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4 あ、これやばいかも
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片脚を持ち上げられ、くっついているだけだったミカエリスさんの凶器が割れ目を擦り上げる。太い裏筋で秘豆を押し潰されると腰から頭に電撃が走って何も考えられなくなる。
「それっ、ぁっ、あっんぁっ! やらっ、ふぁあ……きもちいよぉ……」
くちゃくちゃ卑猥な音が響いて、凶暴なまでに浮き出た血管が押し潰したり、カリに引っ掛けて弄びながら擦り上げたり。
「ひっぅう……っ、ぁ――……っ」
何度も甘イキを繰り返してしまい脱力しているはずの脚がびくびくと震える。
「ふふっ。気持ちよくなってくれて嬉しいです。ヒマリさんのお好きなここ、触りながらしましょうね」
「ふぇ……っあっ……ぁあっ!」
甘やかな声で囁かれると同時に指や舌とは比べものにならない質量が内臓を押し上げた。ずぷんっ、くちゅぅっ、てもう卑猥以外で表現できない音がしてるし、視界がチカチカしているしで何が起こったかなんて言われなくたってわかった。
「ここまで入ってますよ」なんて爽やかな笑顔でお腹を撫でられればそれだけでちょっとなんかもう。
「ぁ、うそ……っ、まっ、まって」
「おや、すみません。痛みますか?」
わざとらしい困り顔。痛くないなんて分かってるくせに。それでも緩く揺らしていた腰をピタリと止めてくれたことに優しさを感じているんだから私ってチョロいのかもしれない。
「いっ、痛くはない、けどっ、そうじゃなくてっ」
「よかった。貴女を傷つけたくはありませんからね」
待って、と伸ばした手を絡め取られて手首にキスされる。
その仕草と注がれる甘くて熱い視線に体の奥がぞわぞわと疼いた。
これも聖女の本能とやらか、それとも人間の本当か。とにかくこれ以上はまずいと必死に冷静さを保とうとする。
気持ちいい。もっと欲しい。深く、強くしてほしい。そんな言葉が矢継ぎ早に脳内を埋め尽くすからそれはもうバレないように腰を引いて抜こうとする。抜けていく刺激さえ声が出そうになるくらい気持ちいい。
「ほ、ほらっ、聖女って神聖な存在? ですよねきっと! だからこういうことってしちゃだめなんじゃ……」
なんかよくわかんないけど、多分教会のシスターとかお寺のお坊さんとかと同じだよね? あれ?
「これこそ聖女の本業ですよ」
バレてない。わけもなく腰を掴まれずちゅんっと奥に熱が戻される。
お仕置きと言わんばかりにさっきより絶対に深い。
「あっ――……んぁっ!……ひぁッ!?……ぁあっあっ」
緩く揺さぶりながら服の上から的確に胸の先を摘ままれて、今はそのもどかしい刺激が下半身に溜まっていくようで余計に怖い。
「泣かないでください。怖がらせたいわけではないのです」
目尻に溜まった涙を元凶がキスで拭う。優しい口調とは裏腹に抽挿を始めた腰は激しく打ち付けられ肌と肌が当たる音が響く。どろどろに蕩けた内側が彼の熱を動きやすくして、もっともっとと強請るように弛緩しているのが自分でも分かる。
無意識に浮いてしまった腰を大きな手で掴まれて目眩がするほど気持ちいいとこをガンガン突かれた。
「はっ……んぅ~~……!!」
もう何度イッてるのか分からない。お尻の方までぐちゃぐちゃになっているのにつま先にだけ力が入って戻ってこられない感覚。ハッハッと短く呼吸を繰り返していると「おや」なんてわざとらしい困り顔が見えた。
私はもう理解している。このミカエリスさんがその顔をするときは碌なことにならないってこと。
「腰をずっと上げているのは疲れてしまいますよね。すみません、気が利かなくて」
「へ……あ、あの……もう……」
もう終わりにして。腰だけでなく全身が甘くしびれ続けていておかしい。
私の戸惑いを察したミカエリスさんはにこりと微笑んだ。
「ああ、聖女様の特徴ですよ。加護をお与えになると認めた相手の魔力が満たされるまで疲労感はなく、ただずっと快楽が続くのです。簡単にいうと媚薬効果、のようなものですね」
淡々と説明されながらくるりと体制を変えられうつ伏せにされる。ソファーに全身が深く沈んで脚はぴったりと閉じられた。その上からミカエリスさんが覆い被さると繋がったままの下半身がさっきとは違うトコロをぐっと押し上げる。
あ、これやばいかも。
「それっ、ぁっ、あっんぁっ! やらっ、ふぁあ……きもちいよぉ……」
くちゃくちゃ卑猥な音が響いて、凶暴なまでに浮き出た血管が押し潰したり、カリに引っ掛けて弄びながら擦り上げたり。
「ひっぅう……っ、ぁ――……っ」
何度も甘イキを繰り返してしまい脱力しているはずの脚がびくびくと震える。
「ふふっ。気持ちよくなってくれて嬉しいです。ヒマリさんのお好きなここ、触りながらしましょうね」
「ふぇ……っあっ……ぁあっ!」
甘やかな声で囁かれると同時に指や舌とは比べものにならない質量が内臓を押し上げた。ずぷんっ、くちゅぅっ、てもう卑猥以外で表現できない音がしてるし、視界がチカチカしているしで何が起こったかなんて言われなくたってわかった。
「ここまで入ってますよ」なんて爽やかな笑顔でお腹を撫でられればそれだけでちょっとなんかもう。
「ぁ、うそ……っ、まっ、まって」
「おや、すみません。痛みますか?」
わざとらしい困り顔。痛くないなんて分かってるくせに。それでも緩く揺らしていた腰をピタリと止めてくれたことに優しさを感じているんだから私ってチョロいのかもしれない。
「いっ、痛くはない、けどっ、そうじゃなくてっ」
「よかった。貴女を傷つけたくはありませんからね」
待って、と伸ばした手を絡め取られて手首にキスされる。
その仕草と注がれる甘くて熱い視線に体の奥がぞわぞわと疼いた。
これも聖女の本能とやらか、それとも人間の本当か。とにかくこれ以上はまずいと必死に冷静さを保とうとする。
気持ちいい。もっと欲しい。深く、強くしてほしい。そんな言葉が矢継ぎ早に脳内を埋め尽くすからそれはもうバレないように腰を引いて抜こうとする。抜けていく刺激さえ声が出そうになるくらい気持ちいい。
「ほ、ほらっ、聖女って神聖な存在? ですよねきっと! だからこういうことってしちゃだめなんじゃ……」
なんかよくわかんないけど、多分教会のシスターとかお寺のお坊さんとかと同じだよね? あれ?
「これこそ聖女の本業ですよ」
バレてない。わけもなく腰を掴まれずちゅんっと奥に熱が戻される。
お仕置きと言わんばかりにさっきより絶対に深い。
「あっ――……んぁっ!……ひぁッ!?……ぁあっあっ」
緩く揺さぶりながら服の上から的確に胸の先を摘ままれて、今はそのもどかしい刺激が下半身に溜まっていくようで余計に怖い。
「泣かないでください。怖がらせたいわけではないのです」
目尻に溜まった涙を元凶がキスで拭う。優しい口調とは裏腹に抽挿を始めた腰は激しく打ち付けられ肌と肌が当たる音が響く。どろどろに蕩けた内側が彼の熱を動きやすくして、もっともっとと強請るように弛緩しているのが自分でも分かる。
無意識に浮いてしまった腰を大きな手で掴まれて目眩がするほど気持ちいいとこをガンガン突かれた。
「はっ……んぅ~~……!!」
もう何度イッてるのか分からない。お尻の方までぐちゃぐちゃになっているのにつま先にだけ力が入って戻ってこられない感覚。ハッハッと短く呼吸を繰り返していると「おや」なんてわざとらしい困り顔が見えた。
私はもう理解している。このミカエリスさんがその顔をするときは碌なことにならないってこと。
「腰をずっと上げているのは疲れてしまいますよね。すみません、気が利かなくて」
「へ……あ、あの……もう……」
もう終わりにして。腰だけでなく全身が甘くしびれ続けていておかしい。
私の戸惑いを察したミカエリスさんはにこりと微笑んだ。
「ああ、聖女様の特徴ですよ。加護をお与えになると認めた相手の魔力が満たされるまで疲労感はなく、ただずっと快楽が続くのです。簡単にいうと媚薬効果、のようなものですね」
淡々と説明されながらくるりと体制を変えられうつ伏せにされる。ソファーに全身が深く沈んで脚はぴったりと閉じられた。その上からミカエリスさんが覆い被さると繋がったままの下半身がさっきとは違うトコロをぐっと押し上げる。
あ、これやばいかも。
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