2 / 74
序章1 思い出したくない過去になる
しおりを挟む
1994年 冬
「ばぁば、じぃじ、行ってくるねー!」
大晦日の夜えみは母と父との3人で神社に行く事にした。
夜の田舎道を車で走る。
バイクと車が大きい音立てて走っている。
十字路の信号で止まり青になるのを待っていた。
えみ「ママまだぁ?」
母「もうちょっとかなぁ。そうだ!神社行ったら外のお店で何か売ってるかもよぉ!えみは何欲しい?」
母はえみを暇にさせないように話をしてくれている。
えみ「チョコバナナがいい!」
母「お!いいねー!じゃあ着いたらチョコバナナ買お!ママも食べたいな!」
えみ「じゃあ一緒に食べよ!」
信号が青に変わる。すると前からうるさい車が走ってきた。
ふらふらしている。
すると車線をはみ出してきた。
母「パパ!」
ぶつかった。すると前の座席で母と父が血だらけで動かなくなっていた。
それを見てえみは気を失った。
目を覚ますとえみはベッドで横になっていた。
祖父と祖母が横でえみを見ている。
祖母と目が合った。
祖母はベッドの呼び出しボタンを押す。
祖母「大丈夫!?」
えみは頷いた。
先生が来た。
色んな事を聞かれたがえみは声がでなかった。
えみは喋れなくなっていた。
祖母が先生に呼ばれる。
帰ってくると祖母は泣いていた。
入院している間、祖母は喋らないえみに対してずっと話かけている。
母と父の話はしない。
えみは薄々は気づいていた。
えみ(パパとママはもういないんだろうな)
母と父はもういない。
期待すらしていなかった。
退院の日がきてえみは家に帰る事になった。
「ばぁば、じぃじ、行ってくるねー!」
大晦日の夜えみは母と父との3人で神社に行く事にした。
夜の田舎道を車で走る。
バイクと車が大きい音立てて走っている。
十字路の信号で止まり青になるのを待っていた。
えみ「ママまだぁ?」
母「もうちょっとかなぁ。そうだ!神社行ったら外のお店で何か売ってるかもよぉ!えみは何欲しい?」
母はえみを暇にさせないように話をしてくれている。
えみ「チョコバナナがいい!」
母「お!いいねー!じゃあ着いたらチョコバナナ買お!ママも食べたいな!」
えみ「じゃあ一緒に食べよ!」
信号が青に変わる。すると前からうるさい車が走ってきた。
ふらふらしている。
すると車線をはみ出してきた。
母「パパ!」
ぶつかった。すると前の座席で母と父が血だらけで動かなくなっていた。
それを見てえみは気を失った。
目を覚ますとえみはベッドで横になっていた。
祖父と祖母が横でえみを見ている。
祖母と目が合った。
祖母はベッドの呼び出しボタンを押す。
祖母「大丈夫!?」
えみは頷いた。
先生が来た。
色んな事を聞かれたがえみは声がでなかった。
えみは喋れなくなっていた。
祖母が先生に呼ばれる。
帰ってくると祖母は泣いていた。
入院している間、祖母は喋らないえみに対してずっと話かけている。
母と父の話はしない。
えみは薄々は気づいていた。
えみ(パパとママはもういないんだろうな)
母と父はもういない。
期待すらしていなかった。
退院の日がきてえみは家に帰る事になった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる