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温泉と故郷と泣き叫ぶ豆
帰してください
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目が覚めれば真っ白な空間でした。
「戻してくださいよっ! ツイ様っ!」
思わず喚きましたね。
至近距離にいたツイ様が嫌そうな顔をしています。
「と言われても、しばらく預かってほしいと言われててね」
「なにげに仲良し!?」
知らない間にエリックと仲良くなってますよ!? そもそも交流自体を隠していたでしょうに、いつ解禁になったんです?
「あまり隠しているとアリカがブチ切れると言ったら、ものすごーく困ってたぞ」
「どうせツイ様から接触したんでしょ? それで共犯者に仕立てて」
「人聞きの悪い。まあ、座れ」
とりあえず、いつもの部屋が目の前に用意されました。畳がばたばたと落ちてきて、障子がずさーとどこから滑り込んできて、ちゃぶ台は地面から生えてきました。
飲み物とお茶請けだけはツイ様が持ち込んできました。
本日は無糖缶コーヒー。干菓子がかわいらしいですが、珈琲と合うんでしょうか。一応、座りました。座らないと話が進まなそうなので。
「で、帰してほしいんです。なにするつもりかわからないですが、やばい予感しますって」
「うん。まずいやつだよ」
「だったらっ」
だんっとちゃぶ台たたいちゃいますよっ! なんですか、お行儀悪いなぁと言いたげな視線はっ! 勝手に連れてきたのそっちでしょと言いたいですけど、言うとまた脱線していきそうです。それより最短帰還をお求めですっ!
「それでも、アリカが危険な方が嫌なんだそうだ。そう言われたらねぇ。
まあ、大人しく守られてやりなさいな」
「嫌ですぅ」
ツイ様は面白そうに笑っていますけどね。エリックの気遣いの方向が全く、違います。
ここから戻るのは転移でいいんでしょうか。って集める魔素がないんですけどっ! 自分の体内に溜めている量じゃ足りなさそうですし。しかも体ないので、詰んでるのでは?
「他のことはともかく、これは自信がないんだろ。夢を見る魔道具、だっけ」
「そうでしたけど。ま、まだ稼働してるんですか!?」
「してるみたいだね。出力は低いから近くに行かないと効かないみたいだけど、アリカには影響でていたし」
「……あれってそういうやつですか」
「そ。トラウマもあるかも? だから余計、近寄らせたくない。わかってやりなよ」
「それ、エリックのほうがやばいやつですって!」
「へ? あれって、アリカが帰りたくないからごねた結果出られなくなったって」
きょとんとした顔のツイ様の肩をつかんでぐわんぐわんと揺らしてやりますよっ!
「違うんですっ!
夢の世界から、帰りたくなかったのはエリックのほうなんです!」
あたしのその言葉にすとんと表情の抜けたツイ様があたしの手の上に手を置きました。
「説明が、違うよ」
「そ、そうなんですか」
「僕がきいたのはね、出られなくなって仕方なしに呼んだ、だった」
冷や汗がだらだらしてきます。嘘ついたんですか、子供のあたし。いや、まあ、出られなくてというのは間違いではありませんね。
出る気がなかった、かもしれませんけど些細なことですっ!
「記憶にないので言えません」
「うん、でも推測はつくんでしょ」
はよ、吐けと笑顔で脅されています。
ううっ。
「ええとですね。推測ですよ、推測。
推定誰かからの視点での過去話を夢で見ていたのですよ。そのあたりはツイ様もご存じと思いますけど。
彼は魔導師ですから、魔道具の影響だってのは早めに気がついたと思うんですよ。同じ魔導師はさっさと退場していましたから。全員を元に戻してから、帰るつもりだったと思うんです。最初は。
でも、戻りたくないって思っちゃったんだということで」
「……で、アリカは、なぜ戻りたくないと思うと考えるんだ? 付き合いは短いけど、そんな隠遁的性格でもないだろう?」
「あー、それはー」
「とっとと吐け」
かなり憶測と勝手な思い込みにまみれてますよ……。そしてそれこそが、クルス様を幸せにしてくださいとお願いしたところではあるのです。
「エオリア異聞を読まれたことは?」
「あ? あるけど。さらーっと流して」
「あたしはそれはもう熟読しました。で、気がついたことがあるんですよ」
「もったいぶるな」
「正しいことはユウリに集まっていくんです。評価されるのは、ユウリ。でもユウリも失態はします。作戦の失敗まではいいませんけど、うまくやれなくて戦況の悪化とか。相手のほうが上手な場合もあったりします。
その不満を誰かに押し付けているんです。無意識というか、誰かが悪いことにしないともたないという状況であったとは思うんですけど」
常勝不敗というのは現実的にありえません。勝利さえ、被害なしとはいきません。では、その責をユウリに問うかというとそれも違いました。
唯一とも言っていいほどの黒を持つ、救国の英雄たるユウリにはそんな汚点を一つもつけるわけにもいかないと言わんばかりに良いことだけを集めていく。
本人が望んだわけでもないのに、周りがそう振舞ったのですよね。
で、見える範囲がお綺麗なのでそれに気がつかなかったユウリは今、ツケを払うことになっているのですがそれはおいておきましょう。あたしが関与するとこじれそうなので、見ないふりをしているのです。
さて、不満のはけ口はどこなのかと言えば。
「後ろ盾のないと思われている魔導師は良い不満のはけ口だった、ということです」
「……化け物になんで喧嘩売るのと思うけど、それなりに善良でそれなりに倫理観あって理性的ではあるか」
「そうなんですよ……。おまえら、すぐ死ぬからなと甘やかしているんですよね。時々ぷちっと嫌がらせ返ししてるんですけど」
魔導師が一般人をちょっと遊ぶと壊れると認識している節があります。事実そうなんですけど。弱いと言われる魔導師ですら、魔法の使い方によっては殺戮くらいお手の物、ということはゲイルさんから聞いています。実例込みで。
だから、小さいころから倫理観だの社会規範だのを叩き込む必要があるんですよ。だから、教会も魔導協会も躍起になって資質がある子供を探しているわけで。その件もかなり引っかかるんですが今は関係ないですね。
「エリックは、ユウリのそばにいたせいかよく標的になっていたようで……。基本的に相手にしない余裕の態度であったのですが、それでも、傷つかないとは思えません」
「負け犬の遠吠えとか理性的ではないとか処理しそうだけど」
「ええ、本人もそう思ってると思いますよ。
それでも、おまえが死ねばよかったといわれてつらくないわけがないんです」
「……は? そういうの、あったっけ?」
なぜかどーんとエオリア異聞既刊22冊がちゃぶ台にのってます。
「二冊ふえてるっ!?」
「それあとで読むように。使い物にならなくなる」
「え、なにそれ怖い。ええと六巻くらいですか」
あたしがクルス様に入れ込んだ原因は。
ツイ様は該当の巻をぱらりとめくっています。速読ですかという速度で。
「……あー、これは病むな」
「ですよねー」
ちょっと無理な作戦をユウリが敢行しちゃって、案の定失敗して、敗走という話です。まず前提として、エリックはそれは反対したんですよね。付き合わないって。それでも気になって様子を見に行ったら手助けをしなければならないような状況。どうにかユウリは逃げ出したもののかなりの損害を出しました。
本来は責められるべきはユウリなのです。
それなのにエリックが助けた相手にどうして他のやつも助けなかったのかとか言われるかと思うと胸が痛くなります。現場にいれば、おまえが助けろと喧嘩を売る自信がありますねっ!
そのあとにフュリーに、兄のほうが助かればよかったとかなんとか言われたりとかですね
。そこで俺のせいじゃないとか言い出せばいいものを大人しく受け止めちゃうのがダメなんですって! ユウリにおまえのせいだと言いもしないのはなんでしょうか。
……。
暗黒面に落ちていきそうなのでこれ以上は、思い出しません。なお、エリックは戦争中の話は一切しません。あたしが知っているかとも聞いてきません。この辺りを踏み込むのはもうちょっと時間が必要です。
「で、お風呂な今が10巻のところです」
「今だから言うけど、アリカなんでこんなとこに出てきてんの?」
「知りません。作者に聞いてください」
「うん。まあ、会ってきてもいいけど。それはさておき、最後になにをお願いしたんだ?」
「脚色じゃないですか? 時々違うので、作画の都合とか、出版社の都合で変わってますよ」
とぼけておきましょう。
なんか、ろくでもないことを言った気がするんです。ほら、お嫁さんにしてください的な。もしそうだとしたら、あたしの執念深さに恐れおののきます。なんなのこっちのほうがホラーじゃないの?
「……思い出したのはこれでおしまいかい?」
「なぜ記憶が消えたのかは一切合切覚えてないんですよ」
不自然なくらいわからないんです。先ほどの夢だってぶつ切りされましたし。
ツイ様は少し困ったように眉を下げました。
「んー。じゃ、やっぱり、帰せないな」
「なーぜーですかーっ!」
再びがくがく揺さぶっちゃいますよ!?
「戻してくださいよっ! ツイ様っ!」
思わず喚きましたね。
至近距離にいたツイ様が嫌そうな顔をしています。
「と言われても、しばらく預かってほしいと言われててね」
「なにげに仲良し!?」
知らない間にエリックと仲良くなってますよ!? そもそも交流自体を隠していたでしょうに、いつ解禁になったんです?
「あまり隠しているとアリカがブチ切れると言ったら、ものすごーく困ってたぞ」
「どうせツイ様から接触したんでしょ? それで共犯者に仕立てて」
「人聞きの悪い。まあ、座れ」
とりあえず、いつもの部屋が目の前に用意されました。畳がばたばたと落ちてきて、障子がずさーとどこから滑り込んできて、ちゃぶ台は地面から生えてきました。
飲み物とお茶請けだけはツイ様が持ち込んできました。
本日は無糖缶コーヒー。干菓子がかわいらしいですが、珈琲と合うんでしょうか。一応、座りました。座らないと話が進まなそうなので。
「で、帰してほしいんです。なにするつもりかわからないですが、やばい予感しますって」
「うん。まずいやつだよ」
「だったらっ」
だんっとちゃぶ台たたいちゃいますよっ! なんですか、お行儀悪いなぁと言いたげな視線はっ! 勝手に連れてきたのそっちでしょと言いたいですけど、言うとまた脱線していきそうです。それより最短帰還をお求めですっ!
「それでも、アリカが危険な方が嫌なんだそうだ。そう言われたらねぇ。
まあ、大人しく守られてやりなさいな」
「嫌ですぅ」
ツイ様は面白そうに笑っていますけどね。エリックの気遣いの方向が全く、違います。
ここから戻るのは転移でいいんでしょうか。って集める魔素がないんですけどっ! 自分の体内に溜めている量じゃ足りなさそうですし。しかも体ないので、詰んでるのでは?
「他のことはともかく、これは自信がないんだろ。夢を見る魔道具、だっけ」
「そうでしたけど。ま、まだ稼働してるんですか!?」
「してるみたいだね。出力は低いから近くに行かないと効かないみたいだけど、アリカには影響でていたし」
「……あれってそういうやつですか」
「そ。トラウマもあるかも? だから余計、近寄らせたくない。わかってやりなよ」
「それ、エリックのほうがやばいやつですって!」
「へ? あれって、アリカが帰りたくないからごねた結果出られなくなったって」
きょとんとした顔のツイ様の肩をつかんでぐわんぐわんと揺らしてやりますよっ!
「違うんですっ!
夢の世界から、帰りたくなかったのはエリックのほうなんです!」
あたしのその言葉にすとんと表情の抜けたツイ様があたしの手の上に手を置きました。
「説明が、違うよ」
「そ、そうなんですか」
「僕がきいたのはね、出られなくなって仕方なしに呼んだ、だった」
冷や汗がだらだらしてきます。嘘ついたんですか、子供のあたし。いや、まあ、出られなくてというのは間違いではありませんね。
出る気がなかった、かもしれませんけど些細なことですっ!
「記憶にないので言えません」
「うん、でも推測はつくんでしょ」
はよ、吐けと笑顔で脅されています。
ううっ。
「ええとですね。推測ですよ、推測。
推定誰かからの視点での過去話を夢で見ていたのですよ。そのあたりはツイ様もご存じと思いますけど。
彼は魔導師ですから、魔道具の影響だってのは早めに気がついたと思うんですよ。同じ魔導師はさっさと退場していましたから。全員を元に戻してから、帰るつもりだったと思うんです。最初は。
でも、戻りたくないって思っちゃったんだということで」
「……で、アリカは、なぜ戻りたくないと思うと考えるんだ? 付き合いは短いけど、そんな隠遁的性格でもないだろう?」
「あー、それはー」
「とっとと吐け」
かなり憶測と勝手な思い込みにまみれてますよ……。そしてそれこそが、クルス様を幸せにしてくださいとお願いしたところではあるのです。
「エオリア異聞を読まれたことは?」
「あ? あるけど。さらーっと流して」
「あたしはそれはもう熟読しました。で、気がついたことがあるんですよ」
「もったいぶるな」
「正しいことはユウリに集まっていくんです。評価されるのは、ユウリ。でもユウリも失態はします。作戦の失敗まではいいませんけど、うまくやれなくて戦況の悪化とか。相手のほうが上手な場合もあったりします。
その不満を誰かに押し付けているんです。無意識というか、誰かが悪いことにしないともたないという状況であったとは思うんですけど」
常勝不敗というのは現実的にありえません。勝利さえ、被害なしとはいきません。では、その責をユウリに問うかというとそれも違いました。
唯一とも言っていいほどの黒を持つ、救国の英雄たるユウリにはそんな汚点を一つもつけるわけにもいかないと言わんばかりに良いことだけを集めていく。
本人が望んだわけでもないのに、周りがそう振舞ったのですよね。
で、見える範囲がお綺麗なのでそれに気がつかなかったユウリは今、ツケを払うことになっているのですがそれはおいておきましょう。あたしが関与するとこじれそうなので、見ないふりをしているのです。
さて、不満のはけ口はどこなのかと言えば。
「後ろ盾のないと思われている魔導師は良い不満のはけ口だった、ということです」
「……化け物になんで喧嘩売るのと思うけど、それなりに善良でそれなりに倫理観あって理性的ではあるか」
「そうなんですよ……。おまえら、すぐ死ぬからなと甘やかしているんですよね。時々ぷちっと嫌がらせ返ししてるんですけど」
魔導師が一般人をちょっと遊ぶと壊れると認識している節があります。事実そうなんですけど。弱いと言われる魔導師ですら、魔法の使い方によっては殺戮くらいお手の物、ということはゲイルさんから聞いています。実例込みで。
だから、小さいころから倫理観だの社会規範だのを叩き込む必要があるんですよ。だから、教会も魔導協会も躍起になって資質がある子供を探しているわけで。その件もかなり引っかかるんですが今は関係ないですね。
「エリックは、ユウリのそばにいたせいかよく標的になっていたようで……。基本的に相手にしない余裕の態度であったのですが、それでも、傷つかないとは思えません」
「負け犬の遠吠えとか理性的ではないとか処理しそうだけど」
「ええ、本人もそう思ってると思いますよ。
それでも、おまえが死ねばよかったといわれてつらくないわけがないんです」
「……は? そういうの、あったっけ?」
なぜかどーんとエオリア異聞既刊22冊がちゃぶ台にのってます。
「二冊ふえてるっ!?」
「それあとで読むように。使い物にならなくなる」
「え、なにそれ怖い。ええと六巻くらいですか」
あたしがクルス様に入れ込んだ原因は。
ツイ様は該当の巻をぱらりとめくっています。速読ですかという速度で。
「……あー、これは病むな」
「ですよねー」
ちょっと無理な作戦をユウリが敢行しちゃって、案の定失敗して、敗走という話です。まず前提として、エリックはそれは反対したんですよね。付き合わないって。それでも気になって様子を見に行ったら手助けをしなければならないような状況。どうにかユウリは逃げ出したもののかなりの損害を出しました。
本来は責められるべきはユウリなのです。
それなのにエリックが助けた相手にどうして他のやつも助けなかったのかとか言われるかと思うと胸が痛くなります。現場にいれば、おまえが助けろと喧嘩を売る自信がありますねっ!
そのあとにフュリーに、兄のほうが助かればよかったとかなんとか言われたりとかですね
。そこで俺のせいじゃないとか言い出せばいいものを大人しく受け止めちゃうのがダメなんですって! ユウリにおまえのせいだと言いもしないのはなんでしょうか。
……。
暗黒面に落ちていきそうなのでこれ以上は、思い出しません。なお、エリックは戦争中の話は一切しません。あたしが知っているかとも聞いてきません。この辺りを踏み込むのはもうちょっと時間が必要です。
「で、お風呂な今が10巻のところです」
「今だから言うけど、アリカなんでこんなとこに出てきてんの?」
「知りません。作者に聞いてください」
「うん。まあ、会ってきてもいいけど。それはさておき、最後になにをお願いしたんだ?」
「脚色じゃないですか? 時々違うので、作画の都合とか、出版社の都合で変わってますよ」
とぼけておきましょう。
なんか、ろくでもないことを言った気がするんです。ほら、お嫁さんにしてください的な。もしそうだとしたら、あたしの執念深さに恐れおののきます。なんなのこっちのほうがホラーじゃないの?
「……思い出したのはこれでおしまいかい?」
「なぜ記憶が消えたのかは一切合切覚えてないんですよ」
不自然なくらいわからないんです。先ほどの夢だってぶつ切りされましたし。
ツイ様は少し困ったように眉を下げました。
「んー。じゃ、やっぱり、帰せないな」
「なーぜーですかーっ!」
再びがくがく揺さぶっちゃいますよ!?
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