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第一章 大舞踏会編
31話 カタリナの真意は……
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「……デレアさん、何が望みなの」
唐突に彼女は低い声でそう尋ねてきた。
この反応ですぐ察した。この作り話、かなりカタリナお母様の核心を付いているのだと。
「望みと言いますか、私は心配なのです。果たして我がリフェイラ家は公爵様に目を付けられていないかと」
「それは問題ないわ。だってドリゼラはただ舞踏会で偶然赤髪のお相手と交友を持っただけですから。やましい事などなにもないもの」
まあ確かにそう言い切れば証拠はないな。
「ただ、あなたが余計な事をギランに話してしまうのは困るわ。あなたもそれをわかって私を脅しにきたのでしょう?」
私はテキトーな事をそれっぽく並べただけだけどな。
「脅すというわけではなく、カタリナお母様にひとつだけお願いがあるのです」
「……言ってみなさい」
「ドリゼラとリヒャインを会わせ、良い関係になるよう見守っていてください」
「何故?」
「先の噂話、もし事実であったとするなら、今後我がリフェイラ家にヴィンセント家からの探りが入る可能性が高いです。もしそうなった場合、ドリゼラに公爵家との関係性があるとあまり上手くありません。なので、探りの目を眩ます為にカモフラージュも兼ねてドリゼラとリヒャインの親交を深めさせておくのです」
「……確かにリヒャインはリッツガルド家として有名な子息だし、王家との繋がりはないから今回の件に関与はしていない」
カタリナお母様はみるみるうちに私の嘘に飲み込まれていく。
「そう。そして今回の殿下の婚約者探しという餌撒きに釣られていないように見せかければ、横領をしている公爵家とリフェイラ家に関係性はないと判断され、我が家への疑いは晴れる」
「……確かに」
カタリナお母様は何かを思い返しながら、こくこくと頷いている。
「私は幸い、懇意にしてくださっている方などおりませんし、ドリゼラにさえ注意を払っておけばあらぬ疑いを掛けられずに済むと思いませんか、お母様」
「そう、ね。デレアさんの言う通りだわ……」
完全に落ちた。
私はそう確信した。
これでドリゼラは大手を振ってリヒャインとよろしくできるだろう。
ミッションコンプリートだ。よく頑張った私。っていうか頑張りすぎじゃね? うん、そうだ。ドリゼラには後で何か高い本でもねだって請求しよう。
「ただ気になるわ。デレアさんは何故そんな事を気に掛けてくれたのかしら?」
カタリナお母様が懐疑心たっぷりに私へと尋ねる。
「……私はこう見えてリフェイラ家には感謝しております。身寄りのない私を育ててくれた恩がある。リフェイラ家がもしこれをキッカケに没落などしてしまったら私も困りますから」
「……そう。まあ、そうよね」
「ですからギランお父様にも余計な事は言いませんのでご安心ください」
「……」
カタリナお母様は返事をせず、私をジッと見ている。
しかしこれはこれで本格的にきな臭くなってきたな。
元より先の大舞踏会には色々と胡散臭い点がいくつかあった。そこに加えて殿下の婚約者探しに、殿下の容姿の漏洩。
カタリナお母様が実際どこの誰からシエル殿下の髪色について知り得たのかもわからない。
そしておそらくそこまではカタリナお母様も言わないだろう。
「……リヒャインの件は私の方からドリゼラに話しておきます。デレアさん、あなたはこれまで通り何も知らないフリをし、ギランや他の者にも余計な事は口走らないように」
「わかりました。では私はこれで失礼します」
疲れた。
さっさと部屋に帰って本を読もう。
カタリナお母様に会釈をしてその場を後にした。
●○●○●
私はカタリナお母様と別れてすぐにドリゼラの部屋へ寄り、これまでの経緯を話しておいた。
「というわけで、カタリナお母様はお前にその事を伝えに来るだろうから、お前は何も知らないフリをして上手く合わせておけ」
私はそうドリゼラに伝えて、自室へと戻った。
ドリゼラは「本当にありがとうお姉様!」と、異常なくらいに私に感謝の言葉を繰り返していた。私は去り際に「これで貸しひとつだからな」とだけ言い残しておいた。
「……はあ。疲れた」
自室のベッドでごろんと転がる。
一人になって思考を巡らしてみた。
まず私の作り話、虚言だが、これが嘘が真かを知る方法はカタリナお母様にはない。
何故なら、嘘であろうと真であろうと所詮は学生の世迷いごと。仮にそんな事実がなかったとしても私は「あくまで学院生の戯言」と念を押している。
カタリナお母様に「そんな事実はなかった」などと追求されても「そうでしたか。所詮は噂話でしたね」で軽く流せば良い。
が、おそらくそれはない。
もし僅かにでもアレが完全なる私の作り話としてでしか考えられないのであれば、そもそもカタリナお母様があれほどあっさりと私の提案に乗るはずがない。
それこそあの気位の高いカタリナお母様だ。私のあの虚言に対し「馬鹿な事を。くだらないわ」と、一蹴されるだけだろう。
それが私の言葉をあれほどあっさりと受け入れた。
「案外、カタリナお母様は本当に……」
本当にやましい事に手を染めている可能性が高い。
しかしもしそうだとすると、カタリナお母様は一体どこの誰と繋がっているのだろうか。
カタリナお母様の金遣いの荒さはよく知っているが、それにしても最近は特に派手さが私も気になっている。
もし本当に王宮のお金を横領するような悪事に関わっているなら……。
「って、さすがに考えすぎか」
最後にひとつ懸念があるとするならば、シエル殿下が本当にドリゼラを気に入ってしまって婚約者候補の通知が届いてしまう場合だな。
そうなったら……ま、そうなったでいいか。
私の虚言は相変わらず「所詮は学生の戯言でしたね」で済むし、ドリゼラは殿下の婚約者候補として王宮に出向けばいいんだしな。
ま、そうなったらリヒャインの事は諦めてもらおう。
『本当にありがとうデレアお姉様! 一生、一生、感謝致しますわ!』
……別に。
あんな奴がどうなろうと知ったこっちゃない。
私を何年も散々にコケにしてきた愚かな義理妹の事など、別にどうでもいい、はず。
「……やめだ」
くだらない。
こんな事、考えるだけ時間の無駄だ。
私はドリゼラに借りている本を無造作に手に取り、考えるのをやめた。
唐突に彼女は低い声でそう尋ねてきた。
この反応ですぐ察した。この作り話、かなりカタリナお母様の核心を付いているのだと。
「望みと言いますか、私は心配なのです。果たして我がリフェイラ家は公爵様に目を付けられていないかと」
「それは問題ないわ。だってドリゼラはただ舞踏会で偶然赤髪のお相手と交友を持っただけですから。やましい事などなにもないもの」
まあ確かにそう言い切れば証拠はないな。
「ただ、あなたが余計な事をギランに話してしまうのは困るわ。あなたもそれをわかって私を脅しにきたのでしょう?」
私はテキトーな事をそれっぽく並べただけだけどな。
「脅すというわけではなく、カタリナお母様にひとつだけお願いがあるのです」
「……言ってみなさい」
「ドリゼラとリヒャインを会わせ、良い関係になるよう見守っていてください」
「何故?」
「先の噂話、もし事実であったとするなら、今後我がリフェイラ家にヴィンセント家からの探りが入る可能性が高いです。もしそうなった場合、ドリゼラに公爵家との関係性があるとあまり上手くありません。なので、探りの目を眩ます為にカモフラージュも兼ねてドリゼラとリヒャインの親交を深めさせておくのです」
「……確かにリヒャインはリッツガルド家として有名な子息だし、王家との繋がりはないから今回の件に関与はしていない」
カタリナお母様はみるみるうちに私の嘘に飲み込まれていく。
「そう。そして今回の殿下の婚約者探しという餌撒きに釣られていないように見せかければ、横領をしている公爵家とリフェイラ家に関係性はないと判断され、我が家への疑いは晴れる」
「……確かに」
カタリナお母様は何かを思い返しながら、こくこくと頷いている。
「私は幸い、懇意にしてくださっている方などおりませんし、ドリゼラにさえ注意を払っておけばあらぬ疑いを掛けられずに済むと思いませんか、お母様」
「そう、ね。デレアさんの言う通りだわ……」
完全に落ちた。
私はそう確信した。
これでドリゼラは大手を振ってリヒャインとよろしくできるだろう。
ミッションコンプリートだ。よく頑張った私。っていうか頑張りすぎじゃね? うん、そうだ。ドリゼラには後で何か高い本でもねだって請求しよう。
「ただ気になるわ。デレアさんは何故そんな事を気に掛けてくれたのかしら?」
カタリナお母様が懐疑心たっぷりに私へと尋ねる。
「……私はこう見えてリフェイラ家には感謝しております。身寄りのない私を育ててくれた恩がある。リフェイラ家がもしこれをキッカケに没落などしてしまったら私も困りますから」
「……そう。まあ、そうよね」
「ですからギランお父様にも余計な事は言いませんのでご安心ください」
「……」
カタリナお母様は返事をせず、私をジッと見ている。
しかしこれはこれで本格的にきな臭くなってきたな。
元より先の大舞踏会には色々と胡散臭い点がいくつかあった。そこに加えて殿下の婚約者探しに、殿下の容姿の漏洩。
カタリナお母様が実際どこの誰からシエル殿下の髪色について知り得たのかもわからない。
そしておそらくそこまではカタリナお母様も言わないだろう。
「……リヒャインの件は私の方からドリゼラに話しておきます。デレアさん、あなたはこれまで通り何も知らないフリをし、ギランや他の者にも余計な事は口走らないように」
「わかりました。では私はこれで失礼します」
疲れた。
さっさと部屋に帰って本を読もう。
カタリナお母様に会釈をしてその場を後にした。
●○●○●
私はカタリナお母様と別れてすぐにドリゼラの部屋へ寄り、これまでの経緯を話しておいた。
「というわけで、カタリナお母様はお前にその事を伝えに来るだろうから、お前は何も知らないフリをして上手く合わせておけ」
私はそうドリゼラに伝えて、自室へと戻った。
ドリゼラは「本当にありがとうお姉様!」と、異常なくらいに私に感謝の言葉を繰り返していた。私は去り際に「これで貸しひとつだからな」とだけ言い残しておいた。
「……はあ。疲れた」
自室のベッドでごろんと転がる。
一人になって思考を巡らしてみた。
まず私の作り話、虚言だが、これが嘘が真かを知る方法はカタリナお母様にはない。
何故なら、嘘であろうと真であろうと所詮は学生の世迷いごと。仮にそんな事実がなかったとしても私は「あくまで学院生の戯言」と念を押している。
カタリナお母様に「そんな事実はなかった」などと追求されても「そうでしたか。所詮は噂話でしたね」で軽く流せば良い。
が、おそらくそれはない。
もし僅かにでもアレが完全なる私の作り話としてでしか考えられないのであれば、そもそもカタリナお母様があれほどあっさりと私の提案に乗るはずがない。
それこそあの気位の高いカタリナお母様だ。私のあの虚言に対し「馬鹿な事を。くだらないわ」と、一蹴されるだけだろう。
それが私の言葉をあれほどあっさりと受け入れた。
「案外、カタリナお母様は本当に……」
本当にやましい事に手を染めている可能性が高い。
しかしもしそうだとすると、カタリナお母様は一体どこの誰と繋がっているのだろうか。
カタリナお母様の金遣いの荒さはよく知っているが、それにしても最近は特に派手さが私も気になっている。
もし本当に王宮のお金を横領するような悪事に関わっているなら……。
「って、さすがに考えすぎか」
最後にひとつ懸念があるとするならば、シエル殿下が本当にドリゼラを気に入ってしまって婚約者候補の通知が届いてしまう場合だな。
そうなったら……ま、そうなったでいいか。
私の虚言は相変わらず「所詮は学生の戯言でしたね」で済むし、ドリゼラは殿下の婚約者候補として王宮に出向けばいいんだしな。
ま、そうなったらリヒャインの事は諦めてもらおう。
『本当にありがとうデレアお姉様! 一生、一生、感謝致しますわ!』
……別に。
あんな奴がどうなろうと知ったこっちゃない。
私を何年も散々にコケにしてきた愚かな義理妹の事など、別にどうでもいい、はず。
「……やめだ」
くだらない。
こんな事、考えるだけ時間の無駄だ。
私はドリゼラに借りている本を無造作に手に取り、考えるのをやめた。
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