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しおりを挟む「…いや、嫌われるの怖くてあんま出来ないかな…」
なんだこの展開は。
「あっそっか…」
暗闇で恥ずかしそうに椎奈さんが下を向く。やばいやばいやばい。女子と夜に2人きりでは己の理性が持ちそうにない。
「じゃあそろそろ帰ろうか」
そそくさと立ち上がろうとして、
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