推しの幸せをお願いしたら異世界に飛ばされた件について

あかね

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王都着

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 異世界生活、65日目です。

 遠路はるばるやってきました王都です。ゆっくり移動して三日ほどかかりました。
 馬車の旅というのは初めてなのですが、かなり質の良い馬車を使っていたせいかそれほど疲れませんでした。
 同行者は予定通りリリーさんとカリナさんです。その他護衛みたいな人たちもいるんですけど、紹介はされませんでした。
 まあ、黙ってるのもなんなので、よろしくお願いしますねと営業スマイルをしておきました。

 特にイベントも発生せず、と言いたいですが、お勉強が待っていました。今度は、貴族社会的な入門編です。
 前情報としての求婚してくる人リストに目眩がしましたね。
 家同士の関係とかそういった情報も叩き込まれたわけです。ああ、なんか貴族っぽいですね。
 そして、リリーさんの実家がやはり大きいのは実感しました。第二の王家とでも言えそうです。ただし、こちらは親魔導師派なんだそうです。ステラ師匠が魔導師の資質があって、封じるどころか家出して入門しちゃって以来、そうなんだそうです。
 ……どこかで聞いたことのある話のような気がします。

 カリナさんの実家はあまり大きくはないんですが、古くからある家なんだそうです。血統や由緒正しいの上に子だくさんなのでお手頃な感じと渋い顔で言われました。
 お手頃というところであちこちの階級に嫁いだり養子になったりしているらしいです。あまり庶民相手との結婚というのはないそうですね。
 それくらいなら独身でいるくらい徹底しているそうです。

 そんな話の隙間に女同士の秘密の話だけが増えていきました……。

 充実した三日後に王都です。
 さすがに王都と言うだけあって、今まで見た町のどれよりも大きいです。

 王城を中心とした城下町の設計をしているそうです。ドーナツの穴の部分が王城で周りがドーナツって感じですかね。
 区画は六等分されていて、身分ごとに住む場所が違うそうです。ごちゃ混ぜだとトラブルが増えるだけなんだそうですよ。
 まあ、これも問題はあるそうなんですが王都ほど大きい都市だとどうにもならない部分だとか。
 当たり前のようにスラムなどがあるから、一人で出てくることはないけど気をつけるようには言われました。

 それ、王城の中でも一緒なんじゃないでしょうか、とは言えませんでした。肯定されたら恐すぎます。気をつけますけどね。

「……なにか、浮かれてる?」

「へ? あ、えっと。はい」

 リリーさんに問われ、否定するのも無駄な気がしたので素直に言うことにしました。ええ、ちょっと浮かれてます。
 遠くからでもエリック見えるかなとかうきうきしているわけですよ。
 禁断症状が出ている気がしますねっ!

「今は良いけど、ちゃんと無表情にするのよ?」

「え? そんなうきうきしてます?」

「にまにましてる」

 カリナさんが呆れたように言ってきてます。
 にまにま。思わず頬を抑えますよ。

「気をつけます」

「そうしてちょうだい。使用人にも関心を払わないでもらうと助かるわ。
 あれは、ちょっと難しいの。来訪者に気にかけてもらえたとか浮かれるような子もいるし、それを妬んだりすることもあり得るの。平等のつもりでもなにかとね」

 ……もう、なにか、特別なアイドルにでもなった気持ちでいましょうか。みんなあたしのこと好きすぎるとか……。

 む、むり。
 いやぁ、本当に恐ろしいですね。いったいどういう理想が描かれているのでしょうか。それを裏切ったら、どう反転するんでしょうね?

「大丈夫、少しだけだから。すぐ帰れる、帰れるはず」

「そうそう。そんな真っ青にならなくても大丈夫!」

 慌てたようにフォローしてくれましたが、はず、とか心配なんですけどっ!

 そんなこんなことをしている間に最初の目的地に着きました。
 王城に行く前に王都にあるリリーさんの実家所有の屋敷の一つで、身支度をすることになってました。
 到着直後に王城に行く予定ではなかったのですが、事情が変わったらしくさっさと済ませてしまった方が良いということでした。

 ……確か、王様と会うとか言ってた気がしたんですけど。ごり押ししました?

 リリーさんがこれでも小さい方と言われた通り、一軒家でした。まあ、あたしの感覚で言えば既に豪邸な気がするんですけど。
 しばらく、あたしはここに滞在することになります。

 客室は4つあり、それぞれの部屋に荷物を置いていきます。滞在中はメイドさんが三人、執事が一人、従僕っていうんでしょうか、雑用な感じの男性が2人いることになるそうです。
 全体的に年齢層は高めです。長く勤めている信任の厚い人たちだそうです。

 それとは別に護衛がつくことになっています。これは屋敷の中には基本的に入れないそうです。気になるけど、空気と思ってと無茶なことを言われました。こちらも既婚男性のみだそうです。女性の護衛は王城から手配されると言ってましたので少々期待してしまいます。

 生のローゼの凛々しい姿見たり出来るんでしょうかっ! 動くんですよっ! しゃべるんですっ!

 ……まあ、正直、ユウリより彼女の方が好ましいですからね。扱いは違うでしょう。フラウも居るとか言ってましたから、あの無表情から繰り出されるボケを堪能できるのでしょうか。

 楽しみです。

 さて、メイドさんのお手伝いとリリーさんの監修のもと、外装が作られていきます。

 あたしの服装はと言えば少し前にエリックからもらったフード付きケープをそのまま使う事になりました。はっきりとクルス一門の庇護下にあることを明示したいとのことで。
 下に着るのは華やかなワンピースです。くるぶし丈で、裾を踏まないかちょっと心配になってきます。好きな色で良いということで青の花が刺繍されているものにしました。
 花言葉は望みとか希望とかだそうです。青い花というのはこの世界でも希で、幸福とかの象徴になりがちだそうですが、実は毒草というオチがついているという……。
 着替えて化粧もして、眼鏡をかけて完了です。

 化粧についてはかわいい系にするかキレイ系にするかについては一悶着ありましたが、それはどうでもいいことです。
 無難に地味そうな感じにまとめてもらいました。余分に目立つ必要はありません。

 リリーさんは実家から用意してきたドレスでした。どこからどう見ても令嬢風です。カリナさんは教会の立ち位置を重要視してか教会の正装である灰色の長いワンピースと白いマントでした。地味そうに見えて裾や襟などにびっしり刺繍がされていました。
 あたしリリーさんもそれを見てすぐに目を背けました。
 呪式が刻まれています。それも防御力あげそうなものと魔法の強化という方面の感じのが。
 カリナさんは素養がないのか全くわかってないようでしたけどね。

 かくしてそれぞれ武装の上、四頭立ての馬車にて王城へ向かいました。旅行の時の馬車とは別のものです。馬車は基本的に公爵家からの借り物を使う事になっているそうです。
 魔導協会は王都ではそれほど重要視されておらず、一応あるだけ扱いなので馬車は所有してないそうです。教会はそもそもそんなものを維持するほどの金を持っていないと言われました。
 清貧といいますか。外を取り繕う程度は何かあったほうがいいんじゃないでしょうか。

「色々、お借りしてますけど、リリーさんの実家に顔を出さないでもいいんですか? お礼とか」

「私の夫の弟子、ということで私が面倒見るのもおかしくない、というごり押ししたからそれも困るかな。別の機会に会ってもらえたら嬉しいけど、その場面はこちらで設定することになるわ。こちらの都合ばかりでごめんね?」

「いえ、お手数をおかけします」

 軽く頭を下げたんですが、リリーさんは少し困ったような顔をしていましたね。

「普通に暮らしている分には、それはいいんだけどね。好ましいと思うけど、ここから先はそれはなしね。
 本当に一番大事なのは誰にも頭を下げないこと。恭順と見なされるから」

「善処します」

 日本人にはなかなか難易度高めな要望です。

 滞在先から王城はすぐについてしまうような距離でした。
 窓の外に見える王城というのは想像していたより角張ってました。華麗なシンデレラ城みたいなものとまでは思ってませんでしたけど。
 四階建ての建物がコの字になってました。中庭には噴水や東屋が点在しているのが見て取れます。塔っぽいものは全くありません。
 わりと最近作られた感がありますね。

「こっちは新しい方の城ね。古い方はもっと城下町から離れたところにあったの。王都の防衛について色々やっているうちに新しく建てることになって、って話ね。それでも二百年くらい前の話かしら」

「ずいぶんと長い歴史があるんですね」

「あ、そこら辺は聞いてない? ざっくり歴史を言えば、百年くらい前に国として名も変わっているし、王家も変わっているから同一というと語弊があるわね。王城は再利用しているって感じ。壊して直させるとか意味わかんない、という落書きがある場所があるって噂だけど今度探しに行かない?」

「……いいですけど。その、カリナさん、大丈夫ですか?」

 完全にリラックスしているリリーさんとは対照的にカリナさんはがちがちに固まっていました。緊張度はマックスですね。
 あたしは、もう、諦めの境地です。

「あ、その、わたしは、王城に入るのは親に言われて社交界デビューした時だけでして。
 しかも、陛下に会うとか気が遠くなりそうな……」

「たぶん、殿下たちも揃ってるでしょうね。知らせたのは半月くらい前なのに一月以上前から噂が流れていたって言うから、領地に戻っていた貴族も物見遊山でやってきてるでしょうし」

 リリーさんが追い打ちをかけています。おそらく、無意識です。
 曲がりなりにも彼女は公爵家のお嬢様でした。こんなの慣れてるんでしょう。

 なにかあたしも緊張してきましたよ。なにか失敗したら笑われるでしょう。その場では言われないでも噂が駆け巡りそうです。なにせ珍獣です。居るだけで面白可笑しく吹聴されるのではないかと。
 被害妄想が過ぎるでしょうか?

 カリナさんと手を取り合って震えますね。

 リリーさんだけがよくわからない顔で首をかしげています。

「生まれが違うってこういうこと」

「そうね……。名だけが立派な子爵家には太刀打ちできない」

「え? そんなことないわよ。ほらカリナのお家だって数百年の歴史あるじゃない」

「その端々で、没落してはひっそり復活して、没落するのでゾンビのようだと言われますが。ついでに貧乏ですけど」

 虚ろな目で言われるのが恐いです。金はないが箔と人脈はあるのだそうですよ。子だくさんで有名とか。あちこちの家に子供を送り込んで血筋を保っているとか。
 酔っぱらいのときに愚痴ってましたね。
 嫁になど行かぬ。独身最高っ! とか。

「大丈夫、アーテル以上に偉い人、いないから」

 ……なんですか。それ。

「不敬罪とか言い出さないよね?」

「意味がわかりませんっ!」

 そんなことをしている間に、既に王城の外壁を越え、中庭も突っ切ってました。

 覚悟とかそんなことを言う前に容赦なく馬車の扉が開きました。
 最初の段取り通りにリリーさんが先に出て、次にあたしが出ることになっています。エスコート役はそのままリリーさんがすることで押し通すそうです。
 ここで男性に出られては困りますからね。

「ようこそ」

 ……。
 外に出れば男装の麗人がお待ちでしたっ!

 ローゼが、いますよっ! いつもは女性らしい格好しているのですが、時々任務上の男装ってのがありまして。凛々しくて格好いいわぁと思ってました。

「お手をどうぞ」

 にこりと笑われて、あっさり陥落しました。あ、これは駄目です。
 手をあっさりと預けました。
 リリーさんは困ったわねぇという顔を作ってますが、どこまで仕組んでいるんでしょうか。

「護衛を仰せつかりました。ローゼと申します」

「ありがとう」

 なにかふわふわしたような返答でした。
 おや? と言いたげにローゼに眉を寄せられました。

 はっ。
 思わず、笑みを浮かべていた気がしますよ。どちらかというと気持ち悪い感じの。ま、まずいですっ!
 無表情を心がけてみましたが遅い気がします。

 ローゼは特になにも言わず、馬車を降りるエスコートしてくれましたけど。若干、距離は空けられた気はしますね。
 いや、本当に申しわけないです。

 そのまま手を離されないので、中まで案内してくれるのでしょうか?

「ユウリが世話になったようね。礼を言うわ」

 ローゼに低い声で告げられたのはどちらかと言えば、宣戦布告にきこえたのですが。

「ええと、あたしにも趣味がありまして。ユウリは対象外です」

 小さくてもはっきりと宣言しました。まだ近くにいるリリーさんがぷっと吹き出した声が聞こえましたよ。
 ローゼは驚いたように目を見開いていましたが。

「好きな人いるので、その類の誤解はほんと害悪なんでやめてください」

 できればローゼが心穏やかな日々を送れると良いんですけどね。
 疑うような視線を受けながら、澄ました顔するのはちょっと苦痛でした。ううっ、好きなキャラに嫌われるとかなんの罰ゲームなんですか。

「謁見の時間は決まっているはずよ。少しくらい休憩させてくれるでしょう?」

 リリーさんが促して、ようやく王城の中へ入ることが出来ました。カリナさんがうっかり馬車から落ちそうになった事件は、色々終わったあとに聞きました。
 もう、恥で死ぬと落ち込んでましたね。
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