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第二章 甘すぎる一夜の過ち
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伍代さんはネクタイを取りYシャツを脱ぎ捨てた。
スーツのズボンと黒いブランド物のボクサーパンツを脱ぐと、隆々と反り返る欲望を取り出した。
「大きい……ですね」
思わず口走っていた。
浮き出た血管がドクドクと脈打つソレは、優し気な彼の顔には見合わないほどに猛々しく屹立している。
「あんまり俺を焚きつけるようなこと言わないでよ。今から実咲を抱けると思うだけで、どうにかなりそうなんだから」
彼は寝台のチェストの中に手を突っ込み四角い箱を取り出すと、じれったそうにパッケージを開けた。
避妊具が新品だという事実になぜかホッとしている自分がいることに気付く。
彼が誰となにをしていようが自分には一切関係がないのに……。
本当に余裕のなさそうな彼は「挿れていい?」と尋ねる。
私はこくりと頷くのが精いっぱいだった。
蜜口からはいまだにトロトロと蜜が溢れている。
彼は仰向けの私に覆いかぶさり、自身の屹立したソレに手を添えてて、私の蜜口に押し当てた。
ぐっと腰に力がこもり熱の塊がゆっくりと私の中に入ってくる。
「あっ……」
「キツイ……。ごめん、痛いな」
「大丈夫……です……」
「できるだけゆっくりするから」
ギチギチと割り入る彼のソレは膣壁を徐々に押し広げるように浅いストロークを繰り返す。
数センチ入っては出て、再び押し入ってくる。
処女ではないが、数年ぶりということもあり痛みとは違う違和感があった。
私を気遣ってか、彼は一気に押し入ることはせず慎重に体を進める。
「んっ……」
その間にも、彼は私がリラックスできるように「実咲、可愛い」と甘く囁き、何度も唇にキスを落して髪を撫でつけた。
まるで愛しい恋人にするように、彼は私を気遣う。
どうせ私と彼は一夜限りの関係。自分の欲望のまま一気に押し入ってしまうこともできるのに……。
「あと少し頑張って」
目が合うと、彼はふっとわずかな笑みを漏らす。その表情に胸の奥から不思議な感情が込み上げてくる。
彼の恐ろしいまでの魅力をまざまざと見せつけられた瞬間だった。
私は自然と余計な贅肉の一切ない、逞しい彼の背中に腕を回した。
会社でもプライベートでも誰かに甘えたことはない。昔からそうやって生きていくのが当たり前だった。
でも、今は違う。
「もっと俺に甘えて」
不思議と彼なら受け入れてくれるような気がした。
ついに彼が根本まで私の中に押し入った。
「全部入ったよ」
労うような優しい口調で言うと、早急に腰を動かすことなく、髪を撫でつけて優しくキスを落とす。
互いの形が馴染むのを待った後、彼はゆっくりと腰をグラインドさせた。
感覚を確かめるように浅いピストンを繰り返す。
「あっ……ああっ……やっ」
その合間に胸の先端を食まれて舌で転がされて、もどかしさに奥がじくじくと疼く。
もっと奥まで導いて欲しくてたまらない。
スーツのズボンと黒いブランド物のボクサーパンツを脱ぐと、隆々と反り返る欲望を取り出した。
「大きい……ですね」
思わず口走っていた。
浮き出た血管がドクドクと脈打つソレは、優し気な彼の顔には見合わないほどに猛々しく屹立している。
「あんまり俺を焚きつけるようなこと言わないでよ。今から実咲を抱けると思うだけで、どうにかなりそうなんだから」
彼は寝台のチェストの中に手を突っ込み四角い箱を取り出すと、じれったそうにパッケージを開けた。
避妊具が新品だという事実になぜかホッとしている自分がいることに気付く。
彼が誰となにをしていようが自分には一切関係がないのに……。
本当に余裕のなさそうな彼は「挿れていい?」と尋ねる。
私はこくりと頷くのが精いっぱいだった。
蜜口からはいまだにトロトロと蜜が溢れている。
彼は仰向けの私に覆いかぶさり、自身の屹立したソレに手を添えてて、私の蜜口に押し当てた。
ぐっと腰に力がこもり熱の塊がゆっくりと私の中に入ってくる。
「あっ……」
「キツイ……。ごめん、痛いな」
「大丈夫……です……」
「できるだけゆっくりするから」
ギチギチと割り入る彼のソレは膣壁を徐々に押し広げるように浅いストロークを繰り返す。
数センチ入っては出て、再び押し入ってくる。
処女ではないが、数年ぶりということもあり痛みとは違う違和感があった。
私を気遣ってか、彼は一気に押し入ることはせず慎重に体を進める。
「んっ……」
その間にも、彼は私がリラックスできるように「実咲、可愛い」と甘く囁き、何度も唇にキスを落して髪を撫でつけた。
まるで愛しい恋人にするように、彼は私を気遣う。
どうせ私と彼は一夜限りの関係。自分の欲望のまま一気に押し入ってしまうこともできるのに……。
「あと少し頑張って」
目が合うと、彼はふっとわずかな笑みを漏らす。その表情に胸の奥から不思議な感情が込み上げてくる。
彼の恐ろしいまでの魅力をまざまざと見せつけられた瞬間だった。
私は自然と余計な贅肉の一切ない、逞しい彼の背中に腕を回した。
会社でもプライベートでも誰かに甘えたことはない。昔からそうやって生きていくのが当たり前だった。
でも、今は違う。
「もっと俺に甘えて」
不思議と彼なら受け入れてくれるような気がした。
ついに彼が根本まで私の中に押し入った。
「全部入ったよ」
労うような優しい口調で言うと、早急に腰を動かすことなく、髪を撫でつけて優しくキスを落とす。
互いの形が馴染むのを待った後、彼はゆっくりと腰をグラインドさせた。
感覚を確かめるように浅いピストンを繰り返す。
「あっ……ああっ……やっ」
その合間に胸の先端を食まれて舌で転がされて、もどかしさに奥がじくじくと疼く。
もっと奥まで導いて欲しくてたまらない。
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