こんなもんだろう

三章8 えみ家のあたたかさ

2001年

駿「いいよなーコンビニの弁当とかうまいし」
心「まぁいつも一緒だと飽きるけどね」
春「けど確かに余ったお金貰えるのは羨ましいかも。ねー？えみ」

えみが頷いた。

駿「あ！そうだ！弁当食ったら朋子ちゃんにピアノひいてもらおう！」
春「いいじゃんそれ！皆で行こ！」
心「浩二君も来るでしょ？」
浩二「俺！？どうしよう。俺全然興味ねーしなー」
駿「いいよ！興味ある事なんて浩二君ないでしょ？」
浩二「ふざけんな！あるよ！」
駿「何？」
浩二「え？まー女とか」
駿「なんだそれ！そうゆうんじゃなくて！女なら俺だって興味あるよ！」
心「浩二君行こ」
浩二「わかったよ」

そして朋子にピアノの事を頼むと快く了解してくれて皆で聞く事になった。
ピアノを聞いている間は皆とても静かだった。

学校が終わり浩二以外はえみの家でゆったりしていた。
舞美は相変わらずゲームをしている。

駿「浩二君何でえみちゃんちあんまり来ないんだろうね」
心「一様俺達、歳下だからなんか気にしてんじゃない？」
春「いいじゃん。あんなの来なくても」
駿「本当に春、浩二君嫌いだな」
春「別に嫌いじゃないけど」

するとえみが心の服を引く。

えみ【心ちゃん今日晩ご飯何？】
心「え？晩ご飯？えー？考えてないけど、まぁ今日は食べなくていいかな」
えみ【じゃあ私の家でご飯食べてけば？】
心「いいよー。迷惑でしょ」
えみ【そんな事ないよ】

えみが舞美の肩を叩く。

舞美「ん？え？負けたー。どうした？」
えみ【今日の晩ご飯心ちゃんも家で食べてっていい？】
舞美「えー？いいんじゃない？何で？心今日はお父さん作ってくれないの？」
心「え？最近はいつも作ってくれないよ」
舞美「そうなの？じゃああんたいつも何食ってんの？」
心「えー？何だろう？コンビニ弁当かな？けどお腹もすかないしコンビニまで行くのめんどくさいから食わない日が多いかな？」
舞美「マジ！？じゃあ食べてけ」
心「えー、いいよ。申し訳ないし」
舞美「お母さん！！今日、心家でご飯食べてっていいー？」

台所にいる舞に聞く。

舞「いいけど、心ちゃんのお父さんご飯作ってくれてるんじゃないのー？」
舞美「心、そうだよ。お父さん作ってくれないってどうゆう事？」
心「え？最近あんまりいないから。忙しいんじゃない？」
舞美「そうなの！？あんたそうゆう事は早くいいなよ！」

舞が心のもとに来た。

舞「今日はカレーだよ。心ちゃんカレー好きだよね？」
舞美「お母さん聞いて。最近、心のお父さん忙しいらしくて晩ご飯あんまり食べたりしてないんだって」
舞「えー！！！じゃあ食べてきな！」
心「いいの？」
舞「いいに決まってるじゃん！」

そして駿と春は帰り。

心「本当にいいの？」
舞美「いいって言ってんじゃん！しつこいなー」
心「はー？気使って言ってんじゃん！いいよ！食うよ！全部食ってやるよ！」
舞美「おう！上等だよ！じゃあ私とどっちが食べれるか勝負する？」
心「いや、女の舞美ちゃんには負けないよ！」