こんなもんだろう

かぁくん

文字の大きさ
上 下
58 / 102

三章12 いきなり決まった嫌な予定

しおりを挟む
次の日。
夏休み突入。


えみ家。

舞美「心、お前宿題は?」
心「え?宿題?俺そんなの貰ってないけど」
舞美「バカ。貰ってないわけねーだろ。嘘つくなよ」
心「嘘じゃないよ!ねー?えみちゃん?」
えみ【あるよ。心ちゃん教室にいないから貰ってないんだよ】
心「えー!そうなの!?」
舞美「しーん、お前どうゆう事だ?」
心「まぁしょうがないじゃん!今年はなしとゆう事で」
舞美「はー?ふざけんなよ?貰ってこい!」
心「じゃあまた今度!」
舞美「まったく」


駿、春「おじゃましまーす!」
舞「はーい!」
舞美「お!きたきた。皆夏休みは何するか決めた?」
駿「聞いてくださいよ。何かショッピングセンター行くとか言ってるんですよー」
舞美「お!いいじゃん!」
駿「えー!!いいすかー?」
舞美「よし、行こ!」
心「え?今から?」
舞美「お前、ショッピングセンターにいつ行くとか決めて行くもんじゃないから」
心「マジで?」
舞美「ささって行ってこよ!」
春「けど私もチョット今日は着てる服もチョットいやだし、もうチョットオシャレして行きたいかも」
舞美「そう?別にいいと思うけどなー」
心「てか舞美ちゃん仕事は?」
舞美「あー、皆が夏休みの間は休みにしてもらってる」
心「元気さん大変じゃないの?」
舞美「夏休みの間だけバイト雇うの。だからいいの。皆の面倒見る係」
心「なんだそれ。てか今までも毎年そうだったの?」
舞美「そうだよー!!てかあんた達が冬休みの時とかも毎年そうだから!」
心「マジで!?いいのに!」
舞美「いいの。私が決めたんだから」
心「てか毎日俺達が帰るといつもいるけどそれは何?」
舞美「早上がりしてんの!」
心「そうだったんだ」
舞美「だから感謝しろ!」
心「あざす」
舞美「ありがとうございますだろ」
えみ【花火とかは?】
舞美「あー!いいじゃん!そうしよ!」
心「それなら俺も賛成」
駿「俺も」
春「私も!」
駿「俺、浩二君にメールしてみるわ!」
舞美「よし!じゃあしばらくしたら買いに行こう!」
春「はい!」
舞「みんなー、スイカ食べるー?」
心、駿、春「はーい!」

それからしばらく時間はたち、昼。

舞「皆、お昼どうするのー?」
駿「なんも考えてないっす!」
舞「じゃあ皆そうめんでいいー?」
春「いいんですかー!?」
舞「いいよー」
春「ありがとうございまーす!」
舞美「よし!じゃあご飯食べたら花火買いに行こっか!」
春「はい!」

皆そうめんを食べ終わると駿の携帯がなる。

駿「浩二君メール遅いと思ったら寝てたらしい。一緒に買いに行くって」

だが浩二は中々来ない。

駿「遅い!もういい!行こ!」
心「しょうがないね」
舞美「じゃあ行こう!」
心「おう!」

5人が外に出ると浩二が自転車に乗ってやって来た。

舞美「あんたダサい自転車乗ってんなー!」
浩二「えー、そうですか?」
舞美「何だそのハンドル」
浩二「オニハンですよ!」
駿「オニハン?」
浩二「そう、今やってきた」
心「そんなのどうやってすんの?」
浩二「野球部の砂ならすやつあるだろ?それハンドルにぶっさして無理矢理曲げるんだよ」
駿「へー」
浩二「お前もやってやろうか?」
駿「あー。俺チャリ持ってねー」
浩二「はー!?マジで!?じゃあお前らどうやって生活してんだよ!」
駿「え?普通に」
浩二「え?みんなは?」
駿「皆持ってないよ」
浩二「乗れはするよなー?」
駿「皆乗れる?」

皆が首をふった。

浩二「はー?マジ?考えられない!」
舞美「皆乗れないの!?」
心「だって俺達、学校とえみちゃんち位しか行かないし、遠く行く時は舞美ちゃんが車で乗せてってくれるし」
舞美「確かに・・・」
浩二「舞美さんこれはまずいでしょ」 
舞美「確かに。分かった!今年の夏休みは皆、自転車に乗れるようになろう!」
駿「えーー!マジすか!だるいっすよ!」
舞美「ダメ。明日、皆自転車買いに行くよ」
駿「金どうするんすか!?」
舞美「皆なんとしても金貰って来い!」
駿「マジすかー。」

その日は花火をしたが誰も楽しそうではなかった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

結構な性欲で

ヘロディア
恋愛
美人の二十代の人妻である会社の先輩の一晩を独占することになった主人公。 執拗に責めまくるのであった。 彼女の喘ぎ声は官能的で…

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

同僚くすぐりマッサージ

セナ
大衆娯楽
これは自分の実体験です

処理中です...