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51話 ほしいんです!と言えるもんなら言いたい
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「アリスになら、どこでも好きなところ触っていいんだよ」
私の下のお口はだらしなく涎を垂らして、もうぐちょぐちょになって欲しくて堪らなくなっていた。
「うん、ありがとう」
再び私の全身をくまなく愛撫をするアリス。違う、そこじゃない。って思うのにアソコを触ってほしいと恥ずかしくて言えない。
「んっ……気持ちいぃけど、ねぇぇ、あんっ、アリス……欲しいの」
「どこにキスしてほしいの?」
「そうじゃなくて……」
恥ずかしくて、言えない。モジモジと顔を赤くする私にアリスは首を傾げる。
「なぁに? 言って」
――こんなにじれったくしないで、熱くて淫欲で沸滾ったアソコをアリスのその剛直でいっそ犯して欲しいんです! だなんて言えるものなら言いたいけど、そんなこと恥ずかしくて口に出来ない。
最大限に譲歩して、下腹部を擦って強請った。ここも気持ちよくしてくださいと。
ここってどこ? とアリスが天使な笑顔で私のお腹を撫でながら聞き返した。
「アッ、アリスの……いじわるぅだわ」
「俺の側にいる人間で、俺の底意地悪さを知らないのは、アルちゃんだけだよ。だから、観念してはっきり言えよ……してほしければ」
今までわかっててしてくれなかったことを悟った。
「アリスのコレを私に中に欲しいの。お願い、もう意地悪しないで……」
真っ赤になりながら、アリスの男根に手を添えてお願いした。これが私の精一杯だ。
「え? わざとなの? 煽ってるの? もっと意地悪してほしいって」
「違うわ。私だって戸惑っているのよ」
自分がこんなに淫乱な体だとは思わなかったからと小さな声で付け足した。
前世では絶頂に達したこともなく、好きじゃなかったからこんなふうに欲しくなるとは思わなかった。
「じゃあ、足を開いてわかりやすいように指で欲しいところを開いておねだりしなよ。そしたら満足するまでしてあげる」
望んだモノが貰える期待して、そこから淫らに蜜が溢れた。
膝をしっかりと立てて、閉じていたそこは赤く充血していて、花弁を指で広げた。
「ここ……気持ちよくしてぇ…くださぃ」
限界まで羞恥心を煽られ、目が潤む。アリスと目が合いはしたない姿を見られ思わず目をぎゅっと瞑った。目尻に涙が溜まる。彼はそれを舐めて、よく出来ましたと撫でた。胸がぎゅっとなって嬉しかったなんて、私はドMかとがっかりしたけど、気づかなかった振りをして、忘れることにした……なった。気持ちよくて、それどころじゃなくなったからだ。
「あっ……アリスぅ…んっ、き゛もぢいぃぃぃー」
蜜壺の上、花芯を指の腹で撫でられ喘ぐ。アリスの肩に置いた手に力が入り、爪を立てた。
「どうしよう……気持ち良くて変になっちゃう」
「いっぱい気持ちよくなっていいんだよ」
「ぅん……あ゛ーっ……いぃ」
強すぎる快楽の波間に溺れないように、嬌声を上げることしか出来ず、また逞しく男性の体に近づいたアリスに必死にしがみつく。
「ほら、イケ……イケ、イケ」
「もぅ、むり、……むりむりむりーーぃーっ!!!」
腰をエビ反りに反って、一際大きい絶頂に達した。ビクビクと軽く何度も腰を上げ止まらなくなった。体が怠く脱力してしまう。それに構わず、アリスは可愛いといってこめかみにキスをした。
「あっ……」
アリスの長く美しい少しだけ骨ばった指が隘路に侵入する。
「中……すっごく熱くてトロトロなってるよ」
アリスの指が中で動くたびに、淫靡な水音がして羞恥に更にそこが濡れた気がした。
「ひっ……そこ、だめぇ……」
「ダメって言われるともっと虐めたくなっちゃうよね……」
「お、かしく…なっちゃうぅーーんっ!」
感じるところ探り当てた指がかき乱し、頭が沸騰する。もう何もかもがどうでもよくなってしまいそうだ。
はぁ……食べたいと色っぽく吐息を吐いて、アリスが胸を齧った。乳輪外側に歯型がついた。然し、それすらも甘く痺れて気持ちがいい。
「いっそ、ほぐすのやめてぶち込んでしまおうか……」
「アリスがしてくれるなら何でもいい」
「くそっ、ハァ……俺が我慢してるのわかんないの?」
そんな顔で言われたら、もっと欲しくなってしまう。アリスは少し辛そうに顔を顰めて逸して再び私の中をかき乱した。指が2本に増えてほぐれた頃、アリスは硬く張った怒張を取り出した。
可愛いアリスに似合わない大きさだった。
「入れるよ」
痛かったら言って、どうせやめられないけどとボソリと言って、何人たりとも侵入したことのない特別で狭隘な場所にアリス自身をうめいていった。
十分に柔らかくなったそこは思った程すんなりと男根を飲み込んだ。入口がピリピリと痛んだが、想像よりずっと楽だった。お腹の違和感が愛おしい。なんだが胸がいっぱいだ。
「アリス、愛してる」
「俺もアルちゃんだけ、ずっと愛してる。アルちゃんを殺したあと、世界を壊して俺も後を追うよ。そしたら二人の愛は永遠だよ」
どちらともなく二人の顔を近づけて、唇を重ねた。
私の下のお口はだらしなく涎を垂らして、もうぐちょぐちょになって欲しくて堪らなくなっていた。
「うん、ありがとう」
再び私の全身をくまなく愛撫をするアリス。違う、そこじゃない。って思うのにアソコを触ってほしいと恥ずかしくて言えない。
「んっ……気持ちいぃけど、ねぇぇ、あんっ、アリス……欲しいの」
「どこにキスしてほしいの?」
「そうじゃなくて……」
恥ずかしくて、言えない。モジモジと顔を赤くする私にアリスは首を傾げる。
「なぁに? 言って」
――こんなにじれったくしないで、熱くて淫欲で沸滾ったアソコをアリスのその剛直でいっそ犯して欲しいんです! だなんて言えるものなら言いたいけど、そんなこと恥ずかしくて口に出来ない。
最大限に譲歩して、下腹部を擦って強請った。ここも気持ちよくしてくださいと。
ここってどこ? とアリスが天使な笑顔で私のお腹を撫でながら聞き返した。
「アッ、アリスの……いじわるぅだわ」
「俺の側にいる人間で、俺の底意地悪さを知らないのは、アルちゃんだけだよ。だから、観念してはっきり言えよ……してほしければ」
今までわかっててしてくれなかったことを悟った。
「アリスのコレを私に中に欲しいの。お願い、もう意地悪しないで……」
真っ赤になりながら、アリスの男根に手を添えてお願いした。これが私の精一杯だ。
「え? わざとなの? 煽ってるの? もっと意地悪してほしいって」
「違うわ。私だって戸惑っているのよ」
自分がこんなに淫乱な体だとは思わなかったからと小さな声で付け足した。
前世では絶頂に達したこともなく、好きじゃなかったからこんなふうに欲しくなるとは思わなかった。
「じゃあ、足を開いてわかりやすいように指で欲しいところを開いておねだりしなよ。そしたら満足するまでしてあげる」
望んだモノが貰える期待して、そこから淫らに蜜が溢れた。
膝をしっかりと立てて、閉じていたそこは赤く充血していて、花弁を指で広げた。
「ここ……気持ちよくしてぇ…くださぃ」
限界まで羞恥心を煽られ、目が潤む。アリスと目が合いはしたない姿を見られ思わず目をぎゅっと瞑った。目尻に涙が溜まる。彼はそれを舐めて、よく出来ましたと撫でた。胸がぎゅっとなって嬉しかったなんて、私はドMかとがっかりしたけど、気づかなかった振りをして、忘れることにした……なった。気持ちよくて、それどころじゃなくなったからだ。
「あっ……アリスぅ…んっ、き゛もぢいぃぃぃー」
蜜壺の上、花芯を指の腹で撫でられ喘ぐ。アリスの肩に置いた手に力が入り、爪を立てた。
「どうしよう……気持ち良くて変になっちゃう」
「いっぱい気持ちよくなっていいんだよ」
「ぅん……あ゛ーっ……いぃ」
強すぎる快楽の波間に溺れないように、嬌声を上げることしか出来ず、また逞しく男性の体に近づいたアリスに必死にしがみつく。
「ほら、イケ……イケ、イケ」
「もぅ、むり、……むりむりむりーーぃーっ!!!」
腰をエビ反りに反って、一際大きい絶頂に達した。ビクビクと軽く何度も腰を上げ止まらなくなった。体が怠く脱力してしまう。それに構わず、アリスは可愛いといってこめかみにキスをした。
「あっ……」
アリスの長く美しい少しだけ骨ばった指が隘路に侵入する。
「中……すっごく熱くてトロトロなってるよ」
アリスの指が中で動くたびに、淫靡な水音がして羞恥に更にそこが濡れた気がした。
「ひっ……そこ、だめぇ……」
「ダメって言われるともっと虐めたくなっちゃうよね……」
「お、かしく…なっちゃうぅーーんっ!」
感じるところ探り当てた指がかき乱し、頭が沸騰する。もう何もかもがどうでもよくなってしまいそうだ。
はぁ……食べたいと色っぽく吐息を吐いて、アリスが胸を齧った。乳輪外側に歯型がついた。然し、それすらも甘く痺れて気持ちがいい。
「いっそ、ほぐすのやめてぶち込んでしまおうか……」
「アリスがしてくれるなら何でもいい」
「くそっ、ハァ……俺が我慢してるのわかんないの?」
そんな顔で言われたら、もっと欲しくなってしまう。アリスは少し辛そうに顔を顰めて逸して再び私の中をかき乱した。指が2本に増えてほぐれた頃、アリスは硬く張った怒張を取り出した。
可愛いアリスに似合わない大きさだった。
「入れるよ」
痛かったら言って、どうせやめられないけどとボソリと言って、何人たりとも侵入したことのない特別で狭隘な場所にアリス自身をうめいていった。
十分に柔らかくなったそこは思った程すんなりと男根を飲み込んだ。入口がピリピリと痛んだが、想像よりずっと楽だった。お腹の違和感が愛おしい。なんだが胸がいっぱいだ。
「アリス、愛してる」
「俺もアルちゃんだけ、ずっと愛してる。アルちゃんを殺したあと、世界を壊して俺も後を追うよ。そしたら二人の愛は永遠だよ」
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