《本編 完結 続編開始》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

579.クロードをデロンデロンにしたいので、まずは、撫で技ですよね?

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まず、オレは、ベッドの上のクロードを仰向けに誘導することにした。

クロードの太ももに、向かい合わせに座ると。

クロードの手が、オレのガウンをするっと脱がせる。

キラン、と光るクロードの目。

オレは、あえて、ガウンの下に、何も身に着けなかった。

ガウンを脱いだら、生まれたままの姿。

脱がす時間を短縮。

いつでも、始められる!

さて。

「クロード、寝転がって、オレを見上げろ。」

クロードのガウンもぬがせるぞ。

オレは、クロードの下着に手をかける。

「脱がすぞ?脱がすからなー。」

クロードの履いている下着を脱がしていくオレを、クロードは照れながら見ている。

オレに脱がされて照れるクロードを見ていたら、テンションが上がってきたな。

「クロードは、成人男性のオレをお姫様抱っこできるからなー。

オレが全身を預けられるって、どんな鍛え方をしているのかなー?

気になるなー。」

無駄のない筋肉のクロードの脚の間でニョッキリしているモノに、視線を向けてから、クロードの顔を見る。

「オレの気持ちは、クロードを脱がしてから、伝えるからなー。」

オレは、ずりずりとクロードの太ももから足首へ移動していき、クロードの下着をそっと足から抜く。

「お姫様抱っこは、しようと思っても、気持ちだけではできないからさ。

オレは、クロードをお姫様抱っこする代わりに、お姫様抱っこされているとクロードが思うくらいに、クロードにいい思いをさせてやるぞ。」

クロードもオレも生まれたままの姿。

「道具は?」
とクロード。

「クロード。
今日は、オレの体で、オレに愛されていることを実感しろ。」

今日は、大人のおもちゃもエロ下着もなし。

オレは、クロードの両脚の内側に、両手を添えた。

クロードの足首から太ももまで、すーっと、フェザータッチで撫でていく。

くすぐったいかなー?

脚をびくっとさせたクロードは、顔をオレに向けている。

少しずつ撫でる場所を変えていき、一番びくびくっとした場所をすーっとすーっと撫で上げる。

照れていたクロードは、照れていた状態から、くすぐったくなってきたようだ。

「ヒサツグ。私は、そんな風に、そこを撫でられたことがない。」
とクロード。

クロードは、くすぐったいから、そろそろ、撫でるのを終わりにしてほしそうだな。

構わないぞ?

「こんな風に、脚の内側を優しく、そっと撫でたのは、オレも初めてだなー。
  
オレの初めてのくすぐりは、クロードのものだぞ?」

オレは、クロードの脚の内側をフェザータッチで撫で上げるのを止めた。

「お次は。

脇腹にいっておこうかなー?」

クロードの脇腹をフェザータッチで、さわさわしてやる。

「ヒサツグ。それは、くすぐったい。」
とクロード。

「次はお腹を撫でてみるぞ。」

今度は、フェザータッチではなく、掌で撫で回す。

撫で上げるのも、緩急つけないとなー。 

クロードの顔を見ると。

ふるっとしながら、くすぐったいのを我慢している。

オレが張り切ってクロードを喜ばせようとしていると分かっているから、オレの好きにさせようとしているクロード。

クロードに好きにさせてもらえたからには、応えないとな。

オレも男だからな。

クロードを楽しませてやる。

「今から、オレは、クロードの腹から鼠径部を撫で回すからな。」

オレが宣言すると、クロードは、恥ずかしそうに笑った。

オレは、掌で温めるつもりで、クロードのお腹をゆっくり撫でる。

「ヒサツグは、楽しいか?」
とクロード。

「クロードの腹を撫でるのは初めてだからな。

新鮮で楽しいぞ。

クロードの腹を意識することはなかったから、改めて、見てみて、整っているなーと思っている。

腹もクロードだから、大事にしているぞ?」

クロードは、照れながら、ありがとう、とオレに言った。

「今、幸せなありがとうを聞いたなー。

よし、次は鼠径部。」

「鼠径部という言葉をヒサツグの口から聞く機会があるとは思わなかった。」
とクロード。

あー、まあ。

それは、オレも思う。

「誰かの鼠径部を撫でたいと思う日がくるとは思わなかったなー。

クロードの鼠径部は、大事にするからな?」

クロードは、照れながら、オレの手の甲に、手を乗せてきた。

「私を愛撫するヒサツグを見上げるのも、いい。」
とクロード。

「クロードの鼠径部は、じっくり眺めながら、大事に撫でていくぞ。」

クロードの股間のモノが、ぴくり、ぴくり、と期待している。

お楽しみは、後でなー?
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