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1章
プロローグ
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「..........、..................。」
なにかが僕に話していた。
「うぅぅぅ......」
「..........、..................。」
気味の悪いピエロの仮面を被った男が僕になにかを語りかけている?
「うぅぅぅ.......」
「うわぁ!!」
いまのはなんだったんだろう。
夢だろうか。
ひどくうなされていたみたいだ。
それよりも
「うっっっ、痛い」
ものすごく頭が痛い。
耐えられないぐらい痛い。
「お母さん...頭痛薬とかある?」
「頭痛薬ならそこの棚に入っとるよ。」
そう言われ僕は棚から頭痛薬を取り出し飲んだ。
そして学校の準備を始めた。
「行ってきまーす」
「はーい」
学校へ向かう頃には頭痛は耐えられるぐらいには治まっていた。
[駅]
駅に着いた頃には頭痛は気にならない程度まで治まっていた。
「ふわぁ。それにしても眠いなぁ」
「ん?今日は人が少ないなぁ」
いや少ないどころか誰もいなかった。
なにかがおかしい。
いつも駅には僕以外に3、4人いるはずなのに今日は僕1人だ。
そういえばここまで来る時にも誰にも会わなかったな。
今日って休日とかかな?と思い携帯で日付を確認するといつも通り平日の月曜日だ。
「あれ?おっかしいな。平日でしかも週始めの月曜日なのに、もしかして祝日とかかな?」
「ん......?」
「平日......の..........月...曜.....日.......?」
一気に目が覚めた。
それと同時に悪寒がした。
本当に今日は何かがおかしい。
僕は怖くなって駅を出て自宅まで走った。
死にものぐるいで走った。
口には血の味が広がる。
でもいまはそんなことも気にならないぐらいに怖かった。
毎日歩いて駅まで行っている道が妙に長く感じた。それでも僕は足を止めなかった。
[自宅]
ガチャ!
「はぁ、はぁ、お母さん!!!」
「なに?忘れ物?鈍臭いなぁ。電車間に合わんくても知らんよ?」
僕は一気に安心した。
「行ってきまーす」
そして安心した僕は再び玄関を出て駅へ歩き出そうとしたその時、玄関の前にあの夢に出てきた気味の悪いピエロの仮面を被った男がいた。
僕は幻覚を見ているのかなと思い目をこすった。
玄関の前を見てみると誰もいない。
僕は玄関を出て再び歩き出した。
1歩1歩歩いていく度に家から遠ざかっていく。
そして曲がり角を曲がろうとした時、
ふと家の方を見るとあのピエロ男が玄関の前に立ちながらこちらを見ていた。
目が合った。
僕は足を止めた。
ピエロ男が家へと入っていくのが見えた。
その瞬間僕はまた全力で家まで走った。
着いた時にはもう遅かった。
やっぱり今日は全てがおかしかった。
僕の家が建っていた場所が
更地になっていた
なにかが僕に話していた。
「うぅぅぅ......」
「..........、..................。」
気味の悪いピエロの仮面を被った男が僕になにかを語りかけている?
「うぅぅぅ.......」
「うわぁ!!」
いまのはなんだったんだろう。
夢だろうか。
ひどくうなされていたみたいだ。
それよりも
「うっっっ、痛い」
ものすごく頭が痛い。
耐えられないぐらい痛い。
「お母さん...頭痛薬とかある?」
「頭痛薬ならそこの棚に入っとるよ。」
そう言われ僕は棚から頭痛薬を取り出し飲んだ。
そして学校の準備を始めた。
「行ってきまーす」
「はーい」
学校へ向かう頃には頭痛は耐えられるぐらいには治まっていた。
[駅]
駅に着いた頃には頭痛は気にならない程度まで治まっていた。
「ふわぁ。それにしても眠いなぁ」
「ん?今日は人が少ないなぁ」
いや少ないどころか誰もいなかった。
なにかがおかしい。
いつも駅には僕以外に3、4人いるはずなのに今日は僕1人だ。
そういえばここまで来る時にも誰にも会わなかったな。
今日って休日とかかな?と思い携帯で日付を確認するといつも通り平日の月曜日だ。
「あれ?おっかしいな。平日でしかも週始めの月曜日なのに、もしかして祝日とかかな?」
「ん......?」
「平日......の..........月...曜.....日.......?」
一気に目が覚めた。
それと同時に悪寒がした。
本当に今日は何かがおかしい。
僕は怖くなって駅を出て自宅まで走った。
死にものぐるいで走った。
口には血の味が広がる。
でもいまはそんなことも気にならないぐらいに怖かった。
毎日歩いて駅まで行っている道が妙に長く感じた。それでも僕は足を止めなかった。
[自宅]
ガチャ!
「はぁ、はぁ、お母さん!!!」
「なに?忘れ物?鈍臭いなぁ。電車間に合わんくても知らんよ?」
僕は一気に安心した。
「行ってきまーす」
そして安心した僕は再び玄関を出て駅へ歩き出そうとしたその時、玄関の前にあの夢に出てきた気味の悪いピエロの仮面を被った男がいた。
僕は幻覚を見ているのかなと思い目をこすった。
玄関の前を見てみると誰もいない。
僕は玄関を出て再び歩き出した。
1歩1歩歩いていく度に家から遠ざかっていく。
そして曲がり角を曲がろうとした時、
ふと家の方を見るとあのピエロ男が玄関の前に立ちながらこちらを見ていた。
目が合った。
僕は足を止めた。
ピエロ男が家へと入っていくのが見えた。
その瞬間僕はまた全力で家まで走った。
着いた時にはもう遅かった。
やっぱり今日は全てがおかしかった。
僕の家が建っていた場所が
更地になっていた
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