4 / 6
※3.わたしは今日もクロードの夢を……
しおりを挟む
アロマキャンドルに火をつけて四日目。
(私は今日も……クロードの夢を……)
「ティア」
そうっと瞼をあけると、そこには今日も愛しげにこちらを見つめ、名前を呼んでくれる婚約者の姿があった。
これが夢でなければどんなに幸せだろう。
ギシッと寝台が軋む音が立つ。
昨晩動揺、クロードがティアの上に覆い被さる。
「大丈夫ですよ。今日も肌を晒したりはしませんから」
つぅっとクロードの指がティアの薄い夜着を撫でる。
「……っ、ふっ」
思い出しただけで身体が熱くなる。
夜着の上から自分でも触れたことがないような場所にクロードの長い指が触れていたこと。
脳が痺れる感覚に夢の中だというのに意識を飛ばしたこと。こんな感覚、昨日まで知らなかった。知識でさえなかったのに、どうしてこんな妄想をしてしまっているのだろう。
きっちりと普段通りに騎士の装いをしているクロードとは異なり、ティアは燭台の灯りで透けてしまいそうなほど薄い下着を身につけているため、クロードが指を少し動かしただけで甘く痺れるような刺激になる。
「あっ、だめっ……んっ、んんっ!」
「ティアは本当に感じやすいですね」
名前を呼ばれて思わず胸がきゅんっと締め付けられた。
クロードが『王女様、ティア様』ではなく『ティア』と呼んでくれるのはふたりきり。それも絶対に他者がいない、夢の中だけ。
私の妄想でしかない。
シーツとクロードの広い胸の間に囚われたティアは身を捩り逃げようとするが、耳に唇で触れたまま息を吹き込まれかなわない。
またクロードが耳朶を食み、時折軟骨を舌先で擽るとティアは小動物が跳ねるように体を反応させた。
つい数日前まで耳がこんなにも擽ったく、焦れったいものだと知る由もなかったティアは触れられる度に敏感になる自分の体に恐怖すら感じている。
耳朶を甘噛みされ、ぞくりと思わず腰が浮いてしまう。ゆっくりと耳孔周辺を硬く尖らせた舌先が擽るのがなんの前兆かティアは知っていた。
「あっあっ……それだめっ! やだ……っ、あアッ!」
くちゅっと卑猥な音を立ててクロードの熱い舌がティアの小さな耳の穴に浅く侵入する。
わざとらしく音を立てては時折ふうっと息で擽られ、抵抗しようと胸を押せば片手で頭上にまとめ上げられてしまった。
自然と仰向けで胸を張る体勢になり、胸の先端で硬くなったそれがクロードの服に擦れる。
ティアの短い悲鳴に誘われたクロードが指で先端をきゅっと摘まむ。薄い肩が震え溢れんばかりの胸がティアの動きに合わせて上下に揺れる。
「ここがお好きですか?」
クロードはそう言いながら薄い夜着の上から胸の先端を爪先で引っ掻いた。カリカリ弾くように細かく鋭い刺激が走る。素直に反応する先端がぷっくりと硬さを増し夜着の下で主張する。
ティアは羞恥心でいっぱいだった。
腕は相変わらず拘束されたままで抵抗すらできない。
もとより本気で抵抗する気などないのだから浅ましいと思う。
「アッアッ……やあっ!」
「嫌ですか。ではこれは?」
小刻みに引っ掻いていた爪先ではなく、今度は指の腹でゆっくりと先端の周りを円を描くようになぞる。
すりすり、じわじわとまた先端に這い寄っていく。
時折優しく指の腹が先端を掠め、その度ティアは大きく腰を跳ね上がらせた。先程の刺激と違いが余計に際立ち、もどかしさすら感じる。
漸く指の腹が先端にたどり着くとクロードは片手でティアの胸を中心に寄せそのまま夜着ごと親指と中指をティアの先端に埋め、押し潰し、捏ねるように指を動かした。
「はっ、やっ、アッアッ――!」
片方の胸が解放されたかと思えばそこにクロードが夜着の上から口をつけた。赤子のようにちゅっと吸い付き、もう片方は相変わらずぐりぐりと押しつぶされたり、引っ掻かれたりしている。
いっぺんに与えられる刺激にティアは喘ぐことしか出来ない。
クロードにつかまりたくて無意識に顔を覗き込めば深紅のルビーのような瞳と目が合って余計に胸が早鐘をうつ。
クロードに触れられているのだと自覚する。
(こわい。きもちいい。うれしい。きもちいい)
目の前がチカチカする。水をいっぱいれたグラスを揺すぶるような恐怖が内側から溢れだす。
これが絶頂の前なのだと知ったのはつい昨日のことだ。昨日は後ろから抱きしめるように胸に触れられ何度も果てさせられた。口をとじる暇がない。昨夜の夢を思い出して自らを更に限界へ追い込んでしまう。
――こんなのだめ。だめなのに。
「胸だけでもう限界ですか……? いいですよ」
クロードの紅い瞳が熱っぽく光り、啄んでいた胸の先端に軽く歯を立てて、吸い上げた。
「ひッ――――アアッ!」
同時にティアはびくりと腰を浮かせ、そのまま痙攣させる。とろけた腰がようやくシーツの上に戻ったとき満足そうなクロードがくすりと笑っていた。相変わらず眉間にシワが寄っているけれど自然な笑みにどきりとしてしまう。
現実のクロードのこんな笑みはいつ以来みていないだろう。これは私の妄想なのだと改めて思い知らされる。
「やっ……こっち見ないで……私、変な顔してる」
じわっと涙が滲んできて、それに戸惑ったクロードが捕らえていた二本の華奢な腕を開放する。ティアは腕で顔を隠し夢の中で泣くまいと唇を噛んでこらえた。
「……夢の中でまであなたにそんな顔をさせるのか」
クロードがなにか言った気がしたけれど聞き取れなかった。聞き返そうとした唇にクロードの指が這う。
「噛むと傷になってしまいますよ」
腕の隙間から覗いた心配そうな顔。年下だとは思えないほど大人っぽくて、心配性で私の事ばかり考えてくれる優しくて寂しいひと。
うん……と甘えるように呟いてティアはクロードの首に腕を伸ばした。
それに促され小さな体に吸い込まれるようクロードがティアの胸に寄り添う。
――私はこの人に与えられる人になりたい。
愛しくてしかたなかった。
もっと抱き合いたくて手繰り寄せると、ゴリッとティアの脚に硬いものが当たった。
(私は今日も……クロードの夢を……)
「ティア」
そうっと瞼をあけると、そこには今日も愛しげにこちらを見つめ、名前を呼んでくれる婚約者の姿があった。
これが夢でなければどんなに幸せだろう。
ギシッと寝台が軋む音が立つ。
昨晩動揺、クロードがティアの上に覆い被さる。
「大丈夫ですよ。今日も肌を晒したりはしませんから」
つぅっとクロードの指がティアの薄い夜着を撫でる。
「……っ、ふっ」
思い出しただけで身体が熱くなる。
夜着の上から自分でも触れたことがないような場所にクロードの長い指が触れていたこと。
脳が痺れる感覚に夢の中だというのに意識を飛ばしたこと。こんな感覚、昨日まで知らなかった。知識でさえなかったのに、どうしてこんな妄想をしてしまっているのだろう。
きっちりと普段通りに騎士の装いをしているクロードとは異なり、ティアは燭台の灯りで透けてしまいそうなほど薄い下着を身につけているため、クロードが指を少し動かしただけで甘く痺れるような刺激になる。
「あっ、だめっ……んっ、んんっ!」
「ティアは本当に感じやすいですね」
名前を呼ばれて思わず胸がきゅんっと締め付けられた。
クロードが『王女様、ティア様』ではなく『ティア』と呼んでくれるのはふたりきり。それも絶対に他者がいない、夢の中だけ。
私の妄想でしかない。
シーツとクロードの広い胸の間に囚われたティアは身を捩り逃げようとするが、耳に唇で触れたまま息を吹き込まれかなわない。
またクロードが耳朶を食み、時折軟骨を舌先で擽るとティアは小動物が跳ねるように体を反応させた。
つい数日前まで耳がこんなにも擽ったく、焦れったいものだと知る由もなかったティアは触れられる度に敏感になる自分の体に恐怖すら感じている。
耳朶を甘噛みされ、ぞくりと思わず腰が浮いてしまう。ゆっくりと耳孔周辺を硬く尖らせた舌先が擽るのがなんの前兆かティアは知っていた。
「あっあっ……それだめっ! やだ……っ、あアッ!」
くちゅっと卑猥な音を立ててクロードの熱い舌がティアの小さな耳の穴に浅く侵入する。
わざとらしく音を立てては時折ふうっと息で擽られ、抵抗しようと胸を押せば片手で頭上にまとめ上げられてしまった。
自然と仰向けで胸を張る体勢になり、胸の先端で硬くなったそれがクロードの服に擦れる。
ティアの短い悲鳴に誘われたクロードが指で先端をきゅっと摘まむ。薄い肩が震え溢れんばかりの胸がティアの動きに合わせて上下に揺れる。
「ここがお好きですか?」
クロードはそう言いながら薄い夜着の上から胸の先端を爪先で引っ掻いた。カリカリ弾くように細かく鋭い刺激が走る。素直に反応する先端がぷっくりと硬さを増し夜着の下で主張する。
ティアは羞恥心でいっぱいだった。
腕は相変わらず拘束されたままで抵抗すらできない。
もとより本気で抵抗する気などないのだから浅ましいと思う。
「アッアッ……やあっ!」
「嫌ですか。ではこれは?」
小刻みに引っ掻いていた爪先ではなく、今度は指の腹でゆっくりと先端の周りを円を描くようになぞる。
すりすり、じわじわとまた先端に這い寄っていく。
時折優しく指の腹が先端を掠め、その度ティアは大きく腰を跳ね上がらせた。先程の刺激と違いが余計に際立ち、もどかしさすら感じる。
漸く指の腹が先端にたどり着くとクロードは片手でティアの胸を中心に寄せそのまま夜着ごと親指と中指をティアの先端に埋め、押し潰し、捏ねるように指を動かした。
「はっ、やっ、アッアッ――!」
片方の胸が解放されたかと思えばそこにクロードが夜着の上から口をつけた。赤子のようにちゅっと吸い付き、もう片方は相変わらずぐりぐりと押しつぶされたり、引っ掻かれたりしている。
いっぺんに与えられる刺激にティアは喘ぐことしか出来ない。
クロードにつかまりたくて無意識に顔を覗き込めば深紅のルビーのような瞳と目が合って余計に胸が早鐘をうつ。
クロードに触れられているのだと自覚する。
(こわい。きもちいい。うれしい。きもちいい)
目の前がチカチカする。水をいっぱいれたグラスを揺すぶるような恐怖が内側から溢れだす。
これが絶頂の前なのだと知ったのはつい昨日のことだ。昨日は後ろから抱きしめるように胸に触れられ何度も果てさせられた。口をとじる暇がない。昨夜の夢を思い出して自らを更に限界へ追い込んでしまう。
――こんなのだめ。だめなのに。
「胸だけでもう限界ですか……? いいですよ」
クロードの紅い瞳が熱っぽく光り、啄んでいた胸の先端に軽く歯を立てて、吸い上げた。
「ひッ――――アアッ!」
同時にティアはびくりと腰を浮かせ、そのまま痙攣させる。とろけた腰がようやくシーツの上に戻ったとき満足そうなクロードがくすりと笑っていた。相変わらず眉間にシワが寄っているけれど自然な笑みにどきりとしてしまう。
現実のクロードのこんな笑みはいつ以来みていないだろう。これは私の妄想なのだと改めて思い知らされる。
「やっ……こっち見ないで……私、変な顔してる」
じわっと涙が滲んできて、それに戸惑ったクロードが捕らえていた二本の華奢な腕を開放する。ティアは腕で顔を隠し夢の中で泣くまいと唇を噛んでこらえた。
「……夢の中でまであなたにそんな顔をさせるのか」
クロードがなにか言った気がしたけれど聞き取れなかった。聞き返そうとした唇にクロードの指が這う。
「噛むと傷になってしまいますよ」
腕の隙間から覗いた心配そうな顔。年下だとは思えないほど大人っぽくて、心配性で私の事ばかり考えてくれる優しくて寂しいひと。
うん……と甘えるように呟いてティアはクロードの首に腕を伸ばした。
それに促され小さな体に吸い込まれるようクロードがティアの胸に寄り添う。
――私はこの人に与えられる人になりたい。
愛しくてしかたなかった。
もっと抱き合いたくて手繰り寄せると、ゴリッとティアの脚に硬いものが当たった。
10
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
不器用騎士様は記憶喪失の婚約者を逃がさない
かべうち右近
恋愛
「あなたみたいな人と、婚約したくなかった……!」
婚約者ヴィルヘルミーナにそう言われたルドガー。しかし、ツンツンなヴィルヘルミーナはそれからすぐに事故で記憶を失い、それまでとは打って変わって素直な可愛らしい令嬢に生まれ変わっていたーー。
もともとルドガーとヴィルヘルミーナは、顔を合わせればたびたび口喧嘩をする幼馴染同士だった。
ずっと好きな女などいないと思い込んでいたルドガーは、女性に人気で付き合いも広い。そんな彼は、悪友に指摘されて、ヴィルヘルミーナが好きなのだとやっと気付いた。
想いに気づいたとたんに、何の幸運か、親の意向によりとんとん拍子にヴィルヘルミーナとルドガーの婚約がまとまったものの、女たらしのルドガーに対してヴィルヘルミーナはツンツンだったのだ。
記憶を失ったヴィルヘルミーナには悪いが、今度こそ彼女を口説き落して円満結婚を目指し、ルドガーは彼女にアプローチを始める。しかし、元女誑しの不器用騎士は息を吸うようにステップをすっ飛ばしたアプローチばかりしてしまい…?
不器用騎士×元ツンデレ・今素直令嬢のラブコメです。
12/11追記
書籍版の配信に伴い、WEB連載版は取り下げております。
たくさんお読みいただきありがとうございました!

乙女ゲームの愛されヒロインに転生したら、ノーマルエンド後はゲームになかった隣国の英雄と過ごす溺愛新婚生活
シェルビビ
恋愛
――そんな、私がヒロインのはずでしょう!こんな事ってありえない。
攻略キャラクターが悪役令嬢とハッピーエンドになった世界に転生してしまったラウラ。断罪回避のため、聖女の力も神獣も根こそぎ奪われてしまった。記憶を思い出すのが遅すぎて、もう何も出来ることがない。
前世は貧乏だったこら今世は侯爵令嬢として静かに暮らそうと諦めたが、ゲームでは有り得なかった魔族の侵略が始まってしまう。隣国と同盟を結ぶために、英雄アージェスの花嫁として嫁ぐことが強制決定してしまった。
英雄アージェスは平民上がりの伯爵で、性格は気性が荒く冷血だともっぱらの噂だった。
冷遇される日々を過ごすのかと思っていたら、待遇が思った以上によく肩透かしを食らう。持ち前の明るい前向きな性格とポジティブ思考で楽しく毎日を過ごすラウラ。
アージェスはラウラに惚れていて、大型わんこのように懐いている。
一方その頃、ヒロインに成り替わった悪役令嬢は……。
乙女ゲームが悪役令嬢に攻略後のヒロインは一体どうなってしまうのか。
ヒロインの立場を奪われたけれど幸せなラウラと少し執着が強いアージェスの物語

【完結】呪いを解いて欲しいとお願いしただけなのに、なぜか超絶美形の魔術師に溺愛されました!
藤原ライラ
恋愛
ルイーゼ=アーベントロートはとある国の末の王女。複雑な呪いにかかっており、訳あって離宮で暮らしている。
ある日、彼女は不思議な夢を見る。それは、とても美しい男が女を抱いている夢だった。その夜、夢で見た通りの男はルイーゼの目の前に現れ、自分は魔術師のハーディだと名乗る。咄嗟に呪いを解いてと頼むルイーゼだったが、魔術師はタダでは願いを叶えてはくれない。当然のようにハーディは対価を要求してくるのだった。
解呪の過程でハーディに恋心を抱くルイーゼだったが、呪いが解けてしまえばもう彼に会うことはできないかもしれないと思い悩み……。
「君は、おれに、一体何をくれる?」
呪いを解く代わりにハーディが求める対価とは?
強情な王女とちょっと性悪な魔術師のお話。
※ほぼ同じ内容で別タイトルのものをムーンライトノベルズにも掲載しています※
こわいかおの獣人騎士が、仕事大好きトリマーに秒で堕とされた結果
てへぺろ
恋愛
仕事大好きトリマーである黒木優子(クロキ)が召喚されたのは、毛並みの手入れが行き届いていない、犬系獣人たちの国だった。
とりあえず、護衛兼監視役として来たのは、ハスキー系獣人であるルーサー。不機嫌そうににらんでくるものの、ハスキー大好きなクロキにはそんなの関係なかった。
「とりあえずブラッシングさせてくれません?」
毎日、獣人たちのお手入れに精を出しては、ルーサーを(犬的に)愛でる日々。
そのうち、ルーサーはクロキを女性として意識するようになるものの、クロキは彼を犬としかみていなくて……。
※獣人のケモ度が高い世界での恋愛話ですが、ケモナー向けではないです。ズーフィリア向けでもないです。

コワモテ軍人な旦那様は彼女にゾッコンなのです~新婚若奥様はいきなり大ピンチ~
二階堂まや
恋愛
政治家の令嬢イリーナは社交界の《白薔薇》と称される程の美貌を持ち、不自由無く華やかな生活を送っていた。
彼女は王立陸軍大尉ディートハルトに一目惚れするものの、国内で政治家と軍人は長年対立していた。加えて軍人は質実剛健を良しとしており、彼女の趣味嗜好とはまるで正反対であった。
そのためイリーナは華やかな生活を手放すことを決め、ディートハルトと無事に夫婦として結ばれる。
幸せな結婚生活を謳歌していたものの、ある日彼女は兄と弟から夜会に参加して欲しいと頼まれる。
そして夜会終了後、ディートハルトに華美な装いをしているところを見られてしまって……?

二人の彼に溺愛されて [異世界は突然に……Anotherstory]
あみにあ
恋愛
私はある日突然この世界へ召喚されて、新しい世界で暮らす事になった。
そこで出会ったのは、俺様な王子様と、意地悪な魔導師、影のある騎士、王都の医者、そして聖獣。
女性が生まれなくなってしまった歪な世界。
右も左もわからぬ中、彼らと共に過ごした。
だけれども色々あって、私は別の場所へ飛ばされることになってしまった。
そこは普通では到達できない場所。
だから彼らにもう一度会うことは出来ない、そう思っていた。
でも目覚めると、そこには居るはずのない二人の姿があった。
※すでに投稿しております《長編:異世界は突然に……》のキャラが登場します。
※ストーリー性は薄いです。
※長編のストーリーを読んでいなくても、わかるようになっております。
以前コメントを頂いた際、ご要望頂いた二人と主人公を書いてみました。
現在進んでいるストーリー上では、到底作れそうになかったので、別の短編として投稿しております。
ご了承下さい。
悪役令嬢は追いかけられて囚われる。
入海月子
恋愛
侯爵令嬢のセフィリアは、濡衣で王太子から婚約破棄を命じられる。失意のうちに座り込んでいると、近衛騎士のラギリスが追いかけてきた。今までなんの接点もなかったのに、熱い瞳で見つめられて……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる