575 / 667
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
575.女神様が見守る中で、愛こんにゃく家とこんにゃくの幸せ宣言が行われました。女神様は、帰る家を見つけたようです。
しおりを挟む
クロードが、ドリアン王国の国王陛下夫妻に語りかけた後。
ドリアン王国の国王陛下夫妻は、愛こんにゃく家とこんにゃくの結婚披露宴会場を歩き回りながら、ドリアン王国復活のためのヒントをつかもうとしているみたいだった。
女神様は、金色に輝いて、会場中から注目を集めている。
「妾は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛が真摯に向き合った結果生まれたと知っているわ。」
と女神様。
女神様は、板こんにゃくが愛こんにゃく家をサンドイッチのように挟む場面からの一部始終を見ていたのかなー?
愛こんにゃく家がこんにゃくとの愛に目覚めたきっかけは、女神様がオレに授けた加護だから、不思議ではないけどな。
女神様は、愛こんにゃく家に与えた女神様の影響の責任を感じていたりするのかな?
愛こんにゃく家とこんにゃくを幸せにするために、幸せになるところを後押しして、幸せになっているところを見届けよう、とか?
とオレは考えて。
なさそうだなー、と思い直す。
だって、女神様だからな?
責任感を感じちゃった、とはならないよなー。
女神様のクロードに対する働きかけは、全部、女神様の感情からくるものだからなー。
きっと、女神様は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛に心をうたれたんだろうなー。
「女神様。
私は、こんにゃくに出会うまで。
身を焦がすような情熱を知らずに生きていました。」
と愛こんにゃく家。
仕事柄かなー?
愛こんにゃく家は、マウンテン王国の王家お抱えの暗殺者集団をまとめ上げてきた男だからな。
「愛を語らう恋人達を見ても、私は自分がそうなる姿を思い浮かべることができませんでした。
愛し合いたい、愛されたい、愛したい、という思いは、私には縁遠いものでした。」
と愛こんにゃく家。
愛こんにゃく家は、初恋が遅いタイプだったのかな?
まさか、初恋が、こんにゃくだったりとか?
もし、こんにゃくが初恋だったら。
愛こんにゃく家は、初恋の相手に体からおとされたことになるな。
初恋の相手に体でおとされるって、アリかな?
初恋が実っている場合は、アリ?
オレが愛こんにゃく家の初恋について考えている間も、愛こんにゃく家の話は進む。
「私を愛して求めてくれる人はいましたが、私は、愛してくれる人に同じだけの熱量を返すことができませんでした。」
あれ?
愛こんにゃく家の大人な恋の話が始まった?
「愛してくれる人には、誠実でありたい。
愛してくれるから、愛そうと思っても、心はどうにもならないのです。
どうにもならないことをしようとしても、うまくいくはずもなく。
段々と苦しくなって、関係を解消するに至り。
私は、愛し合う誰かのいない人生を送るものだと思っていました。」
と愛こんにゃく家。
うん、愛こんにゃく家とこんにゃくの出合いに乾杯。
愛こんにゃく家は、こんにゃくと出会えて、良かったなー。
愛こんにゃく家とこんにゃくは、金色に輝く女神様のを背にして立つ。
「女神様に認められ、多くの方に祝福されて、私とこんにゃくは、幸せです。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくが、プルプルしたように見えるのは、オレの目の錯覚かなー?
「今日の良き日に、この恋人広場で、結婚披露宴ができることを誇りに思い、生きていきます。
私とこんにゃくの結婚披露宴にご出席くださいました皆さま、ありがとうございます。
まだまだ、愛について若輩者の私とこんにゃくですが、さらなる愛を育み、幸せな家庭を築いていきます。」
と愛こんにゃく家。
「妾は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛を見守り、会いに来るわ。」
と女神様。
「いつでも、お待ちしております。」
と愛こんにゃく家。
プルプルするこんにゃく。
「妾は、愛こんにゃく家の家族が気に入った。
愛こんにゃく家の家族なだけあるわ。」
と女神様。
愛こんにゃく家のお父さんお母さん、弟その一、弟嫁、弟その二が、全員で頭を下げる。
「妾の英雄、クロード。愛こんにゃく家の家族の住むところに、妾は帰ってくることにするわ。」
と女神様。
女神様の我が家みたいなものになったのかな?
「女神様のお住いを、愛こんにゃく家の家族の家と同じ敷地内に建てよう。」
とクロード。
神社に社務所がある感じかな?
それとも、敷地内別居かなー?
「妾は、妾の世界を楽しみたいわ。」
と女神様。
女神様は、金色の輝きを消して、満面の笑みを浮かべる。
女神様の笑顔は、愛こんにゃく家とこんにゃくの結婚披露宴に参加している人達を魅了した。
結婚式も披露宴も、いいものだなー。
ドリアン王国の国王陛下夫妻は、愛こんにゃく家とこんにゃくの結婚披露宴会場を歩き回りながら、ドリアン王国復活のためのヒントをつかもうとしているみたいだった。
女神様は、金色に輝いて、会場中から注目を集めている。
「妾は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛が真摯に向き合った結果生まれたと知っているわ。」
と女神様。
女神様は、板こんにゃくが愛こんにゃく家をサンドイッチのように挟む場面からの一部始終を見ていたのかなー?
愛こんにゃく家がこんにゃくとの愛に目覚めたきっかけは、女神様がオレに授けた加護だから、不思議ではないけどな。
女神様は、愛こんにゃく家に与えた女神様の影響の責任を感じていたりするのかな?
愛こんにゃく家とこんにゃくを幸せにするために、幸せになるところを後押しして、幸せになっているところを見届けよう、とか?
とオレは考えて。
なさそうだなー、と思い直す。
だって、女神様だからな?
責任感を感じちゃった、とはならないよなー。
女神様のクロードに対する働きかけは、全部、女神様の感情からくるものだからなー。
きっと、女神様は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛に心をうたれたんだろうなー。
「女神様。
私は、こんにゃくに出会うまで。
身を焦がすような情熱を知らずに生きていました。」
と愛こんにゃく家。
仕事柄かなー?
愛こんにゃく家は、マウンテン王国の王家お抱えの暗殺者集団をまとめ上げてきた男だからな。
「愛を語らう恋人達を見ても、私は自分がそうなる姿を思い浮かべることができませんでした。
愛し合いたい、愛されたい、愛したい、という思いは、私には縁遠いものでした。」
と愛こんにゃく家。
愛こんにゃく家は、初恋が遅いタイプだったのかな?
まさか、初恋が、こんにゃくだったりとか?
もし、こんにゃくが初恋だったら。
愛こんにゃく家は、初恋の相手に体からおとされたことになるな。
初恋の相手に体でおとされるって、アリかな?
初恋が実っている場合は、アリ?
オレが愛こんにゃく家の初恋について考えている間も、愛こんにゃく家の話は進む。
「私を愛して求めてくれる人はいましたが、私は、愛してくれる人に同じだけの熱量を返すことができませんでした。」
あれ?
愛こんにゃく家の大人な恋の話が始まった?
「愛してくれる人には、誠実でありたい。
愛してくれるから、愛そうと思っても、心はどうにもならないのです。
どうにもならないことをしようとしても、うまくいくはずもなく。
段々と苦しくなって、関係を解消するに至り。
私は、愛し合う誰かのいない人生を送るものだと思っていました。」
と愛こんにゃく家。
うん、愛こんにゃく家とこんにゃくの出合いに乾杯。
愛こんにゃく家は、こんにゃくと出会えて、良かったなー。
愛こんにゃく家とこんにゃくは、金色に輝く女神様のを背にして立つ。
「女神様に認められ、多くの方に祝福されて、私とこんにゃくは、幸せです。」
と愛こんにゃく家。
こんにゃくが、プルプルしたように見えるのは、オレの目の錯覚かなー?
「今日の良き日に、この恋人広場で、結婚披露宴ができることを誇りに思い、生きていきます。
私とこんにゃくの結婚披露宴にご出席くださいました皆さま、ありがとうございます。
まだまだ、愛について若輩者の私とこんにゃくですが、さらなる愛を育み、幸せな家庭を築いていきます。」
と愛こんにゃく家。
「妾は、愛こんにゃく家とこんにゃくの愛を見守り、会いに来るわ。」
と女神様。
「いつでも、お待ちしております。」
と愛こんにゃく家。
プルプルするこんにゃく。
「妾は、愛こんにゃく家の家族が気に入った。
愛こんにゃく家の家族なだけあるわ。」
と女神様。
愛こんにゃく家のお父さんお母さん、弟その一、弟嫁、弟その二が、全員で頭を下げる。
「妾の英雄、クロード。愛こんにゃく家の家族の住むところに、妾は帰ってくることにするわ。」
と女神様。
女神様の我が家みたいなものになったのかな?
「女神様のお住いを、愛こんにゃく家の家族の家と同じ敷地内に建てよう。」
とクロード。
神社に社務所がある感じかな?
それとも、敷地内別居かなー?
「妾は、妾の世界を楽しみたいわ。」
と女神様。
女神様は、金色の輝きを消して、満面の笑みを浮かべる。
女神様の笑顔は、愛こんにゃく家とこんにゃくの結婚披露宴に参加している人達を魅了した。
結婚式も披露宴も、いいものだなー。
46
お気に入りに追加
1,680
あなたにおすすめの小説

どうしてこうなった?(ショートから短編枠にしたもの)
エウラ
BL
3歳で魔物に襲われて両親を亡くし、孤児院育ちの黒髪黒目で童顔のノヴァは前世の記憶持ちの異世界転生者だ。現在27歳のCランク冒険者。
魔物に襲われたときに前世の記憶が甦ったが、本人は特にチートもなく平々凡々に過ごしていた。そんなある日、年下22歳の若きSランク冒険者のアビスと一線を越える出来事があり、そこで自分でも知らなかった今世の過去を知ることになり、事態は色々動き出す。
若干ストーカー気味なわんこ系年下冒険者に溺愛される自己評価の低い無自覚美人の話。
*以前ショート専用の枠で書いてましたが話数増えて収拾がつかなくなったので短編枠を作って移動しました。
お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。
なお、プロローグ以降、途中まではショートの投稿分をまるっと載せるのでそちらと重複します。ご注意下さい。出来次第投稿する予定です。
こちらはR18には*印付けます。(でも忘れたらすみません)

どうも、卵から生まれた魔人です。
べす
BL
卵から生まれる瞬間、人間に召喚されてしまった魔人のレヴィウス。
太った小鳥にしか見えないせいで用無しと始末されそうになった所を、優しげな神官に救われるのだが…

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

実はαだった俺、逃げることにした。
るるらら
BL
俺はアルディウス。とある貴族の生まれだが今は冒険者として悠々自適に暮らす26歳!
実は俺には秘密があって、前世の記憶があるんだ。日本という島国で暮らす一般人(サラリーマン)だったよな。事故で死んでしまったけど、今は転生して自由気ままに生きている。
一人で生きるようになって数十年。過去の人間達とはすっかり縁も切れてこのまま独身を貫いて生きていくんだろうなと思っていた矢先、事件が起きたんだ!
前世持ち特級Sランク冒険者(α)とヤンデレストーカー化した幼馴染(α→Ω)の追いかけっ子ラブ?ストーリー。
!注意!
初のオメガバース作品。
ゆるゆる設定です。運命の番はおとぎ話のようなもので主人公が暮らす時代には存在しないとされています。
バースが突然変異した設定ですので、無理だと思われたらスッとページを閉じましょう。
!ごめんなさい!
幼馴染だった王子様の嘆き3 の前に
復活した俺に不穏な影1 を更新してしまいました!申し訳ありません。新たに更新しましたので確認してみてください!

君なんか求めてない。
ビーバー父さん
BL
異世界ものです。
異世界に召喚されて見知らぬ獣人の国にいた、佐野山来夏。
何かチートがありそうで無かった来夏の前に、本当の召喚者が現われた。
ユア・シノハラはまだ高校生の男の子だった。
人が救世主として召喚したユアと、精霊たちが召喚したライカの物語。


αからΩになった俺が幸せを掴むまで
なの
BL
柴田海、本名大嶋海里、21歳、今はオメガ、職業……オメガの出張風俗店勤務。
10年前、父が亡くなって新しいお義父さんと義兄貴ができた。
義兄貴は俺に優しくて、俺は大好きだった。
アルファと言われていた俺だったがある日熱を出してしまった。
義兄貴に看病されるうちにヒートのような症状が…
義兄貴と一線を超えてしまって逃げ出した。そんな海里は生きていくためにオメガの出張風俗店で働くようになった。
そんな海里が本当の幸せを掴むまで…
──だから、なんでそうなんだっ!
涼暮つき
BL
「面倒くさいから認めちゃえば?」
「アホか」
俺は普通に生きていきたいんだよ。
おまえみたいなやつは大嫌いだ。
でも、本当は羨ましいと思ったんだ。
ありのままの自分で生きてるおまえを──。
身近にありそうな日常系メンズラブ。
*以前外部URLで公開していたものを
掲載し直しました。
※表紙は雨月リンさんに描いていただきました。
作者さまからお預かりしている大切な作品です。
画像の無断転載など固く禁じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる