2 / 10
(2)彼女の家にお呼ばれした
しおりを挟む
町立の図書館は、学校の図書室を少し大きくしたほどの大きさ。
しかも涼を求める人たちで、だいたいの席は埋まっていた。
しかも参考書類を広げて自習する中学生や本だけ積んで居眠りする老人なども多く、本来の使われ方があまりなされていない。
とはいえ優太だってクーラーのある環境での暇つぶしに来ただけだから、同類といえば同類かもしれなかった。
ようやく空いたひとり分の席に着き、適当に取った分厚いSF本を読み始める。
いや、読むふりしてぼんやり斜め読みしながら考え事を・・・あの美少女のことを考えていた。
そういえば彼女も夏休みの間は祖父の家にいるとか言っていたな・・・ひょっとしたら、帰りのバス以外にもこれから先、顔を合わせる機会はあるかもしれないな。
それにしても可愛くて胸もあったし、なにより清楚で知的な感じもしたし・・・彼氏いるのかな、いてもおかしくないけどいてほしくないなぁ・・・。
・・・などとまぁ勝手な事ばかり。
あとは、あの白いワンピースの下はどうなっているんだろうか・・・下着の色もやっぱり白かな、乳首の色はピンクかなぁ。
そんなふうだから、普通に斜め読みする以上に本の内容など全く頭に入ってこない。
途中、祖母から「Aコープに買い物に来たけど、一緒に乗って帰る?」とLINEの着信があり、ムフフで邪な思考を妨げられてイラッとした。
あの子と一緒のバスに乗って帰る一択だったから、「一人で帰る」とだけ返信した。
すぐに、どこから入手したものかわからないが、サムライ姿のタヌキが血を流しながら「無念じゃ!」と涙するイラストのスタンプが送られてきてゲンナリ。
再びあの子のことを考えたが、どうやって近づこうかと思えば悩みがふくらんでくる。
気軽に声をかけられたらどんなに楽だろうかと思うが、それは自分のカラーではない・・・あの子の方から声をかけてくれないかなぁ・・・。
そんな都合のいいことも考えながら、17時・・・図書館の閉館時間を迎えた。
1日3本のバスの最終便は確か17時13分・・・遅れるとあの子と一緒に帰れないばかりか、祖母に迎えを頼まなければならなくなる。
バス停でひとり待つが夕方になっても陽は高く、じりじりと灼かれるような熱さ。
近くの洋品店からはなぜか『365歩のマーチ』がエンドレスで流れてきた。
『幸せは~歩いてこない、だ~から歩いてゆくんだね~♪』
元気のいい昭和の歌だけど、昭和のまま見捨てられたような寂れた商店街で聴くと侘びしさが増幅されてしまう。
程なくX市始発のバスが国道の向こうからやってきたが、そこで一瞬、あの子が乗っていないのではないかという不安に襲われた。
彼の16年の人生の中で、往々にしてそのような場面があったからだ。
バスの中には数名の部活帰りの高校生と・・・ああ! よかった、やっぱりあの子がいた。
しかし彼女は、後ろの方の座席で男子高校生のひとりと談笑しているではないか。
優太を襲う落胆と、激しい嫉妬と。
そんな彼の心の内など知らないように、ちょっと彼の方を見て首を傾げ軽く手を振って笑い、また話に戻る美少女。
前よりの席に座り、思わず「ふっ」と自嘲混じりのため息を漏らす優太。
・・・今までもそんなふうに、チャンスというものは僕が掴もうと手を伸ばす前にするりと通り抜けていったんだ。
いや、そもそもチャンスを掴みに行ってさえいなかったではないか。
チャンスの方から転がり込んできたように錯覚して・・・歌の文句じゃないけれど、自分から取りに行かないとならなかったんじゃないか。
そう思うと悔しさや嫉妬とは別に、もう笑うしかない。
しかしやっぱり後部座席が気になって落ち着かない。
もうどうしようもない。
バスはひとり、またひとりと高校生を降ろし、優太が降りるべきバス停についた。
小銭を運賃箱に放り込む優太の背後から、あの子が男子高校生に「それじゃぁ、さようなら~」と弾んだ声で別れを告げるのが聞こえてきた。
優太はすべての思いを振り切るように、足早にバス停から離れようとした。
そこを後ろからバスを降りたあの子に呼びかけられた。
「待ってください」
一瞬足を止めたが、振り向かずにまた歩みを進めた。
「ちょっと待ってください」
だいぶ接近して聞こえてきた彼女の声。
振り向くと、小走りに彼のそばまで来ていた。
白い日傘は畳んで、白い手提げ袋とは別に書店の紙袋を持っていた。
するとどういうことか、彼女の眩しい笑顔を目の当たりにして、それまでのわだかまりも何もかも心から流れ去ってしまった。
優太と並んで歩きながら彼女は言った。
「やっぱり同じバスでしたね」
「うん・・・でも話せなかったのは残念だったなぁ・・・友達?」
なんとなく探りを入れてみる。
しかし彼女の答えは彼にとって少し嬉しいものだった。
「いいえ。ただ座席が近かっただけですよ」
「でも、連絡先の交換くらいしたんでしょ」
立ち入ったことを聞こうとしていると自分でもわかっていたが、訊かずにはいられない。
しかし彼女は「ふふふ」と含み笑いをして答えた。
「そんなそんな。たった1度きり話しただけで、そんなことしませんよ。気が合ったなら別ですけど」
「なぁんだ。心配して損した」
「何をそんな心配してるんですか?」
思わず漏らした独りごとに反応されてしまい、慌てて「なんでもないです」と誤魔化す。
そして心のなかでは(まだチャンスは残っている・・・!)という思いがぐるぐる駆け回る。
さあ、どうする? どうする? 何を話しかけるか・・・?
・・・しかし何を話しかければ良いか、全然考えていなかった。
心ばかりが焦る優太だったが、集落へ下りていく道へ曲がったところで彼女の方から話しかけてきた。
「家、どのあたりなんですか?」
「あの、集会所の先のT字路を右に曲がって行った突き当り・・・」
「あ、私はそのT字路を左に曲がって、道なりにずーっと行った先の方」
では、T字路に着くまでになんとか、先につながる方向へ話を運んでいかなければならない。
やっぱり話が思い浮かばないが、彼女の方から話を続けてくれた。
「図書館へは読書だったんですか?」
「あ、いや、はい、そうなんです」
「本が好きなんですか?」
「いや・・・ちょっと涼みに」
うっかり本音を漏らしてしまった。
知的に見える彼女に対してはやはり、嘘でもいいから読書が趣味だと言うべきではなかったか?
けれどもそれに対して彼女は同意してくれた。
「毎日暑いですからね。それにこのあたり、何もなくて退屈でしょう?」
「うん・・・」
「私も、お散歩以外に何もすることがなくて今日は街まで出て雑誌を買ってきたんです」
「へぇ、散歩するんですね」
これは新たなチャンスかもしれない!
彼女が散歩するなら、時間を合わせて自分も外に出て偶然出会ったみたいに再会できるかも!
「で、いつ頃散歩するんです?」
「ん~、朝早く、ラジオ体操する前と、夕方ですかね。昼間は日焼けしちゃうのが怖いから」
(よっしゃ、ラジオ体操の前かぁ、明日は早起きするぞぉ!)
心のなかでガッツポーズを決めたが、しかし彼女は意外すぎる提案をしてきた。
「同じ涼むんだったら、お金払ってバスに乗って図書館へ行くより、うちへ来ませんか? 私も同年代の人とお話できなくて、なんかこう・・・変な言い方だけど、淋しくなってしまって」
「・・・はい、よろこんで!」
「午前中は祖父やお手伝いさんがいるけど午後には私ひとりになるので、それくらい・・・13時くらいに来てくれたら嬉しいです」
「はい! 僕も嬉しいです!」
それからT字路のところまで互いの名前を教え合ったり、どこから来たのかという話などしたが、優太は舞い上がってしまって具体的にはどんな話をしたのかはよく覚えていない。
ただ、彼女は七海という名前で、県都のQ市から来て夏休みの間だけ滞在しているということだけは覚えた。
なぜこんなにも幸運が重なるのだろうかと、有頂天になった彼は全然不審に思わなかった。
あえて言えば、いままで運がなかったぶんの埋め合わせが一気に巡ってきたのだろうくらいにしか思わなかった。
とにかくオセロの石がひっくり返るみたいに、恋愛の負け組から勝ち組に一気にひっくり返ったように思っていた。
祖母の家に帰ってからも気分の高揚は続き、ご飯を3杯もお代わり。
ずっとふてくされていたのが急に明るくなったものだから、祖母は目を細めた。
「ようやくこっちでの生活にも慣れたのねぇ」
「うん! こっちに来て本当に良かった!」
その夜、彼は七海のことを思いながら布団に入ったがなおも興奮は続いていた。
それで夜半過ぎにようやく眠りに入った。
眠りながら夢を見た。
夢の中で七海は裸だった。
彼女は優太に馬乗りになり、円くてたわわな乳房を揺らせながら体を激しく上下。
彼の股間はズンズンと圧迫され、だんだんと快感が湧き上がってきて・・・。
・・・彼は夢精して目覚めた。
そういえば祖母の家に来てから一度もオナニーをしていなかったなぁと起き上がると、カーテン越しに見る窓の外は明るくなっていた。
しかも涼を求める人たちで、だいたいの席は埋まっていた。
しかも参考書類を広げて自習する中学生や本だけ積んで居眠りする老人なども多く、本来の使われ方があまりなされていない。
とはいえ優太だってクーラーのある環境での暇つぶしに来ただけだから、同類といえば同類かもしれなかった。
ようやく空いたひとり分の席に着き、適当に取った分厚いSF本を読み始める。
いや、読むふりしてぼんやり斜め読みしながら考え事を・・・あの美少女のことを考えていた。
そういえば彼女も夏休みの間は祖父の家にいるとか言っていたな・・・ひょっとしたら、帰りのバス以外にもこれから先、顔を合わせる機会はあるかもしれないな。
それにしても可愛くて胸もあったし、なにより清楚で知的な感じもしたし・・・彼氏いるのかな、いてもおかしくないけどいてほしくないなぁ・・・。
・・・などとまぁ勝手な事ばかり。
あとは、あの白いワンピースの下はどうなっているんだろうか・・・下着の色もやっぱり白かな、乳首の色はピンクかなぁ。
そんなふうだから、普通に斜め読みする以上に本の内容など全く頭に入ってこない。
途中、祖母から「Aコープに買い物に来たけど、一緒に乗って帰る?」とLINEの着信があり、ムフフで邪な思考を妨げられてイラッとした。
あの子と一緒のバスに乗って帰る一択だったから、「一人で帰る」とだけ返信した。
すぐに、どこから入手したものかわからないが、サムライ姿のタヌキが血を流しながら「無念じゃ!」と涙するイラストのスタンプが送られてきてゲンナリ。
再びあの子のことを考えたが、どうやって近づこうかと思えば悩みがふくらんでくる。
気軽に声をかけられたらどんなに楽だろうかと思うが、それは自分のカラーではない・・・あの子の方から声をかけてくれないかなぁ・・・。
そんな都合のいいことも考えながら、17時・・・図書館の閉館時間を迎えた。
1日3本のバスの最終便は確か17時13分・・・遅れるとあの子と一緒に帰れないばかりか、祖母に迎えを頼まなければならなくなる。
バス停でひとり待つが夕方になっても陽は高く、じりじりと灼かれるような熱さ。
近くの洋品店からはなぜか『365歩のマーチ』がエンドレスで流れてきた。
『幸せは~歩いてこない、だ~から歩いてゆくんだね~♪』
元気のいい昭和の歌だけど、昭和のまま見捨てられたような寂れた商店街で聴くと侘びしさが増幅されてしまう。
程なくX市始発のバスが国道の向こうからやってきたが、そこで一瞬、あの子が乗っていないのではないかという不安に襲われた。
彼の16年の人生の中で、往々にしてそのような場面があったからだ。
バスの中には数名の部活帰りの高校生と・・・ああ! よかった、やっぱりあの子がいた。
しかし彼女は、後ろの方の座席で男子高校生のひとりと談笑しているではないか。
優太を襲う落胆と、激しい嫉妬と。
そんな彼の心の内など知らないように、ちょっと彼の方を見て首を傾げ軽く手を振って笑い、また話に戻る美少女。
前よりの席に座り、思わず「ふっ」と自嘲混じりのため息を漏らす優太。
・・・今までもそんなふうに、チャンスというものは僕が掴もうと手を伸ばす前にするりと通り抜けていったんだ。
いや、そもそもチャンスを掴みに行ってさえいなかったではないか。
チャンスの方から転がり込んできたように錯覚して・・・歌の文句じゃないけれど、自分から取りに行かないとならなかったんじゃないか。
そう思うと悔しさや嫉妬とは別に、もう笑うしかない。
しかしやっぱり後部座席が気になって落ち着かない。
もうどうしようもない。
バスはひとり、またひとりと高校生を降ろし、優太が降りるべきバス停についた。
小銭を運賃箱に放り込む優太の背後から、あの子が男子高校生に「それじゃぁ、さようなら~」と弾んだ声で別れを告げるのが聞こえてきた。
優太はすべての思いを振り切るように、足早にバス停から離れようとした。
そこを後ろからバスを降りたあの子に呼びかけられた。
「待ってください」
一瞬足を止めたが、振り向かずにまた歩みを進めた。
「ちょっと待ってください」
だいぶ接近して聞こえてきた彼女の声。
振り向くと、小走りに彼のそばまで来ていた。
白い日傘は畳んで、白い手提げ袋とは別に書店の紙袋を持っていた。
するとどういうことか、彼女の眩しい笑顔を目の当たりにして、それまでのわだかまりも何もかも心から流れ去ってしまった。
優太と並んで歩きながら彼女は言った。
「やっぱり同じバスでしたね」
「うん・・・でも話せなかったのは残念だったなぁ・・・友達?」
なんとなく探りを入れてみる。
しかし彼女の答えは彼にとって少し嬉しいものだった。
「いいえ。ただ座席が近かっただけですよ」
「でも、連絡先の交換くらいしたんでしょ」
立ち入ったことを聞こうとしていると自分でもわかっていたが、訊かずにはいられない。
しかし彼女は「ふふふ」と含み笑いをして答えた。
「そんなそんな。たった1度きり話しただけで、そんなことしませんよ。気が合ったなら別ですけど」
「なぁんだ。心配して損した」
「何をそんな心配してるんですか?」
思わず漏らした独りごとに反応されてしまい、慌てて「なんでもないです」と誤魔化す。
そして心のなかでは(まだチャンスは残っている・・・!)という思いがぐるぐる駆け回る。
さあ、どうする? どうする? 何を話しかけるか・・・?
・・・しかし何を話しかければ良いか、全然考えていなかった。
心ばかりが焦る優太だったが、集落へ下りていく道へ曲がったところで彼女の方から話しかけてきた。
「家、どのあたりなんですか?」
「あの、集会所の先のT字路を右に曲がって行った突き当り・・・」
「あ、私はそのT字路を左に曲がって、道なりにずーっと行った先の方」
では、T字路に着くまでになんとか、先につながる方向へ話を運んでいかなければならない。
やっぱり話が思い浮かばないが、彼女の方から話を続けてくれた。
「図書館へは読書だったんですか?」
「あ、いや、はい、そうなんです」
「本が好きなんですか?」
「いや・・・ちょっと涼みに」
うっかり本音を漏らしてしまった。
知的に見える彼女に対してはやはり、嘘でもいいから読書が趣味だと言うべきではなかったか?
けれどもそれに対して彼女は同意してくれた。
「毎日暑いですからね。それにこのあたり、何もなくて退屈でしょう?」
「うん・・・」
「私も、お散歩以外に何もすることがなくて今日は街まで出て雑誌を買ってきたんです」
「へぇ、散歩するんですね」
これは新たなチャンスかもしれない!
彼女が散歩するなら、時間を合わせて自分も外に出て偶然出会ったみたいに再会できるかも!
「で、いつ頃散歩するんです?」
「ん~、朝早く、ラジオ体操する前と、夕方ですかね。昼間は日焼けしちゃうのが怖いから」
(よっしゃ、ラジオ体操の前かぁ、明日は早起きするぞぉ!)
心のなかでガッツポーズを決めたが、しかし彼女は意外すぎる提案をしてきた。
「同じ涼むんだったら、お金払ってバスに乗って図書館へ行くより、うちへ来ませんか? 私も同年代の人とお話できなくて、なんかこう・・・変な言い方だけど、淋しくなってしまって」
「・・・はい、よろこんで!」
「午前中は祖父やお手伝いさんがいるけど午後には私ひとりになるので、それくらい・・・13時くらいに来てくれたら嬉しいです」
「はい! 僕も嬉しいです!」
それからT字路のところまで互いの名前を教え合ったり、どこから来たのかという話などしたが、優太は舞い上がってしまって具体的にはどんな話をしたのかはよく覚えていない。
ただ、彼女は七海という名前で、県都のQ市から来て夏休みの間だけ滞在しているということだけは覚えた。
なぜこんなにも幸運が重なるのだろうかと、有頂天になった彼は全然不審に思わなかった。
あえて言えば、いままで運がなかったぶんの埋め合わせが一気に巡ってきたのだろうくらいにしか思わなかった。
とにかくオセロの石がひっくり返るみたいに、恋愛の負け組から勝ち組に一気にひっくり返ったように思っていた。
祖母の家に帰ってからも気分の高揚は続き、ご飯を3杯もお代わり。
ずっとふてくされていたのが急に明るくなったものだから、祖母は目を細めた。
「ようやくこっちでの生活にも慣れたのねぇ」
「うん! こっちに来て本当に良かった!」
その夜、彼は七海のことを思いながら布団に入ったがなおも興奮は続いていた。
それで夜半過ぎにようやく眠りに入った。
眠りながら夢を見た。
夢の中で七海は裸だった。
彼女は優太に馬乗りになり、円くてたわわな乳房を揺らせながら体を激しく上下。
彼の股間はズンズンと圧迫され、だんだんと快感が湧き上がってきて・・・。
・・・彼は夢精して目覚めた。
そういえば祖母の家に来てから一度もオナニーをしていなかったなぁと起き上がると、カーテン越しに見る窓の外は明るくなっていた。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる