15 / 56
15
しおりを挟む
あれから月日は流れ3年の月日が流れた
マリーは今日も元気で孤児院で生活してるよ、出来ることも段々増えてきてすっかりお姉ちゃん
って言いたいところだけど一般の三歳児とは違って少し小さいのが悩みの種
ちゃんとご飯食べてるのに・・・・もしかしてこの首輪のせいかな?
ああ、そうそう首輪はまだ残念ながら外れてはいない
あれから定期的に魔法省の偉い人に診てもらって一歳位の時からほんの少しずつだけど解呪をしてもらってる
一気にやってしまいたいところだけどいままでほぼ魔力無しで生活してたのに首輪をはずすということは魔力が一気にあたしの身体に流れるということ
週に一回位の割合でやってるけどやってもらったあとは身体がしんどい
まあ徐々にやるしかないかって感じ
それから孤児院で変化があったとすればアウラ姉ちゃんが卒業したってことかな
あの後あたしを捨てようとした罰として一旦領主様のところで働くのは保留になった
ちょっと厳しすぎない?って思ったけど一人の人間を犬や猫と同じように捨てようとした罪は重いってことで保留となったんだとか
ひとりの人間の人生を変えるところだったんだぞってかなりのお説教をくらっていた
ロジータちゃんも罪はあるけど年も下だし今回は大目に見て半年間のトイレ掃除が課せられたんだとか
当然領主様のところで働くのも無しになったよね?だからなのかあたしの面倒を見てくれなくなった
困ったあたしは当然泣くしかない・・・・・担当が変わってロジータちゃんが怒られたのは言うまでもない
「マリー!!今日は教会に行く日だから朝食すんだら準備しとくのよ」
「ミラしゃんは~いわかった!!」
「マリー!!今日は教会に行く日なの?ねえお願いがあるんだけど?」
あ、来た来たロジータちゃんはこの頃あたしをみつけるとこのタイミングですかさず言葉をかけてくる
「なあに?「あたしも一緒に行ってもいい?見たい本があるのよ」
この頃ロジータちゃんは教会に着いてきたがる・・・・
本なんて絶対読まないくせに・・・・お目当てはきっと若い牧師さんだとあたしは思ってる
お勉強もあるはずなのにだいじょうぶかなあ
「シスターが良いならいいよ」
「そんなの黙って着いてくにきまってるよ今日は院長先生もいないしばれないって!!」
妙な自信に溢れた彼女に不安しかない
勉強のほうが大切だと思うけどなって言葉はぐっと心の奥に呑み込んだあたしだった
マリーは今日も元気で孤児院で生活してるよ、出来ることも段々増えてきてすっかりお姉ちゃん
って言いたいところだけど一般の三歳児とは違って少し小さいのが悩みの種
ちゃんとご飯食べてるのに・・・・もしかしてこの首輪のせいかな?
ああ、そうそう首輪はまだ残念ながら外れてはいない
あれから定期的に魔法省の偉い人に診てもらって一歳位の時からほんの少しずつだけど解呪をしてもらってる
一気にやってしまいたいところだけどいままでほぼ魔力無しで生活してたのに首輪をはずすということは魔力が一気にあたしの身体に流れるということ
週に一回位の割合でやってるけどやってもらったあとは身体がしんどい
まあ徐々にやるしかないかって感じ
それから孤児院で変化があったとすればアウラ姉ちゃんが卒業したってことかな
あの後あたしを捨てようとした罰として一旦領主様のところで働くのは保留になった
ちょっと厳しすぎない?って思ったけど一人の人間を犬や猫と同じように捨てようとした罪は重いってことで保留となったんだとか
ひとりの人間の人生を変えるところだったんだぞってかなりのお説教をくらっていた
ロジータちゃんも罪はあるけど年も下だし今回は大目に見て半年間のトイレ掃除が課せられたんだとか
当然領主様のところで働くのも無しになったよね?だからなのかあたしの面倒を見てくれなくなった
困ったあたしは当然泣くしかない・・・・・担当が変わってロジータちゃんが怒られたのは言うまでもない
「マリー!!今日は教会に行く日だから朝食すんだら準備しとくのよ」
「ミラしゃんは~いわかった!!」
「マリー!!今日は教会に行く日なの?ねえお願いがあるんだけど?」
あ、来た来たロジータちゃんはこの頃あたしをみつけるとこのタイミングですかさず言葉をかけてくる
「なあに?「あたしも一緒に行ってもいい?見たい本があるのよ」
この頃ロジータちゃんは教会に着いてきたがる・・・・
本なんて絶対読まないくせに・・・・お目当てはきっと若い牧師さんだとあたしは思ってる
お勉強もあるはずなのにだいじょうぶかなあ
「シスターが良いならいいよ」
「そんなの黙って着いてくにきまってるよ今日は院長先生もいないしばれないって!!」
妙な自信に溢れた彼女に不安しかない
勉強のほうが大切だと思うけどなって言葉はぐっと心の奥に呑み込んだあたしだった
51
お気に入りに追加
157
あなたにおすすめの小説
わたくし、残念ながらその書類にはサインしておりませんの。
朝霧心惺
恋愛
「リリーシア・ソフィア・リーラー。冷酷卑劣な守銭奴女め、今この瞬間を持って俺は、貴様との婚約を破棄する!!」
テオドール・ライリッヒ・クロイツ侯爵令息に高らかと告げられた言葉に、リリーシアは純白の髪を靡かせ高圧的に微笑みながら首を傾げる。
「誰と誰の婚約ですって?」
「俺と!お前のだよ!!」
怒り心頭のテオドールに向け、リリーシアは真実を告げる。
「わたくし、残念ながらその書類にはサインしておりませんの」
〖完結〗死にかけて前世の記憶が戻りました。側妃? 贅沢出来るなんて最高! と思っていたら、陛下が甘やかしてくるのですが?
藍川みいな
恋愛
私は死んだはずだった。
目を覚ましたら、そこは見知らぬ世界。しかも、国王陛下の側妃になっていた。
前世の記憶が戻る前は、冷遇されていたらしい。そして池に身を投げた。死にかけたことで、私は前世の記憶を思い出した。
前世では借金取りに捕まり、お金を返す為にキャバ嬢をしていた。給料は全部持っていかれ、食べ物にも困り、ガリガリに痩せ細った私は路地裏に捨てられて死んだ。そんな私が、側妃? 冷遇なんて構わない! こんな贅沢が出来るなんて幸せ過ぎるじゃない!
そう思っていたのに、いつの間にか陛下が甘やかして来るのですが?
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
完結 「愛が重い」と言われたので尽くすのを全部止めたところ
音爽(ネソウ)
恋愛
アルミロ・ルファーノ伯爵令息は身体が弱くいつも臥せっていた。財があっても自由がないと嘆く。
だが、そんな彼を幼少期から知る婚約者ニーナ・ガーナインは献身的につくした。
相思相愛で結ばれたはずが健気に尽くす彼女を疎ましく感じる相手。
どんな無茶な要望にも応えていたはずが裏切られることになる。
公爵閣下に嫁いだら、「お前を愛することはない。その代わり好きにしろ」と言われたので好き勝手にさせていただきます
柴野
恋愛
伯爵令嬢エメリィ・フォンストは、親に売られるようにして公爵閣下に嫁いだ。
社交界では悪女と名高かったものの、それは全て妹の仕業で実はいわゆるドアマットヒロインなエメリィ。これでようやく幸せになると思っていたのに、彼女は夫となる人に「お前を愛することはない。代わりに好きにしろ」と言われたので、言われた通り好き勝手にすることにした――。
※本編&後日談ともに完結済み。ハッピーエンドです。
※主人公がめちゃくちゃ腹黒になりますので要注意!
※小説家になろう、カクヨムにも重複投稿しています。
初耳なのですが…、本当ですか?
あおくん
恋愛
侯爵令嬢の次女として、父親の仕事を手伝ったり、邸の管理をしたりと忙しくしているアニーに公爵家から婚約の申し込みが来た!
でも実際に公爵家に訪れると、異世界から来たという少女が婚約者の隣に立っていて…。
夫の隠し子を見付けたので、溺愛してみた。
辺野夏子
恋愛
セファイア王国王女アリエノールは八歳の時、王命を受けエメレット伯爵家に嫁いだ。それから十年、ずっと仮面夫婦のままだ。アリエノールは先天性の病のため、残りの寿命はあとわずか。日々を穏やかに過ごしているけれど、このままでは生きた証がないまま短い命を散らしてしまう。そんなある日、アリエノールの元に一人の子供が現れた。夫であるカシウスに生き写しな見た目の子供は「この家の子供になりにきた」と宣言する。これは夫の隠し子に間違いないと、アリエノールは継母としてその子を育てることにするのだが……堅物で不器用な夫と、余命わずかで卑屈になっていた妻がお互いの真実に気が付くまでの話。
私は既にフラれましたので。
椎茸
恋愛
子爵令嬢ルフェルニア・シラーは、国一番の美貌を持つ幼馴染の公爵令息ユリウス・ミネルウァへの想いを断ち切るため、告白をする。ルフェルニアは、予想どおりフラれると、元来の深く悩まない性格ゆえか、気持ちを切り替えて、仕事と婚活に邁進しようとする。一方、仕事一筋で自身の感情にも恋愛事情にも疎かったユリウスは、ずっと一緒に居てくれたルフェルニアに距離を置かれたことで、感情の蓋が外れてルフェルニアの言動に一喜一憂するように…?
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
身代わりの公爵家の花嫁は翌日から溺愛される。~初日を挽回し、溺愛させてくれ!~
湯川仁美
恋愛
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる