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第十一話
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「おはよう、ウエル」
目覚めたウエルは、びくりと震えることになった。昨晩、ウエルが寝入るのを寝台の横で見守っていた山神が、そっくり同じ姿勢で座っていたからだ。
「まさか一晩中そこにいたのか……?」
「ウエルの寝顔が可愛らしくて、つい眺めてしまっていたよ」
「つい」で徹夜するなんて、人間とはまったく感覚が違う。ウエルは朝から冷や汗をかくこととなった。
「今日はウエルに贈り物があるんだ」
山神は部屋の中を指し示した。そこには見覚えのない家具があった。
「ほら、寝椅子だよ。これでもう床に寝転がらなくて済むよ」
「……」
寝椅子が部屋の中央に置いてあった。
特に嬉しくはない。この数日間のうちに、寝台で寝ることに慣れてしまったから。
どうやって用意したのかとは疑問に思わない。何もないところから小石を取り出したのだから、そうやって寝椅子も何もないところから創り出したのだろう。
「他にもほしいものはないかい、ウエル。愛するウエルのためだったら、なんでも用意してあげるからね」
山神は目を輝かせて、ウエルの顔を覗き込んだ。
山神の言葉に、ウエルは歯を食いしばった。
「……何もほしくない」
何も望んだことなどなかったのに、山跳びとして素朴な生活を続けられればそれでよかったのに。すべて奪われてしまった。
何もかも山神のせいだ。
にもかかわらず呑気にほしいものなど問いかけてくる彼に、恨みの感情が溢れ出してくるのを感じた。
「何もほしくないだなんて、ウエルは奥ゆかしいね」
拒絶の言葉であることに気づかず、彼は褒め言葉を口にしてくる。
「じゃあウエル、綺麗な服はどうだい。服を入れる箪笥も増やしてあげようね」
服になんてまるで興味ない。的外れな言葉を重ねる彼に、怒りが増していく。
「嫁入りの日につけていたみたいな金の髪飾りはどうだろう。私以外の手が入ったものを身に着けているのが許せなくて花嫁衣裳はすべて処分してしまったけれど、本当に似合っていたよね」
山神は手を伸ばし、ウエルの髪に触れようとした。
「触るな!」
ぱしんと、彼の手を払いのけた。
「あ、ごめんよウエル……」
払いのけられて傷ついた顔をしている山神が、ウエルは憎らしくてたまらなくなった。そんな顔をする権利などないはずだ。
火山のように煮えていた怒りが、爆ぜた。
「オレのことなんて、好きじゃないくせに!」
ウエルは前々から感じていたことをぶつけた。
山神は目を大きく見開いた。
「私が……ウエルのことを、好きじゃない? そんなわけないじゃないか。私が一番永く激しくウエルを愛しているのだから。たとえウエルでも、私の愛を否定することはできないよ」
やっぱり、彼は分かっていない。何も分かっていない。
「そんなことない、お前は一度もオレを愛したことはない」
「何を……」
「最初からオレと恋に落ちる運命だと分かっていたと言っていたけれど、実際に恋に落ちた瞬間はいつなんだよ。そんな瞬間なんてないんだろ? 未来が分かった瞬間、お前はオレに恋をした気になっただけなんだよ」
彼を睨みつけ、宣告した。
ずっと彼に対して考えていたことだった。彼の愛はとにかく不自然だ。まるで、形だけなぞっているかのように。
「そんなことはないよ、ウエル!」
「それなら、オレのどこが好きか言ってみろよ」
蒼い瞳を真っ直ぐに見据えた。言い逃れは許さない。
「どこが好きかなんて、そんなの全部に決まっているよ。私はウエルの存在のすべてが好きだ」
山神は迷いなく答えた。
「それがオレを愛していない証拠だ。オレなんかのすべてを愛してくれる人なんているわけがない。不愛想で、お前に比べればずっと不細工で、着飾ることにも興味がなくて、飯を綺麗に食うこともできやしない。こんなオレのすべてが好きだなんて、オレのことを何も見てないから言えるんだ」
手放しの愛の言葉なんて、信じられない。
嫌われて生きるのが当たり前だった。街中を歩けば後ろ指を指された。神官たちには睨まれていた。
それでも勤勉に仕事に励めば、山跳び仲間の間では存在が認められた。ウエルにできることは、毎日山神に祈って仕事に励むことだけ。存在が認められたといっても、心の内では異端の子であるウエルと一緒にするなと思っていた山跳びもいた。スニウもそうだったかもしれない。
何もしなくても愛してくれるだなんて。無償の愛だなんて。存在ごと好きだなんて。そんなものをくれた人なんて、誰もいない。
いまは亡き両親だって、きっと……。
「人間なんかよりずっと頭のいいお前ならすぐに分かるようなオレの嘘を見抜けないのも、嫌がることが分からないのも、的外れな贈り物をしようとするのも、オレに興味がないからだろ!」
彼に言葉を叩きつけた。
「どうだ、反論してみせろ!」
「ウエル、私は……」
彼はいつもの微笑みを浮かべて、ウエルの言葉をすぐに否定するのだろう。彼はウエルの怒りを受け止めてくれない。
神が人間ごときの怒りなど、気に留めるわけもないか。ウエルは項垂れた。
「……少し、考えさせてくれないか」
「え?」
だから、彼の言葉が聞こえてきたとき耳を疑った。
顔を上げると、山神はふらりと立ち上がったところだった。部屋に鍵をかけもせず、茫洋とした足取りで去っていってしまった。
山神は、言い返せなかった。つまり、本当に愛していなかったと認めたということだ。
自分の主張を認めさせてやった。なのに、こんなにも虚しく感じるのはなぜだろう。
ぽっかりと胸に穴が空いたようだった。
相も変わらず、広すぎる湯舟に張られた湯に慣れることはなかった。
この湯も神の摩訶不思議な権能によって湧き出ているのだろう。
湧き出る湯は観賞用と割り切り、足先を浸してみることすらせず、いつものように湯で濡らした布で身体を拭いた。
蒸気を浴びるだけの入浴を終えると、ヤルトがさっと現れて着付けを勝手に開始する。
「それにしても、ウエル様には驚かされました」
人形のように無抵抗に着付けされていると、ヤルトが話しかけてきた。
「まさか、ご主人さまの愛をお疑いになるとは」
「不快だったか?」
背後から着付けをしている彼を、ちらりと振り返る。仕えている主人を貶されて、気分を害したのだろうか。
「いいえ、決して。むしろこれだから人間は面白いのだと、再度実感させてもらいました」
くく、と彼は笑みを漏らした。本気で面白がっているかのように。
すっかり忘れていたが、山神が本物だったということは、この男も本物のヤルト神だということだ。ここに至ってやっと気がついた。
山神の伝達者で、時には人を試し、人を祝福する神。その正体が人を面白がってにこにこしている奴だとは。
「山神は……今晩は夕食を一緒に食ってくれるかな?」
ヤルトにそっと尋ねてみた。
もしも山神が「やっぱり愛してなかったと気がついた。もう興味はない」なんて言い出して、自分を放っておくようになってしまったらどうするのだろう。自分の人生に何の意味もなくなってしまうのではないだろうか。自分の人生は何のために破壊されたのか、何も分からなくなってしまう。
自分で論破したくせに、彼の関心がなくなってしまうことが怖かった。どうしてなのだろう。ウエルは煩悶した。
「ご主人さまがウエルさまをおひとりになさるわけがありません」
ヤルトは断言した。
「もしもそんな日が来るならば、ワタクシがウエルさまをここから脱出させてさしあげます。死んだように閉じ込められて、短い生命を終えるべきではございません。生命を燃やし尽くしてこそ、人間。そうではございませんか?」
予想外の言葉に、ウエルは目を丸くさせた。
彼の言葉には真剣味が感じられた。本気の言葉だろう。曲がりなりにも彼も神なのだと、実感できた。
「……少し、安心した」
山神はきちんと自分と向き合ってくれるだろうかという不安が、ほんのわずかばかり和らいだように思えた。
入浴を終え、夕食までの間部屋で休憩する。
「……」
なんとなく、山神に贈られた寝椅子に身体を横たえてみた。ふわりと柔らかい生地が身体を受け止める。
ヤルトに言われたから、贈ってきただけだろう。喜ぶかどうかなんて、少しも考えちゃいないに違いない。
「ふん」
寝椅子なんて少しも嬉しくない。寝台で寝転がればいいのだから。
とろん、瞼が重く感じる。
身体がさっぱりと綺麗になって、気が緩んだからだろう。
「ん……」
ウエルは束の間の微睡みに落ちた。
目覚めたウエルは、びくりと震えることになった。昨晩、ウエルが寝入るのを寝台の横で見守っていた山神が、そっくり同じ姿勢で座っていたからだ。
「まさか一晩中そこにいたのか……?」
「ウエルの寝顔が可愛らしくて、つい眺めてしまっていたよ」
「つい」で徹夜するなんて、人間とはまったく感覚が違う。ウエルは朝から冷や汗をかくこととなった。
「今日はウエルに贈り物があるんだ」
山神は部屋の中を指し示した。そこには見覚えのない家具があった。
「ほら、寝椅子だよ。これでもう床に寝転がらなくて済むよ」
「……」
寝椅子が部屋の中央に置いてあった。
特に嬉しくはない。この数日間のうちに、寝台で寝ることに慣れてしまったから。
どうやって用意したのかとは疑問に思わない。何もないところから小石を取り出したのだから、そうやって寝椅子も何もないところから創り出したのだろう。
「他にもほしいものはないかい、ウエル。愛するウエルのためだったら、なんでも用意してあげるからね」
山神は目を輝かせて、ウエルの顔を覗き込んだ。
山神の言葉に、ウエルは歯を食いしばった。
「……何もほしくない」
何も望んだことなどなかったのに、山跳びとして素朴な生活を続けられればそれでよかったのに。すべて奪われてしまった。
何もかも山神のせいだ。
にもかかわらず呑気にほしいものなど問いかけてくる彼に、恨みの感情が溢れ出してくるのを感じた。
「何もほしくないだなんて、ウエルは奥ゆかしいね」
拒絶の言葉であることに気づかず、彼は褒め言葉を口にしてくる。
「じゃあウエル、綺麗な服はどうだい。服を入れる箪笥も増やしてあげようね」
服になんてまるで興味ない。的外れな言葉を重ねる彼に、怒りが増していく。
「嫁入りの日につけていたみたいな金の髪飾りはどうだろう。私以外の手が入ったものを身に着けているのが許せなくて花嫁衣裳はすべて処分してしまったけれど、本当に似合っていたよね」
山神は手を伸ばし、ウエルの髪に触れようとした。
「触るな!」
ぱしんと、彼の手を払いのけた。
「あ、ごめんよウエル……」
払いのけられて傷ついた顔をしている山神が、ウエルは憎らしくてたまらなくなった。そんな顔をする権利などないはずだ。
火山のように煮えていた怒りが、爆ぜた。
「オレのことなんて、好きじゃないくせに!」
ウエルは前々から感じていたことをぶつけた。
山神は目を大きく見開いた。
「私が……ウエルのことを、好きじゃない? そんなわけないじゃないか。私が一番永く激しくウエルを愛しているのだから。たとえウエルでも、私の愛を否定することはできないよ」
やっぱり、彼は分かっていない。何も分かっていない。
「そんなことない、お前は一度もオレを愛したことはない」
「何を……」
「最初からオレと恋に落ちる運命だと分かっていたと言っていたけれど、実際に恋に落ちた瞬間はいつなんだよ。そんな瞬間なんてないんだろ? 未来が分かった瞬間、お前はオレに恋をした気になっただけなんだよ」
彼を睨みつけ、宣告した。
ずっと彼に対して考えていたことだった。彼の愛はとにかく不自然だ。まるで、形だけなぞっているかのように。
「そんなことはないよ、ウエル!」
「それなら、オレのどこが好きか言ってみろよ」
蒼い瞳を真っ直ぐに見据えた。言い逃れは許さない。
「どこが好きかなんて、そんなの全部に決まっているよ。私はウエルの存在のすべてが好きだ」
山神は迷いなく答えた。
「それがオレを愛していない証拠だ。オレなんかのすべてを愛してくれる人なんているわけがない。不愛想で、お前に比べればずっと不細工で、着飾ることにも興味がなくて、飯を綺麗に食うこともできやしない。こんなオレのすべてが好きだなんて、オレのことを何も見てないから言えるんだ」
手放しの愛の言葉なんて、信じられない。
嫌われて生きるのが当たり前だった。街中を歩けば後ろ指を指された。神官たちには睨まれていた。
それでも勤勉に仕事に励めば、山跳び仲間の間では存在が認められた。ウエルにできることは、毎日山神に祈って仕事に励むことだけ。存在が認められたといっても、心の内では異端の子であるウエルと一緒にするなと思っていた山跳びもいた。スニウもそうだったかもしれない。
何もしなくても愛してくれるだなんて。無償の愛だなんて。存在ごと好きだなんて。そんなものをくれた人なんて、誰もいない。
いまは亡き両親だって、きっと……。
「人間なんかよりずっと頭のいいお前ならすぐに分かるようなオレの嘘を見抜けないのも、嫌がることが分からないのも、的外れな贈り物をしようとするのも、オレに興味がないからだろ!」
彼に言葉を叩きつけた。
「どうだ、反論してみせろ!」
「ウエル、私は……」
彼はいつもの微笑みを浮かべて、ウエルの言葉をすぐに否定するのだろう。彼はウエルの怒りを受け止めてくれない。
神が人間ごときの怒りなど、気に留めるわけもないか。ウエルは項垂れた。
「……少し、考えさせてくれないか」
「え?」
だから、彼の言葉が聞こえてきたとき耳を疑った。
顔を上げると、山神はふらりと立ち上がったところだった。部屋に鍵をかけもせず、茫洋とした足取りで去っていってしまった。
山神は、言い返せなかった。つまり、本当に愛していなかったと認めたということだ。
自分の主張を認めさせてやった。なのに、こんなにも虚しく感じるのはなぜだろう。
ぽっかりと胸に穴が空いたようだった。
相も変わらず、広すぎる湯舟に張られた湯に慣れることはなかった。
この湯も神の摩訶不思議な権能によって湧き出ているのだろう。
湧き出る湯は観賞用と割り切り、足先を浸してみることすらせず、いつものように湯で濡らした布で身体を拭いた。
蒸気を浴びるだけの入浴を終えると、ヤルトがさっと現れて着付けを勝手に開始する。
「それにしても、ウエル様には驚かされました」
人形のように無抵抗に着付けされていると、ヤルトが話しかけてきた。
「まさか、ご主人さまの愛をお疑いになるとは」
「不快だったか?」
背後から着付けをしている彼を、ちらりと振り返る。仕えている主人を貶されて、気分を害したのだろうか。
「いいえ、決して。むしろこれだから人間は面白いのだと、再度実感させてもらいました」
くく、と彼は笑みを漏らした。本気で面白がっているかのように。
すっかり忘れていたが、山神が本物だったということは、この男も本物のヤルト神だということだ。ここに至ってやっと気がついた。
山神の伝達者で、時には人を試し、人を祝福する神。その正体が人を面白がってにこにこしている奴だとは。
「山神は……今晩は夕食を一緒に食ってくれるかな?」
ヤルトにそっと尋ねてみた。
もしも山神が「やっぱり愛してなかったと気がついた。もう興味はない」なんて言い出して、自分を放っておくようになってしまったらどうするのだろう。自分の人生に何の意味もなくなってしまうのではないだろうか。自分の人生は何のために破壊されたのか、何も分からなくなってしまう。
自分で論破したくせに、彼の関心がなくなってしまうことが怖かった。どうしてなのだろう。ウエルは煩悶した。
「ご主人さまがウエルさまをおひとりになさるわけがありません」
ヤルトは断言した。
「もしもそんな日が来るならば、ワタクシがウエルさまをここから脱出させてさしあげます。死んだように閉じ込められて、短い生命を終えるべきではございません。生命を燃やし尽くしてこそ、人間。そうではございませんか?」
予想外の言葉に、ウエルは目を丸くさせた。
彼の言葉には真剣味が感じられた。本気の言葉だろう。曲がりなりにも彼も神なのだと、実感できた。
「……少し、安心した」
山神はきちんと自分と向き合ってくれるだろうかという不安が、ほんのわずかばかり和らいだように思えた。
入浴を終え、夕食までの間部屋で休憩する。
「……」
なんとなく、山神に贈られた寝椅子に身体を横たえてみた。ふわりと柔らかい生地が身体を受け止める。
ヤルトに言われたから、贈ってきただけだろう。喜ぶかどうかなんて、少しも考えちゃいないに違いない。
「ふん」
寝椅子なんて少しも嬉しくない。寝台で寝転がればいいのだから。
とろん、瞼が重く感じる。
身体がさっぱりと綺麗になって、気が緩んだからだろう。
「ん……」
ウエルは束の間の微睡みに落ちた。
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