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しおりを挟むイキそうなのはたぶんもうバレてる。
晶さんに奉仕させてお仕置きの筈が結局、毎回苦しい思いするのは俺の方なわけで。
疼きまくった下半身はなんどもビクリと強い脈を打ち返していた。
「はあっ…っ……くっ」
声が出る度に食い縛る。
マジでやばいっ
もうイク…
心ではそう負けを認めながらも躰は必死に抗いを見せる。
猛りをくわえて顔を前後する晶さんを見つめながら瞳が熱を持ち、狂おしいため息は何度も俺の口から吐き出されていた。
晶さんのこの行為に無性に萌えてくる。嬉しくて晶さんの髪を撫でながら見つめる俺の瞳が濡れてくる。
「……っ…あ…、…はっ…やっぱもう無理っ…」
そう認めるしかない。
口を這わせる晶さんの顔を見ながら顔が歪む──
「晶さ…んっ…離さないと口に出るっ…」
「………」
晶さんはそう言った俺を上目で見つめ顔を動かし続けている。
「もしかして飲むっ?…」
そう聞いた俺に晶さんは動きを止めて顔を離した。
・
「飲んだら嬉しい?」
「………」
無言な俺を晶さんは見つめ返す。
「どっち?」
「無理しなくていいよ……」
もう十分──
思いきり気持ちよくご奉仕してもらった……
「もう満足したから…許してあげる…」
まだ果てを迎えていない猛りを握ったままの晶さんに熱った顔を向けて俺はそう返す。
晶さんはそんな俺をじっと見つめると
「嬉しいなら無理してでも飲んであげる」
「──…!?…あっ…ちょっ…!っ…」
また熱くて蕩ける口内に含まれる。
「───…はあっ…やばっ…気持ちい…っ」
手のシゴキが加わって果てへの道のりが近くなる。
「晶さっ…そんなにしたらほんとに出すよ俺っ…」
堪えきれずに訴えるようにそう口にしたら晶さんは頷きながら舌を這わして絡めてきた。
溢れる唾液を啜る音と摩擦で漏れる空気が厭らしくキッチンで響いている。
「はあっ…晶さ…ん、出るっ…ほんとに出るからっ…」
気持ちいいんだけどイキそうなときって泣けるほど苦しくて切なくなる。
潤む目頭に一生懸命奉仕する晶さんが滲み、俺は沢山の声を漏らして晶さんの頭を両手で抑え付けていた。
駆け巡る快楽の放物線。描く間もなく晶さんの熱い咽頭にそれを打ち込む。
苦しい筈のその行為を受け止めて、晶さんが必死で飲み込む姿に胸が締め付けられる程に疼いていた。
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