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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

583.舐めてほしい、咥えてほしい、吸ってほしい。と希望を聞いたからには、期待以上に応えましょうか。

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クロードの分身を前に考える。

どこから可愛がるのがいいかなー?

クロードの期待値高めの視線を受け止めていたオレは、閃いた!

舐める、からいくのが、順当だよなー?

だからさ。

「クロード。」

オレは、クロードの鈴口に口をつけて。

いきなり、吸ってみた。

ちゅーっと。

ストローでシェイクを吸うときみたいに、ちゅーっと。

まさか、吸う、から始まるとは思わないよなー?

「ヒサツグ。」

あわあわと慌てるクロード。

珍しい。

オレの前で、あわあわしているクロードは初めて見る。

「吸ってみたぞ。また、後で吸ってやるからな?」

オレは、ちゅっちゅっ、と鈴口に音を立ててキスしてやった。

恥ずかしいのと気持ちがいいのが合わさったクロードは、オレが、クロードの鈴口にキスのを見て。

さらに、分身を元気にさせた。

素晴らしい。

クロードは、白いものがせり上がってきたとき、オレの中に出したいだろうからさ。

出そうになる前に、クロードの様子を見ながら調整していこうかな。

オレの尻の中に入れた後のモノは、舐めるのは、ためらいがあるから、オレの尻の中に入る前に、存分に可愛がっておくことにする。

オレは、キスしていた唇をいったん離してから、クロードの鈴口に。

ちゅー、ちゅー、と続けて吸った。

「ヒサツグ、ヒサツグ。」
とクロードは、未知の快感をこらえている。

クロードの手は、オレの尻たぶをつかんで離さない。

クロードのつかんでいるオレの尻たぶが、クロードの手の揺れに合わせてモニュモニュと動く。

オレの尻穴を広げようとしていたはずのクロードの手は、尻穴までたどりつかず、止まっていた。

オレの唇から始まる未知の快感に引っ張られて、手を動かせないクロード。

クロードが、オレの与える快楽に翻弄されているぞ!

オレ、クロードをめちゃくちゃ可愛がっている気がする。

いつもは、オレが気持ちよくなっている場面が多かったのに。

今日は、完全にオレのペース。

気分が高揚しているオレは、次の責め方を考える。

一番敏感なところ、鈴口は、さっき、ちゅーちゅーしたからな?

オレは、亀頭をさけて、クロードの竿の根元から、舌を這わせる。

クロードの気持ちよくなる竿のポイントは、どこかなー?

見ているだけでは、分からない。

手始めに。

裏筋から行こうかな?

最初だから、控えめに、ペロリペロリ。

「あ。あ。ヒサツグ。」

お、裏筋、反応したな?

よし、次行くぞ。

舌を離したら。

え?終わり?と切なそうにするクロード。

終わっていないぞ。

小手調べだからな?

竿の横は、どうかな?

横は、慎重に行くのを止めて、ペロペロしよう。

ペロペロ、右、ペロペロ、左。

どちらも気持ち良さそう。

左右で、快感の違いはなさそうだ。

「ヒサツグ。」

クロードは、気持ちよさそうだけど、ここに舌が欲しかったという表情ではなかった。

次は、前に行こう。

ベロベロと舌で激しく舐めてみる。

どこだ、どこだ?

クロードの表情をチラチラ確認しながら、舐めていく。

ベロベロすると、揺れるクロードの分身。

視線を下げて、クロードの顔を確認すると。

もっと、もっと、という表情になっている。

裏筋と前を、ワンス・モア。

オレは、再び、クロードのモノの裏筋へ舌を這わせた。

二度目は、ベロンベロンと舐めたり、筋を舌でなぞったり。

「ヒサツグ、ヒサツグ。それ以上続けると。」
とクロード。

クロードは、竿なら、裏筋をベロンベロンされるのがいいみたいだなー。

クロードのいいポイントが分かったオレにクロードは、ストップをかけてきた。

「ヒサツグ。私は、出すときはヒサツグの中がいい。」
とクロード。

「分かった。刺激するのは、いったん休憩な?

オレが、休憩している間に、オレの尻は頼んだぞ。」

オレは、クロードに笑いかけた後、ぱくっとクロードの亀頭を咥えた。

オレの口内に含まれた亀頭を見たクロード。

ギラッと瞳が本気になった。

香油をスピーディーに指にまとわせていくクロード。
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