94 / 108
壊れた歯車
???
しおりを挟む
「ただいま」
「おかえり」
私が屋敷に帰ってくるとたまたま玄関の近くにいた侍っぽい少女が言う。
「マリアさん、そっちの様子はどうなってます?一応、私のところは大丈夫ですけど…」
「こっちも茉莉さんのところと同じかな…でも、最近、襲撃が多いから嫌になっちゃいそう。」
マリアはとても疲れた様子で言う。
「まあ、仕方ないですよ。国防騎士隊含めた国王軍の方々も被害が大きいですし、私たちの様に力のあるパーティじゃないと歯が立たない所の話じゃないですからね…」
「わかってるよう…でも、あまりにも多過ぎじゃないか!モンスターの襲撃ならよくあるけど、魔物が襲撃してくるなんて、そう有り得た事じゃないって話だったでしょ!」
「そのはずなんですけどね…私もこんなに多いと言う事例は初めてですよ。」
そんな事を二人で話していると…
『緊急事態発生!緊急事態発生!西門付近で大量の魔物の発生が確認されました!至急、援護を頼みます!現在時点での規模は70程度です。迅速な対応をお願いします。』
リリーフィルの波魔法による招集がかかると同時にマリアが立ち上がる。
「茉莉さんはここにいてよ。マリアも行くし、ここの守りも必要だし、茉莉さんも力を回復しないとダメでしょ?」
「そうですね…すみませんが、よろしくお願いしますね。」
私はマリアに軽く強化魔法をかける。
「ありがと!じゃ、行ってくるね!」
マリアはそう言って先程より力強く走って行く。
「ほんとにどうしてしまったのでしょう…」
私はため息をつきながら、3日ぶりにメイドの女性が用意してくれたご飯を食べる。
「茉莉様もお疲れのようですね…私としてはメイド稼業に勤しめる嬉しさはありますが、皆さんのお疲れになられた顔を見てると己の力の無さを悔やんでしまいそうです。」
そう言いながら、メイドの女性の特製ドリンクが置かれる。
「アルさん、ありがとうございます。私もそうですけど、アルさんたちがこうしていてくださるだけでもかなり助かっていますよ。私たちは戦う事しか出来ませんから、こうして癒しの一時を提供していただけるのはほんとに助かるのです。」
私はアルの特製ドリンクを一気に飲み干す。
このアルの特製ドリンクには魔力や体力などの力の回復や疲労軽減などの様々な効果があり、今は無くてはならない必需品となっている。
「茉莉さんにそう言っていただけると肩の荷が少し軽くなったように感じます。ですが、あまりご無理をなされないでくださいね。」
アルはそう言いながらテキパキと片づけを始める。
気がつけば、茉莉は椅子に座ったままで気絶する様に眠っていた。
…
「ふわぁ…」
茉莉は大きな欠伸をしながら身体を伸ばす。
どのくらい寝たのだろうか…
気がつけば6時間も時間が経っていた。
「はぁ…もうそんな時間ですか…」
私はまだ重い身体を立ち上がらせると後ろに毛布が落ちる。
「アルさん…ありがとうございます。」
私は今は屋敷に居ないアルに感謝しながら、毛布を片づけて、玄関まで行くと誰かが帰ってきた瞬間だった。
「フィリアさん、おかえりなさい。」
「ただいま…って、アンタ凄いクマ出来てるわよ?!」
フィリアは驚いた様に目を丸くさせて言う。
「そうなんですか?6時間も寝たんですけど…」
私がそう言うとフィリアは「いやいや」と手を顔の前で振りながら言う。
「アンタは頑張りすぎなのよ。この間も5日くらいずっと起きてたじゃない!アンタはもうちょっと自分を労るべきだわ。」
「確かにフィリアさんの言う通りなのかもしれません。ですが、私が居なければ戦力は落ちますし、何より北門に回れるのが私しか居ませんからね。アリスさんたちが帰ってくるまでは私に休んでる暇など無いんですよ。」
「…それもそうね。今はアンタくらいしかまともにアイツらとやりあえるのはいないわね。」
「はぁ…」とフィリアは大きなため息をつく。
「私としてはアンタにはもっと休んでもらいたいけど、アンタしか頼れる人が居ないし、頑張んなさいよ。」
「はい。頑張ってきますね!」
私は小さく手を振るフィリアに大きく手を振りながら、北門に向かう。
「急ぎませんと…」
私が北門に着くと一人の兵士が私の顔を見て言う。
「わわっ!茉莉さん!凄い顔になってますけど、大丈夫ですか?!」
「大丈夫ですよ。それよりも6時間以上も持ち場を離れてごめんなさいね。」
「そんなごめんなさいだなんてとんでもない!茉莉さんのおかげで国内への被害が食い止められていると言っても過言ではありませんし、感謝こそすれど責めることは出来ませんよ。」
兵士がそう言っていると一人の冒険者らしき女性が兵士に何かを耳打ちしていた。
「わかりました。では、メイヴィスさんは引き続き持ち場の警戒をよろしくお願いします。」
私は北門を出て自分の持ち場に行く。
「茉莉さん、凄い顔ですけど大丈夫ですか?」
そう言って白い服を着た腰あたりまでの長く青い髪の女性がその綺麗な青い瞳をうるませながら言う。
「ルフェーネさんの方こそ大丈夫ですか?凄くおつかれのようですけど…」
「い、いえ、私は大丈夫です。私なんて茉莉さんに比べれば何もしてないも同然ですし、まだまだ働けますよ!」
ルフェーネはそう言いながら元気よく両手を振る。
「あ、茉莉さん、帰ってきてたのね!」
そう言って魔力で浮かべた水の中に黄色っぽい鱗に覆われた魚の尾びれのような下半身の赤く短い髪の紫の瞳の女性がやってくる。
「ミェイさん、ただいまです。調子はどうですか?」
「ミェイの方は大丈夫だよ。とは言っても、ミェイは海歌族だから、水が無いと動けないし、定期的に水を補給しないといけないけど…」
ミェイがそう言うと同時にミェイのパーティの深海を思わせるような暗い青の長い髪の明るい黄色い目の海歌族がミェイに言う。
「ミェイ、A級モンスターの赤いドラウンが現れたんだけど、小瓶とか無い?」
A級モンスターに分類されるドラウンはその体色によって扱う属性が変わると言う不思議なトカゲ型のモンスターなのだ。
時折、記録にある如何なる属性とも違う属性を持つ個体も現れる為、それなりには危険な相手なのだ。
「あいにくだけど、予備の小瓶が無いわねぇ…魔力増強剤ならあるんだけど…」
「ミェイさん、これを使ってください。」
私が魔力を込めた小さな玉を渡すとミェイは驚いた様に目を見開きながら受け取る。
「悪いね。今度何かで埋め合わせをさせておくれ。」
「いえいえ、困った時はお互い様が冒険者でしょう?」
そんな事を茉莉は言うが、目に見えて消耗しているのが分かる。
「茉莉さん、貴方のおかげで私たちは戦えています。あまりご無理はなされないようお願いします。では…」
ミェイから玉を受け取った海歌族はぶっきらぼうにそう言うと持ち場へと戻って行く。
「ミェルも素直じゃないなぁ…素直に心配ですって言えばいいのに…」
そんな事を言いながら、ミェイは魔法で大気中の水を集めて、自分の水に足していく。
「うっし!十分サボったし、ミェイも頑張るかね。」
ミェイはそう言うと水の中の尾びれを動かしながら移動して持ち場に向かう。
「さてと…見回りでもしときますか…」
私は森の中へと歩みを進める。
「アリスさん、早く帰ってきてくださいね…」
そんな言葉を残しながら、茉莉は歩いていくのであった。
「おかえり」
私が屋敷に帰ってくるとたまたま玄関の近くにいた侍っぽい少女が言う。
「マリアさん、そっちの様子はどうなってます?一応、私のところは大丈夫ですけど…」
「こっちも茉莉さんのところと同じかな…でも、最近、襲撃が多いから嫌になっちゃいそう。」
マリアはとても疲れた様子で言う。
「まあ、仕方ないですよ。国防騎士隊含めた国王軍の方々も被害が大きいですし、私たちの様に力のあるパーティじゃないと歯が立たない所の話じゃないですからね…」
「わかってるよう…でも、あまりにも多過ぎじゃないか!モンスターの襲撃ならよくあるけど、魔物が襲撃してくるなんて、そう有り得た事じゃないって話だったでしょ!」
「そのはずなんですけどね…私もこんなに多いと言う事例は初めてですよ。」
そんな事を二人で話していると…
『緊急事態発生!緊急事態発生!西門付近で大量の魔物の発生が確認されました!至急、援護を頼みます!現在時点での規模は70程度です。迅速な対応をお願いします。』
リリーフィルの波魔法による招集がかかると同時にマリアが立ち上がる。
「茉莉さんはここにいてよ。マリアも行くし、ここの守りも必要だし、茉莉さんも力を回復しないとダメでしょ?」
「そうですね…すみませんが、よろしくお願いしますね。」
私はマリアに軽く強化魔法をかける。
「ありがと!じゃ、行ってくるね!」
マリアはそう言って先程より力強く走って行く。
「ほんとにどうしてしまったのでしょう…」
私はため息をつきながら、3日ぶりにメイドの女性が用意してくれたご飯を食べる。
「茉莉様もお疲れのようですね…私としてはメイド稼業に勤しめる嬉しさはありますが、皆さんのお疲れになられた顔を見てると己の力の無さを悔やんでしまいそうです。」
そう言いながら、メイドの女性の特製ドリンクが置かれる。
「アルさん、ありがとうございます。私もそうですけど、アルさんたちがこうしていてくださるだけでもかなり助かっていますよ。私たちは戦う事しか出来ませんから、こうして癒しの一時を提供していただけるのはほんとに助かるのです。」
私はアルの特製ドリンクを一気に飲み干す。
このアルの特製ドリンクには魔力や体力などの力の回復や疲労軽減などの様々な効果があり、今は無くてはならない必需品となっている。
「茉莉さんにそう言っていただけると肩の荷が少し軽くなったように感じます。ですが、あまりご無理をなされないでくださいね。」
アルはそう言いながらテキパキと片づけを始める。
気がつけば、茉莉は椅子に座ったままで気絶する様に眠っていた。
…
「ふわぁ…」
茉莉は大きな欠伸をしながら身体を伸ばす。
どのくらい寝たのだろうか…
気がつけば6時間も時間が経っていた。
「はぁ…もうそんな時間ですか…」
私はまだ重い身体を立ち上がらせると後ろに毛布が落ちる。
「アルさん…ありがとうございます。」
私は今は屋敷に居ないアルに感謝しながら、毛布を片づけて、玄関まで行くと誰かが帰ってきた瞬間だった。
「フィリアさん、おかえりなさい。」
「ただいま…って、アンタ凄いクマ出来てるわよ?!」
フィリアは驚いた様に目を丸くさせて言う。
「そうなんですか?6時間も寝たんですけど…」
私がそう言うとフィリアは「いやいや」と手を顔の前で振りながら言う。
「アンタは頑張りすぎなのよ。この間も5日くらいずっと起きてたじゃない!アンタはもうちょっと自分を労るべきだわ。」
「確かにフィリアさんの言う通りなのかもしれません。ですが、私が居なければ戦力は落ちますし、何より北門に回れるのが私しか居ませんからね。アリスさんたちが帰ってくるまでは私に休んでる暇など無いんですよ。」
「…それもそうね。今はアンタくらいしかまともにアイツらとやりあえるのはいないわね。」
「はぁ…」とフィリアは大きなため息をつく。
「私としてはアンタにはもっと休んでもらいたいけど、アンタしか頼れる人が居ないし、頑張んなさいよ。」
「はい。頑張ってきますね!」
私は小さく手を振るフィリアに大きく手を振りながら、北門に向かう。
「急ぎませんと…」
私が北門に着くと一人の兵士が私の顔を見て言う。
「わわっ!茉莉さん!凄い顔になってますけど、大丈夫ですか?!」
「大丈夫ですよ。それよりも6時間以上も持ち場を離れてごめんなさいね。」
「そんなごめんなさいだなんてとんでもない!茉莉さんのおかげで国内への被害が食い止められていると言っても過言ではありませんし、感謝こそすれど責めることは出来ませんよ。」
兵士がそう言っていると一人の冒険者らしき女性が兵士に何かを耳打ちしていた。
「わかりました。では、メイヴィスさんは引き続き持ち場の警戒をよろしくお願いします。」
私は北門を出て自分の持ち場に行く。
「茉莉さん、凄い顔ですけど大丈夫ですか?」
そう言って白い服を着た腰あたりまでの長く青い髪の女性がその綺麗な青い瞳をうるませながら言う。
「ルフェーネさんの方こそ大丈夫ですか?凄くおつかれのようですけど…」
「い、いえ、私は大丈夫です。私なんて茉莉さんに比べれば何もしてないも同然ですし、まだまだ働けますよ!」
ルフェーネはそう言いながら元気よく両手を振る。
「あ、茉莉さん、帰ってきてたのね!」
そう言って魔力で浮かべた水の中に黄色っぽい鱗に覆われた魚の尾びれのような下半身の赤く短い髪の紫の瞳の女性がやってくる。
「ミェイさん、ただいまです。調子はどうですか?」
「ミェイの方は大丈夫だよ。とは言っても、ミェイは海歌族だから、水が無いと動けないし、定期的に水を補給しないといけないけど…」
ミェイがそう言うと同時にミェイのパーティの深海を思わせるような暗い青の長い髪の明るい黄色い目の海歌族がミェイに言う。
「ミェイ、A級モンスターの赤いドラウンが現れたんだけど、小瓶とか無い?」
A級モンスターに分類されるドラウンはその体色によって扱う属性が変わると言う不思議なトカゲ型のモンスターなのだ。
時折、記録にある如何なる属性とも違う属性を持つ個体も現れる為、それなりには危険な相手なのだ。
「あいにくだけど、予備の小瓶が無いわねぇ…魔力増強剤ならあるんだけど…」
「ミェイさん、これを使ってください。」
私が魔力を込めた小さな玉を渡すとミェイは驚いた様に目を見開きながら受け取る。
「悪いね。今度何かで埋め合わせをさせておくれ。」
「いえいえ、困った時はお互い様が冒険者でしょう?」
そんな事を茉莉は言うが、目に見えて消耗しているのが分かる。
「茉莉さん、貴方のおかげで私たちは戦えています。あまりご無理はなされないようお願いします。では…」
ミェイから玉を受け取った海歌族はぶっきらぼうにそう言うと持ち場へと戻って行く。
「ミェルも素直じゃないなぁ…素直に心配ですって言えばいいのに…」
そんな事を言いながら、ミェイは魔法で大気中の水を集めて、自分の水に足していく。
「うっし!十分サボったし、ミェイも頑張るかね。」
ミェイはそう言うと水の中の尾びれを動かしながら移動して持ち場に向かう。
「さてと…見回りでもしときますか…」
私は森の中へと歩みを進める。
「アリスさん、早く帰ってきてくださいね…」
そんな言葉を残しながら、茉莉は歩いていくのであった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
無能勇者の黙示録~勝手に召喚されて勝手に追放されたので勝手に旅に出ます~
枯井戸
ファンタジー
力も強くない、足も速くない、魔法も使えないし、頭も大してよくない、どこにでもいるちょっとオタク趣味の主人公・東雲真緒が白雉国に勇者として転生する。
同期の勇者はそれぞれ力が強かったり、魔法が使えたり、回復ができたりと各々の才能を開花させ頭角を現していくのだが、真緒に与えられた才能は異世界転生モノでよく見る〝ステータスオープン〟のみだった。
仲間には使えないと蔑まれ、ギルドには落第勇者の烙印を押され、現地人には殺害されかけ、挙句の果てに大事な人を亡くし、見ず知らずの土地の最底辺で生きていくことになった真緒だったが、彼女はまだ〝ステータスオープン〟の可能性に気づいていないだけだった。
─────────────
※投稿時間は多少前後しますが毎日投稿は続けていくつもりです。
※タイトルは予告なしにガラリと変わる場合があるのでご了承ください。
※表紙は現在の主人公のイメージ図です。もしまた別の国へ行く場合、彼女の装いも変化するかもしれません。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる