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第九章 光陰矢の如し
第60話 超火力!ハサンクラッシュ!
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究極破邪呪文『ゴッドハサン』
禁断の秘奥義とされる、
聖騎士最大の技であるが、
その実態は誰も見たことが無い。
どうやら歴代ハサンも使って見たようだという噂である。
しかし憶測だけど、魔王になる前に、
聖騎士マサフミは命を3つに分けた。
①三鈷剣
②カブラギA
③カブラギB
だから、①②つまり、
聖騎士と三鈷剣だけでは片手間であるので、
ゴッドハサンは発動しなかったか
魔王スマター側に
吸収されたのではないかと思われる。
それが、長年聖騎士が
魔王スマターを倒せなかった原因だ。
何故なら、同じ年に時代に
聖騎士は二人召喚されないからだ。
魔将軍ザンに殺された直後だとしても、
よもや同じタイミングで
ハデルを召喚したのは
矢張り偶然ではないだろう。
なるべくしてなり、
起こるべくして起こったのだ。
エギョマ跡地から離れ、
シッポリ国の首都シケコムを目指す。
その前に、いささか疲れた。
ちゃんとしたベッドで寝たい。
エギョマ跡地からほど近い
マアネルの村の宿屋で休息を取る。
あー。やっとゆっくり出来る。
どのくらい時間が経ったのだろうか。
今何時だ?
まだ外は薄暗い。
もう少し寝よう。
寝ぼけ眼を擦りながら、
また眠りにつこうとしていた矢先に
けたたましい音で目を覚ます。
「ハサン様!敵襲です!」
ジンタンが叫ぶ。
え?アヤカシ?
宿屋の周りを兵士が囲む。
「偽聖騎士ハサン。そなた等を連行する!」
あれ?なんか?
前も同じような事があったよね。
やれやれ。邪神の息がかかってるのか?
二階の窓を開けると
兵士長バスクが俺に向かって指を指している。
「大人しく投降すれば従者にも危害は加えない。速やかに投降せよ!」
なんで?いや、ちょっと待って。
偽聖騎士?
取り敢えず身支度をして下に降りていこう。
事情を話せば分かってくれるだろう。
「すいません。私が聖騎士ハサンです。
こんな物々しく、
遅い時間に何の御用ですか?
偽聖騎士とは?
私はセンダー国からも
直々にお墨付きを貰っている
正真正銘の聖騎士ですよ!」
なんか言ってて恥ずいなーと思いながらも嘘じゃないからなと兵士長に力説する。
「黙れ!偽聖騎士!」
兵士長は俺のみぞおちに蹴りを見舞う。
さっと避けて空振りした兵士長は、
ずてーんと転げ落ちる。
「貴様!避けたな!」
小柄な兵士長は握り拳を振り上げて、
ブンブン振り回す。
「無礼者!」
側にいたジンタンが咄嗟に剣を抜く。
あちゃー。ややこしくなるな。
「ジンタン、やめろ!」
ジンタンを制す私。
「従者が剣を抜いたな、見たぞ。
これで立派な反逆罪よ。さあ!連行せよ!」
兵士長は部下の兵士達に命令した瞬間。
ピッカーーーン!
眩い光がマアネル村周辺を照らす。
神々しい光が一面に広がり、
一瞬ここいら一帯のみ昼かと思わせるような、
それはそれは兵士長のみならず兵士達が手を覆うくらい眩い光が一面に広がる。
光が収まるとそこには、ハサンの姿ではなく
大威徳明王がそこにいたのである。
跪いて祈る兵士も現れる。
兵士長も腰を抜かす。
「幻術だ!マヤカシに決まっている!
そうだ。偽聖騎士にも召喚士が居るはず。
そいつさえ殺れば偽聖騎士も死ぬ!」
兵士長はセシアを見つける。
「あの女を殺せ!あの女は魔女だ!
そして、この偽聖騎士は魔王の一派だ!」
兵士長はセシアに兵を向ける。
しまった!セシアが狙われている。
咄嗟にセシアは魔獣ヒババンゴ、ドテチン、
レオナルド熊、ウルフィーを召喚する。
慌てる兵士達。
特に魔獣ヒババンゴの噂とウルフィーの王
ガンウルフの名を知らぬ者などいないくらい
悪評が凄かった。
「見ろ!アヤカシを操るなど
邪神の手先かもしれぬわ。」
兵士長バスクは声を震わせながら
兵を鼓舞する。
これで引いてくれたら。
ハサンは思った。
本気で殺り合いたくない。
「兵を引いてくれ。兵士長」
そう言うか言うまいかの瞬間、
セシアが斬られた。
兵士長は自らセシアを
袈裟一文字に切ったのである。
咄嗟にヒババンゴが庇ったが、血飛沫が舞う。
あ!ハサンの怒り、荒御魂《あらみたま》が目覚める。
「己、貴様らぁぁぁ!!」
大威徳明王が鬼神のような表情となり
身に纏いし青白い炎が一段と大きくなる。
「倶利伽羅剣!!!」
ハサンが倶利伽羅剣に手を当てると
倶利伽羅剣竜王の目が光り、剣からソウルパワーが漲り尚青白い炎が迸る!
「天に滅せよ!大威徳明王剛龍波ァーー!」
剛龍と化した倶利伽羅竜王の波動と炎の竜巻が兵士長バスクに襲かかり、バスクは天へと向かっていく。
「ハサンクラーーッシュ!!!」
朝焼けをバックにハサンは
青白い光を帯びた倶利伽羅剣を
兵士長バスクへと振り下ろす。
それは神の怒りの一撃。
慈悲の一撃、渾身の一撃だった。
メリーとジンタンは思わず叫ぶ!
「お、おぉ!!美しい!」
兵士達も思わず
「あ、ああぁ」と涙ぐむ。
大威徳明王と化してパワーアップし、
且つ倶利伽羅剣により三鈷剣より何倍も威力が上がったハサンクラッシュは
袈裟一文字にバスクを両断する。
頭から袈裟斬りに斬られて
全身から血飛沫が上がるが、やがて天へと
金色の光に浄化されていく。
ぶ、ぶべらーー!
あ、あぁあッッッ……。
兵士長の微かな断末魔が聞こえ、
倶利伽羅剣の倶利伽羅竜王の豪炎が
兵士長バスク諸共燃やし尽くした。
その後に骨一つ残らず、
やがて金色の光と共に浄化し消えていった。
「まだやるか?」
ギロリの睨む大威徳明王の圧に堪らず
兵士達は逃げ出していった。
セシアは?傷は!
大変だ!
化身を解いてセシアの元に向かう。
メイが既にヒーリングを施している。
命に別状は無かったみたいだ。
兵士長《バスク》が小柄で良かった。
そしてシオリがいなかったら、
セシアは死んでいた。
「シオリさん。ありがとう。」
ヒババンゴにお礼を言う。
その様子を見つめる術者。
逐一、今の有様をシッポリ国の国主
バルク国王に魔王を通して伝え姿を消す。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「王よ!バスク兵士長の軍は壊滅しました。
これをご覧ください。」
術者から映像で事の顛末を知るバルク国王。
「フフフフ。これで計画通り。
アイツは我が軍に手を出しよった。
兵を出来る限り集結させよ!
偽聖騎士ハサンを討伐する!」
バルク国王は聖騎士討伐の令を国中に伝達し、大軍団を集結しようとしていた。
次回へ続く
禁断の秘奥義とされる、
聖騎士最大の技であるが、
その実態は誰も見たことが無い。
どうやら歴代ハサンも使って見たようだという噂である。
しかし憶測だけど、魔王になる前に、
聖騎士マサフミは命を3つに分けた。
①三鈷剣
②カブラギA
③カブラギB
だから、①②つまり、
聖騎士と三鈷剣だけでは片手間であるので、
ゴッドハサンは発動しなかったか
魔王スマター側に
吸収されたのではないかと思われる。
それが、長年聖騎士が
魔王スマターを倒せなかった原因だ。
何故なら、同じ年に時代に
聖騎士は二人召喚されないからだ。
魔将軍ザンに殺された直後だとしても、
よもや同じタイミングで
ハデルを召喚したのは
矢張り偶然ではないだろう。
なるべくしてなり、
起こるべくして起こったのだ。
エギョマ跡地から離れ、
シッポリ国の首都シケコムを目指す。
その前に、いささか疲れた。
ちゃんとしたベッドで寝たい。
エギョマ跡地からほど近い
マアネルの村の宿屋で休息を取る。
あー。やっとゆっくり出来る。
どのくらい時間が経ったのだろうか。
今何時だ?
まだ外は薄暗い。
もう少し寝よう。
寝ぼけ眼を擦りながら、
また眠りにつこうとしていた矢先に
けたたましい音で目を覚ます。
「ハサン様!敵襲です!」
ジンタンが叫ぶ。
え?アヤカシ?
宿屋の周りを兵士が囲む。
「偽聖騎士ハサン。そなた等を連行する!」
あれ?なんか?
前も同じような事があったよね。
やれやれ。邪神の息がかかってるのか?
二階の窓を開けると
兵士長バスクが俺に向かって指を指している。
「大人しく投降すれば従者にも危害は加えない。速やかに投降せよ!」
なんで?いや、ちょっと待って。
偽聖騎士?
取り敢えず身支度をして下に降りていこう。
事情を話せば分かってくれるだろう。
「すいません。私が聖騎士ハサンです。
こんな物々しく、
遅い時間に何の御用ですか?
偽聖騎士とは?
私はセンダー国からも
直々にお墨付きを貰っている
正真正銘の聖騎士ですよ!」
なんか言ってて恥ずいなーと思いながらも嘘じゃないからなと兵士長に力説する。
「黙れ!偽聖騎士!」
兵士長は俺のみぞおちに蹴りを見舞う。
さっと避けて空振りした兵士長は、
ずてーんと転げ落ちる。
「貴様!避けたな!」
小柄な兵士長は握り拳を振り上げて、
ブンブン振り回す。
「無礼者!」
側にいたジンタンが咄嗟に剣を抜く。
あちゃー。ややこしくなるな。
「ジンタン、やめろ!」
ジンタンを制す私。
「従者が剣を抜いたな、見たぞ。
これで立派な反逆罪よ。さあ!連行せよ!」
兵士長は部下の兵士達に命令した瞬間。
ピッカーーーン!
眩い光がマアネル村周辺を照らす。
神々しい光が一面に広がり、
一瞬ここいら一帯のみ昼かと思わせるような、
それはそれは兵士長のみならず兵士達が手を覆うくらい眩い光が一面に広がる。
光が収まるとそこには、ハサンの姿ではなく
大威徳明王がそこにいたのである。
跪いて祈る兵士も現れる。
兵士長も腰を抜かす。
「幻術だ!マヤカシに決まっている!
そうだ。偽聖騎士にも召喚士が居るはず。
そいつさえ殺れば偽聖騎士も死ぬ!」
兵士長はセシアを見つける。
「あの女を殺せ!あの女は魔女だ!
そして、この偽聖騎士は魔王の一派だ!」
兵士長はセシアに兵を向ける。
しまった!セシアが狙われている。
咄嗟にセシアは魔獣ヒババンゴ、ドテチン、
レオナルド熊、ウルフィーを召喚する。
慌てる兵士達。
特に魔獣ヒババンゴの噂とウルフィーの王
ガンウルフの名を知らぬ者などいないくらい
悪評が凄かった。
「見ろ!アヤカシを操るなど
邪神の手先かもしれぬわ。」
兵士長バスクは声を震わせながら
兵を鼓舞する。
これで引いてくれたら。
ハサンは思った。
本気で殺り合いたくない。
「兵を引いてくれ。兵士長」
そう言うか言うまいかの瞬間、
セシアが斬られた。
兵士長は自らセシアを
袈裟一文字に切ったのである。
咄嗟にヒババンゴが庇ったが、血飛沫が舞う。
あ!ハサンの怒り、荒御魂《あらみたま》が目覚める。
「己、貴様らぁぁぁ!!」
大威徳明王が鬼神のような表情となり
身に纏いし青白い炎が一段と大きくなる。
「倶利伽羅剣!!!」
ハサンが倶利伽羅剣に手を当てると
倶利伽羅剣竜王の目が光り、剣からソウルパワーが漲り尚青白い炎が迸る!
「天に滅せよ!大威徳明王剛龍波ァーー!」
剛龍と化した倶利伽羅竜王の波動と炎の竜巻が兵士長バスクに襲かかり、バスクは天へと向かっていく。
「ハサンクラーーッシュ!!!」
朝焼けをバックにハサンは
青白い光を帯びた倶利伽羅剣を
兵士長バスクへと振り下ろす。
それは神の怒りの一撃。
慈悲の一撃、渾身の一撃だった。
メリーとジンタンは思わず叫ぶ!
「お、おぉ!!美しい!」
兵士達も思わず
「あ、ああぁ」と涙ぐむ。
大威徳明王と化してパワーアップし、
且つ倶利伽羅剣により三鈷剣より何倍も威力が上がったハサンクラッシュは
袈裟一文字にバスクを両断する。
頭から袈裟斬りに斬られて
全身から血飛沫が上がるが、やがて天へと
金色の光に浄化されていく。
ぶ、ぶべらーー!
あ、あぁあッッッ……。
兵士長の微かな断末魔が聞こえ、
倶利伽羅剣の倶利伽羅竜王の豪炎が
兵士長バスク諸共燃やし尽くした。
その後に骨一つ残らず、
やがて金色の光と共に浄化し消えていった。
「まだやるか?」
ギロリの睨む大威徳明王の圧に堪らず
兵士達は逃げ出していった。
セシアは?傷は!
大変だ!
化身を解いてセシアの元に向かう。
メイが既にヒーリングを施している。
命に別状は無かったみたいだ。
兵士長《バスク》が小柄で良かった。
そしてシオリがいなかったら、
セシアは死んでいた。
「シオリさん。ありがとう。」
ヒババンゴにお礼を言う。
その様子を見つめる術者。
逐一、今の有様をシッポリ国の国主
バルク国王に魔王を通して伝え姿を消す。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「王よ!バスク兵士長の軍は壊滅しました。
これをご覧ください。」
術者から映像で事の顛末を知るバルク国王。
「フフフフ。これで計画通り。
アイツは我が軍に手を出しよった。
兵を出来る限り集結させよ!
偽聖騎士ハサンを討伐する!」
バルク国王は聖騎士討伐の令を国中に伝達し、大軍団を集結しようとしていた。
次回へ続く
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