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9章 鍛冶屋とバグ(チート)
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しおりを挟む騎士団長「・・・前世と同じ・・・、って事はここの世界が幾つも存在していると言うのは・・・?」
金田「それは別に間違いじゃないと考えている。そしてそれを確証付けさせる物がこの世界にもある。」
国王「・・・・・・・・・。」
金田「・・・裏ダンジョンだ。」
騎士団長「う・・・裏ダンジョン!?何で裏ダンジョンが関係が?」
金田「この世界には幾つかの裏ダンジョンが存在している、
その数は未だに解明されていないがダンジョンのその先の情報は何故か分かっている。何故だ?」
騎士団長「それはまだ見ぬ世界・資源が存在していると門番・・・が・・・?」
金田「そうだ、この世界の裏ダンジョンの情報は門番からこの世界に入る前に教えられた。
これは入る際の基本的な情報として皆に伝えられているが、ほとんどの者にとっては関係の無い物。
冒険家等の職にでも無ければ気にもしない情報だ。」
騎士団長「だとするとあの門番・・・一体いくつだよ・・・?」
金田「裏ダンジョンの先、確かにその先には俺達が知らない世界が広がっているはずだ。
そしてそれと同時に裏ダンジョンの主・・・先代の魔王達も・・・。」
騎士団長「裏ダンジョンの主が・・・先代の魔王?一体どういう事だ?」
金田「もしこの世界でこのまま魔王が倒されず2100年を迎えたらどうなると思う?」
騎士団長「・・・いや知らねぇよ?消滅でもすんのか?」
金田「消滅か・・・それも可能性の一つだ。だが、裏ダンジョンやこいつはどうだ?」
そう言って金田が国王を指差しながら騎士団長に問いかけた。
金田「門番がこの世界を作ったとすれば、何故わざわざ裏ダンジョンを作る必要があったのか。
それは・・・作る必要があったからだ。この世界のバランスを崩さない為に・・・。」
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