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第14章 面会は穏便にお願いしますよ⁉︎
198話 襲われた農園
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亜人達を守りながら戦うクレアは、シルバーファングの狼人だ。かつてSランク冒険者チームの一員だっただけあり、その強さは折り紙付きだ。彼女の前には既に複数の兵士達が倒れていた。
「それ以上近寄るんじゃないよ?手加減できないからね!」
複数いる兵士達の武器を弾いて蹴り飛ばすと、気絶して転がる兵士を投げ返した。
「くっ!我々は貴様に用がある訳じゃない!その後ろにいる人犬達に用があるんだ!」
クレアが守る背後に居る亜人は、人犬の親子達で前に農園に匿われたオレオ親子だ。
「其奴等は、ダガマ子爵様の逃げ出した奴隷達だ!返してもらおう!」
「ふざけんじゃないよ!この親子の奴隷紋はバルガス家の紋だ!見たら分かるだろ⁉︎」
するとそこへ、両手に兵士の首根っこを掴んだクララが現れた。兵士達はかろうじて生きている。
「奴隷達を捜しに来たなら、貴方達が農園に火を着けた理由は何?」
その目は血走り、やや暴走気味になっている。出るタイミングを逃していたアラヤも、流石にこれはヤバイかもと身を乗り出した。
「クララ落ち着いて。この人達は下っ端だから理由を聞くだけ無駄だよ。聞くなら命令した奴の居場所を聞かなきゃ」
そう言ってクララを宥めている間に、サナエ達は兵士達を捕縛していた。
「アラヤ様、農園に居た兵士はこれで全員です」
オードリー達も、畑側に居た兵士達を全て捕縛して来た。入り口に集められた兵士達の数は30人になった。
「全く騒がしい再会になったね」
アラヤの肩にクレアが手を乗せる。肉球がクララより弾力あるな。これはこれで良いね。
「お久しぶりですクレアさん。バルガスさんはどうしたんです?」
「ああ、彼なら軍から召集が掛かってね。断れずに昨日向かったよ。おそらく此奴等も、彼が居ない事を知ってて来たのだろうよ。全く、他領じゃ戦争が始まって街の守りを固めているというのに、ここの領主は何を考えてるんかね?」
兵士達は目を背けて黙っている。そりゃあ、元王国騎士団団長と戦いたくないよね。でも、クレアの存在までは知らされてなかったわけか。
「君達は、ミッシェル=ダガマ子爵の差し金かな?」
答える気がない兵士達は、アラヤに対して唾を吐き掛けた。無論、当たる事は無いが、コレに対してクララがキレた。
瞬歩で兵士の股前に立つと、その地面を殴り抉った。股間スレスレの地面が飛び散り、兵士はガクガクと震えている。
クララはその兵士の顎を掴んで視線を自分に合わせる。
「貴方は、余程死にたいらしいね?」
兵士の顎がメキッという音を上げる前に、サナエが止めに入った。
「クララ待って。それじゃあ何も話せなくなってしまうよ?」
クララは残念そうにその手を離した。その兵士は気絶してしまったので、隣の兵士に視線を移す。
「は、は、話します!だからその亜人を遠ざけてくれ!」
クララの迫力に負けた兵士が、今回の騒動の詳細を暴露しはじめた。
「命令したのはミッシェル様じゃない。御子息のハーシェル様だ。その奴隷達も、元々ハーシェル様の奴隷だった。今回、バルガス様の居ない時を狙い、奴隷達を捕まえた後に建物と畑に火を着ける予定でした」
「オィオィ、どれだけふざけた野朗なんだ⁉︎その馬鹿息子は!」
畑や建物の損傷は酷く、工場内にあった酒蔵にも被害が出て、出荷予定だった葡萄酒まで割られてしまっている。
「その息子は今何処にいる?」
クレアの低い声が、怒りに染まっているのが分かる。
「い、今は街の高級宿屋で我々からの報告を待っている筈だ」
直ぐに走り出そうとするクレアを、アラヤは肩を掴んで止める。
「何をする⁉︎」
「貴女が行ってどうするんです?相手は腐っても領主の息子。顔を知られている農園の者が暴れたりしたら、バルガスさんの立場がありませんよ?」
おそらくは、その事も分かった上での命令なのだろう。彼女が手を出せば、領内の亜人達のイメージは更に悪くなる。先にやられたと兵士達を突き出したところで、この兵士達の事も知らぬ存ぜぬで通すだけの事。
「ならどうするんだい!農園を滅茶苦茶にした奴を、私は許せないよ⁉︎」
「俺達が行きます。俺達はこの街ではあまり知られている顔じゃありません。それに、更なる兵士達を送って来る可能性もありますからね?」
1人突っ走ってしまったら、ロクに戦えない亜人達の事を守れない。クレアは農園から離れるべきじゃないのだ。
「オードリー、アスピダ、カオリさんの3名は、念の為農園に残ってくれ」
グルルッと喉を鳴らす怒りがまだ治まらないクララも、本来なら農園に残しておきたいところだけど、従獣扱いの彼女はアラヤの命令には絶対に逆らえない。いざとなったら止めれるから大丈夫だろう。
「キツイお灸を添えてやりますよ」
「…分かった。頼んだよ?」
アラヤ達は、早速その高級宿屋に向かった。もちろん全員、ジャミング変装をしている。
「うん?反応が多いな」
その宿屋には、護衛に雇われた冒険者達が出入り口で待機していた。強さ的にAランクが2人程居る様だ。
「ココは私達でなんとかするわ。アラヤ達は先に行って」
アヤコ・サナエ・アフティの3名が残って冒険者達の相手をする事になった。因みにアフティは従魔のネボスケ(モノキュラーオウル)を連れて来ている。フクロウの魔物なので日中は能力が落ちるが、充分戦えるだろう。
「任せた」
アラヤとクララは隠密と魔力制御で完全に気配を消して宿屋に入る。
コルキアで街1の高級宿屋なだけあって、石造りの建物でロビーは広く、石柱や床も大理石でまるで前世界のヨーロッパにあるホテルみたいだね。
宿屋の従業員以外と思われる反応は、二階奥にある広い部屋だけにある。
部屋前にも護衛のらしき兵士が2人居たので、スリープバイトで寝てもらった。
『行くよクララ。くれぐれも殺さない程度にね?』
『分かりました』
この時には、クララもだいぶ落ち着ち付きを取り戻していた。姿を人狼に変えて、耳と尻尾をジャミングして戦うメイドに変装する。
アラヤは扉をノックする。すると、扉の向こうに居た兵士が扉を開けた。
「どうした?」
2人はそのタイミングで一気に部屋へと侵入した。室内に居た兵士が身構える前に、2人は全員を気絶や麻痺で戦闘不能にした。
「な、な、な、何者だ貴様達は⁉︎」
ターゲットであるハーシェル=ダガマは、何故か口に薔薇を咥えてキザポーズ(かなりウザ目)を決めていた。
「タオ⁉︎」
どうやらハーシェルは肖像画をタオに描かせている真っ最中だった様で、急な出来事に驚くタオが絵筆を持ってキョトンとしていた。
「だ、誰ですか?」
どうやら姿をジャミングしているから、アラヤとは分からないらしく怖そうにしている。
「…大人しくしていろ。騒がなければ危害は加えない」
今は再会に浸る場合では無いので、とりあえずは賊に専念する。ここはハーシェルに恨みを持つ者達に雇われた傭兵という体でいこう。
「貴様がハーシェル=ダガマだな?数々の貴様の悪行も今日までだ。あの世で反省するが良い」
殺すと子爵が出て来て更に面倒になりそうだから殺すつもりは無いが、二度と農園に手出しできない様にそれなりに死にそうな体験はしてもらおう。
「待って!その人は僕の絵の依頼者なんだ!まだ絵は完成してない。もう少しだけ殺すのは待って?」
「「ええっ⁈」」
この状況で⁈と驚くアラヤとハーシェルに対し、タオは真剣な眼差しで筆を握り締めている。
「私に待つ義理はありません!」
クララが隙を見てハーシェルに後方からナイフで襲い掛かる。ところが、直前でそのナイフを持つ手を掴まれて止められた。
「仕事の邪魔は控えて頂きたいですな」
常人では捉えられない速さのクララを止めたのは、まさかのバルグ家の執事であるバスティアノだった。
魔導感知に反応無かった。つまりは彼も魔力制御の技術持ちという事。只者じゃないとは知ってたけど、まさか敵対する羽目になるとは思わなかったよ⁉︎
「それ以上近寄るんじゃないよ?手加減できないからね!」
複数いる兵士達の武器を弾いて蹴り飛ばすと、気絶して転がる兵士を投げ返した。
「くっ!我々は貴様に用がある訳じゃない!その後ろにいる人犬達に用があるんだ!」
クレアが守る背後に居る亜人は、人犬の親子達で前に農園に匿われたオレオ親子だ。
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するとそこへ、両手に兵士の首根っこを掴んだクララが現れた。兵士達はかろうじて生きている。
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その目は血走り、やや暴走気味になっている。出るタイミングを逃していたアラヤも、流石にこれはヤバイかもと身を乗り出した。
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「アラヤ様、農園に居た兵士はこれで全員です」
オードリー達も、畑側に居た兵士達を全て捕縛して来た。入り口に集められた兵士達の数は30人になった。
「全く騒がしい再会になったね」
アラヤの肩にクレアが手を乗せる。肉球がクララより弾力あるな。これはこれで良いね。
「お久しぶりですクレアさん。バルガスさんはどうしたんです?」
「ああ、彼なら軍から召集が掛かってね。断れずに昨日向かったよ。おそらく此奴等も、彼が居ない事を知ってて来たのだろうよ。全く、他領じゃ戦争が始まって街の守りを固めているというのに、ここの領主は何を考えてるんかね?」
兵士達は目を背けて黙っている。そりゃあ、元王国騎士団団長と戦いたくないよね。でも、クレアの存在までは知らされてなかったわけか。
「君達は、ミッシェル=ダガマ子爵の差し金かな?」
答える気がない兵士達は、アラヤに対して唾を吐き掛けた。無論、当たる事は無いが、コレに対してクララがキレた。
瞬歩で兵士の股前に立つと、その地面を殴り抉った。股間スレスレの地面が飛び散り、兵士はガクガクと震えている。
クララはその兵士の顎を掴んで視線を自分に合わせる。
「貴方は、余程死にたいらしいね?」
兵士の顎がメキッという音を上げる前に、サナエが止めに入った。
「クララ待って。それじゃあ何も話せなくなってしまうよ?」
クララは残念そうにその手を離した。その兵士は気絶してしまったので、隣の兵士に視線を移す。
「は、は、話します!だからその亜人を遠ざけてくれ!」
クララの迫力に負けた兵士が、今回の騒動の詳細を暴露しはじめた。
「命令したのはミッシェル様じゃない。御子息のハーシェル様だ。その奴隷達も、元々ハーシェル様の奴隷だった。今回、バルガス様の居ない時を狙い、奴隷達を捕まえた後に建物と畑に火を着ける予定でした」
「オィオィ、どれだけふざけた野朗なんだ⁉︎その馬鹿息子は!」
畑や建物の損傷は酷く、工場内にあった酒蔵にも被害が出て、出荷予定だった葡萄酒まで割られてしまっている。
「その息子は今何処にいる?」
クレアの低い声が、怒りに染まっているのが分かる。
「い、今は街の高級宿屋で我々からの報告を待っている筈だ」
直ぐに走り出そうとするクレアを、アラヤは肩を掴んで止める。
「何をする⁉︎」
「貴女が行ってどうするんです?相手は腐っても領主の息子。顔を知られている農園の者が暴れたりしたら、バルガスさんの立場がありませんよ?」
おそらくは、その事も分かった上での命令なのだろう。彼女が手を出せば、領内の亜人達のイメージは更に悪くなる。先にやられたと兵士達を突き出したところで、この兵士達の事も知らぬ存ぜぬで通すだけの事。
「ならどうするんだい!農園を滅茶苦茶にした奴を、私は許せないよ⁉︎」
「俺達が行きます。俺達はこの街ではあまり知られている顔じゃありません。それに、更なる兵士達を送って来る可能性もありますからね?」
1人突っ走ってしまったら、ロクに戦えない亜人達の事を守れない。クレアは農園から離れるべきじゃないのだ。
「オードリー、アスピダ、カオリさんの3名は、念の為農園に残ってくれ」
グルルッと喉を鳴らす怒りがまだ治まらないクララも、本来なら農園に残しておきたいところだけど、従獣扱いの彼女はアラヤの命令には絶対に逆らえない。いざとなったら止めれるから大丈夫だろう。
「キツイお灸を添えてやりますよ」
「…分かった。頼んだよ?」
アラヤ達は、早速その高級宿屋に向かった。もちろん全員、ジャミング変装をしている。
「うん?反応が多いな」
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「ココは私達でなんとかするわ。アラヤ達は先に行って」
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「任せた」
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宿屋の従業員以外と思われる反応は、二階奥にある広い部屋だけにある。
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「どうした?」
2人はそのタイミングで一気に部屋へと侵入した。室内に居た兵士が身構える前に、2人は全員を気絶や麻痺で戦闘不能にした。
「な、な、な、何者だ貴様達は⁉︎」
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「タオ⁉︎」
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「だ、誰ですか?」
どうやら姿をジャミングしているから、アラヤとは分からないらしく怖そうにしている。
「…大人しくしていろ。騒がなければ危害は加えない」
今は再会に浸る場合では無いので、とりあえずは賊に専念する。ここはハーシェルに恨みを持つ者達に雇われた傭兵という体でいこう。
「貴様がハーシェル=ダガマだな?数々の貴様の悪行も今日までだ。あの世で反省するが良い」
殺すと子爵が出て来て更に面倒になりそうだから殺すつもりは無いが、二度と農園に手出しできない様にそれなりに死にそうな体験はしてもらおう。
「待って!その人は僕の絵の依頼者なんだ!まだ絵は完成してない。もう少しだけ殺すのは待って?」
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この状況で⁈と驚くアラヤとハーシェルに対し、タオは真剣な眼差しで筆を握り締めている。
「私に待つ義理はありません!」
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「仕事の邪魔は控えて頂きたいですな」
常人では捉えられない速さのクララを止めたのは、まさかのバルグ家の執事であるバスティアノだった。
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