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冬の間
お話は聞きました
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『こっち』
ふと、誰かに呼ばれた気がして、立ち止まりました。ちょうど、一つの部屋の前に。
突然立ち止まったあたしにエリックが怪訝そうな視線を向けてきます。先ほどからもう帰りたい足痛いなどと甘えたことを言っていたんですから。
遠まわしなお姫様抱っこを要望するという主張なんですが、わかってて黙殺されてます。両手がふさがるのが嫌なんだそうで。
家帰ったらとか言われましたけど、家でする場所ってないじゃないですか。
……ってそんな話ではなく、妙にその扉に視線が吸い寄せられるといいますか。なんか、変です。
首をかしげているとちょっと離れてついてきていたフラウも近づいてきました。
「そこ女性用の部屋があるけど、行く?」
「え。じゃあ、行ってきますね」
何かに誘導されるみたいにその部屋へ足を踏み入れてしまいました。
後で考えればこれが間違いでした。ただ、この時は正解だと思ったんです。
ここは衣装や化粧、髪型の乱れを直したり、お花を摘みにいったりするような女性専用の部屋です。基本的に男性の出入りは許されません。困った相手に付きまとわれたりした場合の緊急避難場所でもあるんですよね。
だから、困ることなんて何もないと思ってたんですよ。
甘かったですね。
この王城というか、王都に滞在中は貴族のご令嬢ともお付き合いはありませんでした。なので、先に一人いても警戒してなかったんです。普通に会釈して、それでおしまい、みたいな。
ぱたりと扉を閉められた音がやけに耳つきます。
続いては行ってきたフラウがいるのはおかしくはないのですが、扉の前に立たれると少しばかり不穏な気配が漂います。
まるで出ていかれることが困るとでも言いたげです。
「ありがとう。約束を果たしてくれるとは思わなかった」
「別にフュリーのためじゃない」
フラウの機嫌の悪そうな声で改めて、室内にいた一人に視線を向けました。
柔らかな金髪は、この国の貴族でありがちな色でした。けれど、きちんと見れば青く見えます。魔道具で印象をごまかすということはこういうことなんですね。
彼女は、ぎこちない微笑を浮かべて一礼します。最上位者への敬意を表すようなそれはあたしが誰かも知っていての振舞いというわけです。
まあ、以前会ってますからね。顔は覚えているでしょうし、フラウに頼んだのでしょう。
「あとで叱られますよ?」
「知ってる。一度だけと言われてうるさかった」
あらら。ものすっごいめんどくさいって顔してます。元々仲が良いというわけでもなさそうなのですよね。ローゼを介してそれぞれの知り合いという雰囲気というか。そりが合わなそうなのは確かです。今後、あれこれ言われても突っぱねるために一回聞いておくかというやつでしょう。
さて、フュリーにいつまでも頭を下げさせているわけにもいかないのですけど、気が進みません。でも、あたしが良いというまでそのままな作法なんです。
「どうぞ。顔を上げてください。あたしになんの用ですか?」
3つくらいありそうな予想はつくんですよね。
「爵位の継承への後押しをお願いしたいのです」
フュリーはそれなりの家のお嬢様なんです。確かどこかに領地をもらっていたとかなんとか。ところが継承者の兄が亡くなったため、その後継権は別の者に移動します。もし、現在の当主が亡くなれば同家に所属の女性は家を出ていくのが普通だそうです。大体は婚姻済みだったり、ある程度の生活支援はしてくれるものらしいのですけど。
ところが、今、女で侯爵家をいただいてしまうあたしが爆誕してしまったのです。ユウリの陰謀で、他の女性も継承権を持つことが可能になりました。条件付きですけど。
ということは、フュリーだって継ぎたいと思ったりする、かも? とは思ったのです。兄の志を継ぐとかなんとか覚悟決めてましたので。
「できません。そもそもまだ贈与されてもいないので、発言権もありませんから」
この国の貴族としては、ですけど。来訪者のわがままとして通せなくもないのですが、それをするほど親しくもありません。
リスクがあってリターンはほとんどないので、受ける受けない以前の問題です。
そういえば、議会への顔出しも依頼されてたなぁと思い出して暗澹としますね……。余計な事をされないために出席しますが、面倒です。
推しの幸せをどうにかするためには苦労も厭いませんけど。
ちらりともう一度フラウを振り返ります。
もし、言ったのがフラウであれば応じたと思います。嫉妬の気持ちはあるんですけど、エリックの兄弟弟子ですし、ちょっと後ろめたい気持ちもあるんです。
隣を奪ってしまった、的な。
「用事は済んだから、帰る。ディレイが遅いと怒る」
フラウはあたしが振り返ったのをどう思ったのか、そう告げました。
「そうですね。なかったことにしておきますので、お気になさらず」
改めてフュリーにそう言っておきます。これで、引き下がってくれるといいんですけど。
「爵位を得た後ならっ!」
「こういったものは慎重にするべきです。相談するなら、ユウリや継承関連の仕事をしている場所の方が良いと思います。
残念ですけど、あたしはこの世界のことをよく知らないのです。知らないままに好きにしてよいとは思っていません」
きっぱりはっきり断っておきましょう。曖昧にして付きまとわれたくありません。
「それに、親しくもない相手にするお願いではありませんよ?」
首をかしげて、あくまで軽く指摘します。ほぼ初対面なのです。画面の向こう側の彼女に良い思い出もありませんし。
ただ、なぜだかショックを受けたような表情なんですよね。
どうしたんだろうとフラウのほうも窺ってみるとびっくりしたように目を見開いてます。ああ、なにか勘違いされてたんですね。
「同じ女性として、思うところはないのですか」
「あたしには、わかりませんよ。生きてきた世界が違うので、あなた方の感じる屈辱も不幸も。そもそも爵位の件はあたしが発案じゃないので、本当に力にはなれないんです」
あからさまにがっかりされました。なにそれーと思いますけど、今後これで付き合いがなくなるならいいかと切り替えます。
あたしの要望は、エリックのそばに全く一切、顔を出さないってことですから。
あ、それを確約させればありかも? いや、でもな……。
「一つ聞いておきたいことがありました」
「はい?」
「この間、ディレイになんて言ったんですか?」
内容によっては、有罪なので。
優しく柔らかく微笑んだはずなのに、びくっとされました。隠し切れない怒りが零れ落ちてるきがします。
「え、えっと、その、魔導師ではつり合いは取れないのではないかと」
「余計なお世話です。
ほんと、みんな、わかってませんね」
怪訝そうな表情を黙殺します。これ以上は余計なことです。
きっとそれだけじゃないと思いますけど、エリックが自分でどうにかするというのだから、口出しは無用です。が、これを我慢するって結構大変。
我慢する代わりに今度はあたしが存分に甘やかされたいです。
膝枕とかいいですよね。するのもされるのも! それからやっぱり帰りは。
「うん。抱っこしてもらおう」
うっかり、願望が口から出ていました。
フラウの信じられないと言いたげな表情に恥ずかしくなってしまいますね。す、すみません。夜会でも知らない間にゴリゴリと正常値が削られていたみたいです。
それから少々、飲みすぎたような……?
考えるのはやめましょう! 明日のあたしが何とかしてくれます! きっと、たぶん、そうだといいなぁ。
ばたんと扉を開けて、外で待っていた心配顔のエリックに抱きつきました。
「疲れました、もうだめです。抱っこしてください」
「……しばらく、禁酒しろ」
疲れ切ったように言われたのはなぜでしょう。
「それがいい。無自覚のろけのエンドレスはさすがにつらい」
フラウにもそう言われたんですけど?
うむむ? そんなつもり全くなかったですよ。いろんな質問に答えただけですが、あれ?
反論をしようと口を開けば、黙らされました。冷たい手が口をふさいでますが、ちょ、ちょっとその手が鼻まできてるんですけど!?
ぺしぺしと不満を伝えます。現実的にやばいです。生存の危機です。
ちらっと見下ろされて、離されましたけどね。もうちょっと考えてほしいです。
「……なにこの年上の癖に小動物的謎生物」
「酔っぱらったのは初めて見たんだ」
「ああ、ディレイ飲まないものね。さっさと回収して戻るといい」
念願のお姫様抱っこをしてもらって。
そこから記憶がないんですよね……。
ふと、誰かに呼ばれた気がして、立ち止まりました。ちょうど、一つの部屋の前に。
突然立ち止まったあたしにエリックが怪訝そうな視線を向けてきます。先ほどからもう帰りたい足痛いなどと甘えたことを言っていたんですから。
遠まわしなお姫様抱っこを要望するという主張なんですが、わかってて黙殺されてます。両手がふさがるのが嫌なんだそうで。
家帰ったらとか言われましたけど、家でする場所ってないじゃないですか。
……ってそんな話ではなく、妙にその扉に視線が吸い寄せられるといいますか。なんか、変です。
首をかしげているとちょっと離れてついてきていたフラウも近づいてきました。
「そこ女性用の部屋があるけど、行く?」
「え。じゃあ、行ってきますね」
何かに誘導されるみたいにその部屋へ足を踏み入れてしまいました。
後で考えればこれが間違いでした。ただ、この時は正解だと思ったんです。
ここは衣装や化粧、髪型の乱れを直したり、お花を摘みにいったりするような女性専用の部屋です。基本的に男性の出入りは許されません。困った相手に付きまとわれたりした場合の緊急避難場所でもあるんですよね。
だから、困ることなんて何もないと思ってたんですよ。
甘かったですね。
この王城というか、王都に滞在中は貴族のご令嬢ともお付き合いはありませんでした。なので、先に一人いても警戒してなかったんです。普通に会釈して、それでおしまい、みたいな。
ぱたりと扉を閉められた音がやけに耳つきます。
続いては行ってきたフラウがいるのはおかしくはないのですが、扉の前に立たれると少しばかり不穏な気配が漂います。
まるで出ていかれることが困るとでも言いたげです。
「ありがとう。約束を果たしてくれるとは思わなかった」
「別にフュリーのためじゃない」
フラウの機嫌の悪そうな声で改めて、室内にいた一人に視線を向けました。
柔らかな金髪は、この国の貴族でありがちな色でした。けれど、きちんと見れば青く見えます。魔道具で印象をごまかすということはこういうことなんですね。
彼女は、ぎこちない微笑を浮かべて一礼します。最上位者への敬意を表すようなそれはあたしが誰かも知っていての振舞いというわけです。
まあ、以前会ってますからね。顔は覚えているでしょうし、フラウに頼んだのでしょう。
「あとで叱られますよ?」
「知ってる。一度だけと言われてうるさかった」
あらら。ものすっごいめんどくさいって顔してます。元々仲が良いというわけでもなさそうなのですよね。ローゼを介してそれぞれの知り合いという雰囲気というか。そりが合わなそうなのは確かです。今後、あれこれ言われても突っぱねるために一回聞いておくかというやつでしょう。
さて、フュリーにいつまでも頭を下げさせているわけにもいかないのですけど、気が進みません。でも、あたしが良いというまでそのままな作法なんです。
「どうぞ。顔を上げてください。あたしになんの用ですか?」
3つくらいありそうな予想はつくんですよね。
「爵位の継承への後押しをお願いしたいのです」
フュリーはそれなりの家のお嬢様なんです。確かどこかに領地をもらっていたとかなんとか。ところが継承者の兄が亡くなったため、その後継権は別の者に移動します。もし、現在の当主が亡くなれば同家に所属の女性は家を出ていくのが普通だそうです。大体は婚姻済みだったり、ある程度の生活支援はしてくれるものらしいのですけど。
ところが、今、女で侯爵家をいただいてしまうあたしが爆誕してしまったのです。ユウリの陰謀で、他の女性も継承権を持つことが可能になりました。条件付きですけど。
ということは、フュリーだって継ぎたいと思ったりする、かも? とは思ったのです。兄の志を継ぐとかなんとか覚悟決めてましたので。
「できません。そもそもまだ贈与されてもいないので、発言権もありませんから」
この国の貴族としては、ですけど。来訪者のわがままとして通せなくもないのですが、それをするほど親しくもありません。
リスクがあってリターンはほとんどないので、受ける受けない以前の問題です。
そういえば、議会への顔出しも依頼されてたなぁと思い出して暗澹としますね……。余計な事をされないために出席しますが、面倒です。
推しの幸せをどうにかするためには苦労も厭いませんけど。
ちらりともう一度フラウを振り返ります。
もし、言ったのがフラウであれば応じたと思います。嫉妬の気持ちはあるんですけど、エリックの兄弟弟子ですし、ちょっと後ろめたい気持ちもあるんです。
隣を奪ってしまった、的な。
「用事は済んだから、帰る。ディレイが遅いと怒る」
フラウはあたしが振り返ったのをどう思ったのか、そう告げました。
「そうですね。なかったことにしておきますので、お気になさらず」
改めてフュリーにそう言っておきます。これで、引き下がってくれるといいんですけど。
「爵位を得た後ならっ!」
「こういったものは慎重にするべきです。相談するなら、ユウリや継承関連の仕事をしている場所の方が良いと思います。
残念ですけど、あたしはこの世界のことをよく知らないのです。知らないままに好きにしてよいとは思っていません」
きっぱりはっきり断っておきましょう。曖昧にして付きまとわれたくありません。
「それに、親しくもない相手にするお願いではありませんよ?」
首をかしげて、あくまで軽く指摘します。ほぼ初対面なのです。画面の向こう側の彼女に良い思い出もありませんし。
ただ、なぜだかショックを受けたような表情なんですよね。
どうしたんだろうとフラウのほうも窺ってみるとびっくりしたように目を見開いてます。ああ、なにか勘違いされてたんですね。
「同じ女性として、思うところはないのですか」
「あたしには、わかりませんよ。生きてきた世界が違うので、あなた方の感じる屈辱も不幸も。そもそも爵位の件はあたしが発案じゃないので、本当に力にはなれないんです」
あからさまにがっかりされました。なにそれーと思いますけど、今後これで付き合いがなくなるならいいかと切り替えます。
あたしの要望は、エリックのそばに全く一切、顔を出さないってことですから。
あ、それを確約させればありかも? いや、でもな……。
「一つ聞いておきたいことがありました」
「はい?」
「この間、ディレイになんて言ったんですか?」
内容によっては、有罪なので。
優しく柔らかく微笑んだはずなのに、びくっとされました。隠し切れない怒りが零れ落ちてるきがします。
「え、えっと、その、魔導師ではつり合いは取れないのではないかと」
「余計なお世話です。
ほんと、みんな、わかってませんね」
怪訝そうな表情を黙殺します。これ以上は余計なことです。
きっとそれだけじゃないと思いますけど、エリックが自分でどうにかするというのだから、口出しは無用です。が、これを我慢するって結構大変。
我慢する代わりに今度はあたしが存分に甘やかされたいです。
膝枕とかいいですよね。するのもされるのも! それからやっぱり帰りは。
「うん。抱っこしてもらおう」
うっかり、願望が口から出ていました。
フラウの信じられないと言いたげな表情に恥ずかしくなってしまいますね。す、すみません。夜会でも知らない間にゴリゴリと正常値が削られていたみたいです。
それから少々、飲みすぎたような……?
考えるのはやめましょう! 明日のあたしが何とかしてくれます! きっと、たぶん、そうだといいなぁ。
ばたんと扉を開けて、外で待っていた心配顔のエリックに抱きつきました。
「疲れました、もうだめです。抱っこしてください」
「……しばらく、禁酒しろ」
疲れ切ったように言われたのはなぜでしょう。
「それがいい。無自覚のろけのエンドレスはさすがにつらい」
フラウにもそう言われたんですけど?
うむむ? そんなつもり全くなかったですよ。いろんな質問に答えただけですが、あれ?
反論をしようと口を開けば、黙らされました。冷たい手が口をふさいでますが、ちょ、ちょっとその手が鼻まできてるんですけど!?
ぺしぺしと不満を伝えます。現実的にやばいです。生存の危機です。
ちらっと見下ろされて、離されましたけどね。もうちょっと考えてほしいです。
「……なにこの年上の癖に小動物的謎生物」
「酔っぱらったのは初めて見たんだ」
「ああ、ディレイ飲まないものね。さっさと回収して戻るといい」
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