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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
634.愛こんにゃくとこんにゃくの愛が炸裂する、こんにゃく愛ウェアが、出来上がりました。
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祝言の部屋の中は、どこにいても異変に気づけるようになっている。
オレは、愛こんにゃく家の元へ足を運んだ。
結婚式を挙げた愛こんにゃく家とこんにゃくは、特製の服を着て、夫婦同伴で祝言に参加している。
結婚式を挙げるまでの愛こんにゃく家は、仕事場に連れてきたこんにゃくを服の中に隠しきたが、今は、堂々とこんにゃくと式典に出席したり、出勤したりしている。
「愛こんにゃく家とこんにゃくは、今日も夫婦仲が良さそうだなー。
今日の服は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛の結晶だよな。
その服を来ている愛こんにゃく家を見ていると、愛し合いされる出会いがあってよかったと思うぞ。」
こんにゃくと愛こんにゃく家の愛が偽りじゃなくて、本当によかったと、オレは今でも思っている。
女神様がオレにかけた加護が発動した結果、こんにゃくと人間に芽生えた愛が、不幸にならなくて本当によかったぞ。
女神様が、女神様の世界の住人の愛こんにゃく家を不幸にすることはないよなー、と、冷静に考えてもいるけれどな。
「はい。その節は。」
と愛こんにゃく家は、恥ずかしそうに軽く頭を下げる。
結婚式が終わった後の新婚休暇を終えた後の愛こんにゃく家とこんにゃくは。
ウェディングハイならぬ、新婚初夜ハイになっていた。
「新婚休暇で、こんにゃくに何日間も愛され続けて、こんにゃくなしではダメな心と体になってしまい、こんにゃくと一秒でも離れたら生きていけないと思い込んでしまっておりまして。
ご迷惑をおかけしました。」
と、また頭を下げる愛こんにゃく家。
「愛こんにゃく家とこんにゃくの恋愛は、そういうものなんだと思うぞ。」
恋を語るほど、恋を知らないから、対象を愛こんにゃく家とこんにゃくに限定してみた。
今日、愛こんにゃく家が身につけているのは、新婚初夜ハイが炸裂していたときに、特注したこんにゃく愛ウェア。
こんにゃく愛ウェアとは、愛こんにゃく家がこんにゃくを愛でるのではなく、愛こんにゃく家がこんにゃくに愛でられるための服。
こんにゃくが、服の至る所に忍ばせられるデザインで、強度もさることながら、水漏れ防止、防水、防臭加工まで施された、最新技術の結晶。
注文から完成までの間に、愛こんにゃく家にかかっていた新婚初夜ハイの魔法は解けたんだけど、せっかく出来たんだから、と祝言に着てもらっている。
こんにゃくが自由に愛こんにゃく家の体を滑ったり、這い回って移動できるように。
愛こんにゃく家の体に、布がぴったりと張り付かず、厚めの生地でフワッと見せている。
トレーナーに使われるような生地のジャンプスーツ。
膝裏や太ももをこんにゃくが這い上って、滑り下りたりできる。
こんにゃくがしたくなったら、愛こんにゃく家の尻穴にこんにちは、さようならできる。
構ってあげないと寂しいだろうと考えたこんにゃくが、と愛こんにゃく家のナニの機嫌を自由にとりにこれる。
こんにゃくが愛こんにゃく家と愛し合うために誂えた服。
こんにゃくと話し合い、こんにゃくお勧めの服を祝言に着てこいと伝えたら、こんにゃくは、ジャンプスーツを選んだ。
「こんにゃく愛ウェアの開発には、オレとカズラくんも知恵を出して、見守ってきたから、完成して良かった。
完成品の仕上がりの確認を目視する予定はないから、使ってみて改善点が見つかれば、フィードバックするように。」
こんにゃくとの性愛を実際に見たことがあるオレと、性的なものに関心があるカズラくん、愛こんにゃく家とこんにゃくの叡智の結晶の開発によって、ケレメイン大公国には技術革新が起きた。
「かしこまりました。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくに釘をさしておこう。
「祝言後、こんにゃくが張り切って、新婚初夜ハイが、愛こんにゃく家にリターンしたら、さ。
翌朝には、元の愛こんにゃく家に戻れるよう、こんにゃくに頼んでおいたらどうかな?」
「はい。そのように。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくは、今、愛こんにゃく家の服の中で、動きを止めている。
オレの声は、こんにゃくに届いているはず。
「おはようからおやすみまで、仲良しな愛こんにゃく家とこんにゃくに表立って何かをする人はいない。
でも、愛こんにゃく家の家族には、縁談が持ち込まれていると言っていたな。」
「はい。
こんにゃく芋との養子縁組が持ち込まれたり。
クワとの見合いを申し込まれたりしています。」
と愛こんにゃく家。
オレは、愛こんにゃく家の元へ足を運んだ。
結婚式を挙げた愛こんにゃく家とこんにゃくは、特製の服を着て、夫婦同伴で祝言に参加している。
結婚式を挙げるまでの愛こんにゃく家は、仕事場に連れてきたこんにゃくを服の中に隠しきたが、今は、堂々とこんにゃくと式典に出席したり、出勤したりしている。
「愛こんにゃく家とこんにゃくは、今日も夫婦仲が良さそうだなー。
今日の服は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛の結晶だよな。
その服を来ている愛こんにゃく家を見ていると、愛し合いされる出会いがあってよかったと思うぞ。」
こんにゃくと愛こんにゃく家の愛が偽りじゃなくて、本当によかったと、オレは今でも思っている。
女神様がオレにかけた加護が発動した結果、こんにゃくと人間に芽生えた愛が、不幸にならなくて本当によかったぞ。
女神様が、女神様の世界の住人の愛こんにゃく家を不幸にすることはないよなー、と、冷静に考えてもいるけれどな。
「はい。その節は。」
と愛こんにゃく家は、恥ずかしそうに軽く頭を下げる。
結婚式が終わった後の新婚休暇を終えた後の愛こんにゃく家とこんにゃくは。
ウェディングハイならぬ、新婚初夜ハイになっていた。
「新婚休暇で、こんにゃくに何日間も愛され続けて、こんにゃくなしではダメな心と体になってしまい、こんにゃくと一秒でも離れたら生きていけないと思い込んでしまっておりまして。
ご迷惑をおかけしました。」
と、また頭を下げる愛こんにゃく家。
「愛こんにゃく家とこんにゃくの恋愛は、そういうものなんだと思うぞ。」
恋を語るほど、恋を知らないから、対象を愛こんにゃく家とこんにゃくに限定してみた。
今日、愛こんにゃく家が身につけているのは、新婚初夜ハイが炸裂していたときに、特注したこんにゃく愛ウェア。
こんにゃく愛ウェアとは、愛こんにゃく家がこんにゃくを愛でるのではなく、愛こんにゃく家がこんにゃくに愛でられるための服。
こんにゃくが、服の至る所に忍ばせられるデザインで、強度もさることながら、水漏れ防止、防水、防臭加工まで施された、最新技術の結晶。
注文から完成までの間に、愛こんにゃく家にかかっていた新婚初夜ハイの魔法は解けたんだけど、せっかく出来たんだから、と祝言に着てもらっている。
こんにゃくが自由に愛こんにゃく家の体を滑ったり、這い回って移動できるように。
愛こんにゃく家の体に、布がぴったりと張り付かず、厚めの生地でフワッと見せている。
トレーナーに使われるような生地のジャンプスーツ。
膝裏や太ももをこんにゃくが這い上って、滑り下りたりできる。
こんにゃくがしたくなったら、愛こんにゃく家の尻穴にこんにちは、さようならできる。
構ってあげないと寂しいだろうと考えたこんにゃくが、と愛こんにゃく家のナニの機嫌を自由にとりにこれる。
こんにゃくが愛こんにゃく家と愛し合うために誂えた服。
こんにゃくと話し合い、こんにゃくお勧めの服を祝言に着てこいと伝えたら、こんにゃくは、ジャンプスーツを選んだ。
「こんにゃく愛ウェアの開発には、オレとカズラくんも知恵を出して、見守ってきたから、完成して良かった。
完成品の仕上がりの確認を目視する予定はないから、使ってみて改善点が見つかれば、フィードバックするように。」
こんにゃくとの性愛を実際に見たことがあるオレと、性的なものに関心があるカズラくん、愛こんにゃく家とこんにゃくの叡智の結晶の開発によって、ケレメイン大公国には技術革新が起きた。
「かしこまりました。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくに釘をさしておこう。
「祝言後、こんにゃくが張り切って、新婚初夜ハイが、愛こんにゃく家にリターンしたら、さ。
翌朝には、元の愛こんにゃく家に戻れるよう、こんにゃくに頼んでおいたらどうかな?」
「はい。そのように。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくは、今、愛こんにゃく家の服の中で、動きを止めている。
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「おはようからおやすみまで、仲良しな愛こんにゃく家とこんにゃくに表立って何かをする人はいない。
でも、愛こんにゃく家の家族には、縁談が持ち込まれていると言っていたな。」
「はい。
こんにゃく芋との養子縁組が持ち込まれたり。
クワとの見合いを申し込まれたりしています。」
と愛こんにゃく家。
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