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壱の巻 天誅でござる!
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しおりを挟む「シてもいいって‥
何のことかわかってる?」
カガヤは念のため聞いてみた。
「──…エッチな、こと…//‥」
「…当たり…///…」
‥エッチ‥な‥こと…かよ…コイツが言うとなんか妙に興奮する‥//
はにかみながら言うユリノにカガヤは必要以上に興奮していた。
「ホントにいいの?
今より、もっっ──と…
エッチなことするけど‥?」
「‥///‥ハ‥ィ‥」
「‥‥‥//」
コイツ‥
すげー‥可愛いぃ‥///‥
頬を染めて潤んだ瞳で素直に返事するユリノに男の征服欲が満たされる。
‥ヤバイ‥‥‥
俺、‥‥すげーエッチな気分だ──
しかも、すげーエッチなこと言って‥
すんげー‥エッチなこと
しちゃいそうっ‥///
カガヤは真性M女ユリノによって、S男の本能を呼び醒まされていた‥
ただ、なんか‥‥‥
ついでに自分の胸も熱く疼いちゃったりしている‥
‥‥なんか‥
ドキドキしてきた…
瞳の奥が熱をもち、潤んでくるのがわかる。
・
カガヤはゴクッ…と生唾を飲んだ──
「ユリノっ──…//…」
は高まる胸の鼓動を訴えるようにカガヤはユリノに激しく口付けた。
噛みつくようなキスを降り注ぎ、耳たぶを熱い舌でなぞるとユリノは悲鳴のような声を上げる。
「ああっ…千‥納寺クンッ…っ…」
「──…っ…」
名字で呼ばれることに不思議と興奮を煽られる‥
「‥ユリノッ…」
カガヤは首筋から少しづつ下に顔をずらしながら、かすれる声で名前を呼んだ。
そしてスカートの中をまさぐりユリノのおパンティを一気に脱がす。
「やっ──…//」
覚悟はしてもやっぱり恥ずかしい。
学校で‥しかも真っ昼間。授業はとっくに四時限目を迎えている‥
「ユリノ…」
下着を剥いだ瞬間、不安にかられたユリノの表情に気づきカガヤは声をかけた。
「ユリノ……
俺のこと、‥好き?‥//」
こんなことを聞いて妙に照れる自分がいる‥
そして「‥ハィ‥//」…そんなユリノの返事を聞いてカガヤは胸が疼いた。
「‥大丈夫だよ…
優しくするからっ…」
・
カガヤはユリノを熱い瞳で見つめながら再び唇を重ねた‥
片手でユリノの後頭部を抱え、もう片方の手はユリノの太ももからゆっくりと上に伝い昇ってくる
「──あぅッ‥ゥ‥
ハァ…ッ‥ヤアァ‥//」
「ユリノ…っ
すごいッ…ね…めちゃめちゃエッチな身体してるッ…」
潤みきったそこに触れた瞬間、ユリノの腰が色っぽく動めく。カガヤはその動作にとてつもない興奮を覚え、自分の中心が熱く脈を打っていた。
ゆっくりと指先でなぞっていると、ユリノの声が時折一段と高く上がり腰も同時にせりあがる。
その動きはカガヤの指先がユリノの小さくて硬くなっている部分に触れた時に起こっていた。
「ユリノ‥‥‥
こうされるの好き?」
「あっ…ッ‥」
顔を色っぽく歪めながら首を振るユリノを見て、カガヤの興奮度は沸点200℃を超え発火する!!──
‥ちょっとッ…たまんねぇ!
マジ、興奮するッ‥///
ユリノの感じて悶える姿にそそられる。
なんか‥もぅ‥‥
任務なんてッ…
そんなのッ関係ねぇっー!!
(コラコラ…(;´д`)ノ)
…俺っ…マジでヤバい‥//
・
「‥アイツ──クソッ…」
カガヤが興奮の真っ只中‥
小さく罵倒しながら苦痛の表情で歯を食い縛る影があった──
その影は瞼をきつく閉じ、拳を握り締め何かをじっと堪える‥
「──ユリッ…」
そして、熱い息と想いを名前と同時に吐き強く呟いた──
「ユリノ‥//‥」
カガヤは瞳を潤ませ喘ぐユリノをうっとりと眺める
‥この髪ほどいたら‥
たぶん、コイツ‥
めちゃめちゃ色っぽい…
カガヤはきっちりと編まれた三編みを手に取りながら、片手は熱い潤みに触れたままにそんなコトを考える
そして、シャツを託し上げ、しっかりとした布地のブラから柔肌をすくいだした‥
‥こんなんで黒いレースの下着なんか着けられたら鼻血モンだな…
でも、ユリノは白が似合う‥白でいい…
白でも十分‥‥‥
興奮する‥//
カガヤはブラから無理やり引き出され布地に押し上げられたユリノの胸を眺めた‥
ブラを着けたままってのが尚更、そそるッ
カガヤは突き上げるように尖った部分をゆっくりと熱い舌先で撫で上げた――
・
「あぁぁッ…ハァ…」
カガヤの舌使いにユリノは素直に声を漏らす‥
‥ヤバイ‥‥そんな気がする
たぶん、‥
俺──…っ…
絶対、直ぐイクッ‥//
カガヤはそぅ確信していた
今の時点でかなり限界がきている身体に、変に疼く気持ちがプラスされているのが自分でもわかる‥
初めてユリノを見たショックの後から今、見せつけられてるこのギャップにカガヤは完全にやられていた――
コイツ、このダサダサな恰好でよかったかもしれない‥
もしかして、コイツの親父は虫よけ(男よけ)変わりに
ワザとこんな恰好させてんのかも‥
カガヤはそんなコトを考えながらズボンのベルトを外した…
悶えたせいで、めくれ上がったスカートからは下半身は丸見え状態。
‥ちくしょっ…//…ハメる前から爆発しそうだ‥///
カガヤは抑えのきかない想いを解放するためにズボンのチャックを下ろす――
「ッ‥ユリノ――ッ!!」
そして興奮する勢いのままユリノの腰を抱え名前を呼んだ!!!
──バンバンバンッ!
「──なんだ!!?」
突然ドアを激しく叩く音が響いた。
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