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協力 ~情報提供と目標~
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これからは、地球温暖化対策とヒロトについて詳しく調べていくことが必要になった。
ユンセルは、ヒロトと共に、タク、カナにもヒロトのことを話した。
「……だからヒロトは、その町前の草原にいたところからの記憶しかないらしいんだ」
タク、カナはユンセルの話を聞き、驚く。
「でも、ヒロトは過去の記憶がないだけでどうして昔のそのヒロトっていう研究者が自分だと、思うんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「そのヒロトという研究者は地球温暖化について研究を始める前、改名して、ヒロトという名前になっている。つまり、改名前は、別の名前があって、今この時代に生きていたヒロトが自分の名前に改名したってことなんだと思う。でも肝心の自分のその改名前の名前は憶えていないんだ」
「な……なるほどな」
タクは少し戸惑ったが理解した。
「これからどうするんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「とりあえず、地球温暖化対策は練っていく必要があると思う。僕のことはまだどうしようか決まってない」
「そうか……」
するとカナが口を開いた。
「あの……ヒロトについて思いついた案があるんだけどいい?」
「なんだ?」
ユンセルは聞いた。
「その、この町の手前の草原にいたってことは、この町に住んでるとは限らないんだよね?だったらこの町にはいないかもしれないけどヒロトの親に会うってのはどうかな?何かその入れ替わる前のヒロトについてわかることがあるんじゃないかなと思ったんだけど……まあまだ何も手掛かりもないけどね……」
「なるほどな」
ヒロトは答えた。
「あと一ついい?」
カナはヒロトに聞いた。
「何だ?」
「その目が覚めて、スライムに会った後、この町に来て、すぐ冒険者として申請したって言ったじゃん?どうしてこうすぐに行動できたの?」
「ああ、それは…………最初目が覚めた時スライムを見た瞬間異世界に来たと思ったんだ。異世界でスライムといえば冒険者じゃん?で、スライムだからってなめてかかったら攻撃が痛すぎてとりあえずこの町に来たらいかにもという建物があって、入ったら冒険者申請できるっていう看板があって、冒険者になったというわけさ……まあでも、まさか核戦争後の復興中の日本の町並みだったとはね……」
「じゃあ、今のヒロトとしての記憶は少しはあるんじゃないか?剣の腕だって人並み以上にはあるんだし……」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、自分もそう思う、本を読んでて、自分が生きていたと思われる年から新しくできたものもどういうものか理解できているみたいだし……」
「戦い方もすぐ手馴れてたしね」
タクは言った。
「なるほど……だいたいは理解できたわ」
カナは答えた。
「それじゃあこれからもまた調べるの?」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、まあ調べも進めていくけど、同時に魔物問題も解決しなければならない。今はクエストという形で魔物の対策はできていると思うけど、例の馬に乗った魔物などの異変が起こってるからその原因究明も必要だと思う。あと、レベルを上げるためにもクエストにも行こう」
「なるほどな」
ユンセルは答えた。
「確かに、ここで何もしなかったら何の問題も解決しないもんな」
「……分かった、頑張る!」
タクは真剣な顔で答えた。
「もちろん私もできることはたくさんする」
カナも笑顔で答えた。
「みんな……ありがとう……」
ユンセルは、ヒロトと共に、タク、カナにもヒロトのことを話した。
「……だからヒロトは、その町前の草原にいたところからの記憶しかないらしいんだ」
タク、カナはユンセルの話を聞き、驚く。
「でも、ヒロトは過去の記憶がないだけでどうして昔のそのヒロトっていう研究者が自分だと、思うんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「そのヒロトという研究者は地球温暖化について研究を始める前、改名して、ヒロトという名前になっている。つまり、改名前は、別の名前があって、今この時代に生きていたヒロトが自分の名前に改名したってことなんだと思う。でも肝心の自分のその改名前の名前は憶えていないんだ」
「な……なるほどな」
タクは少し戸惑ったが理解した。
「これからどうするんだ?」
タクはヒロトに聞いた。
「とりあえず、地球温暖化対策は練っていく必要があると思う。僕のことはまだどうしようか決まってない」
「そうか……」
するとカナが口を開いた。
「あの……ヒロトについて思いついた案があるんだけどいい?」
「なんだ?」
ユンセルは聞いた。
「その、この町の手前の草原にいたってことは、この町に住んでるとは限らないんだよね?だったらこの町にはいないかもしれないけどヒロトの親に会うってのはどうかな?何かその入れ替わる前のヒロトについてわかることがあるんじゃないかなと思ったんだけど……まあまだ何も手掛かりもないけどね……」
「なるほどな」
ヒロトは答えた。
「あと一ついい?」
カナはヒロトに聞いた。
「何だ?」
「その目が覚めて、スライムに会った後、この町に来て、すぐ冒険者として申請したって言ったじゃん?どうしてこうすぐに行動できたの?」
「ああ、それは…………最初目が覚めた時スライムを見た瞬間異世界に来たと思ったんだ。異世界でスライムといえば冒険者じゃん?で、スライムだからってなめてかかったら攻撃が痛すぎてとりあえずこの町に来たらいかにもという建物があって、入ったら冒険者申請できるっていう看板があって、冒険者になったというわけさ……まあでも、まさか核戦争後の復興中の日本の町並みだったとはね……」
「じゃあ、今のヒロトとしての記憶は少しはあるんじゃないか?剣の腕だって人並み以上にはあるんだし……」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、自分もそう思う、本を読んでて、自分が生きていたと思われる年から新しくできたものもどういうものか理解できているみたいだし……」
「戦い方もすぐ手馴れてたしね」
タクは言った。
「なるほど……だいたいは理解できたわ」
カナは答えた。
「それじゃあこれからもまた調べるの?」
ユンセルはヒロトに聞いた。
「うん、まあ調べも進めていくけど、同時に魔物問題も解決しなければならない。今はクエストという形で魔物の対策はできていると思うけど、例の馬に乗った魔物などの異変が起こってるからその原因究明も必要だと思う。あと、レベルを上げるためにもクエストにも行こう」
「なるほどな」
ユンセルは答えた。
「確かに、ここで何もしなかったら何の問題も解決しないもんな」
「……分かった、頑張る!」
タクは真剣な顔で答えた。
「もちろん私もできることはたくさんする」
カナも笑顔で答えた。
「みんな……ありがとう……」
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