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第3章 神色の世界
第39話 魔鉱の星ランガジャタイ④
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手に入れたカタログを世界地図に重ねると、地図上に新たな表示が追加された。
それは、国内の魔鉱石の種類別の採掘場と、魔鉱石に携わる工場の場所を表示した。
「おお、カタログだけでこの情報量か。この魔鉱石プレートとかもいけるかな?」
マヌカツの部屋から持ち出したプレートは、スイッチらしきボタンを押すと、A4紙サイズの画面が現れスライドでページが変わる。
やはりこれは、この国の新聞らしい。
「あっ…⁉︎」
それならと、プレートを地図の上に置くと、プレートはみるみるうちに黒く変色し廃魔鉱石と同じになってしまった。
プレートは全く反応しなくなった。どうやら動力源である魔素を全て空にしたようだ。
「…中身だけ吸収した?」
世界地図には新たな表示が増えていた。しかも、地図はこの一帯ではなく、世界の大半の陸地を追加表示した。
「…出たのはニュースに関する国かな?詳細は主要都市と軍事力?軍事力なんて、どうやって数値化してるんだ?」
数値化方法は不明だが、ニュースに取り上げられている内容だけが表示されているようで、人口や種族の詳細は出ていない。
他に表示されている、このマピオンを治める国の都市に触れてみると、こちらではGDP(国内総生産)が表示されている。
内政ニュースによる表示なのだろう。
「…現時点で、6カ国が出た。プレート一つで、勢力ある3カ国の一端が分かった事になるのか?」
もう必要な項目は、この魔鉱石プレートを集めれば良いんじゃないかな?
「よし、当面は近場からニュース集めだな」
そう思い立ち、3日程、近辺のマンションに侵入して、ニュースの魔鉱石プレートを集めて回った。
室内への椅子による出入りが一般的なせいか、住民は通路玄関の扉の鍵は確認していないようだ。
おそらく、緊急避難扉程度にしか考えていないのだろう。
おかげで留守中の家宅侵入が容易だった。
だが結果として手に入れた情報は、国内のものがほとんどであった。
国名 連邦国家シスタニウム(3カ国が複合)
領土 世界陸地の5分の1を占める。
総人口 6254239人
種族 6種族(猿人・犬人・魔人・ドワーフ・小人・植人・人間)*ハーフは種別に含まない
人工50万都市数 11都市
これで分かったが、現在地である工業都市マピオンは、連邦国家でも末端の都市だった。
因みに気になる植人だが、表示されたゲームでお馴染みの大木の魔物のトレントとのようなイメージとは違い、体の一部が植物に侵食されている人間だった。
「う~ん…。やはり一つの国で得られる情報には限界があるな…」
世界環境の調査を考えると、あまり1箇所に留まるべきではない。
マピオンに住む住民は、地下街から出る気配が無い。
なので、地上に出てみても、地上の街を歩く者は1人として居ない。
見かけるのは、パトロールをする球体だけだ。
マピオンの住民は、他の街へと移動しないのだろうか?
マピオンは工業都市だ。ここで生産された商品等は、少なくとも国内の他の街にも運ばれている筈だ。
そういえば、椅子以外のそもそもの移動手段が分かっていない。
大量の物資を、外に出ずに運搬する方法があるのか?
「…確か、あのマヌカツという人間は、交通トラブルセンターの職員だったな。彼の椅子なら、関連の場所が分かるかな?」
ミノルは、再びマヌカツの部屋に向かう事にした。
相変わらず室内への潜入は容易だった。だがよくよく考えてみると、本人が外出する場合には椅子を使うと気付いた。
本人が居たら椅子を調べられないし、居なければ新たに得れる情報が無い。
【水月鏡花】で姿を消しながら、そっと扉を開けてマヌカツの姿を探す。
「ハァ…。分かった。だがその依頼だと、アレを使わざるをえないぞ?許可は降りているのか?」
『はい。使用許可は出ています』
話し声が聞こえ、マヌカツの姿を確認できた。どうやら今からメンテナンスの仕事に出るようだ。
「分かった。なら、第3ゲートに今から向かう」
『はい。よろしくお願いします』
通話を終えたマヌカツは、仕事道具の準備を始めた。
前回は、椅子に体重の負荷が掛かった事により、異常が起きたと疑われてしまった。
今度は、椅子に違和感なくしがみつく為に、ミノルは全力の【水月鏡花】を発動させる。
これで機械を誤魔化せるかは分からないが、全力のスキル発動は、自分自身さえも不可視となり見失いそうになった。
このスキルの全力での使用は、結構危ないかもしれない。多用は控えよう。
やがて、準備を終えたマヌカツが、道具を椅子の両サイドに取り付けた。
(これはありがたい。掴み場所があると助かる)
ミノルは椅子にしっかりとしがみつく。椅子に異常を知らせる反応は出無い。
「はぁ、行くか…」
マヌカツが座り、椅子を出発させる。
椅子は何事も無く動き出した。どうやら大丈夫そうだな。
椅子は集合団地区域を抜けて、鉱山地域へと入った。
見える建物が減るにつれて、道とも言えるレールの数も減っていく。
やがて、剃り立つ岩壁に取り付けられている巨大な門が見えてきた。
門の隣には、【第3ゲート】と書かれた看板がある。
門に繋がるレールも3本と少ない事から、一般人が立ち寄る場所ではないと予想できる。
「交通トラブルセンターから派遣されたマヌカツだ。開門を頼む」
門の上にある小さなカメラに向かい、彼がそう言うと、スキャンの光が当てられた。
『照合確認しました。開門します』
良かった。どうやらスキャンも俺を感知できなかったようだ。
扉が開くと、中から反響する騒音が聞こえてくる。
そんな中に椅子が入るなり、扉は直ぐに再び閉められた。
(…ここは、検車庫か?)
中には、今まで見た椅子ではなく、地球と同様の懸垂式と跨座式のモノレールが並んでいた。
その至る所で、整備士らしき人達が作業をしている。
街中では見なかったが、やはり団体用の車両もあるんじゃないか。
椅子が停車場に着いて直ぐに、監視球体が3つ飛んできた。
『貴方が、整備士マヌカツで間違いないか?』
球体の一つから、少し威圧的な声が発せられた。
「ああ、そうだ」
『アレの使用許可は上が出しているが、急な依頼で整備は完全ではない。万全の保証はできないぞ?』
「構わない」
『ならばついて来い』
球体は、ゆっくりとマヌカツを奥へと案内する。
廃品となった道具や椅子が山積みとなっている場所を抜けると、1人作業をしている小さな男の前で球体が止まった。
男が振り返ると、立派な長い顎髭があった。うん、ドワーフだな。
「俺が、アレ…【スネシップ】の現担当のシドーだ」
まだ油で汚れている差し出された手に、マヌカツは躊躇いなく握手を交わす。
「無理を言っているのは分かっている。だが、事態は深刻でね。今のトラブルを解決できるのは、【スネシップ】でないと無理なんだよ」
「…現状での最大出力は72%くらいだ。活動可能時間も10時間だろう。もちろん、俺が同伴でもな」
「ああ、シドーにも当然来てもらいたい。目的地に到着すれば、使える魔石燃料は確保できる。活動時間も延長できる筈だ。ただ、一刻も早く、出発しなければならない」
「…まぁ、大丈夫だ。もう準備はほぼ済んでいる」
2つの球体が照明を出し、廃品山へと飛んで行った。
程なくしてサイレンが鳴り、床板が開き始め廃品山が分散される。
開いた床板の下に降りる階段が見え、マヌカツ達は下へと降りた。
(なっ⁉︎)
降りた先で、ミノルは思わず声が出そうになった。
「相変わらず壮観だな、失われた神の遺産【スネシップ】」
そこには、およそ日本神話に出てきそうな龍が居た。
ただ、その体の大半が魔鉱石に覆われて、背には小さな車両とアームや機関銃が搭載されていた。
龍の目に生気は無く、意思は感じられない。操られているのかもしれない。
(…失われた神の遺産?という事は…この龍は神獣だったのかもしれない。この星を見放した神々の忘れ物…。いや、神を信じなくなった故の所業だよな)
なんとも言えない気持ちに落ち込みながらも、ミノルはその車両へと乗り込むのだった。
それは、国内の魔鉱石の種類別の採掘場と、魔鉱石に携わる工場の場所を表示した。
「おお、カタログだけでこの情報量か。この魔鉱石プレートとかもいけるかな?」
マヌカツの部屋から持ち出したプレートは、スイッチらしきボタンを押すと、A4紙サイズの画面が現れスライドでページが変わる。
やはりこれは、この国の新聞らしい。
「あっ…⁉︎」
それならと、プレートを地図の上に置くと、プレートはみるみるうちに黒く変色し廃魔鉱石と同じになってしまった。
プレートは全く反応しなくなった。どうやら動力源である魔素を全て空にしたようだ。
「…中身だけ吸収した?」
世界地図には新たな表示が増えていた。しかも、地図はこの一帯ではなく、世界の大半の陸地を追加表示した。
「…出たのはニュースに関する国かな?詳細は主要都市と軍事力?軍事力なんて、どうやって数値化してるんだ?」
数値化方法は不明だが、ニュースに取り上げられている内容だけが表示されているようで、人口や種族の詳細は出ていない。
他に表示されている、このマピオンを治める国の都市に触れてみると、こちらではGDP(国内総生産)が表示されている。
内政ニュースによる表示なのだろう。
「…現時点で、6カ国が出た。プレート一つで、勢力ある3カ国の一端が分かった事になるのか?」
もう必要な項目は、この魔鉱石プレートを集めれば良いんじゃないかな?
「よし、当面は近場からニュース集めだな」
そう思い立ち、3日程、近辺のマンションに侵入して、ニュースの魔鉱石プレートを集めて回った。
室内への椅子による出入りが一般的なせいか、住民は通路玄関の扉の鍵は確認していないようだ。
おそらく、緊急避難扉程度にしか考えていないのだろう。
おかげで留守中の家宅侵入が容易だった。
だが結果として手に入れた情報は、国内のものがほとんどであった。
国名 連邦国家シスタニウム(3カ国が複合)
領土 世界陸地の5分の1を占める。
総人口 6254239人
種族 6種族(猿人・犬人・魔人・ドワーフ・小人・植人・人間)*ハーフは種別に含まない
人工50万都市数 11都市
これで分かったが、現在地である工業都市マピオンは、連邦国家でも末端の都市だった。
因みに気になる植人だが、表示されたゲームでお馴染みの大木の魔物のトレントとのようなイメージとは違い、体の一部が植物に侵食されている人間だった。
「う~ん…。やはり一つの国で得られる情報には限界があるな…」
世界環境の調査を考えると、あまり1箇所に留まるべきではない。
マピオンに住む住民は、地下街から出る気配が無い。
なので、地上に出てみても、地上の街を歩く者は1人として居ない。
見かけるのは、パトロールをする球体だけだ。
マピオンの住民は、他の街へと移動しないのだろうか?
マピオンは工業都市だ。ここで生産された商品等は、少なくとも国内の他の街にも運ばれている筈だ。
そういえば、椅子以外のそもそもの移動手段が分かっていない。
大量の物資を、外に出ずに運搬する方法があるのか?
「…確か、あのマヌカツという人間は、交通トラブルセンターの職員だったな。彼の椅子なら、関連の場所が分かるかな?」
ミノルは、再びマヌカツの部屋に向かう事にした。
相変わらず室内への潜入は容易だった。だがよくよく考えてみると、本人が外出する場合には椅子を使うと気付いた。
本人が居たら椅子を調べられないし、居なければ新たに得れる情報が無い。
【水月鏡花】で姿を消しながら、そっと扉を開けてマヌカツの姿を探す。
「ハァ…。分かった。だがその依頼だと、アレを使わざるをえないぞ?許可は降りているのか?」
『はい。使用許可は出ています』
話し声が聞こえ、マヌカツの姿を確認できた。どうやら今からメンテナンスの仕事に出るようだ。
「分かった。なら、第3ゲートに今から向かう」
『はい。よろしくお願いします』
通話を終えたマヌカツは、仕事道具の準備を始めた。
前回は、椅子に体重の負荷が掛かった事により、異常が起きたと疑われてしまった。
今度は、椅子に違和感なくしがみつく為に、ミノルは全力の【水月鏡花】を発動させる。
これで機械を誤魔化せるかは分からないが、全力のスキル発動は、自分自身さえも不可視となり見失いそうになった。
このスキルの全力での使用は、結構危ないかもしれない。多用は控えよう。
やがて、準備を終えたマヌカツが、道具を椅子の両サイドに取り付けた。
(これはありがたい。掴み場所があると助かる)
ミノルは椅子にしっかりとしがみつく。椅子に異常を知らせる反応は出無い。
「はぁ、行くか…」
マヌカツが座り、椅子を出発させる。
椅子は何事も無く動き出した。どうやら大丈夫そうだな。
椅子は集合団地区域を抜けて、鉱山地域へと入った。
見える建物が減るにつれて、道とも言えるレールの数も減っていく。
やがて、剃り立つ岩壁に取り付けられている巨大な門が見えてきた。
門の隣には、【第3ゲート】と書かれた看板がある。
門に繋がるレールも3本と少ない事から、一般人が立ち寄る場所ではないと予想できる。
「交通トラブルセンターから派遣されたマヌカツだ。開門を頼む」
門の上にある小さなカメラに向かい、彼がそう言うと、スキャンの光が当てられた。
『照合確認しました。開門します』
良かった。どうやらスキャンも俺を感知できなかったようだ。
扉が開くと、中から反響する騒音が聞こえてくる。
そんな中に椅子が入るなり、扉は直ぐに再び閉められた。
(…ここは、検車庫か?)
中には、今まで見た椅子ではなく、地球と同様の懸垂式と跨座式のモノレールが並んでいた。
その至る所で、整備士らしき人達が作業をしている。
街中では見なかったが、やはり団体用の車両もあるんじゃないか。
椅子が停車場に着いて直ぐに、監視球体が3つ飛んできた。
『貴方が、整備士マヌカツで間違いないか?』
球体の一つから、少し威圧的な声が発せられた。
「ああ、そうだ」
『アレの使用許可は上が出しているが、急な依頼で整備は完全ではない。万全の保証はできないぞ?』
「構わない」
『ならばついて来い』
球体は、ゆっくりとマヌカツを奥へと案内する。
廃品となった道具や椅子が山積みとなっている場所を抜けると、1人作業をしている小さな男の前で球体が止まった。
男が振り返ると、立派な長い顎髭があった。うん、ドワーフだな。
「俺が、アレ…【スネシップ】の現担当のシドーだ」
まだ油で汚れている差し出された手に、マヌカツは躊躇いなく握手を交わす。
「無理を言っているのは分かっている。だが、事態は深刻でね。今のトラブルを解決できるのは、【スネシップ】でないと無理なんだよ」
「…現状での最大出力は72%くらいだ。活動可能時間も10時間だろう。もちろん、俺が同伴でもな」
「ああ、シドーにも当然来てもらいたい。目的地に到着すれば、使える魔石燃料は確保できる。活動時間も延長できる筈だ。ただ、一刻も早く、出発しなければならない」
「…まぁ、大丈夫だ。もう準備はほぼ済んでいる」
2つの球体が照明を出し、廃品山へと飛んで行った。
程なくしてサイレンが鳴り、床板が開き始め廃品山が分散される。
開いた床板の下に降りる階段が見え、マヌカツ達は下へと降りた。
(なっ⁉︎)
降りた先で、ミノルは思わず声が出そうになった。
「相変わらず壮観だな、失われた神の遺産【スネシップ】」
そこには、およそ日本神話に出てきそうな龍が居た。
ただ、その体の大半が魔鉱石に覆われて、背には小さな車両とアームや機関銃が搭載されていた。
龍の目に生気は無く、意思は感じられない。操られているのかもしれない。
(…失われた神の遺産?という事は…この龍は神獣だったのかもしれない。この星を見放した神々の忘れ物…。いや、神を信じなくなった故の所業だよな)
なんとも言えない気持ちに落ち込みながらも、ミノルはその車両へと乗り込むのだった。
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訂正しました。
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