば、ウーゴを寝取られた感じかしら」
そう口にしたら、なんかムカついてきた。
「あのロリ像、もっと小さい子にすり替えておこうかしら」
八つ当たりの対象に、ウーゴを止めなかったミネルヴァがロックオンされる。
『やめてあげてー、お仕置きの後のミネルヴァってー、マジでウザいからー』
友神であるパンドラの声に必死さがないから、ちょっと見たいと思っているのだろう。
(今度帝都に戻ったら、すり替えておこう)
『それよかさー、前から気になってたんだけどー、ウーゴ君は、なーんで未開宙域に行きたいのー?』
「んー、私もよく知らないのよね。延命がどうとか言ってたけど」
『延命? なにかしらー? ミネルヴァに聞いてみよー』
内心で「最初からそうすればいいのに」と思う。言うと面倒だから言わないけど。
脳内で聞こえるミネルヴァを探すパンドラの声を聞き流しながら、機関長からの愛の告白に、丁寧な断りのメールを送る。
一息ついて仕事に取り掛かろうとしたら、パンドラがミネルヴァを発見したようだ。
仕事を優先したいところだけど、兄が未開宙域調査船団の船団長を目指す理由が気になるので、仕事は脇に置いてお茶を淹れることにする。
『うっせー! さっさと吐けやー!』
折角お茶を淹れて話を聞く体勢を整えたのに、しばらくかかりそうだ。
『なーにが”わたくしとウーゴだけの秘密です”だ。くぅおらー!』
パンドラの微妙に似ている声真似に少しだけイラッとしながら、お茶菓子を用意する。
『いたっ! ちょっ! なんで力失ってんのにそんな』
形勢が逆転したらしい天界は置いといて、帝都で人気の焼き菓子がまだ残っていたはずだと思い出す。
『ちょっ! 顔の中心線を狙うな! ぶへっ!』
お菓子を探しながら「さすが戦神」と思う。
『ごめぶほっ! やめ』
何処を探しても目的の焼き菓子が見つからない。
『ぶおらー! いってーな、くそが!』
昨日、損害報告書を纏めながら摘んだのが最後だったのを思い出し、舌打ちする。
『ちょっと待て! それは反則。ステゴロに釘バット持ち出すな!』
釘バットで戦う戦神に少し興味がある。それはともかく、お茶が冷めてしまうので、お茶菓子を探すのを諦めてソファに座る。
『えと、なんか武器を……あったー! って、バ○ブかーい!』
少し冷めてしまったお茶を一口飲み。
「お前ら黙れ」
言っても無駄だとわかっているけど、言ってみた。
『ミネルヴァがー、ウザいことになってるよー』
「どんな感じ?」
『あわあわ言って走ってったー』
いい大人がやると痛々しい。
「これだから万年処女は」
『その言葉はブーメランだよー』
言ってから気づいたけど、吐いた言葉は戻らない。
『二十七にもなってお兄ちゃん大好きっ子の万年処女さーん』
誤魔化すために紅茶を飲もうとしたら空だった。
舌打ちをして、部屋の隅にある胸と身長が小さい裸婦像を睨む。
『んー? ミネルヴァへのお仕置き用のヤツだねー』
兄であるウーゴが神降しをすると、なぜか手近にある人型の物にミネルヴァの魂が降臨する。それを利用したミネルヴァのお仕置きとして、この石像というか等身大フィギュアを部屋に置いてあるのだが、部屋を掃除する女性下士官がこれに話しかけているウーゴを見て、自分の上官には特殊な性癖があると誤解しているのは余談だ。幸いにして、その下士官は口が堅いのか、艦隊に誤解が広まることはなかった。
兄の執務机からペンを取って、裸婦像の顔に落書きをする。
『おー。美少女処女神がバロン閣下になったー』
ほんの少しだけスッキリした。
スッキリしたら、片付けなければいけない仕事を思い出して、部屋に戻ることにする。
司令官私室である兄の部屋を出る時、床に突っ伏している兄に毛布でも掛けるべきか悩んだが、空調の行き届いた部屋で風邪をひくことはないだろうと思い、そのままにして部屋を出た。
出てすぐ隣の副官私室である自室に戻る。
机の端末を立ち上げると、機関長から「主機関について相談したいから、機関室に来てくれ」とメールが来ていた。
「いやいや。この艦のことは艦長に言えよ。てか、ここから機関室までのルートは、重力ブロックと無重力ブロックが入り組んでて、行くのメンドイ」
そもそも、機関長の仕事場は艦橋だ。艦橋から部下がいる機関室に指示を出すのが仕事のはず。そして、その指示の正当性を判断するのは、司令官の副官であるエーベではなく、艦長だ。
『口説くつもりかなー?』
「口説くもなにも、あの……機関長とはあんまり話したことないわよ」
名前を思い出せなくて役職で呼ぶ。そんな程度の相手だし、自分より階級の低い相手に口説かれても、困る。
『顔はー? 好みじゃないー?』
「好みじゃないなー。男なら、ウーゴみたいな女顔がいい。可愛い系?」
『30手前の可愛い系はキツいかなー』
言われてみると、確かにそうだ。ウーゴは、二十九歳とは思えないほど綺麗な肌をしているし顔立ちも幼く見える。しかし、言動はおっさんだ。
一人納得して、機関長へ「艦のことは艦長へ」と返信しておく。
『素っ気なさすぎー。もうちょっとアイゼンっぽく気を持たせたらー?』
「アイゼン家だからって、誰でも彼でも口説くわけじゃないわよ」
『ウーゴ君は誰でも口説くよー』
「アレは天然。意識してるわけじゃない。脊髄反射で口説いてるだけ」
意識して口説く女好きより、意識せず口説く天然の方が性質が悪い。
『神託の巫覡になった時もそうだったねー』
「八歳で女性司祭を口説くって、アイゼン家でもあまりいないわよ」
本人は「口説いていない」と言っている。しかし、口説かれた司祭が、それ以来、ずっとウーゴと付き合いがある。そして、その司祭により、本来は十四歳以上を対象に行う職業適性検査をウーゴに行ったため、ウーゴは普通の巫より早い、八歳で神託の巫覡になった。
「あのおばさん司祭ってば、首都星に帰るたびにウーゴと会ってるみたいだし、っと、返信早いな」
このまま捨てようかほんの一瞬だけ逡巡して、「今度は本当に重要な案件だったら」と思いとどまり、機関長からの返信を開く。
『そんな嫌そうな顔しないであげなよー』
返信を読み終わったら、女神にそんなことを言われた。
「私の視界でしか見れないんだから、私の表情は見れないでしょうが」
と、思ったら、視界の隅に、今朝急いでメイクしてほったらかしになっていた鏡があった。
機関長の返信にある、鋭い目がそこにあった。
『”その鋭い目が好きです”かー』
「同性に言われてもね」
そう。機関長は女性だ。いつもボサボサの頭で化粧っ気もないが、間違いなく女性だ。
『相変わらず同性からモテるわねー』
「これもアイゼン、かー」
アイゼン家の中に、ごく稀にではあるが同性からモテる子供が生まれる。
それが、エーベ・マテラッツィ・アイゼンだ。
『神の子の直系ってー、変なのが多いからねー』
「私は普通に異性と恋をしたかった」
幼少期から、この妙な才能のせいでまともな恋愛ができなかった。
『いやいやいや。昔からお兄ちゃんに恋しちゃってる子がー、普通の恋愛を語るなー』
「私は普通にウーゴと恋したかった」
女神の指摘はもっともなので、言い直す。
『エーベちゃんの方からアプローチしてもねー』
必ずエーベの周りの女の子が邪魔をする。そして。
「私のことを好きな女の子がウーゴに文句を言いに行って、そのままウーゴに口説かれて、お持ち帰り」
結果、ウーゴの周囲の女性が増える。
互いの神の子直系としての才能が、悪い方へ悪い方へと働きかける。まあ、人並みに女好きのウーゴにとっては、良い方へ、だ。良くも悪くも相乗効果だ。
「私に寝取られ属性はないんだけどな」
『寝取られたのは女の子かしらー?』
「そうね。どちらかといえば、ウーゴを寝取られた感じかしら」
そう口にしたら、なんかムカついてきた。
「あのロリ像、もっと小さい子にすり替えておこうかしら」
八つ当たりの対象に、ウーゴを止めなかったミネルヴァがロックオンされる。
『やめてあげてー、お仕置きの後のミネルヴァってー、マジでウザいからー』
友神であるパンドラの声に必死さがないから、ちょっと見たいと思っているのだろう。
(今度帝都に戻ったら、すり替えておこう)
『それよかさー、前から気になってたんだけどー、ウーゴ君は、なーんで未開宙域に行きたいのー?』
「んー、私もよく知らないのよね。延命がどうとか言ってたけど」
『延命? なにかしらー? ミネルヴァに聞いてみよー』
内心で「最初からそうすればいいのに」と思う。言うと面倒だから言わないけど。
脳内で聞こえるミネルヴァを探すパンドラの声を聞き流しながら、機関長からの愛の告白に、丁寧な断りのメールを送る。
一息ついて仕事に取り掛かろうとしたら、パンドラがミネルヴァを発見したようだ。
仕事を優先したいところだけど、兄が未開宙域調査船団の船団長を目指す理由が気になるので、仕事は脇に置いてお茶を淹れることにする。
『うっせー! さっさと吐けやー!』
折角お茶を淹れて話を聞く体勢を整えたのに、しばらくかかりそうだ。
『なーにが”わたくしとウーゴだけの秘密です”だ。くぅおらー!』
パンドラの微妙に似ている声真似に少しだけイラッとしながら、お茶菓子を用意する。
『いたっ! ちょっ! なんで力失ってんのにそんな』
形勢が逆転したらしい天界は置いといて、帝都で人気の焼き菓子がまだ残っていたはずだと思い出す。
『ちょっ! 顔の中心線を狙うな! ぶへっ!』
お菓子を探しながら「さすが戦神」と思う。
『ごめぶほっ! やめ』
何処を探しても目的の焼き菓子が見つからない。
『ぶおらー! いってーな、くそが!』
昨日、損害報告書を纏めながら摘んだのが最後だったのを思い出し、舌打ちする。
『ちょっと待て! それは反則。ステゴロに釘バット持ち出すな!』
釘バットで戦う戦神に少し興味がある。それはともかく、お茶が冷めてしまうので、お茶菓子を探すのを諦めてソファに座る。
『えと、なんか武器を……あったー! って、バ○ブかーい!』
少し冷めてしまったお茶を一口飲み。
「お前ら黙れ」
言っても無駄だとわかっているけど、言ってみた。
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