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第1章 虚偽と欺瞞の中の真実
勇者、契約をしました。
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お気に入り、200超えましたー!!
ありがとうございます!本当にありがとうございます!!
――――――――――――――――――――――――――
「そろそろ決めさせないとなぁ…」
目の前で轟音を上げながら巨大な黄金の斧と大剣を振り上げる、黒い全身甲冑に身を包んだ巨大ケンタウルス(推定5m)を見上げながら呟く。
双子と出会ってからそろそろ2ヶ月が経とうとしていた。
視界の端でケンタウルスの後ろ足に向かって駆ける双子を確認し、斧と大剣をワンステップで避ける。
ガリガリだった身体はしっかりとした食事で肉が付き、私とルークスのしつこいほどの基礎訓練によって培われた、しなやかな筋肉と体力が彼等の動きを支えられる様になっていた。短期間で回復、強化が成せるのは、流石魔族と言ったところだ。知識の吸収も早い…と言うより、知らない事を知るのが楽しいのか、予定していた基礎を1ヶ月程で終わらせてしまった。今は一旦そちらを休んで、魔力操作や魔法、体術、武器の扱い方を教えている。
双子が魔力を通した剣で、ケンタウルスの後ろ足を切り付けてバランスが崩れた所を狙って、降り下ろされたままの斧の柄を駆け登り、下顎を鎧の上から力任せに蹴り上げ、更に勢いのままに脳天に踵落としを決めた。
崩れ落ちるケンタウルスを見下ろしながら、ルークスに相談しよう、と思考を打ち切った。
◇
「そうだな、そろそろ良いだろう。」
ダンジョンを出た後、夜営の準備を始める。
食事用の竈作りを双子に任せ、食事の下拵えをしながらルークスとこそこそ相談する。
「必要な事は教え終えたしね。」
「鍛練を怠らなければ、この地で生きるには困らない程度にはなったな。」
頷き合って、今夜話すことを決めた。
いつも通りに食事を終え、寝る準備に入ろうとする双子を呼ぶと、表情を硬くして側近くに並んで座る。
「シリウス、レオニス…最初に言った期間は覚えてる?」
こくり、と揃って頷く。
「2人共、もう私達の手を借りなくても大概の事は出来るし、そろそろ良いかなって思うの。」
「期限まではまだあるが、な。」
双子の表情はどんどん硬くなっていく。
「あくまで、これからどうするかを決めるのは君達自身…だけど結論を出す前に、君達には聞いておいて欲しい話があるんだ。」
1度小さく息を吐いて、真剣な眼を双子に向ける。
「もし、君達が私達と来るなら私達の…ううん、私の事情に思い切り巻き込まれることになる。」
「夜宵様の…」
「事情…?」
怪訝な顔する双子に、私は私がここに至るまでの事を話した。私が勇者でルークスが魔王だったこと、裏切られて殺されたこと、復讐するために復活したこと、そして…
「いずれ、戦争をする事になると思う。」
疲弊するし、面倒だし、なるべく避けたいが…避けられないだろうからこれは決定事項だ。山程人を巻き込む私闘に他ならない戦いに、巻き込まれる…それも最も激しいだろう場所で。私達と来るってことは、そういうこと。
「今の話も踏まえて、君達が望む道を選んで。」
双子は、私達の顔を交互に見遣ってからお互いの顔を見合わせた。暫くの沈黙の後、頷き合って視線を再び私達に向けて口を開いた。
「「一緒に、連れてって下さい。」」
「本当に、いいの?」
私は僅かに、無意識に顔をしかめた。
彼等を私の事情に巻き込みたくないと思っているから事情を話した…と言う理由が無かったとは言えないからだ。
そんな、微妙な顔をした私に…彼等は強い意思の光を秘めた瞳を向けて言った。
「「ぼく達の主に…!」」
「待て。」
それまで静かに隣で見守っていたルークスが、鋭い声で双子の言葉を遮った。
「ルー?」
「半魔とは言え、お前達鬼人族にとって"主"と言うのは、軽々しく口にして良いものではないだろう。」
教えられる事がなかったとしても、本能で解っている筈だとルークスは厳しい声で言う。
「ルー、どういう事?」
「鬼人族は、生涯唯一の"主"に魂を捧げる一族だ。」
ルークスの話によると、鬼人族は"主"と認めた者と契約を交わして魂を捧げる特別な術式を生まれつき持つらしい。
人を従わせる術式は、幾つか存在する。
奴隷等に施す絶対服従の隷属、主人の魔力や生命力を使って従者等に力を分け与える為の従属、神が人や亜人を亜神へと召し上げる眷属。
鬼人族のそれは従属と眷属の性質を併せ持つもので、隷属同様に命令に逆らう事は出来ないが、従属とは違って魔力や生命力を消費せず、眷属の様に主の力や技を得ることが出来る。そして、一番の違いは主が死ぬと彼等もその命を奪われる事。だからこそ、彼等は強い主に仕える事こそが誇りなのだと言う。
「助けてもらったから、優しくしてもらったから…そんな理由なら止めておけ。」
その契約は、そんな生易しいモノじゃない。
ルークスの視線も声も、剣を突きつけるかの様に鋭い。
魔王として幾人も従えてたであろうルークスだからこそ、彼はそう言うのだろう。
双子は視線に怯えながらも、睨む様にルークスを見上げる。
「そんな理由なんて、言わないでください。」
唇を震わせながらシリウスは言った。
「それが、ぼく達にとってどれ程価値があるものか、ルークス様は解っていません。」
「生まれてからずっと、ボク達は奴隷以下の、息をしてるだけの、床の模様を維持するための、燃料でしかなかった…!」
双子はぐっと唇を噛み締めた。
「そんな、ぼく達に…温かいご飯をくれて、安心に寝られて、殴られることも無くて、色んな、事を教えてくれて…」
「名前付けてくれて、名前呼んでくれて、笑い掛けてくれて、叱ってくれて、頭撫でてくれて、抱き締めてくれて…」
「「そんな、ことがっ…どんなに幸せか…!」」
双子は叫ぶ様に言った。
ふとルークスを見上げると、苦い過去を思い出した様な顔をしていた。じっと見つめていると、ルークスは私の視線に気づいて困ったように笑った。。
ルークスにも、似たような経験が在るのかもしれない。そんな事を思いながらルークスに笑みを返して、その腰の辺りをぽんぽんと叩くと双子の前に膝を付く。
「シリウス、レオニス、2人の気持ちは解った。」
2人の頭を撫でて言って、その肩をぐっと掴む。
驚いたように双子は視線を上げた。
「解ったけど…足手まといは要らない。」
瞬間、双子は息を飲んだ。
「このまま、私達の手を借り続けなきゃならない様なら…それは忠誠じゃなくて、ただの依存にしかならない。」
そもそも、戦力だけなら私とルークスだけでも十分だ。
「私の、役に立ってくれるって…期待していい?」
「「…っ!はいっ!!」」
ぱっと2人の瞳が輝く。
にっこりと笑って彼等の髪をぐしゃぐしゃにして撫でる。
「なら良し!って事で、どう?ルークス。」
立ち上がってくるりとルークスを振り返る。
「夜宵が良いなら、私は構わないが…」
「…………ダメな時は、ダメってちゃんと言ってよ?私を止められるのは、ルーだけなんだからね。」
そう言うとルークスはやんわりと優しく微笑んだ。
さっきの鋭さはどこに置いてきたやら。
「さて、それじゃ契約?しちゃおうか。」
どうやるのか解らないので、双子に向き直る。
すると双子は頷き合い、其々私の手を取って片膝を付く。
私と双子を中心にふわりと風が舞って髪を揺らす。
『我、常に主と共に在り、剣となり、盾となり、その命に背かず、魂の全てを捧げ、忠誠を尽くすことをここに契約す。』
2人の額に紅々と目の様な模様が浮かび上がる。
「そこに口付けるか、血を垂らせば契約完了だ。」
後ろからルークスが額を指して言うので、そっと2人の額に浮かぶ模様にキスを落とした。
模様は紅から金へと変わり、形も目の様なものから太陽の様な形へと変わった。
「これで、完了?」
立ち上がるシリウスとレオニスを見遣りながら尋ねる。
2人に取られたままの手には、一瞬だけ模様が浮かんだが今は何も無かった。
「「はい、主様。」」
「主、様…」
呼び名がむず痒い…微妙な顔をすると、双子は少しもじもじしながら顔を見合わせて、やがて決意したように見上げてくる。
「「あ、の…姉様って、呼んでも良いですか…?」」
「主様よりはそっちの方が良いかな。」
ぱっと双子は嬉しそうな顔をする。
そのままの顔でルークスにも視線を向ける。
「好きに呼べば良い。」
「「はい、兄様。」」
苦笑しながらルークスは2人の頭を撫でた。
ちょっとほっとした…さっきのやり取りで険悪になるんじゃないかと思ったから。2人共ちゃんとルークスがわざと言ったんだって、ちゃんと分かってるみたいだ。
「さて、そろそろ休もう?」
双子を急かして寝る準備をさせる。
「明日は朝から移動するからね。」
「朝から…。」
「たぶん、予定が詰まっちゃうからねー」
不思議そうな顔をするルークスに、苦笑しながら答える。
「何処に移動するつもりだ?」
ふっふっふ…と勿体付けて笑い、私は明日の行き先を告げた。
「アストルム。」
――――――――――――――――――――――――――
熱中症擬きになりました…外出から帰った途端、くらくらで寝込みました。
暑さは収まってきましたが、気を付けましょうね。
ありがとうございます!本当にありがとうございます!!
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「そろそろ決めさせないとなぁ…」
目の前で轟音を上げながら巨大な黄金の斧と大剣を振り上げる、黒い全身甲冑に身を包んだ巨大ケンタウルス(推定5m)を見上げながら呟く。
双子と出会ってからそろそろ2ヶ月が経とうとしていた。
視界の端でケンタウルスの後ろ足に向かって駆ける双子を確認し、斧と大剣をワンステップで避ける。
ガリガリだった身体はしっかりとした食事で肉が付き、私とルークスのしつこいほどの基礎訓練によって培われた、しなやかな筋肉と体力が彼等の動きを支えられる様になっていた。短期間で回復、強化が成せるのは、流石魔族と言ったところだ。知識の吸収も早い…と言うより、知らない事を知るのが楽しいのか、予定していた基礎を1ヶ月程で終わらせてしまった。今は一旦そちらを休んで、魔力操作や魔法、体術、武器の扱い方を教えている。
双子が魔力を通した剣で、ケンタウルスの後ろ足を切り付けてバランスが崩れた所を狙って、降り下ろされたままの斧の柄を駆け登り、下顎を鎧の上から力任せに蹴り上げ、更に勢いのままに脳天に踵落としを決めた。
崩れ落ちるケンタウルスを見下ろしながら、ルークスに相談しよう、と思考を打ち切った。
◇
「そうだな、そろそろ良いだろう。」
ダンジョンを出た後、夜営の準備を始める。
食事用の竈作りを双子に任せ、食事の下拵えをしながらルークスとこそこそ相談する。
「必要な事は教え終えたしね。」
「鍛練を怠らなければ、この地で生きるには困らない程度にはなったな。」
頷き合って、今夜話すことを決めた。
いつも通りに食事を終え、寝る準備に入ろうとする双子を呼ぶと、表情を硬くして側近くに並んで座る。
「シリウス、レオニス…最初に言った期間は覚えてる?」
こくり、と揃って頷く。
「2人共、もう私達の手を借りなくても大概の事は出来るし、そろそろ良いかなって思うの。」
「期限まではまだあるが、な。」
双子の表情はどんどん硬くなっていく。
「あくまで、これからどうするかを決めるのは君達自身…だけど結論を出す前に、君達には聞いておいて欲しい話があるんだ。」
1度小さく息を吐いて、真剣な眼を双子に向ける。
「もし、君達が私達と来るなら私達の…ううん、私の事情に思い切り巻き込まれることになる。」
「夜宵様の…」
「事情…?」
怪訝な顔する双子に、私は私がここに至るまでの事を話した。私が勇者でルークスが魔王だったこと、裏切られて殺されたこと、復讐するために復活したこと、そして…
「いずれ、戦争をする事になると思う。」
疲弊するし、面倒だし、なるべく避けたいが…避けられないだろうからこれは決定事項だ。山程人を巻き込む私闘に他ならない戦いに、巻き込まれる…それも最も激しいだろう場所で。私達と来るってことは、そういうこと。
「今の話も踏まえて、君達が望む道を選んで。」
双子は、私達の顔を交互に見遣ってからお互いの顔を見合わせた。暫くの沈黙の後、頷き合って視線を再び私達に向けて口を開いた。
「「一緒に、連れてって下さい。」」
「本当に、いいの?」
私は僅かに、無意識に顔をしかめた。
彼等を私の事情に巻き込みたくないと思っているから事情を話した…と言う理由が無かったとは言えないからだ。
そんな、微妙な顔をした私に…彼等は強い意思の光を秘めた瞳を向けて言った。
「「ぼく達の主に…!」」
「待て。」
それまで静かに隣で見守っていたルークスが、鋭い声で双子の言葉を遮った。
「ルー?」
「半魔とは言え、お前達鬼人族にとって"主"と言うのは、軽々しく口にして良いものではないだろう。」
教えられる事がなかったとしても、本能で解っている筈だとルークスは厳しい声で言う。
「ルー、どういう事?」
「鬼人族は、生涯唯一の"主"に魂を捧げる一族だ。」
ルークスの話によると、鬼人族は"主"と認めた者と契約を交わして魂を捧げる特別な術式を生まれつき持つらしい。
人を従わせる術式は、幾つか存在する。
奴隷等に施す絶対服従の隷属、主人の魔力や生命力を使って従者等に力を分け与える為の従属、神が人や亜人を亜神へと召し上げる眷属。
鬼人族のそれは従属と眷属の性質を併せ持つもので、隷属同様に命令に逆らう事は出来ないが、従属とは違って魔力や生命力を消費せず、眷属の様に主の力や技を得ることが出来る。そして、一番の違いは主が死ぬと彼等もその命を奪われる事。だからこそ、彼等は強い主に仕える事こそが誇りなのだと言う。
「助けてもらったから、優しくしてもらったから…そんな理由なら止めておけ。」
その契約は、そんな生易しいモノじゃない。
ルークスの視線も声も、剣を突きつけるかの様に鋭い。
魔王として幾人も従えてたであろうルークスだからこそ、彼はそう言うのだろう。
双子は視線に怯えながらも、睨む様にルークスを見上げる。
「そんな理由なんて、言わないでください。」
唇を震わせながらシリウスは言った。
「それが、ぼく達にとってどれ程価値があるものか、ルークス様は解っていません。」
「生まれてからずっと、ボク達は奴隷以下の、息をしてるだけの、床の模様を維持するための、燃料でしかなかった…!」
双子はぐっと唇を噛み締めた。
「そんな、ぼく達に…温かいご飯をくれて、安心に寝られて、殴られることも無くて、色んな、事を教えてくれて…」
「名前付けてくれて、名前呼んでくれて、笑い掛けてくれて、叱ってくれて、頭撫でてくれて、抱き締めてくれて…」
「「そんな、ことがっ…どんなに幸せか…!」」
双子は叫ぶ様に言った。
ふとルークスを見上げると、苦い過去を思い出した様な顔をしていた。じっと見つめていると、ルークスは私の視線に気づいて困ったように笑った。。
ルークスにも、似たような経験が在るのかもしれない。そんな事を思いながらルークスに笑みを返して、その腰の辺りをぽんぽんと叩くと双子の前に膝を付く。
「シリウス、レオニス、2人の気持ちは解った。」
2人の頭を撫でて言って、その肩をぐっと掴む。
驚いたように双子は視線を上げた。
「解ったけど…足手まといは要らない。」
瞬間、双子は息を飲んだ。
「このまま、私達の手を借り続けなきゃならない様なら…それは忠誠じゃなくて、ただの依存にしかならない。」
そもそも、戦力だけなら私とルークスだけでも十分だ。
「私の、役に立ってくれるって…期待していい?」
「「…っ!はいっ!!」」
ぱっと2人の瞳が輝く。
にっこりと笑って彼等の髪をぐしゃぐしゃにして撫でる。
「なら良し!って事で、どう?ルークス。」
立ち上がってくるりとルークスを振り返る。
「夜宵が良いなら、私は構わないが…」
「…………ダメな時は、ダメってちゃんと言ってよ?私を止められるのは、ルーだけなんだからね。」
そう言うとルークスはやんわりと優しく微笑んだ。
さっきの鋭さはどこに置いてきたやら。
「さて、それじゃ契約?しちゃおうか。」
どうやるのか解らないので、双子に向き直る。
すると双子は頷き合い、其々私の手を取って片膝を付く。
私と双子を中心にふわりと風が舞って髪を揺らす。
『我、常に主と共に在り、剣となり、盾となり、その命に背かず、魂の全てを捧げ、忠誠を尽くすことをここに契約す。』
2人の額に紅々と目の様な模様が浮かび上がる。
「そこに口付けるか、血を垂らせば契約完了だ。」
後ろからルークスが額を指して言うので、そっと2人の額に浮かぶ模様にキスを落とした。
模様は紅から金へと変わり、形も目の様なものから太陽の様な形へと変わった。
「これで、完了?」
立ち上がるシリウスとレオニスを見遣りながら尋ねる。
2人に取られたままの手には、一瞬だけ模様が浮かんだが今は何も無かった。
「「はい、主様。」」
「主、様…」
呼び名がむず痒い…微妙な顔をすると、双子は少しもじもじしながら顔を見合わせて、やがて決意したように見上げてくる。
「「あ、の…姉様って、呼んでも良いですか…?」」
「主様よりはそっちの方が良いかな。」
ぱっと双子は嬉しそうな顔をする。
そのままの顔でルークスにも視線を向ける。
「好きに呼べば良い。」
「「はい、兄様。」」
苦笑しながらルークスは2人の頭を撫でた。
ちょっとほっとした…さっきのやり取りで険悪になるんじゃないかと思ったから。2人共ちゃんとルークスがわざと言ったんだって、ちゃんと分かってるみたいだ。
「さて、そろそろ休もう?」
双子を急かして寝る準備をさせる。
「明日は朝から移動するからね。」
「朝から…。」
「たぶん、予定が詰まっちゃうからねー」
不思議そうな顔をするルークスに、苦笑しながら答える。
「何処に移動するつもりだ?」
ふっふっふ…と勿体付けて笑い、私は明日の行き先を告げた。
「アストルム。」
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