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72話
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エバンの舌が私の足の指の間を這う。まだ未開発のそこはむずむす擽ったいような感じがした。足を舐められ恥ずかしかったけど、嫌がる暇なくアリスが乳首を捻りあげられ、イッてしまう。足を舐められているからか、さっきよりも気持ちが良かった。
「わぁすっごいぐっちょぐょ」
私に秘所にアリスが手を伸ばして言った。
「だって気持ちいいんだもん」
恥ずかしいくて顔が熱くなる。
「うぁー、アルちゃんかわいい。これは誘ってるよね」
「もう言わないで」
エバンも居るのに恥ずかしくて布団があったら被りたい。
「んあっ」
祭壇に寝かされた私の足の間を割った。確かな太さが肉壁を割って侵入する。何度も入ったのに未だに慣れない。
「すっごいきもちいい」
体が喜んでるみたいに震えて、声にならない吐息を吐くだけで精一杯だ。まるでずっと焦がれて待ち望んでたみたいに。
「言っとくけど、俺怒ってるからね……。はい、あーん…………」
私が広げた口にピンク色の錠剤とアリスの涎を垂らされ、それと一緒に嚥下した。エバンがあっと驚いて、止めようとしたのが一歩遅く目に入った。まるで何かやらかしたみたいに。
「アルちゃんは素直でかわいい。ちゃんとごっくんできて偉いね」
アリスが私の頭を撫でるのが心地良い。いつもはアリスの頭を撫でるばかりなのに、撫でられるのもいいなと思った。
「これ何?」
「催淫剤&媚薬だよ」
「えっ!? 嘘でしょ!? マジ?」
「うん。言っとくけど、俺怒ってるからね。勝手に居なくなって。だからね、もう離れられないように調教したらいいんじゃないかなって。ほら、獣みたいに毎日しないと疼いて仕方なくなるように」
エバンもウンウンと頷いて同意していた。アリスがネクタイとベストとシャツをえっろい仕草で脱いでいく。中から覗いた線は細いがしっかりとついた胸筋と腹筋様が見えた。美味しそう。もう調教とかどうでも良くなるくらいいい体だ。
「大丈夫だよ。娼館でちゃんとマニュアルがあって日常では理性を保てるラインも見極めてるから」
優しいアリスがこんなこと言うなんて、相当悩んで傷ついたに違いない。純粋なアリスが、こんなこと言うなんてきっと誰かに唆されたに違いないわ。後でその誰かに説教してやるわ。
その誰かピンク色髪の男が自身の危機に身を震わしているなど私には知る由もなかった。
「ごめんなさい。私、自分の罪悪感に押しつぶされて、アリスがホントのところどう思うかなんて全然想像力が足りなくて……アリスのことこんなに傷つけて本当にごめんなさい」
「ずるいな。アルちゃんは……。そんなふうに言われたら手加減するしかなくなるじゃん。だから僕はアルちゃんが、アルちゃんだけが好きなんだ」
アリスは幾重もの感情が重なった複雑な顔をして、泣いてるような、哀しいような怒っているような笑みを浮かべた。
「ほら、今は俺のことだけ考えてて」
性急に動かされた腰がお尻に当たって、肌と肌がぶつかり合う音が聖堂内に響く。肉壁越しに子宮を激しく突かれその度に目がチカチカした。
「アルちゃん愛してるよ」
「私も…愛してるぅ~っ……イクッ」
激しく下腹部が痙攣して、アリスの剛直を締め付けた。アリスのものが振動し、吐精した。荒くなった息遣いの向こうにエバンが見えた。私のもう一人の愛しい人。
「エバン、こっちにきて。キスして」
エバンが嬉しそうに駆け寄って、私の名前を呼ぶ。
「くすっ」
――喜んで尻尾を振っているゴールデンレトリーバーみたいだわ
上からエバンの顔が近づいて唇が合わさる瞬間、アリスが再び硬くなった剛直を子宮目掛けて突き出した。
「キスする暇なんて無いよね」
――嫉妬してるのかしら……? それを嬉しいなんて不謹慎よね
なんてことを、エバンと舌を絡ませながら思った。上の口も舌の口もぐちょぐちょになりながら、アリスが二度目の吐精をした。下のお口から白濁とした液体が零れ落ちる。
「今度はエバンが欲しいの。いい?」
アリスは微かに頷いて背を向けた。それでも回復魔法を掛けてくれた。
エバンが騎士服のベルトを外し、屹立とした男根を取り出した。大柄な彼相応の大きさでアリスより長さは無いけど太いので少し怯んでしまう。とはいえ、他は知らないけど一般人よりも多分長いと思う。
彼は私をその逞しい腕で抱きかかえようとしたけど、首を振って静止させた。
「寂しいから、エバンも脱いで」
エバンの騎士服のボタンを一つ一つ外していく。控えめに言って騎士服脱がすのサイコー過ぎる。
エバンのがっしりとした確かな筋肉の隆起が、全てボタンを外したシャツの間から覗いた。
ほっんとサイコー過ぎる。騎士服も筋肉も嫌いな女子なんかいないよね。このコンボ最強過ぎる。あっ待って、右には大天使のようなお顔に均一の取れた細マッチョ、ここは乙女の桃源郷かなにかかな。ってかここが天国ですか? 妹と血は争えない……なんて思っている間に、エバンが立ったまま向かい合って抱っこしてその男根を私の柔らかく熟れた蜜壷に突き立てた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
もうすぐ完結する予定なので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
「わぁすっごいぐっちょぐょ」
私に秘所にアリスが手を伸ばして言った。
「だって気持ちいいんだもん」
恥ずかしいくて顔が熱くなる。
「うぁー、アルちゃんかわいい。これは誘ってるよね」
「もう言わないで」
エバンも居るのに恥ずかしくて布団があったら被りたい。
「んあっ」
祭壇に寝かされた私の足の間を割った。確かな太さが肉壁を割って侵入する。何度も入ったのに未だに慣れない。
「すっごいきもちいい」
体が喜んでるみたいに震えて、声にならない吐息を吐くだけで精一杯だ。まるでずっと焦がれて待ち望んでたみたいに。
「言っとくけど、俺怒ってるからね……。はい、あーん…………」
私が広げた口にピンク色の錠剤とアリスの涎を垂らされ、それと一緒に嚥下した。エバンがあっと驚いて、止めようとしたのが一歩遅く目に入った。まるで何かやらかしたみたいに。
「アルちゃんは素直でかわいい。ちゃんとごっくんできて偉いね」
アリスが私の頭を撫でるのが心地良い。いつもはアリスの頭を撫でるばかりなのに、撫でられるのもいいなと思った。
「これ何?」
「催淫剤&媚薬だよ」
「えっ!? 嘘でしょ!? マジ?」
「うん。言っとくけど、俺怒ってるからね。勝手に居なくなって。だからね、もう離れられないように調教したらいいんじゃないかなって。ほら、獣みたいに毎日しないと疼いて仕方なくなるように」
エバンもウンウンと頷いて同意していた。アリスがネクタイとベストとシャツをえっろい仕草で脱いでいく。中から覗いた線は細いがしっかりとついた胸筋と腹筋様が見えた。美味しそう。もう調教とかどうでも良くなるくらいいい体だ。
「大丈夫だよ。娼館でちゃんとマニュアルがあって日常では理性を保てるラインも見極めてるから」
優しいアリスがこんなこと言うなんて、相当悩んで傷ついたに違いない。純粋なアリスが、こんなこと言うなんてきっと誰かに唆されたに違いないわ。後でその誰かに説教してやるわ。
その誰かピンク色髪の男が自身の危機に身を震わしているなど私には知る由もなかった。
「ごめんなさい。私、自分の罪悪感に押しつぶされて、アリスがホントのところどう思うかなんて全然想像力が足りなくて……アリスのことこんなに傷つけて本当にごめんなさい」
「ずるいな。アルちゃんは……。そんなふうに言われたら手加減するしかなくなるじゃん。だから僕はアルちゃんが、アルちゃんだけが好きなんだ」
アリスは幾重もの感情が重なった複雑な顔をして、泣いてるような、哀しいような怒っているような笑みを浮かべた。
「ほら、今は俺のことだけ考えてて」
性急に動かされた腰がお尻に当たって、肌と肌がぶつかり合う音が聖堂内に響く。肉壁越しに子宮を激しく突かれその度に目がチカチカした。
「アルちゃん愛してるよ」
「私も…愛してるぅ~っ……イクッ」
激しく下腹部が痙攣して、アリスの剛直を締め付けた。アリスのものが振動し、吐精した。荒くなった息遣いの向こうにエバンが見えた。私のもう一人の愛しい人。
「エバン、こっちにきて。キスして」
エバンが嬉しそうに駆け寄って、私の名前を呼ぶ。
「くすっ」
――喜んで尻尾を振っているゴールデンレトリーバーみたいだわ
上からエバンの顔が近づいて唇が合わさる瞬間、アリスが再び硬くなった剛直を子宮目掛けて突き出した。
「キスする暇なんて無いよね」
――嫉妬してるのかしら……? それを嬉しいなんて不謹慎よね
なんてことを、エバンと舌を絡ませながら思った。上の口も舌の口もぐちょぐちょになりながら、アリスが二度目の吐精をした。下のお口から白濁とした液体が零れ落ちる。
「今度はエバンが欲しいの。いい?」
アリスは微かに頷いて背を向けた。それでも回復魔法を掛けてくれた。
エバンが騎士服のベルトを外し、屹立とした男根を取り出した。大柄な彼相応の大きさでアリスより長さは無いけど太いので少し怯んでしまう。とはいえ、他は知らないけど一般人よりも多分長いと思う。
彼は私をその逞しい腕で抱きかかえようとしたけど、首を振って静止させた。
「寂しいから、エバンも脱いで」
エバンの騎士服のボタンを一つ一つ外していく。控えめに言って騎士服脱がすのサイコー過ぎる。
エバンのがっしりとした確かな筋肉の隆起が、全てボタンを外したシャツの間から覗いた。
ほっんとサイコー過ぎる。騎士服も筋肉も嫌いな女子なんかいないよね。このコンボ最強過ぎる。あっ待って、右には大天使のようなお顔に均一の取れた細マッチョ、ここは乙女の桃源郷かなにかかな。ってかここが天国ですか? 妹と血は争えない……なんて思っている間に、エバンが立ったまま向かい合って抱っこしてその男根を私の柔らかく熟れた蜜壷に突き立てた。
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もうすぐ完結する予定なので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
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