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学園編
63. 助け舟
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一目散という言葉がぴったりな様子で、どこかの国の王族御一行様は、野営地を出発していった。野営地に他の旅人を入れないようにしていたから、今やすっからかんだ。これで人目を気にせず魔物退治ができる。
ウィオは魔物に近づき、飛んでくる毒液を凍らせて地面に落としている。けっこう遠くまで飛ばしてくるので、討伐が大変なのもうなずける。遠くから魔法で攻撃するしかないけれど、全身が堅そうな皮で覆われているから、魔法も威力が必要そうだ。
毒は解けたあとで動物がふんだら危険だから、無害化しておこう。
「そろそろいいか」
『ちょっと待って。馬が走ってくるよ』
「どっちからだ?」
『王都のほう』
こちらに向かって全速力で走ってきている馬の足音が聞こえる。開けた場所で遠くからも魔物が見えるだろうから、おそらく通りかかった商会の護衛か冒険者が加勢に来てくれているのだろう。
ウィオはそちらを見て、まだだいぶ遠くにいることを確認してから、氷の槍を複数降らせ、魔物をあっさりと倒した。素材をダメにしないように、傷を最小限にしているから、本当に貴重な素材なんだろう。複数の槍にしたのは、時間をかけて倒したと見せるためかもしれない。ウィオにかかればこの程度の魔物を倒すのなど、朝飯前だ。
「あとの処理は第三部隊に任せよう」
『証拠隠滅しちゃおうよ。オレ、穴を掘るよ?』
「ダメだ。この魔物の皮は貴重な素材だ。それに、街道の安全のためにも、この近くにはもういないと知らせる必要がある。これから他の王族も通るんだ」
大きな穴を掘って埋めてしまおうと思ったのに、オレが誘い出したとバレちゃうのは、避けられないらしい。やっちゃったなあ。
いじけてウィオの足にちょいちょいして攻撃しているうちに、こちらに走ってきていた馬が、だいぶ近づいてきた。
「あれは、ライだな」
『え? 王子様?』
昨夜の結婚式が終わって、王族たちは国に戻るために、続々と王都を出発しているようだ。フェゴの王子様はオレたちのすぐ後ろを走っていたのだろう。
すぐ近くまで来ると、一緒に来た騎士をその場に留めて、王子様と幼なじみだけが馬から降りて近寄ってきた。
「大物が出たようだから急いできたんだが、これは……」
「クロディリスですか」
「ルジェが森の中で遊んで連れてきてしまった。安心してくれ。この辺りに強い魔物はもういない」
ウィオの言葉に、王子様と幼なじみが絶句しているけど、まあ間違ってないよ。オレにとっては相手がどんな魔物だってお遊びだ。
「トリス、危険はないからそのまま進むようにと、本隊に伝えてくれ」
「分かりました。では失礼します」
幼なじみはウィオとオレに頭を下げてから、騎士を連れて戻っていった。王子様だけ残ったので、まだウィオに用事があるようだ。
「で、実際は何があったんだ? 言える範囲でいいが」
「ライ、私が今日王都を出てタイロンに向かうことを知っていたか?」
「ああ。未確認だがそういう情報があると聞いた」
え? そうなの? もしかして、オレたちの行動がバレていたから、あの王族が待ち伏せしてたの?
「タイロンの王子殿下がそこの野営地にいらっしゃって、呼び止められた。それでルジェが、魔物を連れてきて、追い払おうとしたんだ」
「それは……」
そんな信じられないようなものを見る目で見ないでよ。あの魔物の習性を知らなかったんだってば。こんな大事になると思わなかったんだよ。
王族に魔物をけしかけたわけじゃないから、怒られるいわれはないよね? それで怒られるなら、オレの行動を妨げた時点で、向こうが怒られないと割に合わない。
晩餐会の後に、ウィオがマダム先生にタイロンへ向かうから学園を頼むと話していたのを、誰かに聞かれてしまって、情報が漏れたのだ。ドラゴンがオルデキアに飛んできて、その直後にウィオがタイロンに行くとなれば、ドラゴンに会いに行くのだと容易に想像できる。
待ち伏せしていたのはドラゴンの住む国、タイロンの王子だ。ドラゴンのこともあるし、タイロンまで一緒に行こうと画策し、予定よりも早く出発して待ちかまえていたらしい。急な出発の準備に巻き込まれた使用人さんたち、大変だったろうな。
一方、王子様たちフェゴの隊列は予定どおりに出発していた。帰りにアチェーリの王宮によることが決まっているので、その予定に合わせてスケジュールが組まれている。王族は忙しいんだな。
「聞いていいのか分からないが、ドラゴンに会いに行くのか?」
「まあな」
「ウィオラス、私たちの後ろから来るといい。もしタイロンの王子殿下にお会いしたら、魔物の出現を報告しに王都へ戻ったと伝える」
「助かる」
「どこかでタイミングを見て追い抜け」
王子様には前回ドラゴンが現れたのはオレのせいだとバレているから、ウィオも否定しなかった。王子様もそれ以上は追及しなかったので、秘密にしてくれるだろう。この先でオレたちがあの王族に捕まらないように、協力もしてくれるそうだ。ありがたいね。
お互い旅の安全を願ってから、街道に見えている馬車の列に向けて、王子様は馬を走らせていった。
『みんながあの王子様みたいだといいのにね』
「それは無理だ。ライだって、以前に知り合っていなければ、あっさりと別れたりはしない」
王子様とは冒険者として知り合ったからこそ、ウィオも信頼していて気軽に話をする。それは、フェゴの王子としてではなく、冒険者同士の話だとお互いが認識しているからこそ、できることだ。どの国よりも、オレたちの住むオルデキアよりも、オレに一番近しい王族だから、その地位を守るために、オレの機嫌を損ねるようなことはしない。それが分かっているから、ウィオも気安く接している。
多分王子様が結婚式にわざわざ護衛としてきたのも、そのあたりの政治的な駆け引きがあったのだろう。どんな目論見があろうとも、ウィオのことを傷つけないなら、オレはどうでもいい。美味しいチョモが食べられるフェゴのお店をまとめた、チョモマップをくれたからってわけじゃないよ。
「ところでルジェ。一つ頼みがある」
『なあに? なんでも言って』
「王都のヴィンセントに、このクロディリスについて伝えてきてくれ」
『キャンキャン!』
やだよ。そんなの伝えにいったら、直接怒られちゃうじゃないか。ギルドに伝言を頼もうよ。
そう提案したのに、タイロンの王族が待ちかまえているかもしれないから、ダメだと言われてしまった。
『部隊長さんじゃダメ?』
「急いでヴィンセントに伝えてほしい。街道を行く誰かが気づけば、大騒動になる」
『キュゥゥ』
行きたくないけど、とっても気乗りしないけど、オレがやらかしたのだから、行くしかない。大人しく怒られてこよう。
あーあ。最近ついてないことばかりだけど、今年は厄年かなあ。
ウィオは魔物に近づき、飛んでくる毒液を凍らせて地面に落としている。けっこう遠くまで飛ばしてくるので、討伐が大変なのもうなずける。遠くから魔法で攻撃するしかないけれど、全身が堅そうな皮で覆われているから、魔法も威力が必要そうだ。
毒は解けたあとで動物がふんだら危険だから、無害化しておこう。
「そろそろいいか」
『ちょっと待って。馬が走ってくるよ』
「どっちからだ?」
『王都のほう』
こちらに向かって全速力で走ってきている馬の足音が聞こえる。開けた場所で遠くからも魔物が見えるだろうから、おそらく通りかかった商会の護衛か冒険者が加勢に来てくれているのだろう。
ウィオはそちらを見て、まだだいぶ遠くにいることを確認してから、氷の槍を複数降らせ、魔物をあっさりと倒した。素材をダメにしないように、傷を最小限にしているから、本当に貴重な素材なんだろう。複数の槍にしたのは、時間をかけて倒したと見せるためかもしれない。ウィオにかかればこの程度の魔物を倒すのなど、朝飯前だ。
「あとの処理は第三部隊に任せよう」
『証拠隠滅しちゃおうよ。オレ、穴を掘るよ?』
「ダメだ。この魔物の皮は貴重な素材だ。それに、街道の安全のためにも、この近くにはもういないと知らせる必要がある。これから他の王族も通るんだ」
大きな穴を掘って埋めてしまおうと思ったのに、オレが誘い出したとバレちゃうのは、避けられないらしい。やっちゃったなあ。
いじけてウィオの足にちょいちょいして攻撃しているうちに、こちらに走ってきていた馬が、だいぶ近づいてきた。
「あれは、ライだな」
『え? 王子様?』
昨夜の結婚式が終わって、王族たちは国に戻るために、続々と王都を出発しているようだ。フェゴの王子様はオレたちのすぐ後ろを走っていたのだろう。
すぐ近くまで来ると、一緒に来た騎士をその場に留めて、王子様と幼なじみだけが馬から降りて近寄ってきた。
「大物が出たようだから急いできたんだが、これは……」
「クロディリスですか」
「ルジェが森の中で遊んで連れてきてしまった。安心してくれ。この辺りに強い魔物はもういない」
ウィオの言葉に、王子様と幼なじみが絶句しているけど、まあ間違ってないよ。オレにとっては相手がどんな魔物だってお遊びだ。
「トリス、危険はないからそのまま進むようにと、本隊に伝えてくれ」
「分かりました。では失礼します」
幼なじみはウィオとオレに頭を下げてから、騎士を連れて戻っていった。王子様だけ残ったので、まだウィオに用事があるようだ。
「で、実際は何があったんだ? 言える範囲でいいが」
「ライ、私が今日王都を出てタイロンに向かうことを知っていたか?」
「ああ。未確認だがそういう情報があると聞いた」
え? そうなの? もしかして、オレたちの行動がバレていたから、あの王族が待ち伏せしてたの?
「タイロンの王子殿下がそこの野営地にいらっしゃって、呼び止められた。それでルジェが、魔物を連れてきて、追い払おうとしたんだ」
「それは……」
そんな信じられないようなものを見る目で見ないでよ。あの魔物の習性を知らなかったんだってば。こんな大事になると思わなかったんだよ。
王族に魔物をけしかけたわけじゃないから、怒られるいわれはないよね? それで怒られるなら、オレの行動を妨げた時点で、向こうが怒られないと割に合わない。
晩餐会の後に、ウィオがマダム先生にタイロンへ向かうから学園を頼むと話していたのを、誰かに聞かれてしまって、情報が漏れたのだ。ドラゴンがオルデキアに飛んできて、その直後にウィオがタイロンに行くとなれば、ドラゴンに会いに行くのだと容易に想像できる。
待ち伏せしていたのはドラゴンの住む国、タイロンの王子だ。ドラゴンのこともあるし、タイロンまで一緒に行こうと画策し、予定よりも早く出発して待ちかまえていたらしい。急な出発の準備に巻き込まれた使用人さんたち、大変だったろうな。
一方、王子様たちフェゴの隊列は予定どおりに出発していた。帰りにアチェーリの王宮によることが決まっているので、その予定に合わせてスケジュールが組まれている。王族は忙しいんだな。
「聞いていいのか分からないが、ドラゴンに会いに行くのか?」
「まあな」
「ウィオラス、私たちの後ろから来るといい。もしタイロンの王子殿下にお会いしたら、魔物の出現を報告しに王都へ戻ったと伝える」
「助かる」
「どこかでタイミングを見て追い抜け」
王子様には前回ドラゴンが現れたのはオレのせいだとバレているから、ウィオも否定しなかった。王子様もそれ以上は追及しなかったので、秘密にしてくれるだろう。この先でオレたちがあの王族に捕まらないように、協力もしてくれるそうだ。ありがたいね。
お互い旅の安全を願ってから、街道に見えている馬車の列に向けて、王子様は馬を走らせていった。
『みんながあの王子様みたいだといいのにね』
「それは無理だ。ライだって、以前に知り合っていなければ、あっさりと別れたりはしない」
王子様とは冒険者として知り合ったからこそ、ウィオも信頼していて気軽に話をする。それは、フェゴの王子としてではなく、冒険者同士の話だとお互いが認識しているからこそ、できることだ。どの国よりも、オレたちの住むオルデキアよりも、オレに一番近しい王族だから、その地位を守るために、オレの機嫌を損ねるようなことはしない。それが分かっているから、ウィオも気安く接している。
多分王子様が結婚式にわざわざ護衛としてきたのも、そのあたりの政治的な駆け引きがあったのだろう。どんな目論見があろうとも、ウィオのことを傷つけないなら、オレはどうでもいい。美味しいチョモが食べられるフェゴのお店をまとめた、チョモマップをくれたからってわけじゃないよ。
「ところでルジェ。一つ頼みがある」
『なあに? なんでも言って』
「王都のヴィンセントに、このクロディリスについて伝えてきてくれ」
『キャンキャン!』
やだよ。そんなの伝えにいったら、直接怒られちゃうじゃないか。ギルドに伝言を頼もうよ。
そう提案したのに、タイロンの王族が待ちかまえているかもしれないから、ダメだと言われてしまった。
『部隊長さんじゃダメ?』
「急いでヴィンセントに伝えてほしい。街道を行く誰かが気づけば、大騒動になる」
『キュゥゥ』
行きたくないけど、とっても気乗りしないけど、オレがやらかしたのだから、行くしかない。大人しく怒られてこよう。
あーあ。最近ついてないことばかりだけど、今年は厄年かなあ。
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