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「ンナァーオ」
「ううーん、エトワール……あともう五分だけ……」
ベッドの中で呻きながら布団を頭から引っかぶる。
その僕の身体の上をわざわざ踏むようにして小さい足が登ってくる。
「ンナァーオ!」
そして小さい足の持ち主は的確に僕の耳元で声を張り上げるのだった。
(今日は早起きするんでしょ!)
(早起きしなきゃいけないのに昨日夜遅くまで起きてるから眠くなるんだよ!)
エトワールの思念が伝わってくる。
彼と使役を結んでもう六年経ったからか、それとも彼が人間の世界の仕組みについていろいろ理解してきたからなのか、最近では思念が具体的に伝わってくるようになってきた。多分、エトワールが人間の言葉をたくさん覚えたからなのだと思う。
「もう、エトワールは腹時計が正確だなぁ」
諦めてベッドから身体を起こす。
それと同時にコンコンというノック音と共にツォカティスが入ってきた。
「おや、エトワールの方が私よりよほど優秀な執事のようですな」
先にエトワールが僕を起こしに来てたのを見て、目を丸くさせてから破顔した。
「さて、早速朝の支度を始めましょう。今日は大切な卒業式の日ですから」
そう、ツォカティスの口にした通り今日は僕が学院を卒業する日だった。
卒業式にはいつも通り六年生の証であるローブを着て出席するが、その下には袖口にはフリル満載で胸元にもフリフリのジャボがついた伝統的なワイシャツを一応着る。めでたい場では見えないところも格式高くしなければならないらしい。
ツォカティスの手によって髪も整髪料を使ってキチンと固められた。
もう少し前の時代だったら正式な祝いの場ではウィッグを被らなければならなかったらしい。ダサいカツラを被る文化が僕の代までに廃止されてて本当に良かったと思った。
それから急いで朝食を食べ、いざ学院へ。
足元を意気揚々とエトワールがついてくる。
「おはよう、ルインハイトくん」
玄関を出ると当たり前のようにエルネスト先生と彼の馬車がそこに待っていた。
あれから毎日エルネスト先生と一緒に登校して一緒に下校しているのだ。
いっそのこと一緒に住めばいいと提案されたこともあったが、お父さんが卒業までは同棲なんて駄目だと断固反対したので実行に移されることはなかった。
「髪型が似合っているな。男前だ」
すかさず僕の髪型を褒める気障な伊達男の言葉に、僕ははにかんで頬を赤らめる。
それから彼の馬車にエトワールと乗り込み、学院に向けて馬車が走り出した。
「卒業おめでとう」
「卒業おめでとうございますわ」
学院では紫のローブを纏った六年生たちが同級生と顔を合わせる度に、互いにおめでとうと祝い合う。
僕も見知った顔を見つけて、後ろから声をかけた。
「二人とも、卒業おめでとう」
「あっ、ルインハイトくん」
「ルインハイトか。卒業おめでとう」
僕が声をかけると、マルステンとシャルルくんは繋いでいた手をパッと放した。
そんなことしても、僕はとっくのとうに二人が交際を始めたことを知っているのに。
シャルルくんはあの事件の後若くしてブルダリアス家の後を継ぐことになり、相当苦労をしていた。それを積極的に支えたのがマルステンだった。
そのうち二人は自然と魅かれ合い……という流れだったらしい。この間シャルルくんに聞いた。
僕は三人一緒に卒業式の会場である講堂へと向かった。
始まる学院長の長々しい挨拶。
いつかこの長すぎる挨拶を懐かしく思う日も来るのだろうか。……いや、多分綺麗さっぱり忘れるだろう。
それから修了式と同じく、最優秀の学生の名が呼ばれる。
「六年生の最優秀学生は――――ルインハイト・ロイヒヴィッツハイム!」
周囲から歓声と拍手が上がる。
「ルインハイトくん、おめでとう!」
「おめでとう。さ、壇上へ急げ」
もうシャルルくんを苛む父親もいない。
彼はマルステンと一緒に心からの祝いの言葉を送ってくれる。
他の同級生たちも口々におめでとうと言ってくれている。
思わず眦に滲むものを感じながら、壇上に上がった。
エトワールもみんなが祝いの言葉を送ってくれているのを分かっているのか、ピンと尻尾を立ててルンルンとした足取りだった。
「ルインハイト・ロイヒヴィッツハイムくん、おめでとう――――」
学院長から賞状を受け取る。
エルネスト先生と視線が合い、彼はさり気なくにこりと微笑みかけてくれた。
「ルインハイトくん」
卒業式の後、馬車の傍でエルネスト先生が待っていた。
成人式の後王城で行われる祝賀会に参加できなかったので、代わりに卒業祝いの祝賀会があるのだ。いつもはいちいち城で学院の卒業を祝ったりしないらしい。
「今日の夕食会だが……」
エルネスト先生がおずおずと口に出す。
あの日のように、祝賀会の後はエルネスト先生と二人でお祝いをする予定になっている。
でもあの日と違って今日は彼が城まで送ってくれるし、心配なことは一つもない。
「渡したいものがあるんだ。期待しててくれ」
「へえ、なんですか? 楽しみです!」
なんてとぼけてみせるが、本当は彼が何を贈るつもりなのか分かっている。
この間寝ていると思って彼がこっそり僕の左手の薬指のサイズを測っていたからだ。
受け取るかどうかは、もちろん決まっている――――。
◆
今から千年前、とあるエルフの男が人間の女の左手の薬指に小さな花輪を嵌めた。
それは「結婚しよう」と伝える時のエルフの習慣だった。
いたく感激した女はその花輪を永遠に残そうと、その花輪を模した金属の指輪を作って薬指に嵌めた。
それから人間たちの間では、プロポーズする時には指輪を送るのが習慣になったんだそうな。
「ううーん、エトワール……あともう五分だけ……」
ベッドの中で呻きながら布団を頭から引っかぶる。
その僕の身体の上をわざわざ踏むようにして小さい足が登ってくる。
「ンナァーオ!」
そして小さい足の持ち主は的確に僕の耳元で声を張り上げるのだった。
(今日は早起きするんでしょ!)
(早起きしなきゃいけないのに昨日夜遅くまで起きてるから眠くなるんだよ!)
エトワールの思念が伝わってくる。
彼と使役を結んでもう六年経ったからか、それとも彼が人間の世界の仕組みについていろいろ理解してきたからなのか、最近では思念が具体的に伝わってくるようになってきた。多分、エトワールが人間の言葉をたくさん覚えたからなのだと思う。
「もう、エトワールは腹時計が正確だなぁ」
諦めてベッドから身体を起こす。
それと同時にコンコンというノック音と共にツォカティスが入ってきた。
「おや、エトワールの方が私よりよほど優秀な執事のようですな」
先にエトワールが僕を起こしに来てたのを見て、目を丸くさせてから破顔した。
「さて、早速朝の支度を始めましょう。今日は大切な卒業式の日ですから」
そう、ツォカティスの口にした通り今日は僕が学院を卒業する日だった。
卒業式にはいつも通り六年生の証であるローブを着て出席するが、その下には袖口にはフリル満載で胸元にもフリフリのジャボがついた伝統的なワイシャツを一応着る。めでたい場では見えないところも格式高くしなければならないらしい。
ツォカティスの手によって髪も整髪料を使ってキチンと固められた。
もう少し前の時代だったら正式な祝いの場ではウィッグを被らなければならなかったらしい。ダサいカツラを被る文化が僕の代までに廃止されてて本当に良かったと思った。
それから急いで朝食を食べ、いざ学院へ。
足元を意気揚々とエトワールがついてくる。
「おはよう、ルインハイトくん」
玄関を出ると当たり前のようにエルネスト先生と彼の馬車がそこに待っていた。
あれから毎日エルネスト先生と一緒に登校して一緒に下校しているのだ。
いっそのこと一緒に住めばいいと提案されたこともあったが、お父さんが卒業までは同棲なんて駄目だと断固反対したので実行に移されることはなかった。
「髪型が似合っているな。男前だ」
すかさず僕の髪型を褒める気障な伊達男の言葉に、僕ははにかんで頬を赤らめる。
それから彼の馬車にエトワールと乗り込み、学院に向けて馬車が走り出した。
「卒業おめでとう」
「卒業おめでとうございますわ」
学院では紫のローブを纏った六年生たちが同級生と顔を合わせる度に、互いにおめでとうと祝い合う。
僕も見知った顔を見つけて、後ろから声をかけた。
「二人とも、卒業おめでとう」
「あっ、ルインハイトくん」
「ルインハイトか。卒業おめでとう」
僕が声をかけると、マルステンとシャルルくんは繋いでいた手をパッと放した。
そんなことしても、僕はとっくのとうに二人が交際を始めたことを知っているのに。
シャルルくんはあの事件の後若くしてブルダリアス家の後を継ぐことになり、相当苦労をしていた。それを積極的に支えたのがマルステンだった。
そのうち二人は自然と魅かれ合い……という流れだったらしい。この間シャルルくんに聞いた。
僕は三人一緒に卒業式の会場である講堂へと向かった。
始まる学院長の長々しい挨拶。
いつかこの長すぎる挨拶を懐かしく思う日も来るのだろうか。……いや、多分綺麗さっぱり忘れるだろう。
それから修了式と同じく、最優秀の学生の名が呼ばれる。
「六年生の最優秀学生は――――ルインハイト・ロイヒヴィッツハイム!」
周囲から歓声と拍手が上がる。
「ルインハイトくん、おめでとう!」
「おめでとう。さ、壇上へ急げ」
もうシャルルくんを苛む父親もいない。
彼はマルステンと一緒に心からの祝いの言葉を送ってくれる。
他の同級生たちも口々におめでとうと言ってくれている。
思わず眦に滲むものを感じながら、壇上に上がった。
エトワールもみんなが祝いの言葉を送ってくれているのを分かっているのか、ピンと尻尾を立ててルンルンとした足取りだった。
「ルインハイト・ロイヒヴィッツハイムくん、おめでとう――――」
学院長から賞状を受け取る。
エルネスト先生と視線が合い、彼はさり気なくにこりと微笑みかけてくれた。
「ルインハイトくん」
卒業式の後、馬車の傍でエルネスト先生が待っていた。
成人式の後王城で行われる祝賀会に参加できなかったので、代わりに卒業祝いの祝賀会があるのだ。いつもはいちいち城で学院の卒業を祝ったりしないらしい。
「今日の夕食会だが……」
エルネスト先生がおずおずと口に出す。
あの日のように、祝賀会の後はエルネスト先生と二人でお祝いをする予定になっている。
でもあの日と違って今日は彼が城まで送ってくれるし、心配なことは一つもない。
「渡したいものがあるんだ。期待しててくれ」
「へえ、なんですか? 楽しみです!」
なんてとぼけてみせるが、本当は彼が何を贈るつもりなのか分かっている。
この間寝ていると思って彼がこっそり僕の左手の薬指のサイズを測っていたからだ。
受け取るかどうかは、もちろん決まっている――――。
◆
今から千年前、とあるエルフの男が人間の女の左手の薬指に小さな花輪を嵌めた。
それは「結婚しよう」と伝える時のエルフの習慣だった。
いたく感激した女はその花輪を永遠に残そうと、その花輪を模した金属の指輪を作って薬指に嵌めた。
それから人間たちの間では、プロポーズする時には指輪を送るのが習慣になったんだそうな。
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申し訳ないです
完結ありがとうございました
本当の父親は辺境伯で間違いないのでしょうか?文中には多分としか書いてないので気になりました。養育費の変わりに王族の紋章の入った指輪を渡すのは尋ねてきて欲しいと言う意味はなかったのか、それとも辺境伯は馬鹿でうっかり紋章付きの指輪を渡したのでしょうか。少し気になってしまいました。
感想ありがとうございます!
その辺りのことはお好きなようにご想像ください。
物語中に明記されていないことは、読者様の好きなように想像できます。
すってきな作品でした…!!出会えたことに感謝します!
感想ありがとうございます!
こちらこそ感想をくださったことに感謝です!