19 / 49
第1章 眠り姫の今昔
18
しおりを挟む
私をベッドに横たえさせ、曽根の手が私の身体を這う。
唇は彼のそれに塞がれたまま、酸素不足になった脳はもう半分溶けている。
曽根の鼻腔から抜ける息はいつもよりも荒い。興奮しているんだ、と感じ取って、彼の頭を抱き寄せる。曽根が少しだけ目を開いた。私を見るその目が切ない色を宿している。
……ねえ、曽根。
もしかして、私のこと。
聞きたいのに怖くて聞けない。再会してからおかしな関係になってしまったから、余計今さらという気もした。
在学中には興味も持たなかった男に、どうしてこんなに惹かれるんだろう。不器用で不愛想で、それでも、私が何より求めた思いやりを持った人だからだろうか。
曽根が私の身体を掻き抱く。服の上から。手放したくないとでも、言うように。
「ん、ん……っ、ふ」
鼻の奥から吐息が漏れる。曽根のキスは深く深く私の中に入り込んでいく。その手が、私の両頬を包む。ふ、と息を吐き出して、曽根と私の額が重なる。
「……竜次」
生理的な涙で潤んだ目を、曽根に向けて呼んだ。曽根が眉を寄せるけど、嫌がられているわけではないと察する。私の頬に添えられた彼の大きな手に、私の手を添える。
「竜次」
ゆっくり、確認するように言ってみた。
竜次。
名を呼ぶ回数が、康広くんにそうした回数を上回ったら、記憶は上書きされるだろうか。
苦い苦い思い出を、曽根に消してもらいたい。
曽根は一瞬、目を泳がせた。
動揺している彼の表情を目に焼き付けようと、じっと見つめる。
「……西野」
呼ばれ方に、少しだけがっかりする。
愛里、と呼ばれたなら、康広くんの声も忘れられるだろうに。
「ん」
私は自分から顎を上げ、曽根の唇に唇を重ねる。
ちゅ。
小さな水音が、逆に気恥ずかしく思えて、笑った。
「ふふ」
初めてキスをしたとき。
初めて、他人と身体を重ねたとき。
気恥ずかしくて愛おしい、特別な思い出になるだろうと思ったそれが、不意に脳裏によみがえる。
また泣きそうになって、曽根の頭に手を伸ばした。
「……竜次」
ぎゅうと頭を抱き寄せて、首元にキスをする。耳裏に舌を這わせ、耳たぶを甘噛みし、くちゅくちゅと水音を立てる。
曽根が一瞬、ふるりと震えた。
「……くそ」
小さな毒づきの後で、両手首をつかまれ、ベッドに縫い留められる。
曽根はにらみつけるように私を見下ろし、目、頬、首筋にキスを落としていく。私が動かないことを見て取って手を放し、私の服の裾から手を差し込む。両手を私の背中に回し、ブラジャーのホックを外した。
解放された胸に息をつくと同時に、前に回ってきた曽根の両手が私の膨らみを揉みしだく。やわやわと揉んで乳首をはさみ、頂きだけをするするとこする。口は曽根のそれで塞がれ、私が吐息をつく余裕もない。曽根の手は執拗なほどに胸を攻め、ときどき脇腹を掠め、私が酸素を求めて顎を上げればその顎から首筋を舐め上げ、耳元で卑猥な水音を立てる。
曽根の大きな両手が、私の腰骨に触れた。やわやわと腰を揉まれて身体がしなる。
「っ、脱ぐ……」
「俺が脱がせる」
スキニージーンズを脱がせるのは手間取るだろうと思ったのに、曽根に言われて甘えることにした。ゆっくりねっとりキスをしながら、私のズボンのボタンを開け、チャックを下げーー
「んんんっ」
下着越しに割れ目を刺激されて、私の身体が跳ねる。ふ、と曽根が笑った。
「や、だめ」
「静かに」
しぃ、と低く囁かれて、また身体が痺れる。
もぉ、やだ。曽根のその声も、好きすぎる。
康広くんの声は、男性にしては少し高めだ。曽根の声は少し低い。囁かれるとそれだけで、色気を感じてしまう。
私の気持ちを察しているのかいないのか、曽根はまた唇を重ねながら、私の股に指を滑らせる。
下着越しに上下する指が、ときどきいいところを掠める。その度に「ぅん」と満足げな吐息が漏れて、目が潤む。
気持ち良すぎて泣いちゃいそう。
そんなこと言えるわけもなく、目をうっすら開けて曽根を見る。
私に口づける曽根の目は、静かに閉じられていた。
初めて「竜次」と呼んだ夜、隣に横たわっていた寝顔を思い出す。
曽根の指がまた、いいところを掠めた。かと思うと、そこを優しく往復する。
「っ、ぁ、あっ、だめだ、って、そこっ」
「イケよ」
「い、や、ぁ、ちょ、待っ、一緒、にっ」
しゅこしゅこと、布を指と爪がこする音がする。曽根の指先の動きだけで、私ひとりが震えて悶えて、やだやだと首を横に振る。その頭を曽根の手が押さえ、また深い口づけ。それでも、指の動きは止まらない。
「んん、ん、んっ、んんーーーっ!!」
びくんびくん、と身体が震えて、ぎゅうっと曽根にしがみつく。曽根は笑って、即座にショーツに手を滑り込ませ、ぬかるみの中に指を挿し入れた。
「ひぁんっ」
「--可愛い」
っ、今、なんて言った!?
私が開きかけた口を、また曽根の唇が塞ぐ。
可愛い? 可愛いって言ったよね? 言ったよね?? それとも私の頭が溶けたから、幻聴が聞こえただけ??
混乱しかけた頭で曽根を見るけれど、閉じた目からは何も分からない。ただただ私のぬかるみをまさぐる指の動きが、私をさらに高ぶらせていく。
「んんん、ら、めだって!」
「なんで。トロトロじゃん」
「ば、馬鹿っ……!」
曽根は私の頬に口づけ、首筋に口を寄せて、耳を攻める。私がびくんびくんと反応しているうちに、彼のズボンが膝まで下ろされ、ゴムを装着した屹立が私の入り口に押し当てられた。
入り口に先端だけを入れただけで、曽根はじっとしている。彼を奥へと求める私の内壁が生き物のようにうねっているのが分かった。曽根は一度先端を引き抜いて、今度はまた、少し奥へ。貫かれる期待に「ぁあ」と吐息が洩れたとき、またぴたりと止まる。
「っ、っ、竜次ぃ」
私の内側は彼を中へ招き入れようと一所懸命収縮を繰り返している。曽根はうっすら目を開けて、「うん」と言った。止めていたらしい息を、「はぁ」と吐き出してそっと引き抜く。
「っ、まだぁ!?」
はやく、はやくしてよ!
彼の腰を捉えようと、脚をじたばたさせてみた。曽根は私の膝に手を添え、そっと撫でる。
「んゃっ」
一度果てた今となっては、どこを触れられても性感帯だ。あられもない声が出てとっさに口を手で覆う。ついでにもう片方の手で目も覆う。曽根の手が、内股と腰回りをそっと撫でている。
「もぉやだぁ」
「……うん」
曽根が頷いて、私の肩膝を持ち上げる。右手を私の左腰に添えたまま、硬い熱が私の入り口にあてがわれた。
ぐぐぐぐぐ、と一気に曽根が私の最奥まで届く。
「ぁあああっ!」
びくんびくん、と身体が震えた。
最奥までたどり着いた曽根が、驚いたような顔で私を見下ろす。
……や、やば。
「……まだ、挿れただけだけど」
「し、知ってるよ……!」
恥ずかしさに顔を手で覆い横を向く。身体ごと横に転がりたいけど、曽根とつながっているから許されない。高ぶりに高ぶって、そんな……挿れただけで、そんな。
は、と曽根の息が聞こえた。それが笑ったのだと理解するより先に、顔を覆った私の手の甲に柔らかい唇が触れる。
「行くぞ」
曽根の声は、静かで優しかった。
唇は彼のそれに塞がれたまま、酸素不足になった脳はもう半分溶けている。
曽根の鼻腔から抜ける息はいつもよりも荒い。興奮しているんだ、と感じ取って、彼の頭を抱き寄せる。曽根が少しだけ目を開いた。私を見るその目が切ない色を宿している。
……ねえ、曽根。
もしかして、私のこと。
聞きたいのに怖くて聞けない。再会してからおかしな関係になってしまったから、余計今さらという気もした。
在学中には興味も持たなかった男に、どうしてこんなに惹かれるんだろう。不器用で不愛想で、それでも、私が何より求めた思いやりを持った人だからだろうか。
曽根が私の身体を掻き抱く。服の上から。手放したくないとでも、言うように。
「ん、ん……っ、ふ」
鼻の奥から吐息が漏れる。曽根のキスは深く深く私の中に入り込んでいく。その手が、私の両頬を包む。ふ、と息を吐き出して、曽根と私の額が重なる。
「……竜次」
生理的な涙で潤んだ目を、曽根に向けて呼んだ。曽根が眉を寄せるけど、嫌がられているわけではないと察する。私の頬に添えられた彼の大きな手に、私の手を添える。
「竜次」
ゆっくり、確認するように言ってみた。
竜次。
名を呼ぶ回数が、康広くんにそうした回数を上回ったら、記憶は上書きされるだろうか。
苦い苦い思い出を、曽根に消してもらいたい。
曽根は一瞬、目を泳がせた。
動揺している彼の表情を目に焼き付けようと、じっと見つめる。
「……西野」
呼ばれ方に、少しだけがっかりする。
愛里、と呼ばれたなら、康広くんの声も忘れられるだろうに。
「ん」
私は自分から顎を上げ、曽根の唇に唇を重ねる。
ちゅ。
小さな水音が、逆に気恥ずかしく思えて、笑った。
「ふふ」
初めてキスをしたとき。
初めて、他人と身体を重ねたとき。
気恥ずかしくて愛おしい、特別な思い出になるだろうと思ったそれが、不意に脳裏によみがえる。
また泣きそうになって、曽根の頭に手を伸ばした。
「……竜次」
ぎゅうと頭を抱き寄せて、首元にキスをする。耳裏に舌を這わせ、耳たぶを甘噛みし、くちゅくちゅと水音を立てる。
曽根が一瞬、ふるりと震えた。
「……くそ」
小さな毒づきの後で、両手首をつかまれ、ベッドに縫い留められる。
曽根はにらみつけるように私を見下ろし、目、頬、首筋にキスを落としていく。私が動かないことを見て取って手を放し、私の服の裾から手を差し込む。両手を私の背中に回し、ブラジャーのホックを外した。
解放された胸に息をつくと同時に、前に回ってきた曽根の両手が私の膨らみを揉みしだく。やわやわと揉んで乳首をはさみ、頂きだけをするするとこする。口は曽根のそれで塞がれ、私が吐息をつく余裕もない。曽根の手は執拗なほどに胸を攻め、ときどき脇腹を掠め、私が酸素を求めて顎を上げればその顎から首筋を舐め上げ、耳元で卑猥な水音を立てる。
曽根の大きな両手が、私の腰骨に触れた。やわやわと腰を揉まれて身体がしなる。
「っ、脱ぐ……」
「俺が脱がせる」
スキニージーンズを脱がせるのは手間取るだろうと思ったのに、曽根に言われて甘えることにした。ゆっくりねっとりキスをしながら、私のズボンのボタンを開け、チャックを下げーー
「んんんっ」
下着越しに割れ目を刺激されて、私の身体が跳ねる。ふ、と曽根が笑った。
「や、だめ」
「静かに」
しぃ、と低く囁かれて、また身体が痺れる。
もぉ、やだ。曽根のその声も、好きすぎる。
康広くんの声は、男性にしては少し高めだ。曽根の声は少し低い。囁かれるとそれだけで、色気を感じてしまう。
私の気持ちを察しているのかいないのか、曽根はまた唇を重ねながら、私の股に指を滑らせる。
下着越しに上下する指が、ときどきいいところを掠める。その度に「ぅん」と満足げな吐息が漏れて、目が潤む。
気持ち良すぎて泣いちゃいそう。
そんなこと言えるわけもなく、目をうっすら開けて曽根を見る。
私に口づける曽根の目は、静かに閉じられていた。
初めて「竜次」と呼んだ夜、隣に横たわっていた寝顔を思い出す。
曽根の指がまた、いいところを掠めた。かと思うと、そこを優しく往復する。
「っ、ぁ、あっ、だめだ、って、そこっ」
「イケよ」
「い、や、ぁ、ちょ、待っ、一緒、にっ」
しゅこしゅこと、布を指と爪がこする音がする。曽根の指先の動きだけで、私ひとりが震えて悶えて、やだやだと首を横に振る。その頭を曽根の手が押さえ、また深い口づけ。それでも、指の動きは止まらない。
「んん、ん、んっ、んんーーーっ!!」
びくんびくん、と身体が震えて、ぎゅうっと曽根にしがみつく。曽根は笑って、即座にショーツに手を滑り込ませ、ぬかるみの中に指を挿し入れた。
「ひぁんっ」
「--可愛い」
っ、今、なんて言った!?
私が開きかけた口を、また曽根の唇が塞ぐ。
可愛い? 可愛いって言ったよね? 言ったよね?? それとも私の頭が溶けたから、幻聴が聞こえただけ??
混乱しかけた頭で曽根を見るけれど、閉じた目からは何も分からない。ただただ私のぬかるみをまさぐる指の動きが、私をさらに高ぶらせていく。
「んんん、ら、めだって!」
「なんで。トロトロじゃん」
「ば、馬鹿っ……!」
曽根は私の頬に口づけ、首筋に口を寄せて、耳を攻める。私がびくんびくんと反応しているうちに、彼のズボンが膝まで下ろされ、ゴムを装着した屹立が私の入り口に押し当てられた。
入り口に先端だけを入れただけで、曽根はじっとしている。彼を奥へと求める私の内壁が生き物のようにうねっているのが分かった。曽根は一度先端を引き抜いて、今度はまた、少し奥へ。貫かれる期待に「ぁあ」と吐息が洩れたとき、またぴたりと止まる。
「っ、っ、竜次ぃ」
私の内側は彼を中へ招き入れようと一所懸命収縮を繰り返している。曽根はうっすら目を開けて、「うん」と言った。止めていたらしい息を、「はぁ」と吐き出してそっと引き抜く。
「っ、まだぁ!?」
はやく、はやくしてよ!
彼の腰を捉えようと、脚をじたばたさせてみた。曽根は私の膝に手を添え、そっと撫でる。
「んゃっ」
一度果てた今となっては、どこを触れられても性感帯だ。あられもない声が出てとっさに口を手で覆う。ついでにもう片方の手で目も覆う。曽根の手が、内股と腰回りをそっと撫でている。
「もぉやだぁ」
「……うん」
曽根が頷いて、私の肩膝を持ち上げる。右手を私の左腰に添えたまま、硬い熱が私の入り口にあてがわれた。
ぐぐぐぐぐ、と一気に曽根が私の最奥まで届く。
「ぁあああっ!」
びくんびくん、と身体が震えた。
最奥までたどり着いた曽根が、驚いたような顔で私を見下ろす。
……や、やば。
「……まだ、挿れただけだけど」
「し、知ってるよ……!」
恥ずかしさに顔を手で覆い横を向く。身体ごと横に転がりたいけど、曽根とつながっているから許されない。高ぶりに高ぶって、そんな……挿れただけで、そんな。
は、と曽根の息が聞こえた。それが笑ったのだと理解するより先に、顔を覆った私の手の甲に柔らかい唇が触れる。
「行くぞ」
曽根の声は、静かで優しかった。
0
お気に入りに追加
170
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。
隣人はクールな同期でした。
氷萌
恋愛
それなりに有名な出版会社に入社して早6年。
30歳を前にして
未婚で恋人もいないけれど。
マンションの隣に住む同期の男と
酒を酌み交わす日々。
心許すアイツとは
”同期以上、恋人未満―――”
1度は愛した元カレと再会し心を搔き乱され
恋敵の幼馴染には刃を向けられる。
広報部所属
●七星 セツナ●-Setuna Nanase-(29歳)
編集部所属 副編集長
●煌月 ジン●-Jin Kouduki-(29歳)
本当に好きな人は…誰?
己の気持ちに向き合う最後の恋。
“ただの恋愛物語”ってだけじゃない
命と、人との
向き合うという事。
現実に、なさそうな
だけどちょっとあり得るかもしれない
複雑に絡み合う人間模様を描いた
等身大のラブストーリー。
副社長氏の一途な恋~執心が結んだ授かり婚~
真木
恋愛
相原麻衣子は、冷たく見えて情に厚い。彼女がいつも衝突ばかりしている、同期の「副社長氏」反田晃を想っているのは秘密だ。麻衣子はある日、晃と一夜を過ごした後、姿をくらます。数年後、晃はミス・アイハラという女性が小さな男の子の手を引いて暮らしているのを知って……。
【R18完結】エリートビジネスマンの裏の顔
白波瀬 綾音
恋愛
御社のエース、危険人物すぎます───。
私、高瀬緋莉(27)は、思いを寄せていた業界最大手の同業他社勤務のエリート営業マン檜垣瑤太(30)に執着され、軟禁されてしまう。
同じチームの後輩、石橋蓮(25)が異変に気付くが……
この生活に果たして救いはあるのか。
※サムネにAI生成画像を使用しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる