ハイスぺ副社長になった初恋相手と再会したら、一途な愛を心と身体に刻み込まれました

第一章

２６

「陽介……くん」

たまらず彼の腕にそっと触れて彼を見上げる。

「どうした、つらい？」
「違うの。私……痛くないから……。だから……」
「うん」
「任せてばっかりで申し訳ないんだけど、陽介くんが気持ちいいように動いて？」

彼の喉仏が上下する。

「……はぁ、ホント可愛すぎる。そんなこと言われたら理性飛ぶんだけど」

瞬間、脈打つ怒張が私の中で大きく膨れ上がった。

「こんなに興奮すんの初めてだから、一度たがが外れると理性で押さえ付けられないかもよ？」
「……いいの。私……陽介くんの全部を受け入れたいの……」
「だからさ、煽るなって」

ふっと笑う陽介くん。その目つきが獣のように鋭くなったと思った瞬間、最奥を一思いに貫かれた。

「あああ！」

子宮口に亀頭がめり込み、熱い肉棒が膣内をかき乱す。室内にじゅぷじゅぷというはしたない音が響き渡る。
階段を上がっていくように快感が募っていく。

「やぁっ……あぁっ……あああっ」

蜜壁の上部を擦りつけるように突き上げられて嬌声を上げる。
お腹まで長大な肉塊が届いているような錯覚を覚える。彼に腰を掴まれてゴンゴンッと角度をつけて突き上げられた瞬間、激しい快感に視界がチカチカと瞬いた。

「陽介……くんっ……あああっ」
「ごめん、結乃、加減できない……っ」

先程指で刺激された部分かもしれない。恥骨の裏あたりを一心不乱に突き上げられると、愉悦に腰が浮く。

「あぁっ、そこ……やっ、だめぇ」

屹立の動きに合わせて蜜口から溢れ出た愛液が泡立ってグチャグチャと卑猥な音を立てる。
さらに彼は蜜にまみれた花芯を親指の腹で擦りつけた。燃えるような熱とともに湧きあがる快感の波に自然と身体が強張る。

「やぁっ、ダメぇ……ああぁ、おかしくなっちゃう……！」

最上級の甘美な刺激から逃げようとしても、彼は許してくれない。

「いいよ、我慢しないで、全部解放しろ」
「あぁっ……ああっ！」
「どんな結乃だって、全部俺が受け止めてやる」

硬い先端に子宮口を抉られ、理性が焼き切れた。
私は彼の逞しい身体にきつくしがみ付く。それに応えるように陽介くんが私を抱きしめるようにして律動を速めた。互いの身体がぴたりと密着する。