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季節物やIFな話まとめ。
ピカピカな時
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「…以上を持ちまして、第108回私立フィリエス学園の入学式を閉式させていただきます。引き続き、入学生の方は各自のクラスの教室で必要な物品の受け取りをお願いします。」
目の前の教壇から、女性教員が降りると入学生たちはそれぞれの場所へと移動を始める。
ここは世界各地から冒険者を志すもの達が集まる。
人間、森人、獣人族、竜人族等、多種多様な種族が集まる場所なのだ。
「ねぇねぇ!」
私は声のした方を見る。
そこには輝く虹色の羽で飛んでいる黄金の長い髪の妖精族の少女と不思議な力を感じる黒く短い髪の人間の少女が居た。
私は銀色の長い前髪を揺らしながら言う。
「私の事…でしょうか?」
妖精族の少女が楽しそうに笑って言う。
「そうそう!君だよ~!」
「は、はぁ…」
私が困った様に言うと人間の少女が小さな声で言う。
「リフィー…名前…」
「あ、そうだった!同じクラスになったついでに君の名前を聞きたかったんだよ!」
妖精族の少女は楽しげに言う。
「そういう事ですか…私は茉莉です。」
私がそう答えると妖精族の少女は元気な声で言う。
「マツリって言うのね!私はリフィア!リフィア・フランチェスカ!見ての通り妖精族だよ!それとこっちの黒髪の子はレナだよ!よろしくね!」
リフィアにレナと呼ばれた少女が右手を差し出す。
「よろしく…」
私はレナの差し出した手を握る。
「よ、よろしくお願いします。」
「ふふっ…」
レナは嬉しそうに微笑んでいた。
リフィアが指を指す。
「あっちが私たちのクラスの部屋みたいだね!よーし!競走だ!」
リフィアはそう言うと沢山いる学生たちの間を縫って教室まで飛んで行く。
「いいこと…思いついた…」
レナはそう言うと魔法陣を書く。
「あ、あの…」
私が戸惑っているとレナが私の手を握る。
「マツリ…行くよ…」
「え?」
次の瞬間、私たちは教室の中に居た。
「えっと…」
私がキョロキョロと周りを見てるとレナが言う。
「ふふっ…転移魔法…リフィアと入れ替わった…」
レナはとても楽しげに笑う。
「レーナー!転移魔法なんてズルいぞー!」
後からリフィアが文句を言いながら、私たちのところまでくる。
「ふふっ…魔法禁止とは言ってないからね…」
「うっ…それはそうだけどさぁ…!」
リフィアが頬を膨らませて拗ねる。
「凄いですね…もう魔法が使えるのですね。」
私がそう言うとリフィアが自慢げに言う。
「でしょでしょ!元々レナの家系は異世界人の家系で魔力も高いし、魔法を扱う家系だから、すごい魔法を使えるんだよ!レナは他にも水の巨人を召喚する事もできるんだよ!」
レナは呆れた様子でリフィアを見ていた。
「転移魔法に召喚魔法ですか…それはとても凄いですね。」
私がそう言った後、タイミングよく予鈴のチャイムが鳴る。
「あ、チャイムだ!私たちも席に座ろう。」
リフィアはそう言うと自分の席を探して座る。
「マツリ…こっちだよ…」
私はレナに連れられて席に座る。
レナが私の右に座ると左側に白く長い髪で紅い瞳の獣人の女の子が座る。
右腕には包帯が巻かれていて、なんだか痛そうだ。
どことなく貴族を思わせるような風貌をしている彼女はブローチの中から難しそうな本を取り出していた。
レナが小さな声で言う。
「あれは首席のアリス・アルフェノーツ…アルフェノーツ家の次女で頭が良い天才獣人族よ。私たちと同じ年にして、既にS級冒険者と同等の実力を持っていると言われているわ…」
「そうなんですね…そんな凄い方の隣だなんてとても緊張します…」
アリスは私たちを一瞬だけチラッと見たが、すぐに視線を本に戻して本を読んでいた。
どうやら、呼ばれたと思っただけの様でこちらに興味がある様子では無かった。
「なんだか…あの腕…おかしな感じがする…」
レナは興味深そうにアリスの右腕を見ていた。
するとアリスが本を閉じてしまうと同時に声が聞こえる。
「おっす!元気してるかー?」
教卓側からの声に驚いて見るとそこには赤い鱗の蜥蜴族の男性が居た。
「俺は蜥蜴族のアキレスだ!お前らの担任を務める教師だから、これからよろしくな!…ってな訳で、お前ら!左の前から順番に呼ぶから、呼ばれたら自己紹介してくれ!」
20人ほどのクラスの中の半分ほどの自己紹介が終わり、リフィアの番になる。
リフィアは名前を呼ばれると元気よく飛び上がる。
「私は妖精族のリフィア・フランチェスカだよ!魔導師として大活躍する予定だから、よろしくね!」
リフィアはその小ささもさながら、誰よりも明るく元気な自己紹介で注目を集めていた。
そして、残りは私たちだけになる。
私の隣でアリスが呼ばれた瞬間に立つ。
「私はアリス・アルフェノーツです。」
それだけを言うとアリスは着席しようとする。、
「アリスくん、もうちょいなんか言ってくれないかい?例えば、自分の目指している職業とかさ…」
アキレスがそう言うとアリスは少し考えて言う。
「私の力を高める事以外に興味は無いです。以上です。」
アリスはそう言いきって着席する。
教室内が異様な空気になる。
この次に私が自己紹介するのかと思うと凄く気が重い。
そして、私の番だ。
「私は獣人族の姓が本間、名が茉莉と申します。将来的には得意な魔術を活かした魔術師になろうと思っています。皆さん、どうか、よろしくお願いしますね!」
私は丁寧にお辞儀をして着席する。
その佇まいに対し、自然と周りから拍手が起きる。
アリスが私をチラリと一瞬だけ見る。
見たと言うよりは睨まれたに近いような気もするが、気にしない事にしよう…
最後にレナが呼ばれて立ち上がる。
「私はレナよ…先祖代々で呪術を扱っているわ。どんな呪いも私に任せてね…ふふっ…」
レナは妙に虜になる表情で怪しく微笑む。
アリスは見向きもしなかったが、アリス以外の全員からの拍手がおくられる。
「よし…これで全員自己紹介は終わったな!これから3年間を共にする仲間として仲良くする様に!」
アキレスはそう言って各席に制服などの物品を順番に置いて行く。
アリスの場所に来ると他のものとは少しデザインの違う制服が置かれ、他の物品はほとんど変わらなかった。
アリスは不思議そうに制服の質感を触って確かめていた。
私は普通の獣人族用の制服、レナは呪力を制御しやすくする材質の制服だ。
アキレスが教卓に戻って説明をする。
「今お前らにはそれぞれの体質にあった専用の制服を至急させてもらったぞ。ちなみにアリスは首席だから、少しだけデザインが違うんだぜ!良かったら、見せてもらうといいぞ!」
アリスはアキレスの言い分に少しだけ不満げな表情をしていた。
その後、アキレスの短い話が終わった後に制服に着替え、自由時間となった為、少数のクラスメイトがアリスの周りに集まっていた。
その中に楽しげにアリスに話しかけるリフィアの姿があった。
「ふふっ…リフィー…楽しそう…」
レナはクスクスと楽しそうに笑っていた。
アリスはリフィアに対して鬱陶しそうにしていたが、それなりにちゃんと対応している様で名家の令嬢である事を感じさせる振る舞いをしていた。
「私はアリスさんに睨まれてしまいましたから、あまり近寄り難い雰囲気を感じてますけど、リフィアさんはとても仲良さそうに話してますね。」
「そうね…リフィーは誰とでもあんな感じよ…妖精族の特徴なのか性格なのかは知らないけど、あの子の両親もあんな感じで誰とでも楽しそうに話してたわね。」
レナは「ふわぁ…」と小さく欠伸をして身体を伸ばしていた。
窓から目一杯に入り込んでくる桜の匂いのする陽気な風が私たちの学園生活の始まりを告げていた。
「私も頑張らないとね…」
そう一人で小さく気合いを入れてみたりしたのであった…
目の前の教壇から、女性教員が降りると入学生たちはそれぞれの場所へと移動を始める。
ここは世界各地から冒険者を志すもの達が集まる。
人間、森人、獣人族、竜人族等、多種多様な種族が集まる場所なのだ。
「ねぇねぇ!」
私は声のした方を見る。
そこには輝く虹色の羽で飛んでいる黄金の長い髪の妖精族の少女と不思議な力を感じる黒く短い髪の人間の少女が居た。
私は銀色の長い前髪を揺らしながら言う。
「私の事…でしょうか?」
妖精族の少女が楽しそうに笑って言う。
「そうそう!君だよ~!」
「は、はぁ…」
私が困った様に言うと人間の少女が小さな声で言う。
「リフィー…名前…」
「あ、そうだった!同じクラスになったついでに君の名前を聞きたかったんだよ!」
妖精族の少女は楽しげに言う。
「そういう事ですか…私は茉莉です。」
私がそう答えると妖精族の少女は元気な声で言う。
「マツリって言うのね!私はリフィア!リフィア・フランチェスカ!見ての通り妖精族だよ!それとこっちの黒髪の子はレナだよ!よろしくね!」
リフィアにレナと呼ばれた少女が右手を差し出す。
「よろしく…」
私はレナの差し出した手を握る。
「よ、よろしくお願いします。」
「ふふっ…」
レナは嬉しそうに微笑んでいた。
リフィアが指を指す。
「あっちが私たちのクラスの部屋みたいだね!よーし!競走だ!」
リフィアはそう言うと沢山いる学生たちの間を縫って教室まで飛んで行く。
「いいこと…思いついた…」
レナはそう言うと魔法陣を書く。
「あ、あの…」
私が戸惑っているとレナが私の手を握る。
「マツリ…行くよ…」
「え?」
次の瞬間、私たちは教室の中に居た。
「えっと…」
私がキョロキョロと周りを見てるとレナが言う。
「ふふっ…転移魔法…リフィアと入れ替わった…」
レナはとても楽しげに笑う。
「レーナー!転移魔法なんてズルいぞー!」
後からリフィアが文句を言いながら、私たちのところまでくる。
「ふふっ…魔法禁止とは言ってないからね…」
「うっ…それはそうだけどさぁ…!」
リフィアが頬を膨らませて拗ねる。
「凄いですね…もう魔法が使えるのですね。」
私がそう言うとリフィアが自慢げに言う。
「でしょでしょ!元々レナの家系は異世界人の家系で魔力も高いし、魔法を扱う家系だから、すごい魔法を使えるんだよ!レナは他にも水の巨人を召喚する事もできるんだよ!」
レナは呆れた様子でリフィアを見ていた。
「転移魔法に召喚魔法ですか…それはとても凄いですね。」
私がそう言った後、タイミングよく予鈴のチャイムが鳴る。
「あ、チャイムだ!私たちも席に座ろう。」
リフィアはそう言うと自分の席を探して座る。
「マツリ…こっちだよ…」
私はレナに連れられて席に座る。
レナが私の右に座ると左側に白く長い髪で紅い瞳の獣人の女の子が座る。
右腕には包帯が巻かれていて、なんだか痛そうだ。
どことなく貴族を思わせるような風貌をしている彼女はブローチの中から難しそうな本を取り出していた。
レナが小さな声で言う。
「あれは首席のアリス・アルフェノーツ…アルフェノーツ家の次女で頭が良い天才獣人族よ。私たちと同じ年にして、既にS級冒険者と同等の実力を持っていると言われているわ…」
「そうなんですね…そんな凄い方の隣だなんてとても緊張します…」
アリスは私たちを一瞬だけチラッと見たが、すぐに視線を本に戻して本を読んでいた。
どうやら、呼ばれたと思っただけの様でこちらに興味がある様子では無かった。
「なんだか…あの腕…おかしな感じがする…」
レナは興味深そうにアリスの右腕を見ていた。
するとアリスが本を閉じてしまうと同時に声が聞こえる。
「おっす!元気してるかー?」
教卓側からの声に驚いて見るとそこには赤い鱗の蜥蜴族の男性が居た。
「俺は蜥蜴族のアキレスだ!お前らの担任を務める教師だから、これからよろしくな!…ってな訳で、お前ら!左の前から順番に呼ぶから、呼ばれたら自己紹介してくれ!」
20人ほどのクラスの中の半分ほどの自己紹介が終わり、リフィアの番になる。
リフィアは名前を呼ばれると元気よく飛び上がる。
「私は妖精族のリフィア・フランチェスカだよ!魔導師として大活躍する予定だから、よろしくね!」
リフィアはその小ささもさながら、誰よりも明るく元気な自己紹介で注目を集めていた。
そして、残りは私たちだけになる。
私の隣でアリスが呼ばれた瞬間に立つ。
「私はアリス・アルフェノーツです。」
それだけを言うとアリスは着席しようとする。、
「アリスくん、もうちょいなんか言ってくれないかい?例えば、自分の目指している職業とかさ…」
アキレスがそう言うとアリスは少し考えて言う。
「私の力を高める事以外に興味は無いです。以上です。」
アリスはそう言いきって着席する。
教室内が異様な空気になる。
この次に私が自己紹介するのかと思うと凄く気が重い。
そして、私の番だ。
「私は獣人族の姓が本間、名が茉莉と申します。将来的には得意な魔術を活かした魔術師になろうと思っています。皆さん、どうか、よろしくお願いしますね!」
私は丁寧にお辞儀をして着席する。
その佇まいに対し、自然と周りから拍手が起きる。
アリスが私をチラリと一瞬だけ見る。
見たと言うよりは睨まれたに近いような気もするが、気にしない事にしよう…
最後にレナが呼ばれて立ち上がる。
「私はレナよ…先祖代々で呪術を扱っているわ。どんな呪いも私に任せてね…ふふっ…」
レナは妙に虜になる表情で怪しく微笑む。
アリスは見向きもしなかったが、アリス以外の全員からの拍手がおくられる。
「よし…これで全員自己紹介は終わったな!これから3年間を共にする仲間として仲良くする様に!」
アキレスはそう言って各席に制服などの物品を順番に置いて行く。
アリスの場所に来ると他のものとは少しデザインの違う制服が置かれ、他の物品はほとんど変わらなかった。
アリスは不思議そうに制服の質感を触って確かめていた。
私は普通の獣人族用の制服、レナは呪力を制御しやすくする材質の制服だ。
アキレスが教卓に戻って説明をする。
「今お前らにはそれぞれの体質にあった専用の制服を至急させてもらったぞ。ちなみにアリスは首席だから、少しだけデザインが違うんだぜ!良かったら、見せてもらうといいぞ!」
アリスはアキレスの言い分に少しだけ不満げな表情をしていた。
その後、アキレスの短い話が終わった後に制服に着替え、自由時間となった為、少数のクラスメイトがアリスの周りに集まっていた。
その中に楽しげにアリスに話しかけるリフィアの姿があった。
「ふふっ…リフィー…楽しそう…」
レナはクスクスと楽しそうに笑っていた。
アリスはリフィアに対して鬱陶しそうにしていたが、それなりにちゃんと対応している様で名家の令嬢である事を感じさせる振る舞いをしていた。
「私はアリスさんに睨まれてしまいましたから、あまり近寄り難い雰囲気を感じてますけど、リフィアさんはとても仲良さそうに話してますね。」
「そうね…リフィーは誰とでもあんな感じよ…妖精族の特徴なのか性格なのかは知らないけど、あの子の両親もあんな感じで誰とでも楽しそうに話してたわね。」
レナは「ふわぁ…」と小さく欠伸をして身体を伸ばしていた。
窓から目一杯に入り込んでくる桜の匂いのする陽気な風が私たちの学園生活の始まりを告げていた。
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