こんなもんだろう

かぁくん

文字の大きさ
上 下
59 / 102

三章13 浩二の助言

しおりを挟む
次の日

昼頃4人がえみの家にやってきた。

舞美「よし!皆お金持ってきた!?」
心「持って来たけどさー」
元気「お!来た来た!行くぞ」
心「元気さんどうしたんですか?」
元気「自転車買いに行くんだろ?4人分の自転車乗せれるようにダンプ持って来たんだよ」
舞美「よし!行くよ!」

心がため息をついた。

元気「何だ心、お前チャリ位持ってないと中学生楽しめないぞ?」
心「そうすか?」
元気「よし行くぞ!皆舞美の車乗って後ろついてこい」
心「わかりました」

えみ達はイヤイヤ舞美の車に乗り込み自転車屋について行った。


自転車屋につき。
皆は下を向きトボトボ歩いていた。

自転車屋に入り自転車を選んでいるとみんな段々楽しそうになってきた。

駿「浩二君これかっこよくない?」
浩二「お前これマウンテンバイクだぞ?こんなの中学生のらねーって」
駿「えー。てか俺浩二君みたいなハンドルにしたいんだけど」
浩二「あぁ。じゃあ切り替えなしの方がいいな」
駿「心はどんなのがいいんだよ」
心「俺?俺は浩二君みたいなハンドルはチョット」
浩二「そうかー。じゃあお前はカマハンにしろ」
心「え?カマハン?何?かっこいいの?」
浩二「いいから。ハンドル曲がってるやつ探してこい」
心「わかった」
浩二「あ、それと曲がってる所から付け根まで長いやつがいいぞ」
心「うん」

えみと春が駿の元にやってきた。

春「駿決まった?」
浩二「駿、これでいいだろ」
駿「え?いくら?」
浩二「8000」
駿「マジ!?それにする!」
春「あんたいくら持ってきたの?」
駿「え、15000」
春「じゃあもうちょっといいやつにしたら?」
駿「いいんだよ。残った金は貰えるから」
春「あ、そ」
駿「春達は決まった?」
春「決まったよ。私達は同じの買う事にした」
心「浩二君、あった。来て」
浩二「お!わかった」

舞美「皆決まったー?」
駿「心がまだ決まってないっす」
浩二「決まったよ」
舞美「よし!決まったなら買って帰って練習!!」
春「ねー皆でプリクラ撮らない?」
駿「何でだよ」
春「自転車買った記念」
駿「記念て、なんだそれ」
舞美「いいじゃん!じゃあ1回ゲーセンに出発!」

ゲームセンターで5人はプリクラを撮った。
だがプリクラに映る男3人はダルそうな顔をして楽しくなさそうだった。

えみ家。

舞美「よし!じゃあ練習を始めます」
心「待って!今日は休も」
舞美「はー?」
えみ【私も今日はもういい】
春「私も今日は・・・」
舞美「皆乗る気ある!?買って満足しちゃったんじゃないでしょうねー?」
心「イヤイヤ、元々俺達いらなかったし」
舞美「あんた達楽しそうに選んでたじゃん!」
心「いや、何かのりって言うか何か」
舞美「はー?わけわかんない!」
えみ【舞美ちゃん、明日からにしよ?】
浩二「なんだよ!練習しようぜ!」
心「明日でいいよ」
浩二「心お前そんなかっこいいチャリ乗りたくないの?お前のチャリ1番かっこいいぞ?」
心「まぁけど明日から」
舞美「あそ。じゃあいいや。明日からね」

舞美がそう言い払い家に入って行った。

駿「浩二君。俺に乗り方を教えてください」
浩二「お!なんだ駿は乗り気じゃん!」
駿「俺は1日でも早く乗りたいです!」
浩二「よし!じゃあとりあえず思うままにやってみろ!」
駿「はい!」

心「皆中入ろ」

家の中に入ると舞が台所からおやつを持って来た。

舞「皆練習はいいの?」
えみ【今日は疲れたから明日からにする事になったの】
舞「そうなんだね」

すると春が舞美のもとに行き小声で聞いた。

春「舞美さん、心君の自転車かっこいいと思います?」
舞美「1番ださい」
春「ですよね」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

処理中です...