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6.「こいつは俺が預かる」
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国を挙げて開催される祭りは多々あれど、第二王子が民の前に姿を見せることは今まで滅多になかった。そのため、ニーナも今初めてその姿を目にしたのだ。たが、リリィのように咄嗟に頭を下げるのではなく、ただその姿に見とれてしまっていた。
――なんて綺麗な瞳なのかしら。
深い深海のような蒼。テントの中が暗いから夜の始まりのようにも見える。記憶のなかの『彼』の瞳と重なって、絶対にありえないと分かっていても目が離せない。
なぜか今、第二王子の目の前でボロきれのようなワンピースを着ている自分が妙に恥ずかしくなった。服なんて気にしても仕方の無いこと、気にしたことなんてなかったのに。
そんなニーナに第二王子は嘲笑の目を向ける。
「なにを見ている」
薄く笑った唇は、捨て猫のような調香師の視線に苛立ちすら感じたようで突然ニーナの顎を掴んだ。突然のことに驚いて反射的に身を捩ると脆くなったワンピースの胸元が解れ、幼い顔立ちに不釣り合いな胸の谷間が顕わになる。
「な、なにを」
「――なんだ? 手つきになれば王族が娶るなんて戯言を本気にしているのか? ここまで熱心なんだ――試してやってもいい」
酷い侮辱だった。だが、反抗しようとしたニーナは声を出すことすらかなわなくなる。
唐突に、第二王子の唇がニーナの唇を塞いだのだ。ニーナが驚きのあまり動くこともできないのをいい事に、王子の舌が容赦なくニーナの口内に侵入し犯す。屈辱と羞恥と驚愕。その全てがニーナの一度に襲った。
いつかきっと、愛する人とするのだと思っていた口付けがまさかこんなかたちで突然奪われるなど嫌じゃないはずがない。
「んんっ、むっ……やっ……!」
ガリッ、そう音を立ててニーナは抵抗を示した。肩で息をしながら、距離をとる。口の中は薄らと血の味がした。薄く形のいい唇に思い切り噛み付いてやったからだ。
「さ、最低です……こんな……」
生理的な涙を新緑色の瞳に薄らと浮かべながらニーナは非道を働いた第二王子を睨みつけた。
前言撤回だ。こんな人が『彼』に似ているわけがない。
「――君……いや、まさか、そんなはずはない」
勝手に唇を奪っておいて、狼狽しているのはなぜか第二王子だった。
ニーナを見つめ、あり得ないと言った顔をしている。あり得ないのはこちらの台詞だ。
「いくら王族だからってこんな――」
――はじめてだったのに。こんなかたちで……。
かっとなって発した言葉はそれ以上続けることができなかった。
突然、身体が宙を浮き、視界が揺らぐ。
なにかにがっちりと押さえつけられて身動きがとれない。
「こいつは俺が預かる」
感情の分からない声で男が言った。そこでようやく自分が今第二王子に抱きかかえられているのだと気付く。正確に言えばまるで荷物のように肩に抱えられているのだ。
「なっ、おろしてっ!」
「大人しくしていろ」
離れようと暴れるも第二王子は細い身体から想像もつかないほど力が強くびくともしない。あっという間に近くで待機していた馬車に押し込まれてしまう。
「ニーナ! お願いですっ、ニーナを離してくださいっ、もうここでお店も開きませんからどうか……!」
連れ去られるニーナを追いかけてきたリリィが泣きながら王太子に懇願しているのが馬車の窓から見えた。どうにかして開けようとするも一緒に乗り込んだ第二王子がその手を阻む。
「大人しくしていろと言っているだろう……それともあの女も一緒がいいか?」
ニーナは暴れていた身体をぴたりと止めた。今、第二王子のかんに障ってしまったのは恐らく自分だけだ。リリィを巻き込むわけにはいかないと抵抗をやめて身体を縮み込ませる。
――酷い人。
第一王子も別の馬車に乗り込んだようで、リリィがまだ泣いているのが見えた。友人に大丈夫よ、と笑顔を作ってみせる。大丈夫、そう自分にも言い聞かせた。
馬車の中はニーナが黙ると静寂に包まれた。第二王子はニーナが逃げられないよう腰に腕を回しているが視線は真っ直ぐとどこか遠いところをみている。
ふと、窓越しにざわつく声が耳にはいった。ニーナ達の騒動に集まった人々が遠目に馬車をじろじろ覗き込んでいる。
『王子たちが香水店のニーナを連れ去っちまうよ』
『王子たち、なんて言ったらミカエル様に失礼じゃないかい』
『それもそうだ。それにしてもミカエル様は素敵だねえ。遠目だったけれどあの笑ったときの横顔なんて腰が抜けるかと思ったよお』
大勢が一度に喋るため全ては聞き取れないが、どうやらあの第一王太子は人気らしい。
目を輝かせた女性達がうっとりと語っている。
『極悪王子め、また女を誑かしやがって……あの子もきっと適当な理由で処罰されちまうんだ。もうここじゃ商売できねえな』
『まったくだ! あの持たざる王子……俺の兄弟もアイツに処罰されたんだ……! 次見かけたらぶっ飛ばしてやる!』
ニーナは肩をびくりと震わせた。ミカエルへの賞賛ばかりかと思えば第二王子の名が聞こえてきたらだ。そのうえその内容は穏やかなものでない。
――確かに最低な人……だけど。
恐らく、今ニーナが感じている怒りや恐怖とはまた違った嫌悪だ。口々に囁かれるそれをニーナは怖いと感じた。
――本人に聞こえていないと思っているの? ……なんだか嫌だわ。
ちらり、とニーナは第二王子の顔を伺った。けれど、その表情は変わらず感情が掴めない。これだけはっきりとニーナに聞こえているのだ。猫族は竜族よりも耳がいいのかもしれないが、それを抜きにしても少しは聞こえているだろう。だが、それに反応する素振りすら見せなかった。
ニーナが気になったのはロルフだけではない。馬車の外で控える護衛の者でさえそれを咎めることはなかった。自分たちの主が目の前で悪く言われているというのに、もしその言葉通りならここにいる人は全員処刑対象だろう。なんとも言えない違和感にニーナはすっかり黙ってしまった。
「……いい子だ」
抵抗を止めた姿を服従と捉えたらしい第二王子は馬車を出すよう指示をすると、調香師をのせて進み始めた。
――なんて綺麗な瞳なのかしら。
深い深海のような蒼。テントの中が暗いから夜の始まりのようにも見える。記憶のなかの『彼』の瞳と重なって、絶対にありえないと分かっていても目が離せない。
なぜか今、第二王子の目の前でボロきれのようなワンピースを着ている自分が妙に恥ずかしくなった。服なんて気にしても仕方の無いこと、気にしたことなんてなかったのに。
そんなニーナに第二王子は嘲笑の目を向ける。
「なにを見ている」
薄く笑った唇は、捨て猫のような調香師の視線に苛立ちすら感じたようで突然ニーナの顎を掴んだ。突然のことに驚いて反射的に身を捩ると脆くなったワンピースの胸元が解れ、幼い顔立ちに不釣り合いな胸の谷間が顕わになる。
「な、なにを」
「――なんだ? 手つきになれば王族が娶るなんて戯言を本気にしているのか? ここまで熱心なんだ――試してやってもいい」
酷い侮辱だった。だが、反抗しようとしたニーナは声を出すことすらかなわなくなる。
唐突に、第二王子の唇がニーナの唇を塞いだのだ。ニーナが驚きのあまり動くこともできないのをいい事に、王子の舌が容赦なくニーナの口内に侵入し犯す。屈辱と羞恥と驚愕。その全てがニーナの一度に襲った。
いつかきっと、愛する人とするのだと思っていた口付けがまさかこんなかたちで突然奪われるなど嫌じゃないはずがない。
「んんっ、むっ……やっ……!」
ガリッ、そう音を立ててニーナは抵抗を示した。肩で息をしながら、距離をとる。口の中は薄らと血の味がした。薄く形のいい唇に思い切り噛み付いてやったからだ。
「さ、最低です……こんな……」
生理的な涙を新緑色の瞳に薄らと浮かべながらニーナは非道を働いた第二王子を睨みつけた。
前言撤回だ。こんな人が『彼』に似ているわけがない。
「――君……いや、まさか、そんなはずはない」
勝手に唇を奪っておいて、狼狽しているのはなぜか第二王子だった。
ニーナを見つめ、あり得ないと言った顔をしている。あり得ないのはこちらの台詞だ。
「いくら王族だからってこんな――」
――はじめてだったのに。こんなかたちで……。
かっとなって発した言葉はそれ以上続けることができなかった。
突然、身体が宙を浮き、視界が揺らぐ。
なにかにがっちりと押さえつけられて身動きがとれない。
「こいつは俺が預かる」
感情の分からない声で男が言った。そこでようやく自分が今第二王子に抱きかかえられているのだと気付く。正確に言えばまるで荷物のように肩に抱えられているのだ。
「なっ、おろしてっ!」
「大人しくしていろ」
離れようと暴れるも第二王子は細い身体から想像もつかないほど力が強くびくともしない。あっという間に近くで待機していた馬車に押し込まれてしまう。
「ニーナ! お願いですっ、ニーナを離してくださいっ、もうここでお店も開きませんからどうか……!」
連れ去られるニーナを追いかけてきたリリィが泣きながら王太子に懇願しているのが馬車の窓から見えた。どうにかして開けようとするも一緒に乗り込んだ第二王子がその手を阻む。
「大人しくしていろと言っているだろう……それともあの女も一緒がいいか?」
ニーナは暴れていた身体をぴたりと止めた。今、第二王子のかんに障ってしまったのは恐らく自分だけだ。リリィを巻き込むわけにはいかないと抵抗をやめて身体を縮み込ませる。
――酷い人。
第一王子も別の馬車に乗り込んだようで、リリィがまだ泣いているのが見えた。友人に大丈夫よ、と笑顔を作ってみせる。大丈夫、そう自分にも言い聞かせた。
馬車の中はニーナが黙ると静寂に包まれた。第二王子はニーナが逃げられないよう腰に腕を回しているが視線は真っ直ぐとどこか遠いところをみている。
ふと、窓越しにざわつく声が耳にはいった。ニーナ達の騒動に集まった人々が遠目に馬車をじろじろ覗き込んでいる。
『王子たちが香水店のニーナを連れ去っちまうよ』
『王子たち、なんて言ったらミカエル様に失礼じゃないかい』
『それもそうだ。それにしてもミカエル様は素敵だねえ。遠目だったけれどあの笑ったときの横顔なんて腰が抜けるかと思ったよお』
大勢が一度に喋るため全ては聞き取れないが、どうやらあの第一王太子は人気らしい。
目を輝かせた女性達がうっとりと語っている。
『極悪王子め、また女を誑かしやがって……あの子もきっと適当な理由で処罰されちまうんだ。もうここじゃ商売できねえな』
『まったくだ! あの持たざる王子……俺の兄弟もアイツに処罰されたんだ……! 次見かけたらぶっ飛ばしてやる!』
ニーナは肩をびくりと震わせた。ミカエルへの賞賛ばかりかと思えば第二王子の名が聞こえてきたらだ。そのうえその内容は穏やかなものでない。
――確かに最低な人……だけど。
恐らく、今ニーナが感じている怒りや恐怖とはまた違った嫌悪だ。口々に囁かれるそれをニーナは怖いと感じた。
――本人に聞こえていないと思っているの? ……なんだか嫌だわ。
ちらり、とニーナは第二王子の顔を伺った。けれど、その表情は変わらず感情が掴めない。これだけはっきりとニーナに聞こえているのだ。猫族は竜族よりも耳がいいのかもしれないが、それを抜きにしても少しは聞こえているだろう。だが、それに反応する素振りすら見せなかった。
ニーナが気になったのはロルフだけではない。馬車の外で控える護衛の者でさえそれを咎めることはなかった。自分たちの主が目の前で悪く言われているというのに、もしその言葉通りならここにいる人は全員処刑対象だろう。なんとも言えない違和感にニーナはすっかり黙ってしまった。
「……いい子だ」
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