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第25章 喰う、それは生きる為ですよ⁉︎
365話 捕食者
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20分近くの戦闘を続けたが、思った以上に無の眷属竜エレボスへのダメージは少ない。
想像以上に、竜鱗の耐物理・耐魔法の能力が高いのだろう。
一方のニイヤ達は、立て続けの戦闘に疲労が溜まっている。
『所詮、それが貴様らの限界よ!』
エレボスは勝機と見たのか、3つに分かれていた頭を融合させて1つに戻した。
ただ、その頭は元よりも大きな口をしている。どうやら食べることに特化したようだ。
『俺様の顎に噛み砕けぬものは無い!』
その宣言通り、石壁や石床を豆腐を噛むように容易く飲み込んでいく。
「みんな、回避に専念しろ!あの大口に呑まれるのはマズイ!」
皆が自身にヘイストを掛け直し、突進を躱した。
「そんなに食べたいなら、魔法をどうぞ‼︎」
カオリが、フレイムウォールをエレボスの口に放つ。
だが、エレボスは躱そうともせずに太い炎をそのまま飲み込んだ。
『フン、美味いな。人間にしては洗練されてるじゃねーか。良いぜ、もっと食わせろ』
次を寄越せと、ペロリと舌舐めずりしている。その舌は火傷すらしていない。
「そう?じゃあ、飲み物はいかが?」
カオリはウォータムを発動し、大量の水流を口に流し込む。その水は同時発動したポイズンドロップにより毒水になっている。
『おお、これはピリッとした感じが癖になりそうな飲み物だな?』
口から溢れた部分は多少赤みが出たが、飲み込んだ影響は微塵も感じられない。
(口から取り込んだものは、状態異常も効果無しね…)
カオリはお手上げねとニイヤにジェスチャーする。
無論、体には多少効くので無意味じゃないけど、広範囲魔法の連発は部屋にも仲間にも妨げになる。
『フフン、俺は無の大精霊ケイオス様に認められし万物の捕食者エレボス様だぞ?俺に歯向かう奴は皆、全て喰らい尽くしてやるわ!』
エレボスは、巨体で突進と同時に噛みついて来る。
ニイヤ達は、1箇所に集まらないように気をつけながら躱し打開策を考える。
『長期戦に持ち込めば、勝てないわけじゃないと思うが、そんなに時間を掛けていられないよな?』
『先ず、神殿が持たないわよ』
度重なる魔法のダメージと、エレボスに抉られた事で既に天井には所々に穴が開き、上の階層が見えている。
『みんな、サハドの準備が終わったようだ』
気配を消して隠れていた、ノアとアフティが姿を現した。手には魔力粘糸の太い紐が握られている。
「アフティ、影狼の数を増やして、みんなに粘糸の端を渡すんだ」
「ハイ!」
エレボスの影から沢山の影狼が頭を出し、近くに居たニイヤ達に咥えている粘糸の端を渡す。
「サハド、今だ!」
エレボスの背後の影から、無数の蝙蝠が飛び出す。サハドが体を蝙蝠分体に変身させているのだ。
その蝙蝠達の足にも魔力粘糸の紐が掴まれていて、網状になった粘糸によりエレボスの後ろ足が絡まる。
影の中に引き込んだ魔力粘糸で、サハドが影狼とせっせと簡易的な網を作っていたのだ。
『なっ⁉︎』
エレボスが前のめりになったところを、粘糸を受け取ったニイヤ達が体に巻き付けていく。
『なんだ、この網は⁉︎くっ、千切れない⁉︎』
硬化した魔力粘糸の網を重ねた上に絡ませたのだ。そう簡単に千切れる筈はない。
「捕獲完了だな」
頭以外を網でぐるぐる巻きにされ、エレボスは身動きが取れなくなった。
「さて、万物の捕食者だったか?それは、自分が食われる奴も、そう呼ぶのか?」
エレボスの体の上に乗り、涎を垂らすニイヤ達。
『…え?マジで俺を喰う気…か⁉︎』
三つ目が、ニイヤ、主様、アー君の目と合い、それが本気だと分かった。
『ふ、ふざけるな‼︎』
強く威嚇の咆哮した後、擬人化による巨大な体の縮小に掛かる。
『網から抜け出せば!』
元の団員の姿まで小さくなり掛けた時、隙間が増えた網の外からの視線以外に、直ぐ背後からも感じた。
『‼︎⁉︎』
振り返ると、そこには大人しそうな表情のノアが立っていた。
『い、いつの間に⁉︎』
魔力粘糸の網を巻き付ける際に、ノアは最初に自ら中に入っていた。
擬人化することを見越していたわけじゃなく、いち早く食べたかったからだ。
「いただきます」
いきなりガブリと背中を噛みつかれたエレボスは、大きな悲鳴をあげた。
硬度と耐性が自慢の竜鱗が、最も簡単に食い千切られた。
「ちょっと、彼が使ったのは【弱肉強食】だから気絶するかもだし、ニイヤ達は感覚共有しちゃダメよ?」
「「「ちぇ~っ」」」
ノアに先を越されたニイヤ達は、カオリに快楽の共有まで止められ、悔しいが仕方ないと外で待機することにした。
『痛い痛い痛いっ‼︎な、何故だ‼︎何故、…んがっ⁉︎』
脅威となる口が機能しないように、顎骨を突然外された。
その三つ目は、無言で噛み付いて来るノアを見上げかつての己を思い出した。
例え同族であろうと、弱い者は捕食されて当然の環境。敗者は抗うことすらできない。
その中で、己は頂点に居た筈だった。
(ああ、俺も捕食される側だったのか…)
溢れる恐怖や痛みは虚無感に変わり、エレボスはただ敗者としての死を受け入れるのだった。
「おーいノア、聞こえるか?意識あるなら少しは残しとけよ?」
それまで聞こえていた咀嚼音が止まり、粘糸の隙間からノアが眠そうな顔を見せた。
「…竜鱗は全部食べたから、…後は普通に食えるよ」
そう言って粘糸にもたれかかり寝てしまった。
「へへっ、気が利くじゃないか!」
ニイヤ達も粘糸をこじ開けて喜んで入っていく。
特殊技能の【弱肉強食】は、エレボスの口のように容易く何でも噛みちぎる事ができる。
だが一方で使わなければ、快楽睡眠の危険性は無い。
「もう、みんな早くしてねー?」
カオリ達は、彼等の食事が終わるのを待つ間に自分達も休憩をする。
全員が、疲労したしかなりの魔力を消費した。まぁ、眷属竜が相手で1時間掛からずに討伐したわけだから当然だが。
「ノアはリタイアだね」
快楽睡眠に陥ったノアは、アグリの【生命の檻】にとりあえず収納した。
食事が終わり、達成感を感じているがまだ終わりじゃない。
「もうベルフェル司教の反応は無い。下の階層に移動したみたいだ。そろそろ俺達も移動して追いつこう」
「「「了解」」」
騒音でとっくに逃げられている可能性もなくは無いが、月の庭から辺りを監視しているアヤコからの連絡が来ないから、まだ下にダクネラ教皇は居る筈だ。
ニイヤ達は気を引き締めて、再び進行を開始したのだった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
最下層にいち早く辿り着いたのは、ベルフェルと勤勉の勇者達だった。
礼拝堂の紅月神フレイアの像の前に待つのは、ヌル虚無教団教皇ダクネラ=トランスポートと、奇妙な楕円形の頭を持つ無の大精霊ケイオスだ。
「おや、来たのは古い友だったか。久しいな、ベルフェル」
「ああ、久しいな、ダクネラ。貴方に聞きたい事がありこの地まで赴いた。熱烈な歓迎はこの老体に堪えたよ。ここまで辿り着いたのだ、もちろん私の質問に答えてくれるよね?」
ヒールにより血は止まっているが、ベルフェルの右手首は欠損していて、司教服は外傷により赤く染まっていた。
「ちょっと司教さん、話は後にしてくれないか?俺達は、そのおっさんを捕らえなきゃならないんだ。話はその後でしなよ?」
勤勉の勇者クリスチャート=高須=スタディは、不用意にも純潔の勇者フローラ=ミュゲットの【不可侵領域】の円から前に出ようとした。
「待ちたまへ、スタディ君。君達は彼の横に居る存在が見えているのかね?」
「横に何か?」
クリスチャートだけでなく、フローラ達も何のこと?と首を傾げる。
「ふむ、やはり【精霊視認】と【精霊言語】は持っていなかったようですね。無の契約精霊君が見えていないようだったので、そんな気はしていたのですが…」
「精霊?そんなものが見えているのか?」
「ええ。彼の隣に居るのは、おそらくこの世界の無属性の力を司る、大精霊ケイオスでしょう。ただの精霊とは比べてはいけない」
魔法を少なからず使うフローラはともかく、クリスチャートと配下の3人は迷信の類だと思っているようだ。
「安心して良いよ、ベルフェル。ケイオスは君達に直接手出しはしないと約束しよう。元々彼は、契約者である私に試練を与えるのが好きなのでね?」
ベルフェルの不安を聞いていたダクネラが、まるでハンデだと言わんばかりにそう教える。
『…スカルゴ君、彼が述べた約束は本当だと思うかね?』
『本当みたいなんだなぁ。ケイオス様に睨まれてめっちゃ怖いんだなぁ…』
そんなケイオスとダクネラは契約者なのだ。
アラヤの強さを知るベルフェルは、大精霊の契約者である意味の恐ろしさを軽視することはできないのだった。
想像以上に、竜鱗の耐物理・耐魔法の能力が高いのだろう。
一方のニイヤ達は、立て続けの戦闘に疲労が溜まっている。
『所詮、それが貴様らの限界よ!』
エレボスは勝機と見たのか、3つに分かれていた頭を融合させて1つに戻した。
ただ、その頭は元よりも大きな口をしている。どうやら食べることに特化したようだ。
『俺様の顎に噛み砕けぬものは無い!』
その宣言通り、石壁や石床を豆腐を噛むように容易く飲み込んでいく。
「みんな、回避に専念しろ!あの大口に呑まれるのはマズイ!」
皆が自身にヘイストを掛け直し、突進を躱した。
「そんなに食べたいなら、魔法をどうぞ‼︎」
カオリが、フレイムウォールをエレボスの口に放つ。
だが、エレボスは躱そうともせずに太い炎をそのまま飲み込んだ。
『フン、美味いな。人間にしては洗練されてるじゃねーか。良いぜ、もっと食わせろ』
次を寄越せと、ペロリと舌舐めずりしている。その舌は火傷すらしていない。
「そう?じゃあ、飲み物はいかが?」
カオリはウォータムを発動し、大量の水流を口に流し込む。その水は同時発動したポイズンドロップにより毒水になっている。
『おお、これはピリッとした感じが癖になりそうな飲み物だな?』
口から溢れた部分は多少赤みが出たが、飲み込んだ影響は微塵も感じられない。
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『フフン、俺は無の大精霊ケイオス様に認められし万物の捕食者エレボス様だぞ?俺に歯向かう奴は皆、全て喰らい尽くしてやるわ!』
エレボスは、巨体で突進と同時に噛みついて来る。
ニイヤ達は、1箇所に集まらないように気をつけながら躱し打開策を考える。
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気配を消して隠れていた、ノアとアフティが姿を現した。手には魔力粘糸の太い紐が握られている。
「アフティ、影狼の数を増やして、みんなに粘糸の端を渡すんだ」
「ハイ!」
エレボスの影から沢山の影狼が頭を出し、近くに居たニイヤ達に咥えている粘糸の端を渡す。
「サハド、今だ!」
エレボスの背後の影から、無数の蝙蝠が飛び出す。サハドが体を蝙蝠分体に変身させているのだ。
その蝙蝠達の足にも魔力粘糸の紐が掴まれていて、網状になった粘糸によりエレボスの後ろ足が絡まる。
影の中に引き込んだ魔力粘糸で、サハドが影狼とせっせと簡易的な網を作っていたのだ。
『なっ⁉︎』
エレボスが前のめりになったところを、粘糸を受け取ったニイヤ達が体に巻き付けていく。
『なんだ、この網は⁉︎くっ、千切れない⁉︎』
硬化した魔力粘糸の網を重ねた上に絡ませたのだ。そう簡単に千切れる筈はない。
「捕獲完了だな」
頭以外を網でぐるぐる巻きにされ、エレボスは身動きが取れなくなった。
「さて、万物の捕食者だったか?それは、自分が食われる奴も、そう呼ぶのか?」
エレボスの体の上に乗り、涎を垂らすニイヤ達。
『…え?マジで俺を喰う気…か⁉︎』
三つ目が、ニイヤ、主様、アー君の目と合い、それが本気だと分かった。
『ふ、ふざけるな‼︎』
強く威嚇の咆哮した後、擬人化による巨大な体の縮小に掛かる。
『網から抜け出せば!』
元の団員の姿まで小さくなり掛けた時、隙間が増えた網の外からの視線以外に、直ぐ背後からも感じた。
『‼︎⁉︎』
振り返ると、そこには大人しそうな表情のノアが立っていた。
『い、いつの間に⁉︎』
魔力粘糸の網を巻き付ける際に、ノアは最初に自ら中に入っていた。
擬人化することを見越していたわけじゃなく、いち早く食べたかったからだ。
「いただきます」
いきなりガブリと背中を噛みつかれたエレボスは、大きな悲鳴をあげた。
硬度と耐性が自慢の竜鱗が、最も簡単に食い千切られた。
「ちょっと、彼が使ったのは【弱肉強食】だから気絶するかもだし、ニイヤ達は感覚共有しちゃダメよ?」
「「「ちぇ~っ」」」
ノアに先を越されたニイヤ達は、カオリに快楽の共有まで止められ、悔しいが仕方ないと外で待機することにした。
『痛い痛い痛いっ‼︎な、何故だ‼︎何故、…んがっ⁉︎』
脅威となる口が機能しないように、顎骨を突然外された。
その三つ目は、無言で噛み付いて来るノアを見上げかつての己を思い出した。
例え同族であろうと、弱い者は捕食されて当然の環境。敗者は抗うことすらできない。
その中で、己は頂点に居た筈だった。
(ああ、俺も捕食される側だったのか…)
溢れる恐怖や痛みは虚無感に変わり、エレボスはただ敗者としての死を受け入れるのだった。
「おーいノア、聞こえるか?意識あるなら少しは残しとけよ?」
それまで聞こえていた咀嚼音が止まり、粘糸の隙間からノアが眠そうな顔を見せた。
「…竜鱗は全部食べたから、…後は普通に食えるよ」
そう言って粘糸にもたれかかり寝てしまった。
「へへっ、気が利くじゃないか!」
ニイヤ達も粘糸をこじ開けて喜んで入っていく。
特殊技能の【弱肉強食】は、エレボスの口のように容易く何でも噛みちぎる事ができる。
だが一方で使わなければ、快楽睡眠の危険性は無い。
「もう、みんな早くしてねー?」
カオリ達は、彼等の食事が終わるのを待つ間に自分達も休憩をする。
全員が、疲労したしかなりの魔力を消費した。まぁ、眷属竜が相手で1時間掛からずに討伐したわけだから当然だが。
「ノアはリタイアだね」
快楽睡眠に陥ったノアは、アグリの【生命の檻】にとりあえず収納した。
食事が終わり、達成感を感じているがまだ終わりじゃない。
「もうベルフェル司教の反応は無い。下の階層に移動したみたいだ。そろそろ俺達も移動して追いつこう」
「「「了解」」」
騒音でとっくに逃げられている可能性もなくは無いが、月の庭から辺りを監視しているアヤコからの連絡が来ないから、まだ下にダクネラ教皇は居る筈だ。
ニイヤ達は気を引き締めて、再び進行を開始したのだった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
最下層にいち早く辿り着いたのは、ベルフェルと勤勉の勇者達だった。
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「おや、来たのは古い友だったか。久しいな、ベルフェル」
「ああ、久しいな、ダクネラ。貴方に聞きたい事がありこの地まで赴いた。熱烈な歓迎はこの老体に堪えたよ。ここまで辿り着いたのだ、もちろん私の質問に答えてくれるよね?」
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「ちょっと司教さん、話は後にしてくれないか?俺達は、そのおっさんを捕らえなきゃならないんだ。話はその後でしなよ?」
勤勉の勇者クリスチャート=高須=スタディは、不用意にも純潔の勇者フローラ=ミュゲットの【不可侵領域】の円から前に出ようとした。
「待ちたまへ、スタディ君。君達は彼の横に居る存在が見えているのかね?」
「横に何か?」
クリスチャートだけでなく、フローラ達も何のこと?と首を傾げる。
「ふむ、やはり【精霊視認】と【精霊言語】は持っていなかったようですね。無の契約精霊君が見えていないようだったので、そんな気はしていたのですが…」
「精霊?そんなものが見えているのか?」
「ええ。彼の隣に居るのは、おそらくこの世界の無属性の力を司る、大精霊ケイオスでしょう。ただの精霊とは比べてはいけない」
魔法を少なからず使うフローラはともかく、クリスチャートと配下の3人は迷信の類だと思っているようだ。
「安心して良いよ、ベルフェル。ケイオスは君達に直接手出しはしないと約束しよう。元々彼は、契約者である私に試練を与えるのが好きなのでね?」
ベルフェルの不安を聞いていたダクネラが、まるでハンデだと言わんばかりにそう教える。
『…スカルゴ君、彼が述べた約束は本当だと思うかね?』
『本当みたいなんだなぁ。ケイオス様に睨まれてめっちゃ怖いんだなぁ…』
そんなケイオスとダクネラは契約者なのだ。
アラヤの強さを知るベルフェルは、大精霊の契約者である意味の恐ろしさを軽視することはできないのだった。
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