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恥ずかしい話
しおりを挟む姉は職業柄なのか持って生まれた物なのか…
下ネタが好きだ。
基本的に笑いのツボは浅いのだが、下ネタに関しては5歳児並み。
そして当然の如く下ネタに関する羞恥心は皆無だ。
姉が仕事の話や彼氏くんとの夜の話で、恥ずかしがったり言い淀んでいるところは見た事がないのだ。
そんな姉が唯一私に見せた羞恥心。
ある日姉がとあるアプリゲームのキャラクターのねんどろいど(2等身にデフォルメされた人形)を買ってきた。
私「またそんなの買ってきて…」
姉「ちろも好きでしょ?からちゃん」
私「からちゃんは好きだけど…私はグッズ収集はしないタイプのオタクなので…」
姉「そんな事言わず~。ほらほら、からちゃんだよ~。」
私「………くそぅ可愛いな!」
姉「そうだろうそうだろう。」
その日からそのねんどろいどは部屋の片隅に飾られていた。
ある日姉の仕事の話を聞いていた時の事。
姉がふとそのねんどろいどを手に取って、お客さんに見立てて話し出した。
姉「だからさ、お客さんがこう座ってて…私がこう洗うんだけど………………あっ(照)」
私「いや、からちゃんで妄想して照れんじゃねーよ!!キモイわ!!」
姉「いや、うん…ごめん。これはキモイね私。うん………」
姉の羞恥心スイッチは2次元。
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