かご喰らいの龍

刀根光太郎

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第二章 オルビス大陸

第14話 堕ちたヘリュ③ ※性描写有

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 ほおあかいとおしそうに見て来るヘリュに対して、ルーベンが意地悪いじわるそうな顔をしていた。

「な、なんだ?」
「二回戦だ」

「なんだ、と? っとまっ、まてぇ……少し、休まないっかぁはぁんっ♡」

「鍛えてるんだろ?」

「も、勿論だ……だがま、ぁあん♡ あぁあん♡ ちょっと、んんっ♡」

 彼は再び動き出した。彼女もすぐに気持ちよくなり、それに合わせて腰を動かし始めた。それはどんどん加速かそくしていく。

「ぉほ♡ もう許してっ♡ あんぁん♡ 許して♡ んぁ許してぇん♡ もう許してぇぇええ♡♡」

「誠実で頼れる女騎士様をっ……ジェイデンが今のヘリュの乱れる姿を見たら、驚くだろうなっ」

「よせっ。ゅーな。卑怯ひきょうだぁあん♡ あんっ♡ ぞぉ。そぁんんっ♡ ゆぅんんうなぁぁあぁ♡」

 恥ずかしがるヘリュの性器を容赦ようしゃなくきまくる。彼女は無限に湧き上がって来る快楽かいらくが抑えきれない。

 次第に呼吸こきゅうが早くなり、まわりを気にせずに夢中むちゅうあえぎだした。そして。

「なにかっくるぅ♡ 申し訳っ、ございませんっ♡ ジェイデンさまぁぁああ♡♡」

 あやまりながら彼女は絶頂ぜっちょうした。

 彼女の体は柔らかく。大きく開脚かいきゃくした姿すがたをさらして、おなかを上下にふるわせる。一度ちつから抜くと下腹部とお腹付近に射精しゃせいした。

「ぅぅん♡ ドロドロかけられたぁん♡ あっルーべ……ンのにおい♡……いぃ♡」

 彼女が疲れていたので、何もせずにすわって見ていた。

 しばらくすると彼女は腕で顔をおおう。恥ずかしいというよりはスポーツ後の疲労ひろうに似た様子だ。いやらしく開いたくちを見ていると性欲せいよくが押し寄せて来る。

 彼女はしっかりと意識を保ち、呼吸を整えていた。そして、頑張って起き上がって来た。
つんいになって、彼の元にゆっくり、のしのし♡と近寄って来た。

 それを見たルーベンがヘリュの方向へと座り直す。足付近まで来ると、上目遣うわめづかいで彼を見つける。よく見ると小さくお尻をっていた。

 そして、しなやかな筋肉が付いた細い腕で。しかし、弱弱よわよわしくし倒して来た。彼はわざと倒れ込む。

 すると疲れ切った彼女が、そのまま一生懸命いっしょうけんめいに体をって上に乗っかると、胸にほおこすりつける。

 彼があたまに手を添えると、嬉しそうにを出して存分にあまえてくる。

 ヘリュは気がむまで甘えるとからだの向きを変えて、徐々に男性器に顔を近づけた。彼女はそれをいとおしそうに見つめると、両手りょうてで優しく包み込む。

「どうだ? 気持ち良いか?」

 ヘリュはそう言いながら性器に対して頬擦ほおずりも始めた。余程お気に入りのようだ。

「急にどうした?」
「お前がまだ、物足ものたりなそうな顔をしていたから……今度は私が、なぁ、いいだろぉ♡」

「じゃあ、くわえて欲しい」

「んみゅっ♡ ほぉうか?」

 すでにくわえてハムハムと口の中でもてあそび始めていた。日頃から成れているルーベンには物足りなかったが彼女が必死だったので、黙ってそれを見ていた。

ひもちひー気持ちいいのか?」
「あぁ、凄く気持ちいい」

 彼女は夢中でめていると、いつの間にかお尻を彼の顔に向けてしまっていた。当然のように女性器をいじらされ思わず喘いだ。性器ペニスから口を離して言う。

「私が気持ちよくしたいのぉっんっあぁん♡」
「続けて良いぞ」

「ばかぁん♡」

 再びたかまって行く快楽を我慢がまんしながら彼女は頑張ってくわえこむ。

 しかし、いじられるのが気持ちよすぎて、さきにイってしまった。彼女がまた休んでいると、正常位せいじょういにされていた。

 ここで、彼女は大胆だいたんになり覚醒かくせいする。

 いきを切らしながら、足の裏をベッドにしっかりと着ける。そこからこしかせ、うごかす。その卑猥ひわいな体で彼をさそう。それを見た彼は再び聞いた。

「お尻の穴が丸見まるみえだぞ」
「あぁん♡ 言わないで♡ 恥ずかしい♡」

 ヘリュはあまい声を出していた。

 そしてみずから、まんぐりがえしになり、両手りょうてでお尻を鷲掴わしづかみにすると、尻穴しりあなを見せつけて来た。

 そして、尻穴にちからを入れたり抜いたりして、わざとあなとさせる。

「お願い見ないで♡♡」

 彼はさそわれるがままに、勢いよく女性器じょせいき挿入そうにゅうし、はげしく動き出した。

「はぁぁん♡ やぁ♡ はげしいぃ……あんあんあぁっん♡ ぃいっ♡ っもちぃぃ♡ ぃぃいい♡♡」

「いやらしいおんなだ」

「やぁあん♡ あぁん♡ ルーベンがぁん♡ んんっ。お前がぁん♡ わたしぉぉん♡」

「人のせいにするとは、お仕置しおきだな」

「やぁん♡ してぇ♡ もっと♡ ぃやぁ。もっとして欲しいぃんのぉ♡ んっんっんっんっ♡♡♡♡」

 さらにはげしく喘いだ彼女は再び絶頂ぜっちょうした。

 今までで一番いちばん気持ち良かったのか、けもののような声と共に体中を痙攣けいれんさせる。

「ぁ……♡ ぁ……♡ っ……♡」

 そして、りも気持ち良かったため失神しっしんしてしまう。彼もまた失神した彼女へと。快楽に身を任せて大量の精液せいえきをヘリュの子宮しきゅうへとそそんだ。

 彼女は失神しっしんから目を覚ますと、妖艶ようえんな笑みを浮かべる。

 自分の細い腕で膝裏ひざうらをしっかりと持ち上げ、足を曲げながら大きく開脚かいきゃくし、ちつに力を入れて踏ん張ると、ドロドロとした白濁液はくだくえきを女性器から垂れ流し、よろこんでいた。

りゅーべんのドロっドロじる♡ もっりょもっとほしぃん♡ わたしに……いやらしい事おしえてぇ♡ そのぶっといの♡ わたしのあなに早くぶち込んでぇぇ♡」

 そこに何時もの凛々りりしい女騎士の姿は無かった。

 そしてその後も、何度も何度も汗だくになりながら絡み合い。ヘリュは快楽かいらくを教え込まれて行った。

 こうして二人の夜はけていくのであった……。
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