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1章 写ろうとする者
1章 写ろうとする者(24)
しおりを挟む男性:むしろその方が良かったかもな
記憶があったら中々
離れられなかっただろうし
康平:俺もだったかもな・・・
男性:それで・・・これからどうするんだ?
康平:・・・もう少しここにいるよ
その後俺も点数を上げてここを出る
男性:そうか・・・
まぁ何か困ったことがあるなら
手を貸すぞ?
康平:いや大丈夫
俺には・・・弟と編み出した
必勝法があるからな!
男性:あれか?
・・・大丈夫なのか?
康平:大丈夫だよ!
俺はの父さんはカツラだったからな
弟がよく父さんに肩車して
もらってたからわかったことだ
被っている人は大体分かるようになったし
男性:・・・それなら俺は
また旅に出るよ
時間はたっぷりあるからな
お前も自由になった時の事を
考えておいた方が良いぞ
康平:そうするよ・・・
男:お前・・・泣いてんのか?
康平:ば・・・バカ!
そんな訳ないだろ!
俺は弟の前では泣かないって
決めてんだよ!
そう言いながら康平は目をこするように
腕を動かしていた
・・・・・・・・・・・・
勇也:・・・・・・・・・
勇也は最後に上った花火を見ながら
きらりと光る物を流していた
勇也:・・・・・・ありがとう・・・
康平兄ちゃん・・・
・・・・・・・・・・・・
勇也が流した涙一体何を
物語っているのかは定かではない
ただ、
勇也を康平はいつでも見守り続ける
そんな着かず離れずの関係を
これからも・・・
写ろうとする者 終
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