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第26章376話 遊び人気質
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ベヒモスの奪還計画が終わり、冥界の国ゴーモラの宰相ジョスイと死霊悪魔族族長のポルカ共に、アラヤの分身体であるソルテとネガトがテレポートを飛竜を駆使して2人を送り届けた。
「流石に疲れた」
「魔力電池も使い切ったよ」
「お疲れ様でした!今すぐ、迎えの者達を呼びますので、休憩を取っていて下さい」
ジョスイは、直ぐにポルカにメデルオオムカデを召喚させた。
現れたオオムカデの背中に、ジョスイがバブルショットのクッションで即席の座席を作っている。
ソルテ達も、飛竜を【生命の檻】へと収納して餌を与えておいた。海を渡るのに、飛竜達もだいぶ疲れているからね。
「では、女王陛下の元に参りましょう!」
準備ができて、4人はコウサカの居る王宮(仮)へと向かう。
「おお‼︎見て下さい、皆が歓迎しておりますぞ‼︎」
ジョスイが言う通り、王宮前にはかなりの魔物達が集まって、凱旋する4人に皆が手を振り歓声を上げている。
「良くぞ、我等が守護神たるベヒモスも奪還してくれた!感謝するぞ、えっと…?」
コウサカが、ジョスイ達を迎えに来た時と見た目の変わる、アラヤの分身体の2人に戸惑っている。
「陛下、短髪のこちらがソルテ殿、前髪が伸びておられる彼がネガト殿であります。どちらも、アラヤ殿の分身体でありますが、性格が違い、まるで兄弟の様な方々です」
「そう…なの?」
分身ができること自体が驚きだが性格まで違うとは、空いた口が塞がらないとはこの事だ。
「まぁ、今まで通りの接し方で構わないよ?因みに、俺とネガトのどちらかが親善大使として残って良いらしい」
「…宜しく」
「へ、へぇ~、倉戸が許可したんだ~?まぁ、2人でも構わないけどね?」
ジョスイにお手柄ね!とコウサカは目配せ
する。
「とにかく、ベヒモスが我が国に帰還した事を祝って、今から宴を開くのよ。貴方達の歓迎会にもするから、さぁ、盛り上がってちょうだい?」
ソルテ達は、コウサカに手を引かれながら、魔物達の中へと移動する。
山の様に横になって寝ているベヒモスの前に、多種多様の魔物達が集まって宴会をしていた。
2人は当然のように、その中での食事に参加する事になった。
「見て!あの人間達、月の庭の暴食魔王の身内なんだって!」
「じゃあ、サハド様やミュウみたいに私達にもお近付きのチャンスが?」
「ね、ねぇ、貴女はどっちが好み?」
「先ず貴女が言いなさいよぉ~」
歓迎会に来ていた女性魔物達が、ソルテとネガトを見て目を輝かせている。
お腹もほどほどに膨れてゆっくりしていると、2人の元に淫魔族のサキュパスを先頭に、女性魔物達が話しかけて来た。
「あ、あの、魔蜂酒があるんですけど、良かったら私達と飲みませんか?」
「うん、良いよ」
ソルテは即答するも、ネガトは躊躇いコウサカを見た。
チラチラと此方を伺うコウサカに、親善大使として来ているのに悪いかもと考えたのだ。
「…僕は遠慮するよ」
「そう?じゃあ、俺は行ってくる」
ネガトは、親睦を深めなきゃと族長等と飲む事を選び残った。
ソルテは女性陣に連れられて、小さい小屋へと案内された。
そこには多種族の女魔物達が集まっていて、ソルテを見るなり黄色い歓声を上げる。
「さぁさぁ、座って下さい」
ソルテは女性陣に酒を注がれ、質問攻めにあったが難なく対応してみせた。
「このお酒、だいぶ強いんですけど美味しいですよね?」
「うん、美味しいね」
空けば直ぐに注がれ、どうやら俺を酔い潰す気なのかなと思うが、酒豪の技能を持っているから全然平気だ。
逆に回りの女性陣の方が先に酔い潰れだした。
「あ、あのぉ、私達ぃ、人間の生活にぃ~すんごぉ~く…」
どうやら人型に近い魔物の方が酒には強い様で、小屋に入れなかった大型魔物の女性達は早くに酔い潰れて寝てしまった。
ナーガの女性は窓から尾を出したまま眠り、ハーピーの女性は自分の翼に包まり椅子の隅でキーの高い寝息をかいている。
アラクネはウトウトしながら、プレゼントすると始めた長い掛け布団を、編み出し続けている。
女ゴブリンや女オークなど、あまり見かけた事が無い魔物も多いな。
「あの、私達と遊ぶ気はありませんか?」
ピタッと胸を押し当てて来たのは、サキュパスの娘だ。
割と飲んでいたけど、まだ酔いは平気らしいな。
「どういう意味かな?」
「もちろん、男女のそれですよ~?」
「遊びねぇ?でも大丈夫なのかい?」
「ああ、ひょっとして、種族間のしきたりを気にしてます?まぁ、確かに、一度でも関係を持ってしまったら結婚っていう種族も居ますけど?」
サキュパスは、ナーガやサイクロプスを数えるように指差している。
「だけどぉ、私達淫魔族みたいな魔族はそれを糧にしているから全く気にしないし、ゴブリン族やオーク族みたいな魔族は、誰とでも子供作っても大丈夫なの」
「う~ん。俺の言っている意味とはちょっと違うんだけど…」
「それなら、淫魔族や睡魔族が持つ【精神共有】の技能で、お試しとかどうでしょう?夢の中での体験だから、精力は頂きますけど子供はできませんよ?」
「ああ、うん。それなら大丈夫かな」
精神共有、いわゆる夢の中だけで同じ体験ができるって事かな。まぁ、感覚共有の下位互換だろう。
「やったぁ!では早速…」
サキュパスは嬉しそうにソルテの額にキスをして夢の世界へと誘った。
「ああっ…嘘っ…こんなの初めて…」
しばらくして目覚めたサキュパスは、光悦とした表情で机にヘタリ込んだ。
「うん、やっぱりもの足りないかな」
夢から覚めたソルテは、残念ながら満足していなかった。
絶倫持ちな上に、感覚共有により幾度も快楽の高みを知っている彼からすれば、彼女は普通の女子と変わらないのだ。
「あっ、そうだ。ちょっと試してみようかな」
ソルテはサキュパスの娘を起こして、再び夢の中に入るように頼んだ。
「ええっ、分かりましたぁぁっ」
快楽と、大量で良質な精力を食べた彼女は、少し涎を垂らしながらも再びソルテを夢の中へと誘った。
「おっ、成功だね?」
再び夢の世界に入ったソルテは、辺りを見渡して嬉しそうに笑う。
夢の世界も、現実世界と同様に部屋が再現されるのだが、今回はサキュパスの娘以外にも、ハーピーや他の魔族の娘も居たのだ。
「え?え?何で?」
サキュパスの娘は混乱している。そして、何故か居る彼女達も混乱していた。
「俺が【感覚共有】で彼女達も夢の中に誘ったんだよ」
「え?ソルテ様が?」
「そう。これなら、みんなは純潔なままで遊べるよ?」
ソルテの何の悪気も無い笑顔に、女性陣達は少し震えた。
だが、その不安は直ぐに消える事となる。
「ああっ、あんっ、か、体が変なのっ!」
「いいっ、す、凄いのぉっ…!」
「あん、ああっ、また来る!来ちゃうっ…!」
女性陣達は初めての感覚共有の快楽に、怖がっていた娘も最も簡単に陥落した。
ソルテとしても、多種族の人間とは違う体の愛撫のやり方が楽しく、調子に乗って彼女達を快楽落ちさせていることに気付いていなかった。
皆がぐったりとした状態で目覚めると、先に目覚めていたソルテは、朝コーヒーならぬ朝酒を飲んでいた。
「ああ、ソルテ様!どうか、どうか私と恋人になって下さいっ‼︎」
そう言ってサキュパスがソルテにしがみつくと、他の女性達も慌ててソルテに寄り始めた。
「ソルテ様、この娘じゃなく、どうか私とっ、私とお願いします!」
「邪魔しないでよっ!私が先よっ!」
軽く争いだしてきたので、ソルテは席を立ち彼女達から距離を取った。このままでは小屋が倒壊するからね。
「俺は、遊びならって言ったよ?恋人も、結婚もしない。あくまで遊びだ。それだけなら、今後も付き合ってあげるよ。但し、今後君達は婚期が遅れる危険がある。それだけは覚悟してね?俺の遊びは、癖になるほど大火傷する命掛けの火遊びだからね?」
彼女達も、その意味を理解できないわけじゃない。
だが大半の娘が既に手遅れで、体が覚えた最高値の快楽を上回り満足する相手と出会う事は二度と無いとも理解しているのだ。
「あ、遊びで構いません。どうか、これからも、私と遊んで下さいぃ…」
サキュパスは、それでも構わないとソルテの足にしがみつきキスをした。
「私も…」
他にも遊びを続けたいと願い出た娘達が数人いた。
思い止まった娘達は、泣きながらも種族の未来のために諦めることを考えたのだ。
例え好きな相手と最高の快楽を体験できなくとも、愛が有れば乗り越えていけるだろう。必ずしも、性欲だけが愛を満足する要ではないのだから。
「んー、ちょっと悪いことしたなぁ…。一部だけ記憶を消す方法がないか、今度アラヤに聞いてみるかな?」
しかし、この日の反省も直ぐに忘れて、その後もソルテの取り巻きは少しずつ増えていくこととなるのだった。
「流石に疲れた」
「魔力電池も使い切ったよ」
「お疲れ様でした!今すぐ、迎えの者達を呼びますので、休憩を取っていて下さい」
ジョスイは、直ぐにポルカにメデルオオムカデを召喚させた。
現れたオオムカデの背中に、ジョスイがバブルショットのクッションで即席の座席を作っている。
ソルテ達も、飛竜を【生命の檻】へと収納して餌を与えておいた。海を渡るのに、飛竜達もだいぶ疲れているからね。
「では、女王陛下の元に参りましょう!」
準備ができて、4人はコウサカの居る王宮(仮)へと向かう。
「おお‼︎見て下さい、皆が歓迎しておりますぞ‼︎」
ジョスイが言う通り、王宮前にはかなりの魔物達が集まって、凱旋する4人に皆が手を振り歓声を上げている。
「良くぞ、我等が守護神たるベヒモスも奪還してくれた!感謝するぞ、えっと…?」
コウサカが、ジョスイ達を迎えに来た時と見た目の変わる、アラヤの分身体の2人に戸惑っている。
「陛下、短髪のこちらがソルテ殿、前髪が伸びておられる彼がネガト殿であります。どちらも、アラヤ殿の分身体でありますが、性格が違い、まるで兄弟の様な方々です」
「そう…なの?」
分身ができること自体が驚きだが性格まで違うとは、空いた口が塞がらないとはこの事だ。
「まぁ、今まで通りの接し方で構わないよ?因みに、俺とネガトのどちらかが親善大使として残って良いらしい」
「…宜しく」
「へ、へぇ~、倉戸が許可したんだ~?まぁ、2人でも構わないけどね?」
ジョスイにお手柄ね!とコウサカは目配せ
する。
「とにかく、ベヒモスが我が国に帰還した事を祝って、今から宴を開くのよ。貴方達の歓迎会にもするから、さぁ、盛り上がってちょうだい?」
ソルテ達は、コウサカに手を引かれながら、魔物達の中へと移動する。
山の様に横になって寝ているベヒモスの前に、多種多様の魔物達が集まって宴会をしていた。
2人は当然のように、その中での食事に参加する事になった。
「見て!あの人間達、月の庭の暴食魔王の身内なんだって!」
「じゃあ、サハド様やミュウみたいに私達にもお近付きのチャンスが?」
「ね、ねぇ、貴女はどっちが好み?」
「先ず貴女が言いなさいよぉ~」
歓迎会に来ていた女性魔物達が、ソルテとネガトを見て目を輝かせている。
お腹もほどほどに膨れてゆっくりしていると、2人の元に淫魔族のサキュパスを先頭に、女性魔物達が話しかけて来た。
「あ、あの、魔蜂酒があるんですけど、良かったら私達と飲みませんか?」
「うん、良いよ」
ソルテは即答するも、ネガトは躊躇いコウサカを見た。
チラチラと此方を伺うコウサカに、親善大使として来ているのに悪いかもと考えたのだ。
「…僕は遠慮するよ」
「そう?じゃあ、俺は行ってくる」
ネガトは、親睦を深めなきゃと族長等と飲む事を選び残った。
ソルテは女性陣に連れられて、小さい小屋へと案内された。
そこには多種族の女魔物達が集まっていて、ソルテを見るなり黄色い歓声を上げる。
「さぁさぁ、座って下さい」
ソルテは女性陣に酒を注がれ、質問攻めにあったが難なく対応してみせた。
「このお酒、だいぶ強いんですけど美味しいですよね?」
「うん、美味しいね」
空けば直ぐに注がれ、どうやら俺を酔い潰す気なのかなと思うが、酒豪の技能を持っているから全然平気だ。
逆に回りの女性陣の方が先に酔い潰れだした。
「あ、あのぉ、私達ぃ、人間の生活にぃ~すんごぉ~く…」
どうやら人型に近い魔物の方が酒には強い様で、小屋に入れなかった大型魔物の女性達は早くに酔い潰れて寝てしまった。
ナーガの女性は窓から尾を出したまま眠り、ハーピーの女性は自分の翼に包まり椅子の隅でキーの高い寝息をかいている。
アラクネはウトウトしながら、プレゼントすると始めた長い掛け布団を、編み出し続けている。
女ゴブリンや女オークなど、あまり見かけた事が無い魔物も多いな。
「あの、私達と遊ぶ気はありませんか?」
ピタッと胸を押し当てて来たのは、サキュパスの娘だ。
割と飲んでいたけど、まだ酔いは平気らしいな。
「どういう意味かな?」
「もちろん、男女のそれですよ~?」
「遊びねぇ?でも大丈夫なのかい?」
「ああ、ひょっとして、種族間のしきたりを気にしてます?まぁ、確かに、一度でも関係を持ってしまったら結婚っていう種族も居ますけど?」
サキュパスは、ナーガやサイクロプスを数えるように指差している。
「だけどぉ、私達淫魔族みたいな魔族はそれを糧にしているから全く気にしないし、ゴブリン族やオーク族みたいな魔族は、誰とでも子供作っても大丈夫なの」
「う~ん。俺の言っている意味とはちょっと違うんだけど…」
「それなら、淫魔族や睡魔族が持つ【精神共有】の技能で、お試しとかどうでしょう?夢の中での体験だから、精力は頂きますけど子供はできませんよ?」
「ああ、うん。それなら大丈夫かな」
精神共有、いわゆる夢の中だけで同じ体験ができるって事かな。まぁ、感覚共有の下位互換だろう。
「やったぁ!では早速…」
サキュパスは嬉しそうにソルテの額にキスをして夢の世界へと誘った。
「ああっ…嘘っ…こんなの初めて…」
しばらくして目覚めたサキュパスは、光悦とした表情で机にヘタリ込んだ。
「うん、やっぱりもの足りないかな」
夢から覚めたソルテは、残念ながら満足していなかった。
絶倫持ちな上に、感覚共有により幾度も快楽の高みを知っている彼からすれば、彼女は普通の女子と変わらないのだ。
「あっ、そうだ。ちょっと試してみようかな」
ソルテはサキュパスの娘を起こして、再び夢の中に入るように頼んだ。
「ええっ、分かりましたぁぁっ」
快楽と、大量で良質な精力を食べた彼女は、少し涎を垂らしながらも再びソルテを夢の中へと誘った。
「おっ、成功だね?」
再び夢の世界に入ったソルテは、辺りを見渡して嬉しそうに笑う。
夢の世界も、現実世界と同様に部屋が再現されるのだが、今回はサキュパスの娘以外にも、ハーピーや他の魔族の娘も居たのだ。
「え?え?何で?」
サキュパスの娘は混乱している。そして、何故か居る彼女達も混乱していた。
「俺が【感覚共有】で彼女達も夢の中に誘ったんだよ」
「え?ソルテ様が?」
「そう。これなら、みんなは純潔なままで遊べるよ?」
ソルテの何の悪気も無い笑顔に、女性陣達は少し震えた。
だが、その不安は直ぐに消える事となる。
「ああっ、あんっ、か、体が変なのっ!」
「いいっ、す、凄いのぉっ…!」
「あん、ああっ、また来る!来ちゃうっ…!」
女性陣達は初めての感覚共有の快楽に、怖がっていた娘も最も簡単に陥落した。
ソルテとしても、多種族の人間とは違う体の愛撫のやり方が楽しく、調子に乗って彼女達を快楽落ちさせていることに気付いていなかった。
皆がぐったりとした状態で目覚めると、先に目覚めていたソルテは、朝コーヒーならぬ朝酒を飲んでいた。
「ああ、ソルテ様!どうか、どうか私と恋人になって下さいっ‼︎」
そう言ってサキュパスがソルテにしがみつくと、他の女性達も慌ててソルテに寄り始めた。
「ソルテ様、この娘じゃなく、どうか私とっ、私とお願いします!」
「邪魔しないでよっ!私が先よっ!」
軽く争いだしてきたので、ソルテは席を立ち彼女達から距離を取った。このままでは小屋が倒壊するからね。
「俺は、遊びならって言ったよ?恋人も、結婚もしない。あくまで遊びだ。それだけなら、今後も付き合ってあげるよ。但し、今後君達は婚期が遅れる危険がある。それだけは覚悟してね?俺の遊びは、癖になるほど大火傷する命掛けの火遊びだからね?」
彼女達も、その意味を理解できないわけじゃない。
だが大半の娘が既に手遅れで、体が覚えた最高値の快楽を上回り満足する相手と出会う事は二度と無いとも理解しているのだ。
「あ、遊びで構いません。どうか、これからも、私と遊んで下さいぃ…」
サキュパスは、それでも構わないとソルテの足にしがみつきキスをした。
「私も…」
他にも遊びを続けたいと願い出た娘達が数人いた。
思い止まった娘達は、泣きながらも種族の未来のために諦めることを考えたのだ。
例え好きな相手と最高の快楽を体験できなくとも、愛が有れば乗り越えていけるだろう。必ずしも、性欲だけが愛を満足する要ではないのだから。
「んー、ちょっと悪いことしたなぁ…。一部だけ記憶を消す方法がないか、今度アラヤに聞いてみるかな?」
しかし、この日の反省も直ぐに忘れて、その後もソルテの取り巻きは少しずつ増えていくこととなるのだった。
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