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眠り姫
幽霊になりました8
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今日には帰れるかも! な84日目です。
王城へ行くのが昼過ぎで、一応食事会があると知って崩れ落ちたのがさっきです。荷物の片づけ頑張ったのに……。
リリーさんが呆れた顔で、内外に知らせる必要があるのだからやるでしょ宴会。と。
宴会、宴会なのでしょうか。
前回は招待していない国外の大使なども呼ぶようです。代わりに主要な貴族のみ参加となったとか。
勧誘されるかもしれないけど、できれば断ってと言われてます。
で、王城の前に教会に連行されました。カリナさんに頼み込まれてなんですけどね。
ひっそりこっそり、結婚のご予定は? などと聞かれましたが、笑ってごまかしました。どこまで知ってるんでしょうね……。
大聖堂など観光してきただけなので気楽でした。安定の見世物でしたけど。
なにか悔しかったので、ローゼの式の予定などを聞いていたら神官たちがロックオンしてましたね。
みんなが結婚したくなる結婚式とかありませんかと相談されましたよ。寄附金について危機的状況なのは知っていたので、異世界的トレンドをご提案してきました。白いウェディングドレスが流行るかもしれません。
その後、王城に行きお着換えからの謁見の間への連行です。
今回のドレスは魔導協会から用意されました。先日好みを聞かれたのはそのせいだったようです……。モスグリーンの落ち着いた色合いと重厚な刺繍で大人びた雰囲気にはなってます。
……そっかー、そうだよねーと落ち込んでいたのを慰められてしまいました。勝手に期待して失望したとか恥ずかしすぎます。本人には言わないよう固く口止めしておきました。
前回と同じような流れで粛々と進み、王様から書類を渡されます。
これでようやく、終了ということです。ほっとしました。メンタルは削れましたが、逆に言えばそれだけしか被害はありません。
死亡フラグも悪役フラグも一応、回避したと思いたいです……。
「末長いつきあいをしたいものだ。よろしく頼む」
「そうですね。よき付き合いをしたいと思います」
がしっと握手するまでは予定通りです。王様と目を合わせて微笑みあっちゃったりします。お互い、お疲れさまでした、という気分です。
このあとリリーさん曰く、宴会、がありますけどもう終わったと。
油断もいいところだったんですけどね……。
「恐れながら陛下、確認させていただきたいことがあります」
そう声をあげたのは名前は忘れましたが侯爵家の当主でした。リリーさんが最低限これ覚えておいてと言っていた有力貴族三家の一人。その息子の顔はさっぱり覚えてません。
王様は不快そうですが、無視するわけにも行かず直言を許しています。
「アーテル殿はどちらにお住まいになるのでしょうか。
婚約者も未定と伺っておりますが公爵家に滞在をされるのですか?」
……いや、帰りますって。それ、王様に聞くんですか? あたしに聞かずに。
「魔導師としての修行をしばらく行うと聞いているが、相違ないか?」
「はい。しばらくはフェザーの町で師のもと修行する予定です」
「魔導師にも寛容な地と聞く。問題はなかろう」
なぜかざわつき始めました。
……これは黙ってましたね? 皆が王都にずっといると思ってたんでしょうか。王様へ視線を向ければ何か? とでも言いたげに微笑まれました。
もしかして、聞かれなきゃ知らせなかったやつですか。
「ならば、婚約者を決めていただかなければ。庇護者がいれば安心されましょう」
……は?
ぱちぱちと目を瞬かせてしまいました。なにその理屈。
「必要ありません」
きっぱりとお断りします。角が立つでしょうけど、曖昧な態度を取るつもりはありません。隣で王様が頭痛いと言いたげに一瞬額に手を当ててました。
取り繕うの忘れるくらいのことなんですか。
「うら若き乙女が暮らすには庇護者が必要なのですよ。生活するにも、信用を得るにもお一人では困難でしょう」
「師のもとで修行なので、困ることはありません。
師の妻であるリリーさんとも懇意です。なにか、問題でもあるのでしょうか?」
首を傾げて、よくわかんないという顔を作っておきます。
心配しているようで馬鹿にされているのはニュアンスで伝わりますが、そこをまじめに取り合う気はありません。
常識が違うのですから、仕方ないでしょう。こういわれるとなると貴族の未婚女性の立場は弱いんでしょうね。
「姪にも等しいリリー嬢が後見するのに不満でもあるのか?」
王様もこういえば引き下がるしかない、はずなんですけど。
やはりざわざわしています。
「私たちは心配なのです。悪い虫が付くのではないかと」
……いやー、いうねぇ。本人前にしてそれどうなんですか。
「虫よけと思って誰かを選んでいただければ良いかと。
気に入らなければすぐに変えていただいても良いでしょう」
なにその悪女っぽいの。
露骨に嫌な顔しちゃいましたよ。どうするんですかーと王様に視線を向けます。さりげなく視線をそらされたのですけどっ!
「まだアーテル殿はこの地に落ち着いておらぬ。急かすでない」
やめろとは言えないんですね……。先送りがせいぜいと。
「ですが、陛下」
いらだちが滲む声にため息が出そうになりました。根本的に違うんでしょうね。自由恋愛の国からやってきたので政略第一となると拒否反応が出てきます。
自分の身に降りかかってこなければよいのですけどね。
「今、決めるべきことではあるまい」
ぴしゃりとはねのけたようで、先送りしましたよ。まあ、あたしもここで波風立てたいわけでもないので異存はないですけどね。
うやむやにしてこちらの都合の良いときに結婚してるとか公表したいです。
と悠長なことを言ってられない事態が転がってくるとは思ってなかったんですよね。
リリーさん曰く、宴会で、求婚者に囲まれました。
会場入りしてあっという間の出来事でして、え? と思っている間にがっちりと。
王様来る直前ですけど!?
護衛が護衛してくれないっ!?
リリーさんが大変困った顔してますけどっ!
「どなたか好きな方がいらっしゃると聞いたのですが、本当ですか?」
ぐるりと見回してしまいました。ティルス、お前か。という気分で。彼は離れたところで見物といった様子でしたが、首を横に振っています。
どう答えるか迷うものです。
「言えないような相手なのですか?」
「あこがれる方はいますよ」
まあ、間違いではありません。ざわざわするのは仕方ないでしょうか。
相手に迷惑が掛かるので名前は言えないと断ります。そう簡単にはたどり着かないでしょう。彼らの発想の外にいますからね。魔導師って。
「やはり、ユウリ殿が」
「それはありません」
即答しました。相手が驚くほどの速度で反応してしまいました。逆に怪しい感じさえしますねっ!
そんな風に返答を回避しているうちに王様がやってきました。以前と同じように呼ばれまして、人の波が割れました……。慣れませんよ。これ。
そこでまた登録が済んであちこちに通知をだしたということの話をしまして。
今後の長き友好を願って乾杯となりました。
他国の大使を紹介してもらったりしているうちに、先ほどのあたしの発言は伝わりきってしまったようです。
明日にはいなくなるので困りはしませんけど。
と思ったのが甘かったんですよね……。
デートの予約を全力で突っ込まれそうになっています。今、押さねば手に入らぬとでも思い込んだみたいで少々怖いのですけど。
いや、まあ、全体的に怖いんですよね……。
あこがれの相手にとられるとでも思ってるんでしょうか。
すでに、人妻なんで断りますけど。デートしないです。きっぱりはっきりお断り。
そんな態度なので業を煮やしたのか誰か決めてもらいたいと言われて断って。
「我々の何が不満なのですか」
とか言われちゃったわけですよ……。自信あるなぁと少々呆れてきましたけど。
「婚約するなら好きな人が良いのです」
ある意味露骨に好きじゃないから断ると言ったんです。全力でお断りしてるじゃないですか。それなのにまともに受け付けてもらえないってなんなんでしょうね……。
よく知り合えば好きになってもらえるとお出かけしたがるのですよ。
いらっとしてきました。
「全部、お断りしてます。好きな人以外、いりません」
しんと静まり返ってしまいました。あちゃあとリリーさんが額を抑えています。あたしもやらかしたと思いましたよ。
明確に好きな人がいると言っているようなものです。
この状況で言っても騙されてるとか言われそうなので最悪のタイミングでしょうね。
ああ、なにか悪役フラグが立った気がします。
そんな中、ローゼがつつっと近寄ってきました。先ほどまで、ユウリといちゃついてませんでしたっけ? 怨念を送ってましたから間違いありません。
こしょこしょっと言われたのですけど。
「これを渡すように言われたのだけど」
急に渡されたメモに視線を走らせて、表情がこわばります。な、なぜ、ローゼがそれを持っていたのでしょう?
「私は謡う(ウィディラス)」
あとは、以前のようにフルオートでした……。
王城へ行くのが昼過ぎで、一応食事会があると知って崩れ落ちたのがさっきです。荷物の片づけ頑張ったのに……。
リリーさんが呆れた顔で、内外に知らせる必要があるのだからやるでしょ宴会。と。
宴会、宴会なのでしょうか。
前回は招待していない国外の大使なども呼ぶようです。代わりに主要な貴族のみ参加となったとか。
勧誘されるかもしれないけど、できれば断ってと言われてます。
で、王城の前に教会に連行されました。カリナさんに頼み込まれてなんですけどね。
ひっそりこっそり、結婚のご予定は? などと聞かれましたが、笑ってごまかしました。どこまで知ってるんでしょうね……。
大聖堂など観光してきただけなので気楽でした。安定の見世物でしたけど。
なにか悔しかったので、ローゼの式の予定などを聞いていたら神官たちがロックオンしてましたね。
みんなが結婚したくなる結婚式とかありませんかと相談されましたよ。寄附金について危機的状況なのは知っていたので、異世界的トレンドをご提案してきました。白いウェディングドレスが流行るかもしれません。
その後、王城に行きお着換えからの謁見の間への連行です。
今回のドレスは魔導協会から用意されました。先日好みを聞かれたのはそのせいだったようです……。モスグリーンの落ち着いた色合いと重厚な刺繍で大人びた雰囲気にはなってます。
……そっかー、そうだよねーと落ち込んでいたのを慰められてしまいました。勝手に期待して失望したとか恥ずかしすぎます。本人には言わないよう固く口止めしておきました。
前回と同じような流れで粛々と進み、王様から書類を渡されます。
これでようやく、終了ということです。ほっとしました。メンタルは削れましたが、逆に言えばそれだけしか被害はありません。
死亡フラグも悪役フラグも一応、回避したと思いたいです……。
「末長いつきあいをしたいものだ。よろしく頼む」
「そうですね。よき付き合いをしたいと思います」
がしっと握手するまでは予定通りです。王様と目を合わせて微笑みあっちゃったりします。お互い、お疲れさまでした、という気分です。
このあとリリーさん曰く、宴会、がありますけどもう終わったと。
油断もいいところだったんですけどね……。
「恐れながら陛下、確認させていただきたいことがあります」
そう声をあげたのは名前は忘れましたが侯爵家の当主でした。リリーさんが最低限これ覚えておいてと言っていた有力貴族三家の一人。その息子の顔はさっぱり覚えてません。
王様は不快そうですが、無視するわけにも行かず直言を許しています。
「アーテル殿はどちらにお住まいになるのでしょうか。
婚約者も未定と伺っておりますが公爵家に滞在をされるのですか?」
……いや、帰りますって。それ、王様に聞くんですか? あたしに聞かずに。
「魔導師としての修行をしばらく行うと聞いているが、相違ないか?」
「はい。しばらくはフェザーの町で師のもと修行する予定です」
「魔導師にも寛容な地と聞く。問題はなかろう」
なぜかざわつき始めました。
……これは黙ってましたね? 皆が王都にずっといると思ってたんでしょうか。王様へ視線を向ければ何か? とでも言いたげに微笑まれました。
もしかして、聞かれなきゃ知らせなかったやつですか。
「ならば、婚約者を決めていただかなければ。庇護者がいれば安心されましょう」
……は?
ぱちぱちと目を瞬かせてしまいました。なにその理屈。
「必要ありません」
きっぱりとお断りします。角が立つでしょうけど、曖昧な態度を取るつもりはありません。隣で王様が頭痛いと言いたげに一瞬額に手を当ててました。
取り繕うの忘れるくらいのことなんですか。
「うら若き乙女が暮らすには庇護者が必要なのですよ。生活するにも、信用を得るにもお一人では困難でしょう」
「師のもとで修行なので、困ることはありません。
師の妻であるリリーさんとも懇意です。なにか、問題でもあるのでしょうか?」
首を傾げて、よくわかんないという顔を作っておきます。
心配しているようで馬鹿にされているのはニュアンスで伝わりますが、そこをまじめに取り合う気はありません。
常識が違うのですから、仕方ないでしょう。こういわれるとなると貴族の未婚女性の立場は弱いんでしょうね。
「姪にも等しいリリー嬢が後見するのに不満でもあるのか?」
王様もこういえば引き下がるしかない、はずなんですけど。
やはりざわざわしています。
「私たちは心配なのです。悪い虫が付くのではないかと」
……いやー、いうねぇ。本人前にしてそれどうなんですか。
「虫よけと思って誰かを選んでいただければ良いかと。
気に入らなければすぐに変えていただいても良いでしょう」
なにその悪女っぽいの。
露骨に嫌な顔しちゃいましたよ。どうするんですかーと王様に視線を向けます。さりげなく視線をそらされたのですけどっ!
「まだアーテル殿はこの地に落ち着いておらぬ。急かすでない」
やめろとは言えないんですね……。先送りがせいぜいと。
「ですが、陛下」
いらだちが滲む声にため息が出そうになりました。根本的に違うんでしょうね。自由恋愛の国からやってきたので政略第一となると拒否反応が出てきます。
自分の身に降りかかってこなければよいのですけどね。
「今、決めるべきことではあるまい」
ぴしゃりとはねのけたようで、先送りしましたよ。まあ、あたしもここで波風立てたいわけでもないので異存はないですけどね。
うやむやにしてこちらの都合の良いときに結婚してるとか公表したいです。
と悠長なことを言ってられない事態が転がってくるとは思ってなかったんですよね。
リリーさん曰く、宴会で、求婚者に囲まれました。
会場入りしてあっという間の出来事でして、え? と思っている間にがっちりと。
王様来る直前ですけど!?
護衛が護衛してくれないっ!?
リリーさんが大変困った顔してますけどっ!
「どなたか好きな方がいらっしゃると聞いたのですが、本当ですか?」
ぐるりと見回してしまいました。ティルス、お前か。という気分で。彼は離れたところで見物といった様子でしたが、首を横に振っています。
どう答えるか迷うものです。
「言えないような相手なのですか?」
「あこがれる方はいますよ」
まあ、間違いではありません。ざわざわするのは仕方ないでしょうか。
相手に迷惑が掛かるので名前は言えないと断ります。そう簡単にはたどり着かないでしょう。彼らの発想の外にいますからね。魔導師って。
「やはり、ユウリ殿が」
「それはありません」
即答しました。相手が驚くほどの速度で反応してしまいました。逆に怪しい感じさえしますねっ!
そんな風に返答を回避しているうちに王様がやってきました。以前と同じように呼ばれまして、人の波が割れました……。慣れませんよ。これ。
そこでまた登録が済んであちこちに通知をだしたということの話をしまして。
今後の長き友好を願って乾杯となりました。
他国の大使を紹介してもらったりしているうちに、先ほどのあたしの発言は伝わりきってしまったようです。
明日にはいなくなるので困りはしませんけど。
と思ったのが甘かったんですよね……。
デートの予約を全力で突っ込まれそうになっています。今、押さねば手に入らぬとでも思い込んだみたいで少々怖いのですけど。
いや、まあ、全体的に怖いんですよね……。
あこがれの相手にとられるとでも思ってるんでしょうか。
すでに、人妻なんで断りますけど。デートしないです。きっぱりはっきりお断り。
そんな態度なので業を煮やしたのか誰か決めてもらいたいと言われて断って。
「我々の何が不満なのですか」
とか言われちゃったわけですよ……。自信あるなぁと少々呆れてきましたけど。
「婚約するなら好きな人が良いのです」
ある意味露骨に好きじゃないから断ると言ったんです。全力でお断りしてるじゃないですか。それなのにまともに受け付けてもらえないってなんなんでしょうね……。
よく知り合えば好きになってもらえるとお出かけしたがるのですよ。
いらっとしてきました。
「全部、お断りしてます。好きな人以外、いりません」
しんと静まり返ってしまいました。あちゃあとリリーさんが額を抑えています。あたしもやらかしたと思いましたよ。
明確に好きな人がいると言っているようなものです。
この状況で言っても騙されてるとか言われそうなので最悪のタイミングでしょうね。
ああ、なにか悪役フラグが立った気がします。
そんな中、ローゼがつつっと近寄ってきました。先ほどまで、ユウリといちゃついてませんでしたっけ? 怨念を送ってましたから間違いありません。
こしょこしょっと言われたのですけど。
「これを渡すように言われたのだけど」
急に渡されたメモに視線を走らせて、表情がこわばります。な、なぜ、ローゼがそれを持っていたのでしょう?
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