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第二章 甘すぎる一夜の過ち
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彼は左手の指で片方の胸の揉みながら、舌を差し出して焦らすように右の胸の外から内へ舐め上げる。
けれど、固く膨らんだ胸のてっぺんには決して触れようとはせずその周りばかりに刺激を与えて私の反応を伺うように上目づかいで見上げる。
その顔があまりにも色っぽくて私は顔を真っ赤にして悶絶する。
「不感症って本当?」
「本当……です」
「じゃあ、今はどう?気持ち良くない?」
冷静な彼は私が快感に身を震わせていることを見透かしているとすぐに分かった。
けれど、こんなこと今まで一度もなかったのだ。
なぜ自分がこんな風に甘い吐息を漏らしてしまうのか全く分からない。
胸の近くでしゃべる彼の熱い吐息に体がぴくっと反応する。
「それは……」
自分で不感症だと言ってしまった手前、言葉に詰まる。
なぜか物凄く気持ちがいいなんてとてもではないけど、口にできない。
「言いずらいか。いいよ、体に聞くから」
ふっと嬉しそうに微笑むと、彼はそっと私の胸の頂きを食んだ。
「あぁっ!」
快感に腰が跳ねる。彼は唇で強弱をつけて吸い上げながら舌先で舐る。
左手の人差し指と舌先で左右の胸の頂きを可愛がりながら、右手で腰を撫でつけられ、頭の中が真っ白になる。
「んっ……あっ……」
たっぷり上半身を愛撫され、悩ましい喘ぎ声が漏れた。
すると、彼は私のネイビーのスーツパンツに手を伸ばした。あっという間に脱がされブラとセットのグレージュのショーツが姿を現す。
すると、彼は私の膝を立たせてするすると足の間に入った。
「ここ、シミできてるよ?どうして?」
「やっ、ダメっ……!」
ショーツのクロッチ部分を外側から指でなぞられた瞬間、私は恥ずかしさに喘いだ。
「ダメ?」
「……恥ずかしい……んです……」
語尾が消え入りそうなほど小さくなる。
外から分かるぐらいショーツを湿らせていることを彼に知られてたまらない気持ちになる。
「俺は嬉しいよ。実咲が感じてくれてってことだから」
「……っ」
「もっと気持ち良くなってよ」
彼は私の足をグッとM字に開かせた。そして、太ももの内側を指の先を使ってソフトに撫で上げる。くすぐったいような気持ちがいいような不思議な感覚だ。
それを繰り返されると体の中心がじんわりと熱くなる。
すると、彼の顔が私の秘部に近付いた。ショーツのクロッチに息を吹きかけられてたまらず両足を閉じようとする。
「ちゃんと開いてて。もっと良くしてあげるから」
ぐっと足を押さえつけられ、右の鼠径部にキスを落される。
チュッチュッと音を立ててキスをされ、クロッチの中がじくじくと疼く。
同じように左側もたっぷり可愛がられた後、彼はクロッチの外側から敏感な部分にキスをした。
「ああぁあ!」
たまらず悩ましい声を上げる。
布越しに感じる彼の唇の熱にたまらず腰をくねらせる。
薄っすらだったクロッチのシミがじわっと濃く広がる。まだ直接触られていないのに、閉じている小陰唇の間から蜜液が滲み出るのを感じた。
「伍代さ……んっ……」
上半身をわずかに持ち上げて涙目になりながら彼の名を呼ぶと、私の言いたいことが伝わったのか彼はショーツに手を掛けて一気に引き下ろした。
「綺麗だ……」
生まれたままの姿になった私を見下ろして恍惚の表情を浮かべて言うと、彼は少しだけ早急に私の足の間に入り、長く伸ばした舌で淫裂全体をゆっくりと舐め上げた。
けれど、固く膨らんだ胸のてっぺんには決して触れようとはせずその周りばかりに刺激を与えて私の反応を伺うように上目づかいで見上げる。
その顔があまりにも色っぽくて私は顔を真っ赤にして悶絶する。
「不感症って本当?」
「本当……です」
「じゃあ、今はどう?気持ち良くない?」
冷静な彼は私が快感に身を震わせていることを見透かしているとすぐに分かった。
けれど、こんなこと今まで一度もなかったのだ。
なぜ自分がこんな風に甘い吐息を漏らしてしまうのか全く分からない。
胸の近くでしゃべる彼の熱い吐息に体がぴくっと反応する。
「それは……」
自分で不感症だと言ってしまった手前、言葉に詰まる。
なぜか物凄く気持ちがいいなんてとてもではないけど、口にできない。
「言いずらいか。いいよ、体に聞くから」
ふっと嬉しそうに微笑むと、彼はそっと私の胸の頂きを食んだ。
「あぁっ!」
快感に腰が跳ねる。彼は唇で強弱をつけて吸い上げながら舌先で舐る。
左手の人差し指と舌先で左右の胸の頂きを可愛がりながら、右手で腰を撫でつけられ、頭の中が真っ白になる。
「んっ……あっ……」
たっぷり上半身を愛撫され、悩ましい喘ぎ声が漏れた。
すると、彼は私のネイビーのスーツパンツに手を伸ばした。あっという間に脱がされブラとセットのグレージュのショーツが姿を現す。
すると、彼は私の膝を立たせてするすると足の間に入った。
「ここ、シミできてるよ?どうして?」
「やっ、ダメっ……!」
ショーツのクロッチ部分を外側から指でなぞられた瞬間、私は恥ずかしさに喘いだ。
「ダメ?」
「……恥ずかしい……んです……」
語尾が消え入りそうなほど小さくなる。
外から分かるぐらいショーツを湿らせていることを彼に知られてたまらない気持ちになる。
「俺は嬉しいよ。実咲が感じてくれてってことだから」
「……っ」
「もっと気持ち良くなってよ」
彼は私の足をグッとM字に開かせた。そして、太ももの内側を指の先を使ってソフトに撫で上げる。くすぐったいような気持ちがいいような不思議な感覚だ。
それを繰り返されると体の中心がじんわりと熱くなる。
すると、彼の顔が私の秘部に近付いた。ショーツのクロッチに息を吹きかけられてたまらず両足を閉じようとする。
「ちゃんと開いてて。もっと良くしてあげるから」
ぐっと足を押さえつけられ、右の鼠径部にキスを落される。
チュッチュッと音を立ててキスをされ、クロッチの中がじくじくと疼く。
同じように左側もたっぷり可愛がられた後、彼はクロッチの外側から敏感な部分にキスをした。
「ああぁあ!」
たまらず悩ましい声を上げる。
布越しに感じる彼の唇の熱にたまらず腰をくねらせる。
薄っすらだったクロッチのシミがじわっと濃く広がる。まだ直接触られていないのに、閉じている小陰唇の間から蜜液が滲み出るのを感じた。
「伍代さ……んっ……」
上半身をわずかに持ち上げて涙目になりながら彼の名を呼ぶと、私の言いたいことが伝わったのか彼はショーツに手を掛けて一気に引き下ろした。
「綺麗だ……」
生まれたままの姿になった私を見下ろして恍惚の表情を浮かべて言うと、彼は少しだけ早急に私の足の間に入り、長く伸ばした舌で淫裂全体をゆっくりと舐め上げた。
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