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アリカ→ユウリ 1
※待ってみました時点での記載。

・まず、終戦前後の情報が欠落しています。検索しても対外的な表面的な事しか出てきません。
 まず、向こうから停戦の申し出があり、うけた。賠償は今後数年かけて賠償金を支払う。今後、手出しはしないという大変都合のよい条件になっていますが、なにかしたんですか?

・あたしが知っている情報として言えば。

 ユウリは辺境で生まれ、生まれつき虚弱であったが頭はよかった。幼なじみのローゼはユウリを守りたいと女性では珍しく剣の道を志すように。
 護衛と常に言い張って側にいるのが一種のアイデンティティですね。離れている今、大丈夫ですか?

 神童として役人の目に留まって、辺境から大きめの町で見習い衛兵スタートでしたが認識は間違ってませんか? 違ったら指摘してください。
 このあたりが十代前半でしょうか。

 そこから、領主の目に留まって客分として逗留し、問題を解決していたことが中央まで知られる。このあたりまでは黒髪は珍しいものだけで扱われていたような気がします。
 王都へ呼ばれたあたりからおかしくなっていましたね。そういえば。
 いきなり、騎士とされ部下を渡されるのがある意味十代後半のクライマックスでしょうか。しかも皆妙齢の女性。有能ですけどね。そこから男性を軟派していくというなんというか、普通逆じゃないかと思ったものです。

 なかなか渋いチョイスでしたね。あ、ティルスは苦手です。キラキラ王子様とかご遠慮したいです。みんな俺が好きでしょみたいな態度は心底、苦手です。
 そして、苦手で避けるとドはまりしてきそうなところが、さらに苦手です。
 行間の隙間の薄い本にぶっ込みたくなりますねっ!
 ……いえ、私情でした。

 フュリーも苦手なので、出来れば会わないようにお願いしたいところです。

 脱線しました。
 それで各地を巡るなんてミッションをしているうちに戦争の発端の小競り合いが始まったんですよね。
 各地を巡るなんてのは実は黒髪、黒目の者が国に所属しているということを知らせる意味もあったんじゃないでしょうか?

 小競り合いの中で、相手の国が侵略の準備を整えていることを知り、国に知らせる一方で協力者を捜していくのが前半。
 後半が、完全に戦争モードでしたね。
 詳細は語る必要はあるでしょうか。

 外側から見れば、フィクションですけど。前世日本人には少々きつかったのではないかと思いますね。

 大変どうでもいいですが、そんな話の隙間の温泉回って必要だったんでしょうか。肌色が肌色でした。何か思い返してもあそこだけテイストが違います。ホラー映画のような山奥の洋館になぜかわき出る温泉、夜は幽霊だのスケルトンだの動く人形だのに襲われる展開。唖然としましたね。
 なぜ、主人公最初に消えるカップルのように消えるのだとつっこみましたが。
 あの皆が夢を共有する魔動具破壊したんですよね? 残ってると不安になります。そういえば幽霊の女の子、成仏したんですかね? 曖昧にぼかされてるのでちょっと気になってるんですけど。

 詳細を知りたい点があればお答えしますが、正直情報が多すぎるので個別対応です。色んな人の独白がありますけど、知りたいです?
 裏切りそうなのはいませんけど、思い詰めたあまり裏切るつもりもなくしでかしそうなのはいますけど。
 クインズとかゼインとか心酔やばくないですか。

・国内情勢を知りたいです。

・出来れば一般的な価値観がわかる人を紹介していただきたく。
 周り、みんな魔導師で、一般? と思うので……。

・まあ、正直このまま引きこもってたいんですけど、ダメですか?



アリカ→ユウリ 2
※疎外感が倍あたりでものすごく気が散りながら書いていました。

・最低限、読みましたよね? そうですよね?

・少々思う所はありますが、王都には行きますけど、嫌になったら逃げますからね?

・レシピは色々書きましたけど、なんか妙に明確に思い出せるので怖いです。あれ、これチートですか?

・ついでに思い出したくもない思い出もやってきたのでやさぐれます。

・そういえばハーレム解体したんですか? ほっとくとまずい気がしますけど。重婚禁止とは聞いてますけど、愛人はいけるとかあったりするんでしょうか。
 引きづりそうな人はさっぱりと振ったらいいと思いますよ?

・中枢の基礎知識早くください。予習もできません。あてになりそうな人いないので本気で困るんですけどっ!

・そういえば王国なので王様いるんですか? 会うんですか?

・うっかり過剰防衛したら、怒られます?

・というか他の誰かとか不可なので、何かされたらやりますよ?
 その前に撃退したいですけど。
 儀礼的なものについては我慢しますけどね。

・その方面の最低限のマナーも知りませんね。あてになる人いるんでしょうか。

・どこかでみっちり練習しないとぼろぼろで笑われそうな気がしますけど。礼儀も知らない来訪者で珍獣扱いですか。嫌ですね。

・それと(以下白紙)





ユウリ→アリカ
※疎外感が倍あたりであーうー言いながらこんなことを書いていました。

・ところで、本当になんでこんなとこきたの? 実は何か依頼されてない? ホントにない? ピンポイント過ぎない?

・ちょっと闇落ちとかしそうなヤツいる? 災厄が狙ってるっぽい。なにかこう、嫌らしい感じに心の隙間をついてやらかすから。

・死体乗っ取られるからマジで気をつけて欲しい。その体のスペック半端ないらしいから世界大戦とか無理だからっ! 魔王降臨とか勘弁して。

・で、正直ローゼって僕のことどう思ってんの? 嫌われてない?

・他の女の子たちってどうすればいいのかな? 前世込みで女性との付き合い方がわからない……。もてるってなに?

・なんか、どこかに隠居して二人で暮らすっていうのもいいよね。無理だけど。
 いや、二人暮らしならっ! どう思う?

・うん、そろそろ真面目にやらないと怒られそうな気がしてきた。僕としてはとても本気の悩みだけど怒られそうな気しかしない。

・さて、残念ながら僕の半生がほとんど知られている前提で話をするので不明な点は指摘して欲しい。

 元々ユウリというのは、前世と同じ名前であり、三十代のどこかで過労死したらしい。らしいというのは死んだのかどうか自認していないから。そのあたり、魂の保存の都合で記憶に鍵かけて厳重にしまっている、らしい。
 同じような理由で過去の個人にまつわるものはぼんやりとしか思い出せない。
 かわりに憶えていた知識については強化されているらしい。ほんと、どこに記憶って入ってるんだろうね? 脳みそにつっこまれてると思っていたんだけど、実は魂との二重で記録されてたんだろうか。
 まあ、そんな状態からはじまりましたよ異世界生活。

 自分の意識があったと思うのは5,6才の頃。初めて魔導師見た時じゃないかと思う。あ、魔法なんてあったっけ?って思って色々思い出して一週間くらい寝込んだ。
 で、神的ななにかと話をしてここに来たことも思い出した。
 災厄と名付けられたものを少々封じてきて欲しい。それ以外は自由でいいから。チートもあげるなどと言われたことを少しばかり怪しんだ方が良かったと今は思う。

 まあ、そこからは知ってると思うから割愛。
 終戦戦後の話をしよう。

『昔なじみにお願いされてね。助けて欲しい人がいるんだ』

 そう言われて、ちょっと色々したことは伝えておく。
 それからなにをしてもまずそうだから、本人を送るともあとから言われた。

 さて、身に覚えがあると思う。
 その件については、黙っててあげるけど説明はして欲しいかな。

 まあ、あれが十一月くらいだったかな。あれから一年くらいたつとか感慨深いね。
 冬になると停戦というわけではないけど、一時的には戦闘行為になるようなものは止める不文律があって、そこで決着をつけたかったんだけどちょっと足りなかった。
 冬の間のシティアドベンチャーを満喫するつもりはなかったんだけど、相手の国に潜入してちょっと偉い人を脅して、休戦まで持ち込んだんだよね。
 最初に謝っておくけど、かなり無茶させたので、それはごめん。

 そのかわりに休暇としてなにかあるまではここで休養してもらってたつもりだったんだけどね。報奨金ははずんだし。
 でも、他の魔導師が言うには、魔導師に暇と金を与えるとろくでもないことを始めるから適度なところで切り上げた方が良いと真顔で忠告された。
 正しかったなぁって今は思うよ。

 面白いとか興味あるで倫理観どっかに置いていくんだもの。ストッパー必須。あれで特別有能でもないとか言い出すから、魔導師の幹部ってどんな魑魅魍魎なの。
 俺、会いたくないんだけど。
 つか、恨まれてるって本当? え、まともな死に方できない?

 まあ、それは考えないことにして。教会もなんか言ってきてるからほんとに式とかあげられるのかな。ああ、ローゼのウェディングドレスっ! とまあ、それはいいよね。
 うん、心底心配だけど。

 とりあえず、外は何とかしたけど、中ががたがたなのが国内の事情。
 アーテルちゃんがそのままぽんと王都来てたらけっこうまずかったの確か。どこも疲弊しているくせに権力は欲しがるって何だろうね? まあ、今なら隙をぬって偉い人になれそうだけどね。
 どこにも与してない魔導協会と教会の庇護下にいる方が安心だよ。色んな意味で。

 来訪者としてのアーテルちゃんは押さえられたので、女の人としてのアーテルちゃんを確保したいってところが次の動きかなと。
 ま、要するに嫁に欲しいってところ。来訪者の形質は遺伝するっていうし、魔導協会に属さない魔導師が生まれる可能性が高い。それも自分の血縁の、ともなれば争奪戦にはなると思う。大変強力な戦力としてね。

 今回、魔導師がとんでもない生き物だとばれたところもあるし。あれはやり過ぎだった。とは言ってもそんな実践投入されたのは初めてばかりで、加減がわからなかったとは魔導協会の言い分だけどね。

 でも野良の魔導師でも魔導協会の言うことはなんとなくは聞くから、息のかかってない魔導師が欲しいという考えになるんだろうけど。

 あんなのうまく調教しているから扱えるのであって、倫理観やら道徳観念を叩き込まないと魔王ができるだけだとわからんのかね?

 ということもあって、相手は魔導師以外から選ばれると困ると魔導協会は思うだろう。間違っても国の息がかかってる王族とか勘弁してくれ、だろうし。

 めんどくさいのは、国としては来訪者の接待的な意味で、男を侍らせれば喜ぶんじゃね? と思ってるところ。僕もやられた。喜ばない。お姫様たちが一桁でよかった。それでも婚約だけとかねじ込まれそうな所を断ったから。

 ただ、王子はそれなりの年頃でいるから気をつけてほしい。
 それと一般的に王子に見初められるってかなりの幸運かつ、妬まれることなのでそこも気をつけないと大変な目にあうと思う。たぶん。
 おそらく、異界からやってきたぽっと出が、良い男全部侍らせる、なんて状況になるけど、誰も幸せにならないとかなんだろうね……。

 誤解の余地なく断りたいけど、これが、角が立ったり面子潰されたと言われたり、嫁に行けないとか言われたりと……。色々あったんだ。

 曖昧に言質を与えない事がよいと思うけど、健闘を祈る。

 僕との接触は減らすけど、会わないってのも無理なので相互、興味ない態度でいくのがいいかと。
 本当は側につけてあげたいけど、逆に妬まれそうだからそこは我慢してもらいたいかな。まあ、抜け道的になんか考えるから期待しないで待っているように。

 長い旅行については戻ってからまた考えるよ。

 とりあえず、こんなところ?


 あ、そうだ。俺さ、恋人と離れてんの。目の前でいちゃつくのやめてくれないかな?
 疎外感と寂しさが辛い。ものすっごく、つらい。うきうきしすぎ。

 八つ当たりするからな?
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