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一章 ”放浪と出会いと危機と” の段

13話~生まれ出でたは新たな命

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 青空を思わせる空色の結晶体は米俵四つ分くらいの大きさで、よく物語でありがちな八面サイコロの様な綺麗な形ではなく、そこ等辺に転がっていそうな岩塊の様な歪な形をしている。その薄らと青白い光りを放つ結晶の中央に、件の龍帝が誕生の時を待って静かに卵の中で眠っていた。

「――ふぅ。では早速、この様に龍結晶に手を触れて魂の力、つまりは主様達の言う霊力をゆっくりと流し込んでやって下さい。さすれば足りない部分が満たされて結晶は砕け、中の卵が孵化する筈です」

「うん? 筈とはなんじゃ、筈とは――っとそうじゃった。この結晶は龍帝が死期を悟った時に生み出されるのじゃったな。ならば……」

「はい。私が生まれた時には先代の雲龍帝は世を去った後でして、こうして直接目にするのは初めてなのです」

 そう言えばそうだね。でも、そうすると他の龍帝さんが誕生する際に立ち会ったことも無いのか……。もしかしたら意外と龍帝同士の繋がりは薄いのかもしれないね。

「それではまず私が見本をお見せ致しますので、御二人は私の後に続く形で霊力をお願いします」

 手本を見せると言う雲龍帝さんは、龍結晶に片手で触れると静かに自身の霊力を流し込み始めた。目を瞑って集中力を高め、己の魂を活性化させて純度の高い霊力をゆっくりとコーヒーを濾す時の様に流し込んで行く。

「成程、よくスーさんが飲んでおる泥水の様な飲み物と同じ手順かのう。では妾も……ぬんぬん!」

 それを見た九ちゃんは早速雲龍帝さんに習って同じ手順で霊力を注ぎ、それに続き僕も霊力を注ぐべく魂を活性化させる。どうやら二人は身体に満ちている霊力を使う気はない様なので、僕も一応魂魄式精霊力を行使して臨む事に……。

「それでは取りは僕が…………むん!」

 溢れる純度の高い霊力はコントロールが難しい。ちょっとでも気を抜けばわき道に逸れて溢れ、堤防が決壊した河川の如き霊力の鉄砲水が体外に流れ出てしまう。それをゆっくりと時間を掛けて大量に送ってやらなければいけないのだから、元龍の雲龍帝さんや元狐の九ちゃんと言った力の使い方に慣れている二人の様にするっとはいかないね。

「うむむむ……これは中々に疲れるね」

「焦るでないぞ、奏の字……。岩から垂れ落ちる清水が巨大な岩塊に穴を穿つ様な心持で望むのじゃ」

「大丈夫、私を救ってくださった時の様に主様なら必ず御出来になります……」

 まあ、そんな泣き言も集中している内に何処かへ吹き飛び去り。アルバス王国の人達がじっと見守る中、気がつけば龍結晶にヒビが入り砕ける手前まで事は進んでいた。
 此処が正念場と気合を入れ直して霊力を注ぎ込む。普段なら難の事は無い作業なのだけれど、此処に着いて早数日、果物以外の食べ物を口にしていない所為で制御に苦労する。ほら、こんな事を考えている内にも力の制御が甘くなって霊力が溢れ――

「って、し、しししし、しまったぁっ!?」

「言った傍から早々に遣らかしおったなっ!?」

「なんと! 主様の力が濁流となって……っ!? 拙い、この様な力の塊に龍結晶では到底――おお!」

 空腹が齎す思考能力の停滞によって僕の制御から解き放たれた霊力の奔流。それが蒼き津波の様に龍結晶を飲み込む様に、思わず目を覆ってしまいそうになるのをグッと堪えて両手を伸ばす。図らすも自分自身との戦いをする破目になる形となったが、高々霊力が暴走したくらいに負ける僕じゃないぞ……!

「うぬぬぬっ! 落ち着け、僕の霊力!」

 意外な事に僕に対して抵抗する霊力を力尽くで抑え込み、手の平で圧縮して凝縮させながら少しずつ卵の中に流し込んでやる。やがて蒼白い光りに卵全体が包まれたのを皮切りに、卵の内部で命の脈動が始まった。
 力強い鼓動が空気を揺らし、自身の存在と力を周囲に知らせる様に高まって行く様にアルバス王国の人達から感嘆の息が漏れる。それは僕も同じ事で、命の脈動に感動を覚えながらも最後まで気を抜かない様に更なる集中力を以て望む。

「主様、もう一息で御座います! ――しかしこ奴め、私や姉上だけでは飽き足らず、主様の霊力をここまで吸っておいてまだ足りぬとは……。なんとも大食漢な龍帝が生まれる様だ」

「うむん、まるで奏の字がもう一人生まれるようじゃのう……!」

「主様は体格からして健啖家とお見受けしておりましたが、やはり相当お食べになられる様なのですね!」

「ちょっとそこの御二人さん? 少し黙っててくれないかな……!」

 集中しなければいけない場面で好き勝手言う二人に注意をしつつも、視線と集中力を向ける先は龍結晶に固定したままだ。結晶体部分は僕の霊力に飲み込まれた際に粉砕され、後は脈動する卵に入っている皹が広がり割れるのを待つのみ……。だのにこの二人ときたら、僕の食欲で盛り上がるとはこれ如何に。

「見ろ! 雲龍帝様の卵に大きな皹が入ったぞ、もう一息だ……!」

「おお! 御三方ともに頑張って下され……!」

 アルバス王国の人達から上がった声援に応えるかの如く、より一層力の増大を続ける卵に大きな皹が入った。中から命が蠢く音が聞こえ、それと共に卵の殻が内側からバリバリと破られて行く様に生命の力強さを見た様だね。

「もう一息だぞ、次代の雲龍帝よ! 見事その殻を破って雄々しき姿を皆に見せるがよい!!」

「ひーひーふぅーっ、じゃ! ひーひーふぅーっ!」

「姉上、それは良き呼吸法ですな! ……それ、ひーひーふぅーっ!」

「「ひーひーふぅーっ!!」」

 また九ちゃん発の可笑しな提案で、今度は野太いおっさんの声でラマーズ呼吸法の大合唱が始まった……。確かに手に汗握る場面だけど、微妙に使い所を間違っている言葉をむやみやたらに吹き込まないで欲しいよ。

 そんな僕の思いを余所に、卵を見守る人達は自然と白熱していく訳でして……。唯一その合唱に参加していないのは人間枠で紅一点の副官さんだけだった。
 彼女はこの呼吸法の意味をきちんと理解していらっしゃるみたいで、頬を真っ赤に染めながら俯いて身を震わせている。そのお隣ではフォルカさんが控えめながらも楽し気な声で声援を送っている状態で、どうやら自身が何を叫んでいるのかは良く解っていない様子だ。所謂、周りの雰囲気に流されての集団心理と言った所だろうか。

 そして、声援も最高潮に達した時遂に卵に変化が訪れた。

『……! ……っ、……ぴっ!』

「おおっ!! 殻が割れたぞぉぉぉっ!!」

「そこだ、あと少しだぜっ!!」

大きく皹が入った所から徐々に殻が割れ始め、中から命の息吹を感じさせる鳴き声が聞こえ始めたではないか! 俄然白熱するおっさん達が前のめりになって声援を飛ばし、その声援に応えるかの如く殻はどんどんと割れて行く。
 やがて割れた殻の隙間から小さな龍の爪と思わしき部分が目に留まり、少しずつ殻を砕き破りながらちょこちょこと必死になって動かしている。思わずぽっちゃりハートがキュンとしてしまう光景に和みながらも最後まで気が抜けない僕。こうしている間にも僕の霊力を凄い勢いで以って吸い上げてくるんだ。

「こんにゃろっ……! 随分とまあ食欲旺盛な奴だね、この龍さんは!」

 下手な奴なら一瞬で吸い上げられてミイラになる間も無く塵となって死んでしまう位に……ね。

「うん? なんじゃこ奴、まだ奏の字から霊力を吸うておるのか……! 大丈夫かの? 無理して死んでしまっては元も子もないし……そうじゃ、妾が奏の字に霊力を分け与えてやろうではないか!
 善は急げじゃ、――雲龍帝お主も奏の字に霊力を分けてやるがよい。そろそろお主自身でも魂魄からの霊力を生み出せる頃合いじゃろうて」

「姉上、龍帝にではなく主様にですか? 我らも直に送った方が良い気が――なんと!? こ奴、私の霊力を拒絶し居っただと?」

「そう言う訳じゃ。じゃからして、奏の字を通して分け与えるしか道は無い。早よせい、このままではいくら奏の字でも直ぐに限界が来てしまうぞ!」

「はっ! 了解いたしました姉上! 主様、暫しの御辛抱を……むっ、これが主様と元を同じくする術か。むふふ、気分が高揚してまいりましたぞっ――はあぁぁぁっ!!」

 少しばかり焦っている様子の九ちゃんに指示された雲龍帝さんが、喜悦の笑みを浮かべて意気揚々と霊力の譲渡をしてくれた。彼女の復活の為に僕の霊力を切っ掛けにした訳だけども、最早僕の霊力は完全に彼女の魂に吸収されて馴染んだ様だ。大部分は彼女の生み出した霊力だけど、その中にほんの少しだけ僕の霊力が混じっている事からも完全に復活したとみていいね。
 流石は龍、治癒も馴染むのも人間のそれとは比較にならない速さだ。

「ふ、二人ともありがとう……! 御かげで大分楽になって来たよ!」

「うむうむ、旅は道連れ世は情けの精神じゃ。仲間が困っていたら助け合う、ましてやそれがより親しい者ならば当然の事よ! それに――」

「はい、私達はいずれも主様によって助けられた者で私自身主様に体も心も奉げた身……。主様を助ける事など息をするのと同義です!」

「――じゃそうだ。分かったら気を抜くでないぞ、奏の字!」

 九ちゃんはまだしも雲龍帝さんはちょっと僕に対する意識が高すぎる気が……まあ、人其々だよね。

 二人から送られてくる膨大な量の霊力も何のそのとばかりに、ドンドン吸い上げて行く龍に呆れも交えつつ事態を見守る。あと少しで龍さんの身体が出られる位の穴が出来るのだけれども、あと一歩で殻が破れない状況に周りもハラハラしてきている。
 っていうか、雲龍帝さんが元々蛇型の細く長いしなやかな身体つきだったのだから、既に破られている殻の大きさから考えてするっと出てきそうなものなんだけどな~。

『クル……っ! クァ!』

「そこだ、踏ん張れ! 後ほんの少しだ!」

「ひーひーふぅーっ!! ひーひーふぅーっ!!」

 ん? おっさん型の声援に乗せられて頑張って卵をカリカリしていた龍さんの手が引っ込んだ……。先程まで懸命に殻を破ろうとしていたから疲れてのかな? 

『……クルルアァァァァァッ!!』

「「「おおぉぉっ!?」」」

 ――なんてそんな事はありませんでしたとさ。
 突如として卵の内部から明るい日の光の様な輝きが漏れ出しかと思えば、龍さんの気合の叫び共に卵の中から焔を纏った小さな拳が飛び出してきた。木端微塵に破壊された卵が粉塵となって辺りを包み、一時的に僕らの視界が奪われる。
 まあこれは――

「……癇癪だね」

「見事な癇癪じゃの」

「……お恥ずかしき所を御見せして申し訳ない」

 と言うのが僕らの見解である。

「龍帝様は如何為されたのでしょうか……? 粉塵で何も見えません」

「大丈夫さ、龍帝様はどんなに幼くとも我々程度が心配するほど軟な存在ではありえん。ほら、新たな龍帝様の御登場だ……!」

 フォルカさんが指をさした所に一つの影が舞い降りる。雄々しく広げられた翼が粉塵を吹き飛ばし、風の力を纏わせた膨大な魔力を溢れさせた体躯からは龍帝と言われるだけの確かな威厳を感じさせる。逞しい両腕には焔を纏わせ、鋭い牙が生えた口からは火焔と風の魔力が入り混じったブレスが噴き出していた。

『クルアァァァァッ!!』

「「おおっ!!」」

「ええっ!? つ、翼だって?」

「なんとまあ、一体全体どう言う訳じゃ?」

 長く太い尻尾は鞭の様なしなりを見せながらも、この世に生まれた喜びを表すかのように勢いよく左右に振られていた。
 そう、翼が生えていて手足がきちんとあり、尚且つ首の部分は細長いながらも存在し胴体がある……。それは僕らの世界では一般的にこう呼んでいる種類の――否、である。

「――あれってドラゴンと呼ばれる類の竜じゃないの?」

「じゃのう……。はて、龍の卵から竜が生まれるとは聞いた事も無いが……それに少々気になる様子もあるしの~。説明はしてもらえるのかの? 雲龍帝よ」

 そう言って僕らの視線は雲龍帝さんに向けられる。だが、そこには切れ長の目を真ん丸に見開いてキョトンとしている雲龍帝さんが言葉にならない呟きを零している姿があるだけだった。

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