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最終章 最強部長はロードレースでも最強を目指す
最終話 最強部長はロードレースでも最強を目指す
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ゴール後、全員で観戦している綾乃達の所に向かった。
「猛士さん、凄かったです!」
勇也くんが駆け寄ってきた。
隣にいる陸君は暗い表情だな。
お兄さんの海斗君が負けたのが悔しいのだろう。
「ありがとう、勇也くん。みんなのお陰で勝てたよ」
「そうそう、俺のスーパーアシストがあったから勝ったようなもんよ」
「一番最初に脱落しましたけどね」
「おい、南原君。いつから毒舌になったんだ? ひまりちゃんの影響か?」
「さぁ、どうでしょう? そのひまりちゃんを待たせているので失礼します」
南原さんが中間地点で応援してくれていた、ひまりちゃんを迎えに行こうとする。
「南原さん、今日はありがとう。来てくれて嬉しかったよ」
「自分が悩んでいる時にお世話になりましたからね。お役に立てて良かったですよ。今日は帰りますけど、後日話をしましょう」
南原さんが手を振って去っていった。
競技を引退したのに、アシストしに来てくれて有難う。
あれだけの体力を取り戻すのは、簡単な事ではなかったと思うよ。
南原さんが去った事で話が一時中断したが、レースについて話を続けた。
「パパはいなかったけど、木野さんと佐々木さんも凄かったです。スプリントのリードアウト初めて近くで見ました。プロみたいでしたよ」
「いやぁ、それほどでもありますよぉ」
「変な照れ方するなよ正。もっとカッコよくズバッと言おうぜ。すげえだろって」
「なんだよぉ~。俺だって活躍しただろぉ~」
勇也くんに褒められて嬉しそうな木野さんと利男の後ろで北見さんがいじける。
「勇也くん、お父さんがいなかったら私達は負けていたよ。途中で海斗君に負けた時に、お父さんが最後まであきらめなかったから私達が勝てたのだよ」
私は勇也くんに北見さんの活躍を伝えた。
ゴールスプリントだけが凄いのではない。
上りも平地も得意な北見さんのオールラウンドな活躍と、負けない気持ちに助けられたのだ。
「そうなんだ。猛士さんが褒めるって事はパパも凄かったんだね」
「何だよぉ、俺の評価は中杉君基準なのかよ」
「そこの裏切りものより大活躍してたぞ」
利男が東尾師匠を指差す。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。裏切りものはひどいだろ」
「でも、海斗君をアシストしてただろ」
「最後だけだよ、最後だけ。途中は一切協力してないって! レース中盤から一人で頑張った姿見てたら、最後くらい助けてやりたくなるだろ?」
「本当か? 怪しいな?」
「誤解だって!」
「でも、師匠のお陰で、最後に最高のスプリント勝負が出来ましたよ」
「そうだろ、猛士さんなら絶対勝てるって信じてたよ」
「勝てて当然だよ、私には木野さんって最高のリードアウトマンがついていたからね。最高のライン取りだったよ」
「いやぁ~。僕もスプリントの勉強しましたからねぇ」
木野さんが照れる。
いつも謙遜しているけど、勝利への熱い想いを持ったレーサー。
そんな彼がいてくれたから頑張ってこれた。
私より少しだけ先輩の木野さんと競うように成長出来たのだ。
「これでは勝てなくて当然ですね。私の完敗ですよ」
私達の会話を楽しそうに聞いていた海斗君が負けを宣言した。
そんな事はない、純粋な実力では私の完敗だ。
「そんな事は無いですよ。レース中盤で一人で抜け出す勇気と実力には感服しましたよ。多くの仲間に支えられてやっと追いつけましたから」
「それでも負けは負けですからね。あれだけ差をつけたのに、負けるとは思わなかったですよ」
「今日は楽しかったよ」
私と勇也くんは握手をして、互いの健闘を称えた。
「ずるいよ! 高級ロードバイクを使って、みんなでアニキをイジメて! 卑怯だ!!」
今まで黙っていた陸君が叫んだ。
みんなでイジメてか……彼の眼にはそう映ったのか。
元々、ロードバイクの性能差を狡いと思い、お金で勝ってるという彼の気持ちと向き合う事が、海斗君との勝負の切っ掛けだった。
ここで話をつけなければーー
「謝れ陸!」
私が話始める前に海斗君が叱責した。
「何でだよアニキ! アニキだって速いロードバイクに乗っていたら負けなかっただろ?」
「いいか陸、そういうのは素人の考えだ。私はプロを目指しているんだ、プロは速いロードバイクに乗っていればなんて、みっともない事は言わない」
「でも……」
「プロがスポンサーが用意したバイクが遅かったから負けましたというのか? チームがアシストのメンバーを用意してくれないから勝てませんって言うのか?」
「そんな事は……」
「当然言わない。だから私も言わない。猛士さんは自分で稼いで最速のロードバイクを手に入れたんだ。しかも、何のメリットもないのに仲間達が協力してくれたんだ。契約金をもらって仕事として参加しているプロならアシストするだろう。でも、アマチュアのチームは違う。同じチームでも自分の順位を優先して、アシストなんてしないのが普通だ。仲間の信頼を得る事が、凄い事だって分からないのか?」
「分かったよ……アニキ」
これで陸君の高級ロードバイクへのコンプレックスは和らいだだろうか。
元々、私が海斗君に勝利した後に言い聞かせようと思っていたが、海斗君に全て良いところをもっていかれてしまったな。
しかも、内容が素晴らしかった。
彼は既に速いだけでは一流のプロとは言えない事に気付いている。
プロの中には、チームを移籍してもスポンサーがついてきて、世界最速のロードバイクが支給されている選手がいる。
しかも、仲が良いアシスト選手の同時移籍までサポートする事もある。
速いだけではなく、人を引き付ける魅力がある選手だけに与えられた特権だ。
彼はそこまで考えて、プロを目指しているのだな。
大人の出る幕は無かったな。
上も目指して努力している人は、年齢関係なく立派なのだろう。
「機材の差が気に入らないなら勉強で勝負しようか? おじさんは仕事なら最強だからね。勉強ならアシストはいないし、機材の差も関係ない。実力勝負だよ」
「えっ、勉強! 勇也がやれよ!」
「何でだよ、陸がやればいいだろ! 僕はレースの事だけで十分だから」
「何だ、二人共勉強は苦手なのかな?」
「苦手じゃないけど今は必要ないよな勇也」
「そうだね、陸。僕達はレーサーだからね」
二人で仲良く、勉強は必要ないとアピールする様にうなずいている。
お互い、勉強が苦手な事で仲良くなれるとはね。
ロードバイク以外で得意な事は勉強しかないから提案したのだが、これで良かったのかな……
「俺達のチームは勉強だけじゃないぜ。音楽ならスーパーギタリストの俺に任せな!」
「おじさん、ギタリストなんですか?」
「作曲とか出来るんですか?」
陸君と勇也くんが、利男の話に興味を示した。
私の勉強の話より、音楽の方が興味があるのだな……
「まぁ、ギターは無いけど、特別に最新曲を聞かせてあげよう」
利男がギターを弾くふりをしながら歌い出す。
「恋はスプリント。ケイデンスを上げる様に燃え上がる恋。二人は左右のペダルの様に支え合うのさ~。朝のゴミ捨てローテーション。しっかりアシストする~んだ~」
こ、これは……
陸君と勇也くんが想定外の歌を聞いて固まる。
「なにそれウケる! ロードバイクの歌みたいだけど、サイクリストでも理解出来ないわよ。面白いから、沢山広めた方がいいわよ」
そう言って綾乃が爆笑した。
綾乃は利男が前に言っていた、ロードバイクの曲を歌っても人気が無いって事を思い出して面白がっているのだろう。
だけど、大切な事を一つ忘れている。
利男は約束したのだ。
私達が結婚すると伝えた時に曲を作るって!
これは結婚式で利男が披露する予定の曲だ!!
利男がレースに遅れて来たのは、この曲の仕上げをしていたからだったのだな。
笑いごとではないぞ……
「そ、そろそろ帰ろうか。遅くなるといけないからね」
師匠が気まずそうな顔で、利男の歌を遮る。
師匠も気付いたのだろう、この曲の意味を……
「そうだな、続きは本番にとっておくよ」
利男が歌を中断して帰りの準備を始めた。
「続きを楽しみにしてますよぉ~」
利男の歌の意味に気付いていない木野さんの無邪気な声が響き渡ったーー
*
会場で仲間達と別れた後、私は綾乃と一緒に車で自宅に向かっている。
今日は長距離のレースだったので疲れてはいるが、このまま帰宅するより、勝利を祝って焼き肉を食べたくなった。
全力を出し切って負けるのも楽しいが、勝った方が更に楽しかった。
だから、勝利の余韻に浸りたいのだ。
「今日は寄り道をして、勝利のお祝いをしようか?」
「勝利って感じはしないわね。海斗君には勝利したけど、順位で言えば33位でしょ」
「そうだけど、勝った喜びは味わいたいね」
「全力で戦って負けるのが楽しかったんじゃないの?」
「そういう思いも無くなっていないけど、今後は勝利を量産したいね」
「実力を考えたら無理じゃないかしら?」
「大丈夫さ! シニアクラスでなら無双出来るさ!」
「何言ってるの? シニアクラスが何歳から参加出来るか知ってるの?」
当然知っている。
どうやら私の敗北続きのレース生活はまだまだ続くようだ。
いつか、シニアクラスで勝利する時までーー
ホビーレーサー!~最強中年はロードレースで敗北を満喫する~ 完
「猛士さん、凄かったです!」
勇也くんが駆け寄ってきた。
隣にいる陸君は暗い表情だな。
お兄さんの海斗君が負けたのが悔しいのだろう。
「ありがとう、勇也くん。みんなのお陰で勝てたよ」
「そうそう、俺のスーパーアシストがあったから勝ったようなもんよ」
「一番最初に脱落しましたけどね」
「おい、南原君。いつから毒舌になったんだ? ひまりちゃんの影響か?」
「さぁ、どうでしょう? そのひまりちゃんを待たせているので失礼します」
南原さんが中間地点で応援してくれていた、ひまりちゃんを迎えに行こうとする。
「南原さん、今日はありがとう。来てくれて嬉しかったよ」
「自分が悩んでいる時にお世話になりましたからね。お役に立てて良かったですよ。今日は帰りますけど、後日話をしましょう」
南原さんが手を振って去っていった。
競技を引退したのに、アシストしに来てくれて有難う。
あれだけの体力を取り戻すのは、簡単な事ではなかったと思うよ。
南原さんが去った事で話が一時中断したが、レースについて話を続けた。
「パパはいなかったけど、木野さんと佐々木さんも凄かったです。スプリントのリードアウト初めて近くで見ました。プロみたいでしたよ」
「いやぁ、それほどでもありますよぉ」
「変な照れ方するなよ正。もっとカッコよくズバッと言おうぜ。すげえだろって」
「なんだよぉ~。俺だって活躍しただろぉ~」
勇也くんに褒められて嬉しそうな木野さんと利男の後ろで北見さんがいじける。
「勇也くん、お父さんがいなかったら私達は負けていたよ。途中で海斗君に負けた時に、お父さんが最後まであきらめなかったから私達が勝てたのだよ」
私は勇也くんに北見さんの活躍を伝えた。
ゴールスプリントだけが凄いのではない。
上りも平地も得意な北見さんのオールラウンドな活躍と、負けない気持ちに助けられたのだ。
「そうなんだ。猛士さんが褒めるって事はパパも凄かったんだね」
「何だよぉ、俺の評価は中杉君基準なのかよ」
「そこの裏切りものより大活躍してたぞ」
利男が東尾師匠を指差す。
「ちょ、ちょっと待ってくれ。裏切りものはひどいだろ」
「でも、海斗君をアシストしてただろ」
「最後だけだよ、最後だけ。途中は一切協力してないって! レース中盤から一人で頑張った姿見てたら、最後くらい助けてやりたくなるだろ?」
「本当か? 怪しいな?」
「誤解だって!」
「でも、師匠のお陰で、最後に最高のスプリント勝負が出来ましたよ」
「そうだろ、猛士さんなら絶対勝てるって信じてたよ」
「勝てて当然だよ、私には木野さんって最高のリードアウトマンがついていたからね。最高のライン取りだったよ」
「いやぁ~。僕もスプリントの勉強しましたからねぇ」
木野さんが照れる。
いつも謙遜しているけど、勝利への熱い想いを持ったレーサー。
そんな彼がいてくれたから頑張ってこれた。
私より少しだけ先輩の木野さんと競うように成長出来たのだ。
「これでは勝てなくて当然ですね。私の完敗ですよ」
私達の会話を楽しそうに聞いていた海斗君が負けを宣言した。
そんな事はない、純粋な実力では私の完敗だ。
「そんな事は無いですよ。レース中盤で一人で抜け出す勇気と実力には感服しましたよ。多くの仲間に支えられてやっと追いつけましたから」
「それでも負けは負けですからね。あれだけ差をつけたのに、負けるとは思わなかったですよ」
「今日は楽しかったよ」
私と勇也くんは握手をして、互いの健闘を称えた。
「ずるいよ! 高級ロードバイクを使って、みんなでアニキをイジメて! 卑怯だ!!」
今まで黙っていた陸君が叫んだ。
みんなでイジメてか……彼の眼にはそう映ったのか。
元々、ロードバイクの性能差を狡いと思い、お金で勝ってるという彼の気持ちと向き合う事が、海斗君との勝負の切っ掛けだった。
ここで話をつけなければーー
「謝れ陸!」
私が話始める前に海斗君が叱責した。
「何でだよアニキ! アニキだって速いロードバイクに乗っていたら負けなかっただろ?」
「いいか陸、そういうのは素人の考えだ。私はプロを目指しているんだ、プロは速いロードバイクに乗っていればなんて、みっともない事は言わない」
「でも……」
「プロがスポンサーが用意したバイクが遅かったから負けましたというのか? チームがアシストのメンバーを用意してくれないから勝てませんって言うのか?」
「そんな事は……」
「当然言わない。だから私も言わない。猛士さんは自分で稼いで最速のロードバイクを手に入れたんだ。しかも、何のメリットもないのに仲間達が協力してくれたんだ。契約金をもらって仕事として参加しているプロならアシストするだろう。でも、アマチュアのチームは違う。同じチームでも自分の順位を優先して、アシストなんてしないのが普通だ。仲間の信頼を得る事が、凄い事だって分からないのか?」
「分かったよ……アニキ」
これで陸君の高級ロードバイクへのコンプレックスは和らいだだろうか。
元々、私が海斗君に勝利した後に言い聞かせようと思っていたが、海斗君に全て良いところをもっていかれてしまったな。
しかも、内容が素晴らしかった。
彼は既に速いだけでは一流のプロとは言えない事に気付いている。
プロの中には、チームを移籍してもスポンサーがついてきて、世界最速のロードバイクが支給されている選手がいる。
しかも、仲が良いアシスト選手の同時移籍までサポートする事もある。
速いだけではなく、人を引き付ける魅力がある選手だけに与えられた特権だ。
彼はそこまで考えて、プロを目指しているのだな。
大人の出る幕は無かったな。
上も目指して努力している人は、年齢関係なく立派なのだろう。
「機材の差が気に入らないなら勉強で勝負しようか? おじさんは仕事なら最強だからね。勉強ならアシストはいないし、機材の差も関係ない。実力勝負だよ」
「えっ、勉強! 勇也がやれよ!」
「何でだよ、陸がやればいいだろ! 僕はレースの事だけで十分だから」
「何だ、二人共勉強は苦手なのかな?」
「苦手じゃないけど今は必要ないよな勇也」
「そうだね、陸。僕達はレーサーだからね」
二人で仲良く、勉強は必要ないとアピールする様にうなずいている。
お互い、勉強が苦手な事で仲良くなれるとはね。
ロードバイク以外で得意な事は勉強しかないから提案したのだが、これで良かったのかな……
「俺達のチームは勉強だけじゃないぜ。音楽ならスーパーギタリストの俺に任せな!」
「おじさん、ギタリストなんですか?」
「作曲とか出来るんですか?」
陸君と勇也くんが、利男の話に興味を示した。
私の勉強の話より、音楽の方が興味があるのだな……
「まぁ、ギターは無いけど、特別に最新曲を聞かせてあげよう」
利男がギターを弾くふりをしながら歌い出す。
「恋はスプリント。ケイデンスを上げる様に燃え上がる恋。二人は左右のペダルの様に支え合うのさ~。朝のゴミ捨てローテーション。しっかりアシストする~んだ~」
こ、これは……
陸君と勇也くんが想定外の歌を聞いて固まる。
「なにそれウケる! ロードバイクの歌みたいだけど、サイクリストでも理解出来ないわよ。面白いから、沢山広めた方がいいわよ」
そう言って綾乃が爆笑した。
綾乃は利男が前に言っていた、ロードバイクの曲を歌っても人気が無いって事を思い出して面白がっているのだろう。
だけど、大切な事を一つ忘れている。
利男は約束したのだ。
私達が結婚すると伝えた時に曲を作るって!
これは結婚式で利男が披露する予定の曲だ!!
利男がレースに遅れて来たのは、この曲の仕上げをしていたからだったのだな。
笑いごとではないぞ……
「そ、そろそろ帰ろうか。遅くなるといけないからね」
師匠が気まずそうな顔で、利男の歌を遮る。
師匠も気付いたのだろう、この曲の意味を……
「そうだな、続きは本番にとっておくよ」
利男が歌を中断して帰りの準備を始めた。
「続きを楽しみにしてますよぉ~」
利男の歌の意味に気付いていない木野さんの無邪気な声が響き渡ったーー
*
会場で仲間達と別れた後、私は綾乃と一緒に車で自宅に向かっている。
今日は長距離のレースだったので疲れてはいるが、このまま帰宅するより、勝利を祝って焼き肉を食べたくなった。
全力を出し切って負けるのも楽しいが、勝った方が更に楽しかった。
だから、勝利の余韻に浸りたいのだ。
「今日は寄り道をして、勝利のお祝いをしようか?」
「勝利って感じはしないわね。海斗君には勝利したけど、順位で言えば33位でしょ」
「そうだけど、勝った喜びは味わいたいね」
「全力で戦って負けるのが楽しかったんじゃないの?」
「そういう思いも無くなっていないけど、今後は勝利を量産したいね」
「実力を考えたら無理じゃないかしら?」
「大丈夫さ! シニアクラスでなら無双出来るさ!」
「何言ってるの? シニアクラスが何歳から参加出来るか知ってるの?」
当然知っている。
どうやら私の敗北続きのレース生活はまだまだ続くようだ。
いつか、シニアクラスで勝利する時までーー
ホビーレーサー!~最強中年はロードレースで敗北を満喫する~ 完
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